Market Data
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【日経平均】
37047円61銭(▲1638円70銭=4.24%)
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【TOPIX】
2633.49(▲99.78=3.65%)
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【グロース250】
651.78(▲28.79=4.23%)
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【プライム売買高】20億0740万株(△5億5708万株)
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【売買代金】5兆1062億円(△1兆7894億円)
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【値上がり銘柄数】97(前日:1230)
【値下がり銘柄数】1528(前日:364)
【新高値銘柄数】25(前日:65)
【新安値銘柄数】7(前日:1)
【25日騰落レシオ】117.83(前日:122.13)
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■本日のポイント
1.日経平均は急落、1600円超える記録的な下げ
2.米ハイテク株安と円高を嫌気、全面安商状に陥る
3.米株市場はISM製造業景況感指数の低調を嫌気
4.エヌビディア急落受け半導体関連への売り際立つ
5.個別株は93%が下落、売買代金は5兆円台に膨らむ
さて、東京株式市場は突然の米株急落により日経平均は窓空けで3万8000円台を割り込む急転回になった。特に米半導体・ハイテク株に敏感な日経平均だけに、下げ出すと先月上旬のような大荒れへの恐怖も頭をよぎってしまう。本日は下値25日移動平均線(3万7115円)や200日移動平均線(3万7444円)を割り込み基調にヒビが入っている。早期に同線上を回復したいところである。
8月5日に4451円安となって以来の4桁下落となった。米国動向から大きく水準を切り下げることは予想されたが、1000円程度で止まらず1600円近く下げたことは非常に印象が悪い。あす挽回できないようだと、日本株は二番底に対する警戒が急速に高まってくる。
金曜6日は米8月雇用統計の発表日で、リスク回避姿勢が強まりやすい。あす下落するようなら、金曜は値持ちの良かった銘柄を手じまう動きが出てくるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
38700.87 新値三本足陽転値
38632.31 26週移動平均線
38618.45 75日移動平均線
38452.72 13週移動平均線
38302.81 6日移動平均線
37979.99 均衡表転換線(日足)
37444.27 200日移動平均線
37227.20 ボリンジャー:-1σ(26週)
37115.04 25日移動平均線
37047.61 ★日経平均株価4日終値
36791.45 均衡表転換線(週足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36730.10 ボリンジャー:-1σ(13週)
36700.79 均衡表雲上限(週足)
35822.09 ボリンジャー:-2σ(26週)
35353.06 ボリンジャー:-1σ(25日)
35172.25 均衡表基準線(日足)
35007.48 ボリンジャー:-2σ(13週)
34416.98 ボリンジャー:-3σ(26週)
33708.89 均衡表雲下限(週足)
ローソク足は大陰線を描き、終値1638.70円安と歴代5位の下げ幅で急速に値を崩した。下向きに転じた25日移動平均線(37115.04円)を下回って売り手優勢を示唆した。日経平均とTOPIXでパラボリックが売りサイン点灯を開始しており、日経平均は8月5日安値31156.12円を大底とする2番底を模索する局面に入るリスクに警戒が必要となろう。
【大引け概況】
4日の日経平均株価は大幅に続落し、終値は前日比1638円70銭(4.24%)安の3万7047円61銭だった。8月15日以来、3週ぶりの安値をつけた。下げ幅は8月2日(2216円)に次ぐ今年3番目の大きさだった。
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きょうの東京株式市場は半導体関連株などをはじめ全面安に売り込まれる状況となり、日経平均の下げも大きく、一時1800円強の下落で3万6000円台をつける場面があった。大引けは買い戻しで若干下げ渋ったものの1600円を超える下げとなり、3万7000円トビ台で引けている。下げ幅は今年3番目の大きさ。前日の米国株市場では発表された8月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことで、米経済失速を懸念する形で売りがかさんだ。特に画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>を筆頭に半導体関連株の下げが顕著で、東京市場でもこれを引き継いで時価総額上位の半導体製造装置関連株を中心に大口の売りが表面化した。外国為替市場で1ドル=145円近辺までドル安・円高に振れたことも投資家心理を悪化させた。値下がり銘柄数は全体の93%を占め、売買代金は5兆円台に膨らんだ。
3日の米株式市場で主要3指数がそろって大きく下落した。前週末まで連日で最高値を更新していたダウ工業株30種平均は1.50%安となったほか、ナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も急落した。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した8月の製造業景況感指数が市場予想に届かず、好不況の節目となる50割れが続いた。
東京株式市場で特に下げが目立ったのが半導体関連株で、日経平均のマイナス寄与度ランキングで首位の東エレクと2位のアドテストの2銘柄で日経平均を345円下押しした。日本時間午後の取引で主要なハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物が軟調に推移したほか、半導体の台湾積体電路製造(TSMC)が上場する台湾加権指数などアジアの株価指数が下落したことも重荷だった。
日経平均は後場中ごろにかけて下げ足を速め、14時過ぎに下げ幅は一時1800円を超えた。チャート分析上で短期トレンドを示す25日移動平均(3万7174円、3日時点)や長期トレンドを示す200日移動平均(3万7421円、同)を割り込み、投資家心理の重荷になった。いずれも8月中旬以降、下値支持線として意識されていただけに、海外ヘッジファンドなど短期筋による株価指数先物への売りを促し、日経平均は先物主導で下げ幅を広げた。
また、自民党総裁選の争点が金融所得課税増税となりそうなことも投資家心理を悪化させたとみられる。米景気については、5日に発表される8月のISM非製造業景気指数や6日の雇用統計の結果を見極めたいとの思惑が強い。日経平均は調整幅としては十分だが、米経済指標にらみのなか、押し目買いを慎重にさせそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は7営業日ぶりに反落した。終値は99.78ポイント(3.65%)安の2633.49だった。JPXプライム150指数は反落し、47.15ポイント(3.85%)安の1177.51で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆1062億円、売買高は20億740万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1528。値上がりは97、横ばいは20だった。
個別では、売買代金首位となったレーザーテック、同2位のディスコ、同3位の東京エレクトロン、同4位のアドバンテストと半導体製造装置大手が揃って急落となったほか、ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクスト、スクリーンHD、SUMCO、ソフトバンクグループ(SBG)など半導体株の下げが目立つ。また、ファーストリテイリングも急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクの下落も目立つ。サンウェルズが値下がり率トップに売られた。このほか、KOKUSAI ELECTRIC、ローツェ、日本マイクロニクスなど下げが際立っている。古河電工、フジクラ、東京電力HD、メルカリ、リクルートHDなどが下落した。
半面、円高メリット銘柄の一角であるニトリホールディングス、イオン、花王、サッポロHD、明治ホールディングスなどが上昇。バンダイナムコホールディングス、ZOZOも逆行高となった。富士ソフトは大幅高、山善、MonotaROなども買いが優勢だった。なお、日経平均採用銘柄で上昇したのは11銘柄に留まった。
東証スタンダード市場は3日の米国市場で、割高感の出ていたハイテク株が急落し、東京株式市場でも半導体株に売りが出て、日経平均も全面安の展開となりスタンダード市場にも売りが波及した。
スタンダードTOP20は大幅反落。出来高は4億2151万株。
値上がり銘柄数93、値下がり銘柄数1424と、値下がりが優勢だった。
個別では、メディシノバ・インクが一時ストップ高と値を飛ばした。カンロ、湖池屋、大冷、オカムラ食品工業、日本オラクルなど9銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、GFA、ムラキ、東計電算、オールアバウトが買われた。
一方、バリオセキュアが一時ストップ安と急落した。ほぼ日、リスクモンスター、ダントーホールディングス、サンデー、日本創発グループは年初来安値を更新。日本電子材料、メタプラネット、ダイサン、フォーサイド、ランドネットが売られた。
東証グロース市場は大幅反落。世界の主要市場で半導体株中心に売りが強まる中、新興企業市場も値下がりする銘柄が多かった。東証グロース市場250指数は急反落した。終値は前日比28.79ポイント(4.23%)安の651.78だった。グロースCoreは大幅下落。
新興企業市場は、海外勢による売りの対象になった半導体関連銘柄が多いわけではない。ただ、個人投資家も半導体関連銘柄を保有している人が少なくないため、「アドバンテスやソシオネクストなどの急落による損失を埋めるため、含み益が生じていた小型株などにも売りが波及した」という。
個別に買われる銘柄も見られたが、数は多くなかった。夏休み明けの海外勢が半導体中心に売りからスタートし、株式市場全体の地合いが悪化する中、個人も手じまい体制になった。
グロース市場ではタイミーやQPS研究所が下落した。一方、農業総研や雨風太陽は上昇した。値上がり銘柄数32、値下がり銘柄数549と、値下がりが優勢だった。
個別ではビーマップ、T.S.Iがストップ高。ZUU、Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、農業総合研究所、ボードルア、マーキュリーは年初来高値を更新。FFRIセキュリティ、MRT、アイビス、イード、ベストワンドットコムが買われた。
一方、グリーンモンスター、オプロ、ゼネラル・オイスター、AeroEdgeが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、AHCグループ、シンカ、バンク・オブ・イノベーション、サイジニアが売られた。
4日午前の日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比1280円72銭(3.31%)安の3万7405円59銭だった。
前日の米株市場がハイテク株中心に大幅安となったことを受け、リスク回避の売り圧力が一気に強まった。半導体関連の主力銘柄への売りが目立ち全体相場の下げを助長、日経平均の下げ幅は一時1500円を上回る場面があった。
前日発表された8月の米ISM製造業景況感指数が市場コンセンサスを下回る低調な数値となったことから、米景気減速に対する懸念が再び強まっている。米株市場では画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が急落したことで投資家心理を冷やし、東京株式市場にもリスク回避ムードが広がった。外国為替市場で1ドル=145円近辺まで円高が進んだことも利食い急ぎの動きを助長している。個別株も前引け時点でプライム市場の9割近い銘柄が値を下げる全面安商状となっている。
3日の米株式市場で主要3指数がそろって大きく下落し、前週末まで連日で最高値を更新していたダウ工業株30種平均は利益確定売りで1.50%安となった。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した8月の製造業景況感指数が市場予想に届かず、好不況の節目となる50割れが続き、東京市場でも景気敏感株などに売りが出た。
ナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も急落し、東京株式市場で東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株への売りに拍車をかけた。エヌビディアをめぐって、米司法省が反トラスト法(独占禁止法)に違反した証拠を求めるために文書提出命令状を送ったと報じられたのも投資家心理の重荷になったようだ。
東京外国為替市場では円相場が一時1ドル=144円台に上昇すると、株価は下げ足を速めた。日銀の植田和男総裁が3日の経済財政諮問会議で7月の金融政策決定会合に関する資料を提出し、経済・物価の見通しが実現していけば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整」するとの見方を示した。市場では「日銀の追加利上げ観測を背景とした円高進行への警戒感や、自民党総裁選をめぐって金融所得課税の強化が議論になっていることも株売りを促した」との声が聞かれた。
市場の先行き不安感を示す日経平均VIは一時31.84ポイントまで上昇したが、8月5日の70.69ポイントと比べると、さほど悲観論は高まっていない様子。足元の日経平均の上値が重くなっていたこともあり、利益確定売りが先行したと考える。前場の売買代金が2.4兆円と膨らんでいることから、買いもそれなりに入っている様子。市場では8月5日のような後場一段安が警戒されているが、8月30日時点の信用買い残は4兆円ほどに留まっていることから信用取引に絡んだ投げ売りはさほど入らないだろう。後場の東京株式市場は、為替の一段の円高進行とならない限り、落ち着きを取り戻すと想定。日経平均、TOPIXは下げ幅をやや縮小して大引けを迎えると考える。
東証株価指数(TOPIX)は大幅に反落した。前引けは75.69ポイント(2.77%)安の2657.58だった。JPXプライム150指数も大幅反落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4506億円、売買高は9億5877万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1444。値上がりは175、横ばいは26だった。
全業種が下落するなか、鉱業、石油・石炭製品、証券・商品先物取引業、非鉄金属、電気機器の下げが目立った。
個別では売買代金首位のレーザーテックが売られたほか、同2位のディスコの下げも目立っている。ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクスト、スクリーンHD、SUMCO、東京エレクトロンなど半導体株の下げが目立つ。ソフトバンクグループも大きく値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクの下落が目立ち、ファーストリテイリングも安い。サンウェルズが値下がり率トップに売り込まれたほか、KOKUSAI ELECTRICも急落した。このほか、古河電工、、フジクラ、東京電力HD、メルカリ、リクルートHDなどが下落した。
半面、円高メリット銘柄の一角であるニトリホールディングスが高く、イオン、花王、サッポロHD、明治ホールディングスなどもしっかり。富士ソフト、システムサポートなどが大幅高に買われた。このほか、バンダイナムコホールディングスも強い動きZOZOなどが買われた。なお、日経平均採用銘柄で上昇したのは15銘柄に留まった。
東証スタンダード市場は米国株の急落を受けて朝から幅広い業種にスタンダード市場にも売りが出た。米国ではハイテク株の下げがきつく、東京株式市場でも半導体関連株が大きく値を下げ、日経平均は一時1500円超下落した。
スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億8266万株。値上がり銘柄数120、値下がり銘柄数1353と、値下がりが優勢だった。
個別ではメディシノバ・インクが一時ストップ高と値を飛ばした。カンロ、湖池屋、オカムラ食品工業、日本オラクル、FCEなど7銘柄は年初来高値を更新。GFA、ジーダット、イメージ ワン、東計電算、ハマイが買われた。
一方、ほぼ日、サンデー、日本創発グループが年初来安値を更新。ダイサン、日本電子材料、光世証券、大和重工、メタプラネットが売られた。
東証グロース市場は前日の米ハイテク株の急落を受け、日経平均株価も大きく下落。リスクオフの流れが新興株にも波及した。下落率は3%を超える場面もあった。
市場では「8月5日の急落で、新興市場の信用買い残の建玉(未決済残高)はあまり残っていないため、ろうばい売りが出にくい。大型株に比べれば下げは限定的だ」との声があった。
グロースCoreはともに大幅下落。東証グロース市場250指数は大幅に反落した。前引けは前日比17.31ポイント(2.54%)安の663.26だった。
グロース市場では農業総研やトライアルが上昇した。一方、タイミーやQPS研究所は下落した。
値上がり銘柄数57、値下がり銘柄数515と、値下がりが優勢だった。
個別では、ZUU、Birdman、T.S.Iがストップ高。トライアルホールディングス、農業総合研究所、ボードルア、マーキュリーは年初来高値を更新。雨風太陽、スペースマーケット、FFRIセキュリティ、アイビス、イードが買われた。
一方、オプロ、ゼネラル・オイスター、AeroEdgeが年初来安値を更新。AVILEN、フューチャーリンクネットワーク、エヌ・ピー・シー、サイジニア、レナサイエンスが売られた。
【寄り付き概況】
4日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比646円40銭安の3万8039円91銭。
前日の米国株市場では米景気減速に対する警戒感が意識されるなかNYダウが600ドルを超える下げとなり、半導体関連などハイテク株への売りが目立ち、ナスダック総合株価指数の下落率は3%を超えた。8月の米ISM製造業景況感指数が事前コンセンサスを下回ったことで、米リセッション懸念が再燃し売りが売りを呼ぶ格好となった。
これを受けて東京株式市場でもリスク回避ムードが急速に強まっている。米国では画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連の下げが際立ったことで、東京株式市場でも同関連株への売り圧力が強まっており、全体を押し下げている。外国為替市場でドル安・円高に振れていることもネガティブ材料となっている。
日経平均を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時30台に上昇した。取引時間中に30台に乗せるのは8月21日以来。20を上回ると投資家が先行きの相場変動に警戒を強めているとされる。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、リクルートが安い。レーザーテクやディスコが下落したほか、トヨタやホンダも売られた。一方、ニトリHDが高い。バンナムHDやアサヒが上昇した。
「データは裏切らないが、データの解釈が間違うことはしばしばある」
「急落ながら恐怖と欲望指数は63→65と奇妙な展開」
週明けの株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
「1950年以降9月は株価パフォーマンスが悪いことも警戒」との見方。
ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」が下落。
エヌビディア10%近く下落。
時価総額は2790億ドル減の2兆6500億ドル。
アルファベットが3.6%、アップルが2.7%、マイクロソフト1.8%下落。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は7.8%安。
VIX(恐怖)指数は33.2%上昇の20.72。
8月のISM製造業景気指数は8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇。
雇用が若干改善した。
ただ、新規受注のさらなる減少や在庫増加から、製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいとの解釈。
分岐点の50は5カ月連続で下回った。
ただ、ISMが長期的に経済全般の拡大を示すと見なす水準(42.5)は上回った。
先行指標となる新規受注は44.6と、7月の47.4から低下。
生産も7月の45.9から44.8に低下。
2020年5月以来の低水準となった。
支払価格は7月の52.9から54.0に上昇。
7月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.3%減。
市場予想(0.1%減)以上に減少した。
住宅ローンの上昇や住宅供給の増加が一戸建て住宅建設の重しとなった。
前年同月比では6.7%増。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.38%。
10年国債利回りは3.831%。
5年国債利回りは3.638%。
2年国債利回りは3.863%。
9月0.25%利下げの確率は63%、0.5%利下げ確率は37%。
ドル円は145円台半ば。
WTI原油先物10月限は3. 21ドル(4.36%)安の1バレル=70.34ドル。
昨年12月中旬以来、約8カ月半ぶりの安値水準。
SKEW指数は153.01→159.00→163,60。
恐怖と欲望指数は63→65と奇妙な展開。
今回の急落は「ガス抜き」と解釈できないこともない。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは626ドル(1.51%)安の40936ドルと3日ぶりに反落。
1日の下落幅としては8月5日(1033ドル安)以来の大きさ。
高値41489ドル、安値40778ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは149,83(前日156.36)。
NASDAQは577ポイント(3.26%)安の17136ポイントと反落。
高値17585ポイント、安値17057ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは95.00(前日96.96)。
S&P500は119ポイント(2.12%)安の5528ポイントと反落。
高値5623ポイント、安値5504ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは133.19%(前日139.03%)。
週明けのダウ輸送株指数は184ポイント(1.15%)安の15859ポイントと4日続伸。
SOX指数は399ポイント(7.75%)安の4759ポイントと反落。
VIX指数は20.72(前日14.99)。
NYSEの売買高は10.37億株(前日16.84億株)。
3市場の合算売買高120億株(前日112億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比1195円安の37595円。
ドル建ては1160円安の37630円。
ドル円は145.57円。
10年国債利回りは3.831%。
2年国債利回りは3.863%。
「上向きの25日線(37174円)から4.07%プラスかい離」
週明けの日経平均は寄り付き45円高。
終値は14円(▲0.04%)安の38686円と3日ぶりに反落。
高値38967円。
安値38581円。
日足は2日連続で陰線。
日経平均は22日連続で一目均衡の雲の下。
上限は40018円。
雲の下限は39778円。
TOPIXは17.28ポイント(△0.64%)高の2733ポイントと6日続伸。
25日線(2620ポイント)を9日連続で上回った。
2日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は6日続伸。
プライム市場指数は8.90ポイント(△0.64%)高の1406.75ポイントと6日続伸。
東証グロース250指数は12.92ポイント(△1.94%)高の680.57と反発。
25日移動平均線からの乖離は△10.39%(前日△8.47%)。
プライム市場の売買代金は3兆3167億円(前日3兆3216億円)。
売買高は14.50億株(前日14.01億株)。
値上がり1230銘柄(前日628銘柄)。
値下がり364銘柄(前日967銘柄)。
新高値65銘柄(前日51銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは122.13(前日126.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは111.49(前日112.07)。
NTレシオは14.15倍(前日14.25倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(37174円)から△4.07%(前日△4.13%)。
11日連続で上回った。
上向きの75日線は38645円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(37421円)からは△3.38%(前日△3.50%)。
13日連続で上回った。
下向きのの5日線は38553円。
6日連続で上回った。
13週線は38578円。
26週線は38695円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.426%(前日▲16.543%)。
買い方▲7.137%(前日▲7.394%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.226%(前日▲4.993%)。
買い方▲16.028%(前日▲16.778%)。
空売り比率は41.2%(前日42.2%、5日連続で40%超)。
6月17日が45.9%だった。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日8.5%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
8月30日時点の信用売り残は594億円減の6268億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は376億円増の3兆9851億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2月22日時点以来の4兆円割れ。
信用倍率は6.36倍(前週5.75倍)。
日経VIは20.86(前日21.53)。
日経平均採用銘柄のPERは15.84倍(前日15.87倍)。
前期基準では16.36倍。
EPSは2427円(前日2438円)。
直近ボトムは9月28日2056円。
直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.40倍(前日1.39倍)。
BPSは27633円(前日27804円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.93%。
指数ベースではPERは20.83倍(前日20.81倍)。
EPSは1857円(前日1857円)。
PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
BPSは20149円(前日20129円)。
10年国債利回りは0.920%(前日0.905%)。
プライム市場の予想PERは15.81倍。
前期基準では16.23倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.32%。
配当利回り加重平均は2.27%。
プライム市場の単純平均は17円安の2871円(前日は2853円)。
プライム市場の売買単価は2286円(前日2369円)。
プライム市場の時価総額は952兆円(前日946兆円)。
ドル建て日経平均は264.32(前日264.62)と続落。
週明けシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比1195円安の37595円。
高値39180円、安値37440円。
大証夜間取引終値は日中比1150円安の37640円。
気学では水曜は「強象日にして高値をみる日。買い方針良し」。
木曜は「変化注意日。波動につくべし」。
金曜は「押し目買いの日。逆に安いと休日明け強し」。
ボリンジャーのプラス1σが38957円。
マイナス1σが35390円。
週足のプラス1σが40253円。
マイナス1σが36904円。
先週末で水星の逆行は終了。
次は11月26日ー12月16日。
アノマリー的には「株安の日、9月最弱の日、不成就日」。
《今日のポイント9月4日》
(1)週明けの株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
10年国債利回りは3.831%。
5年国債利回りは3.638%。
2年国債利回りは3.863%。
ドル円は145円台半ば。
SKEW指数は153.01→159.00→163,60。
恐怖と欲望指数は63→65と奇妙な展開。
今回の急落は「ガス抜き」と解釈できないこともない。
(昨年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は184ポイント(1.15%)安の15859ポイントと4日続伸。
SOX指数は399ポイント(7.75%)安の4759ポイントと反落。
VIX指数は20.72(前日14.99)。
NYSEの売買高は10.37億株(前日16.84億株)。
3市場の合算売買高120億株(前日112億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比1195円安の37595円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆3167億円(前日3兆3216億円)。
売買高は14.50億株(前日14.01億株)。
値上がり1230銘柄(前日628銘柄)。
値下がり364銘柄(前日967銘柄)。
新高値65銘柄(前日51銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは122.13(前日126.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは111.49(前日112.07)。
NTレシオは14.15倍(前日14.25倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(37174円)から△4.07%(前日△4.13%)。
11日連続で上回った。
上向きの75日線は38645円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(37421円)からは△3.38%(前日△3.50%)。
13日連続で上回った。
下向きのの5日線は38553円。
6日連続で上回った。
13週線は38578円。
26週線は38695円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.426%(前日▲16.543%)。
買い方▲7.137%(前日▲7.394%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.226%(前日▲4.993%)。
買い方▲16.028%(前日▲16.778%)。
(6)空売り比率は41.2%(前日42.2%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日8.5%)。
8月30日時点の信用売り残は594億円減の6268億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は376億円増の3兆9851億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2月22日時点以来の4兆円割れ。
信用倍率は6.36倍(前週5.75倍)。
日経VIは20.86(前日21.53)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.84倍(前日15.87倍)。
前期基準では16.36倍。
EPSは2427円(前日2438円)。
直近ボトムは9月28日2056円。
直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.40倍(前日1.39倍)。
BPSは27633円(前日27804円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.93%。
指数ベースではPERは20.83倍(前日20.81倍)。
EPSは1857円(前日1857円)。
PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
BPSは20149円(前日20129円)。
10年国債利回りは0.920%(前日0.905%)。
(8)プライム市場の単純平均は17円安の2871円(前日は2853円)。
プライム市場の時価総額は952兆円(前日946兆円)。
ドル建て日経平均は264.32(前日264.62)と続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38957円。
マイナス1σが35390円。
週足のプラス1σが40253円。
マイナス1σが36904円。
先週末で水星の逆行は終了。
次は11月26日ー12月16日。
アノマリー的には「株安の日、9月最弱の日、不成就日」。
今年の曜日別勝敗(9月3日まで)
↓
月曜18勝12敗
火曜22勝13敗
水曜13勝20敗
木曜17勝18敗
金曜20勝13敗
3連休明けのNY株式は急落。
ISM製造業指数が市場予想を下回ったことからの景気悪化懸念が材料との解釈。
滅多に材料にはならないISMが今朝はフォーカスされた。
この結果、債券利回りは低下。
不思議とドルは上昇(円安ドル高トレンド)。
週末の雇用統計が警戒されるという声も聞こえる。
しかし、所詮いつか来た道。
大統領選挙までは本格的株高にはならないという予想の割にはNYダウは週末まで過去最高値を更新。
騰落レシオも156%まで上昇していた。
ただ売買高は100億株台前半と盛り上がっていない。
フルスロットルでの売りだったならば150億株は超えるだろう。
しかも・・・。
SKEW指数は163,60と上昇しているが、恐怖と欲望指数は63→65と奇妙な展開。
8月末に向かって反発上昇した反動が9月月初に出ただけという見方もできる。
やはり「騒がない、慌てない、踊らない、諦めない」が肝要だ。
にわかに弱気論に転じる専門家も多いだろうが、惑わされないことだ。
データは裏切らないが、データの解釈が間違うことはしばしばある。
そして「株価は上がりたいときは何があっても上がるし、下がりたいときは何があっても下がる」。
◇━━━ カタリスト━━━◇
東京エレクトロン(8035)
半導体製造装置で世界3位。
コータデベロッパー、エッチング装置、成膜装置など前工程に強み
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■リース会計 国際水準に 全資産計上を27年度義務づけ
■米ファンドのベインも富士ソフト<9749>買収案 KKR上回る6000億円
■先端半導体、装置や素材の研究拠点 インテル・産総研 国内に
■排出量取引 炭素価格に下限 政府方針
■伊藤忠商事<8001>
やソニーG<6758> メタバース新興に出資
■日立製作所<6501>
送配電のDX急ぐ トップに専門家 収益追求
■ウーバー ライドシェアでパーク24<4666>傘下のタイムズと協業
■ファストリ<9983>
既存店売上高25.3%増
■ispace<9348>
アジア民間初の月面着陸へ 今冬に2度目の挑戦
■内田洋行<8057>
純利益最高69億円 前期
■iPhone液晶ゼロに JDI<6740>やシャープ<6753>打撃
■交通空白地域の解消へ官民連携組織 公共ライドシェア導入加速狙う
■GPIFの資産配分見直し 約半数のアナリストが日本株引き上げ予想
■クボタ<6326>
タイで産業用エンジン増産 26年に新ライン全面稼働
4日の東京株式市場は、続落後も軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(3日終値3万8686円31銭)
休場明けの米国株は下落。ダウ平均は626ドル安の40936ドルと値幅を伴った下げとなった。
現地3日の米国株式が急落した動きを受け、売り先行スタートとなろう。足元で下値として意識されていた3万8000円を割り込み、落ち着きどころを探る展開となりそう。日経平均は月曜、火曜と3万9000円近辺で上値が抑えられているだけに、手じまい売りは出やすいだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の半ば(3日は145円93-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の半ば(同161円34-38銭)と円高方向にあり、輸出関連銘柄を中心に重しとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比1195円安の3万7595円だった。
【好材料銘柄】
■ネクソン <3659>
今期配当を7.5円増額修正。
■GFA <8783>
戦略的業務連携を推進している再生医療ベンチャーのルミライズが国内で脱分化脂肪細胞の新たな製法に関する特許出願を実施。
【主な経済指標・スケジュール】
4(水)
【国内】
《決算発表》
アインHD、ティーライフ
【海外】
米7月貿易収支(21:30)
米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)(9/5 3:00)
《米決算発表》
ダラー・ツリー、ホーメル・フーズ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
3日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比626ドル15セント(1.50%)安の4万0936ドル93セントで終えた。1日の下げ幅としては8月5日(1033ドル安)以来の大きさだった。前週末まで連日で最高値を更新した後で、半導体などハイテク株を中心に利益確定売りが広がった。
ダウ平均の下げ幅は一時780ドルを超えた。9月の米利下げ観測などを背景に先週末は最高値を更新しており、利食い売りが出やすかった。2日はレーバーデー(労働者の日)で休場となったが、3日は市場参加者の多くが夏季休暇から復帰した。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は47.2となり、市場予想(47.5=ロイター通信調べ)をわずかに下回ったことも圧迫材料となった。
7月から改善したものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(47.9)に届かなかった。個別項目では「新規受注」と「生産」が悪化。米大統領選を巡る不透明感や高金利が重荷になっている。一方、「価格」は上昇。「経済全般にわたるインフレ圧力が完全には消えていない」との見方があった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアが9.5%安で終えた。「前週に好決算を発表した後でも株価が上昇せず、半導体株の先行きへの懸念が浮上している」との見方があった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムといった他の半導体株も下げた。
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7.7%安と、下落率が今年最大だった。ダウ平均にも採用されているインテルは8.8%安。経営再建を巡る観測報道があり、物足りないとの受け止めから売りが膨らんだ。
ダウ平均は前週末まで連日で最高値を更新していた。週内には8月の雇用統計など重要な経済指標の発表があり、利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アップルやアマゾン・ドットコムが下落。キャタピラーとゴールドマン・サックスも売られた。アナリストが投資判断を引き下げたボーイングも安かった。一方、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やユナイテッドヘルス・グループといったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
ナスダック総合株価指数は反落し、前週末比577.326ポイント(3.25%)安の1万7136.298で終えた。半導体株が軒並み下げたほか、アルファベットやメタプラットフォームズにも売りが出た。
NYダウ 40936.93 ( -626.15 )
S&P500 5528.93 ( -119.47 )
NASDAQ 17136.30 ( -577.33 )
米10年債利回り 3.833 ( -0.074 )
NY(WTI)原油 70.34 ( -3.21 )
NY金 2523.0 ( -4.6 )
VIX指数 20.72 ( +5.17 )
【シカゴ日本株先物概況】
3日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前週末比1395円安の3万7595円で終えた。
NYダウ平均は、前週末まで連日で最高値を更新した後を受け、利益確定売りが優勢となり、大幅反落した。
シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
37595 ( -1195 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
37630 ( -1160 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8298.46(-65.38)
3日のFTSE100種総合株価指数は3日続落し、前日比65.38ポイント(0.78%)安の8298.46で終えた。米中の景気減速が原油需要の減退につながるとの観測から原油先物が大幅に下落した。英シェルなどエネルギー株が売られ、指数を下押しした。
原油の国際指標のひとつである北海ブレント原油先物(11月物)は3日に一時前日比4.7%安の1バレル73ドル台後半まで売られ、2023年12月中旬以来の安値を付けた。銅など非鉄金属の先物相場も下落し、英アングロ・アメリカンなど資源株の売りにつながった。銀行株にも売りが優勢だった。
FTSEの構成銘柄では、不動産サイト大手ライトムーブが6.78%安、産金大手フレスニロが5.63%安、資源大手アングロ・アメリカンが4.81%安と下げを主導した。
一方、格安航空大手イージージェットは2.74%高、小売り大手B&Mヨーロピアン・バリュー・リテールは2.19%高、航空機エンジン大手ロールス・ロイスも1.72%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18747.11(-183.74)
3日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前日比183.74ポイント(0.97%)安の1万8748.11で終えた。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が公表した8月の製造業景況感指数をきっかけに米景気が減速に向かっていることが意識され、株価の重荷となった。
個別では、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが4.68%安、商用車大手ダイムラー・トラックが3.47%安、高級車メーカーのポルシェが3.21%安。半面、香料大手シムライズは1.85%高、ハノーバー再保険は0.93%高、通販大手ザランドは0.70%高で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7575.10(-71.32)
フランスの株価指数CAC40も反落し、前日比0.93%安で終えた。原油や非鉄金属の先物相場下落を背景に、欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルやエネルギー大手の仏トタルエナジーズが下げた。
09月04日 毎日コラム
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