【市況一覧】
日経平均株価
38,444.58 -29.72 01/15
TOPIX
2,690.81 +8.23 01/15
マザーズ
631.11 -5.81 01/15
NYダウ平均
42,518.28 +221.16 01/15
ナスダック総合
19,044.39 -43.71 01/15


09月01日 マーケットコメント

09月02日 マーケットコメント


     
    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38686円31銭(▲14円56銭=0.04%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2733.27(△17.28=0.64%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    680.57(△12.92=1.94%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】14億5032万株(△4878万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆3167億円(▲48億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1230(前日:628)
    【値下がり銘柄数】364(前日:967)
    【新高値銘柄数】65(前日:51)
    【新安値銘柄数】1(前日:2)
    【25日騰落レシオ】122.13(前日:126.11)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は3日ぶり小反落、半導体株安が重荷
     2.米株休場で方向感見えず、株価は朝高後に値を消す
     3.円安に振れたあと、円高に押し戻された為替に連動
     4.銀行や保険など金融セクター高く、TOPIXは6日続伸
     5.全体の75%の銘柄が上昇、売買代金は盛り上がらず
     
    休場明け3日の米国市場では、8月のISM製造業景況指数を消化する。4日には7月JOLTS求人件数、5日には8月ISM非製造業景況指数、6日には8月雇用統計と、あす以降も注目の指標を連日で確認する。目先の日本株は米国株やドル円動向に振らされやすくなるだろう。米国株が強く、為替がそれほど円高に振れなければ、大型株優位の展開が想定される。一方、米国株が経済指標を好感できず、米国株が上昇してもドル安・円高が進行した場合などは、大型株を避けて中小型株に資金が向かう可能性が高いだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(3日現在)
     
    41433.14  ボリンジャー:+2σ(26週)
    40740.98  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40253.24  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40064.24  ボリンジャー:+1σ(26週)
    40018.98  均衡表雲上限(日足)
    39778.90  均衡表雲下限(日足)
    38957.58  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38695.34  26週移動平均線
     
    38686.31  ★日経平均株価3日終値
     
    38645.41  75日移動平均線
    38578.77  13週移動平均線
    38509.64  6日移動平均線
    38452.98  均衡表転換線(日足)
    38364.27   新値三本足陰転値
    37421.88  200日移動平均線
    37326.44  ボリンジャー:-1σ(26週)
    37174.18  25日移動平均線
    36904.30  ボリンジャー:-1σ(13週)
    36791.45  均衡表転換線(週足)
    36791.45  均衡表基準線(週足)
    36700.79  均衡表雲上限(週足)
     
     
    ローソク足は小陰線を描いたが、終値は14.56円安と下げ幅は限定的だった。上向きをキープした5日移動平均線を下回る場面は本日もなく、下値切り上げトレンドを確認する形となった。一目均衡表で転換線が上向きをキープしたこともあり、暴落した8月5日安値をボトムとする回復局面の延長が期待できそうだ。
     

    【大引け概況】


    3日の日経平均株価は3営業日ぶりに小反落し、終値は前日比14円56銭安の3万8686円31銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:31 容量:19.18M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は日経平均が上昇してスタートし、前場取引中盤まではジリ高歩調で一時260円あまりの上昇をみせ、3万9000円台回復を視野に入れる場面もあった。しかし、その後は戻り売りに押され値を消した。前日の米株市場がレーバーデーで休場だったことから方向感の見えにくい地合いとなったが、外国為替市場でドル高・円安に振れた後、円高方向に急速に押し戻される不安定な値動きとなったのを横目に日経平均も冴えない値動きを強いられた。日経平均寄与度の高い半導体関連の値がさ株が売られ全体の上値を重くしている。東エレクやアドテストなど半導体関連が下落し、指数を下押しした。
    一段の上値追いは困難とみた個人や短期目線の海外勢による戻り待ちの売りも重荷となった。
     
    朝高後に売りに押された外国為替市場での円安進行を手掛かりに輸出関連の一角に買いが入り、日経平均は午前に200円強上昇する場面もあったが、買いの勢いは続かなかった。
    日経平均は午後に下落に転じた。外国為替市場での円安を背景に日経平均は午前に3万8967円まで上昇する場面があった。ただ、3万9000円を上回れず、一段の上値は限定とみた投資家からの戻り待ちの売り圧力が強まった。半導体関連が午後に入り、下げ幅を広げる展開だった。
     
    日本時間3日夜の米国市場では8月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表を控えている。市場では「米国では9月の利下げがほぼ確実視され、米景気の堅調さが示されるかが焦点。緩やかな利下げを見込む市場参加者の見方に沿った内容となれば買い安心感が広がりそうだ」との見方があった。
    また、日米の中銀イベント、自民党総裁選など重要イベントが目白押しで、様子見ムードの強い展開が続くことになりそうであり、流動性の大きい中小型株へのシフトも意識されそうだ。

     

    東証株価指数(TOPIX)は6日続伸した。終値は17.28ポイント(0.64%)高の2733.27と約1カ月ぶりの高値を付けた。6日続伸は3月14〜22日以来、5カ月半ぶり。
    国内長期金利の上昇(債券価格は下落)を背景に三菱UFJや東京海上、第一生命HDなどの金融株の上昇が目立った。JPXプライム150指数は反発し、3.42ポイント(0.28%)高の1224.66で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆3167億円、売買高は14億5032万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1230。値下がりは364、横ばいは51だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は銀行業、保険業、小売業などが上昇。下落は海運業、非鉄金属、機械など。
     
    個別では、8月の既存店売上高が伸びた三越伊勢丹も上昇し、セブン&アイ・ホールディングスは大幅高となった。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなどのメガバンクへの買いが目立つほか、メルカリが上値を追い、東京電力ホールディングス、ファーストリテイリングなども堅調。さくらインターネットも物色人気に。ミガロホールディングスが急騰し値上がり率トップ、大阪チタニウムテクノロジーズ、エムアップホールディングスなども値を飛ばした。
     
     半面、売買代金トップのレーザーテック、同2位のディスコ、同3位のアドバンテストといった半導体製造装置大手は揃って下値を探る格好となった。TDKや京セラ、村田製などの電子部品株が軒並み売られた。ファナックやSMCなどの機械株も下落した。ソフトバンクグループが冴えず、フジクラも利食われた。日本郵船が安く、TOWAは大幅安。サンウェルズがストップ安となり、アンビスホールディングスは前日に続く急落となった。








     


     
    東証スタンダード市場はプライム市場の大型株に比べ出遅れ感が意識されるスタンダード市場に資金を向ける動きが出た。良好な投資家心理を材料にスタンダードTOP20は上昇。出来高は3億6455万株。
    値上がり銘柄数851、値下がり銘柄数544と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、ジーダットがストップ高。大和重工、テノ.ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。巴コーポレーション、フィットイージー、カンロ、湖池屋、ユニカフェなど31銘柄は年初来高値を更新。メディシノバ・インク、フォーサイド、イメージ ワン、日本精鉱、ダントーホールディングスが買われた。
     
    一方、サンデーが年初来安値を更新。メディアリンクス、メタプラネット、AKIBAホールディングス、ジェイ・イー・ティ、ウェルディッシュが売られた。
     


     
    東証グロース市場は時価総額の大きい主力銘柄を中心に買いが入り反発した。
    前日の米国市場が休場で材料難だったが、主力株がけん引し東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比12.92ポイント(1.94%)高の680.57だった。8月下旬の高値を上回って取引を終えた。グロースCoreは下落した。
    長期金利がやや上昇し新興市場に向かい風となる中、主力株を中心に買いが目立つ一日となった。
    市場関係者は、「先週からの調整を経て、再び上昇傾向が続きそうだ」との見方を示した。また、「8月安値からの戻りをけん引したバイオ関連に代わり、主力銘柄が買われており、今後の本格回復が期待できる」との声も聞かれた。
    グロース市場ではステラファやQPS研究所が上昇した。一方、タイミーやセルシードは下落した。
    値上がり銘柄数380、値下がり銘柄数174と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、イシン、農業総合研究所、マーキュリー、雨風太陽がストップ高。ステラファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、SBIレオスひふみ、タイミー、Aiming、日本情報クリエイトなど20銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、FFRIセキュリティ、カルナバイオサイエンス、トリドリ、AHCグループが買われた。
     
     一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フルッタフルッタ、T.S.I、フレアス、ファンペップ、ジェイフロンティアが売られた。
     


     
    3日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比86円93銭(0.22%)高の3万8787円80銭だった。上げ幅は一時200円を超えた。
     
    きょう前場は売り買い交錯で始まった後、日経平均が前場取引中盤までジリ高歩調となり3万9000円台回復を視野に入れたが、その後は値を消す展開。終始方向感が定まらなかったが、マイナス圏に沈むことはなかった。前日の米国株市場がレーバーデーの祝日に伴い休場だったことで足もと様子見ムードが強いなか、外国為替市場でドル・円相場がいったん円安に振れた後に円が買い戻されるなど不安定な値動きで、日経平均もこれに連動するような展開となった。ただ、個別株をみると上昇している銘柄が多く、プライム上場銘柄の8割強が高く引けている。
     
    3日の東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=147円台前半まで下落し、トヨタやホンダなど輸出関連株への買いにつながった。国内長期金利の上昇(債券価格は下落)を受け、三菱UFJや第一生命HDなど金融株も買われた。半面、東エレクやアドテストなどの半導体関連の一角が朝高後は売りに押され、指数の上値を抑えた。
     
    日経平均が心理的節目の3万9000円に近づくと上値が重くなった。市場では「米景気の堅調さや米国での年内複数回の利下げが日米株にはすでに織り込まれているため目先は調整リスクが高い。上値では個人投資家や海外のヘッジファンドなどによる戻り待ちの売りが出やすい」との声があった。日経平均は前日の取引時間中に一時、3万9000円を上回ったが、その後は売りが強まり、上げ幅を縮小した。
     
    ランチタイムの為替は1ドル146円70銭台と円安基調は一服。金融株の上昇を受けてTOPIXが相対的に強い動きを示していることから、後場もTOPIX優位の地合いとなりそうだ。目立った売買材料に欠ける展開のため、日経平均は75日移動平均線が位置する38646円水準を大引けで上回って終われるかが注目されよう。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは16.75ポイント(0.62%)高の2732.74だった。JPXプライム150指数は反発し、4.45ポイント(0.36%)高の1225.69で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6352億円、売買高は7億6631万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1336。値下がりは272、横ばいは36だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、銀行業、保険業、輸送用機器などが上昇。下落は精密機器、海運業、機械など。
     
    個別では、証券会社のポジティブなレポートを材料に、NTTデータグループ、NEC、長谷工コーポレーションが買われた。また、金利上昇を受けて、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどのメガバンクが高いほか、りそなHD、第一生命HD友など金融株が上昇。メルカリも上値追い。セブン&アイ・ホールディングスが堅調、ファーストリテイリングもしっかり。ミガロホールディングスが急騰、大阪チタニウムテクノロジーズも値を飛ばした。このほか、サッポロHD、三菱ケミG、富士通、ヤマトHDなどが買われた。
     
    半面、売買代金トップのレーザーテックやディスコ、ソシオネクスト、SUMCO、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテストといった半導体関連の株価が軟調、フジクラも利食われた。SMCが安く、TOWAは大幅安。アンビスホールディングスは前日に続く急落となった。
    このほか、フジクラ、HOYA、ディスコ、川崎重、IHIなどが売られた。

     


     
    東証スタンダード市場は円安進行を受け、幅広い銘柄に買いが入った。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は2億2092万株。
    値上がり銘柄数867、値下がり銘柄数474と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではジーダット、大和重工が一時ストップ高と値を飛ばした。巴コーポレーション、フィットイージー、カンロ、湖池屋、やまみなど26銘柄は年初来高値を更新。メディシノバ・インク、イメージ ワン、倉元製作所、中北製作所、日本精鉱は値上がり率上位に買われた。
     
    一方、サンデーが年初来安値を更新。メディアリンクス、ウェルディッシュ、アツギ、メタプラネット、佐藤渡辺が売られた。
     


     
    東証グロース市場は外国為替市場での円安進行を受けて投資家心理が強気に傾き、新興株にも買いが集まっている。
    東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比11.84ポイント(1.77%)高の679.49だった。
    市場では「2〜3月の日経平均株価の上昇局面で大型株に信用買いを入れた投資家が6カ月後の信用期日を迎えており、大型株は売りが出やすい。2〜3月に大きく上昇しなかった新興株は大型株と比較して需給が軽く、上昇しやすくなっている」との見方があった。
     
    グロース市場ではタイミーやステラファが上昇した。一方、ジーエヌアイが下落した。
    グロースCoreは下落。グロース250は堅調だった。
    値上がり銘柄数382、値下がり銘柄数146と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、イシン、マーキュリー、雨風太陽がストップ高。ステラファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、SBIレオスひふみ、タイミー、日本情報クリエイト、バンク・オブ・イノベーションなど16銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、エフ・コード、カルナバイオサイエンス、HENNGE、yutoriが買われた。
     
    一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フレアス、T.S.I、コンヴァノ、フルッタフルッタ、フューチャーリンクネットワークが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】
     
    3日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比44円89銭高の3万8745円76銭。
     
    前日の米国株市場はレーバーデーの祝日のため休場だったことで、目先手掛かり材料難から東京株式市場でも足もと方向性が見えにくくなっている。欧州株市場では高安まちまちの展開ながら独DAXがプラス圏で着地し最高値を更新するなど強さを発揮した。
     
    また、外国為替市場ではドル高・円安方向に振れており、これは輸出株セクターを中心に追い風材料として意識されやすい。きょうは日経平均が3万8000円台後半の比較的狭いゾーンで売り買いを交錯させる展開が予想される。
     
    国内債券市場での長期金利の上昇(相場は下落)を受け、三菱UFJなど銀行株も高い。
     
    東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンなどの値がさ株が買われている。東京海上やMS&ADなどの保険株の上昇も目立つ。一方、村田製や太陽誘電などの電子部品株の一角が売られているほか、SMCやファナックなどの機械株も下落している。
     
     

     

    [株価材料]
     
    ■地銀のDX 3社で推進 日立製作所<6501>・日本IBM・AWS
     
    ■ソニーG<6758>
    制作ソフト ゲーム演出にリアルな音
     
    ■KDDI<9433>
    出店候補地の商圏分析 塾やスポーツ関連向け
     
    ■国内新車販売8月4%減 マツダ<7261>は後継車遅れ響く
     
    ■信越化学<4063>
    半導体基板を大型化 顧客の生産性2倍に
     
    ■大阪チタニウム<5726>
    航空機用チタン原料増産 330億円投資
     
    ■ツルハHD<3391>
    社長 ウエルシアHD<3141>との統合 「可能な限り早く」
     
    ■武田薬品工業<4502>
    抗がん剤で米新興と契約 特許切れの減収補う
     
    ■小林製薬<4967>
    紅麹問題後初の新製品 医薬など17品目
     
    ■エネチェンジ<4169>
    EV充電設備を拡大 新事業計画 会計処理問題受け
     
    ■日立製作所<6501>
    エジプトで地下鉄改修 通信インフラ納入
     
    ■ニデック<6594>
    水冷モジュール 富士通<6702>の光伝送に採用
     
    ■伊藤園<2593>
    5-7月純利益35%減 原材料高や販促費が重荷
     
    ■太陽光パネルのリサイクル義務化へ 日本発の薄型電池の普及も後押し
     
    ■トヨタ自動車<7203>
    不正3車種生産再開を延期
     
    ■ダイキン工業<6367>
    インド生産能力増強へ 記録的熱波で需要拡大
     
    ■ニコン<7731>
    露光装置で攻勢 車載半導体向け需要
     
    ■日立建機<6305>
    豪社に出資 鉱山の環境影響を遠隔監視
     
    ■サンウェルズ<9229>
    難病向け老人ホームで不正か 過剰請求指摘も
     
    ■石破氏 金融所得課税強化に意欲 「実行したい」
     
    ■東京電力HD<9501>
    柏崎刈羽原発6号機 規制委が工事計画を認可
     
    ■レゾナックHD<4004>
    インドで車摩擦材倍増 年内にも第2工場
     


    3日の東京株式市場は、堅調な展開か。日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万9000円を想定。(2日終値3万8700円87銭)

    米国株はレーバーデーにより休場。欧州株はドイツ、フランスが上昇、イギリスが下落とまちまちであったが、米株が休場ということもあり、いずれも小幅な値動きにとどまった。

    きのう2日の日経平均は一時、取引時間中としては7月31日以来、約1カ月ぶりに3万9000円台に乗せた。戻り待ちの売りに上げ幅を縮小したものの、底堅く推移していたことから、しっかりした値動きが期待される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(2日は146円47-48銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円09-13銭)と、やや円安方向にある。手がかり材料に乏しいことから、為替動向に影響を受ける場面も想定される。大阪取引所のナイトセッションでは、2日の清算値比90円高の3万8780円だった。


    【好材料銘柄】  

    ■ENECHANGE <4169>
    12月期→3月期に決算期変更。25年3月期は売上高65億円を計画。

    ■カルナバイオサイエンス <4572>
    血液がんを対象疾患として開発を進めている次世代型BTK阻害剤「AS-1763」について、フェーズ1b試験 用量拡大パートの開始が決定。

    ■ステラファーマ <4888>
    国立がん研究センター、住友重機械工業 <6302> 、CICSと胸部固形悪性腫瘍患者に対するCICS-1とSPM-011のホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験に係る契約を締結。

    ■レナサイエンス <4889>
    悪性黒色腫治療薬「RS5614」が希少疾患用医薬品に指定。

    ■サイフューズ <4892>
    東京都中小企業振興公社の公募事業「令和6年度新製品・新技術開発助成事業」の事業に採択。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    3(火)
    【国内】
    8月マネタリーベース(8:50)
    10年国債入札
    《決算発表》
    内田洋、不二電機、ダイサン

    【海外】
    米8月ISM製造業景況指数(23:00)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。




    2日の米国株式市場はレーバーデーのため休場。





     

    【シカゴ日本株先物概況】



    シカゴ日経平均先物 レイバーデーのため休場









    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 8363.84(-12.79)

     

    2日のFTSE100種総合株価指数は続落し、前週末比12.79ポイント(0.15%)安の8363.84で終えた。英航空機エンジン大手のロールス・ロイス・ホールディングス株が取引終了にかけて急速に下げ、指数を下押しした。

    中国景気への懸念から非鉄金属の先物相場が下落し、英豪リオティントなど資源株の一角に売りが出たほか、銀行株も下げた。他方、オンライン不動産大手の英ライトムーブ株が急伸した。オーストラリアの同業による買収検討が明らかになり買いが膨らんだ。

     



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18930.85(+23.93)

    2日のドイツ株価指数(DAX)は反発した。終値は前週末比23.93ポイント(0.12%)高の1万8930.85と、2営業日ぶりに最高値を更新した。独フォルクスワーゲン(VW)など自動車株の一角が買われた。保険や不動産関連株も上昇した。半面、最高値圏で推移しているとあって利益確定の売りが出やすく、DAX上昇の勢いは限られた。

    フォルクスワーゲンの上昇は、2日に同社がコスト削減に向けてドイツ国内の工場閉鎖を検討していると伝わったことがきっかけとなった。独ラインメタルや欧州エアバスなど航空・防衛関連の銘柄が下げた。


     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7646.42(+15.47)
     
    8月の製造業PMIは仏、独ともに50以下ながら市場予想は上回ったことで、仏CAC40は、下げ渋る場面が見られた。

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