【市況一覧】
日経平均株価
38,444.58 -29.72 01/15
TOPIX
2,690.81 +8.23 01/15
マザーズ
631.11 -5.81 01/15
NYダウ平均
42,518.28 +221.16 01/15
ナスダック総合
19,044.39 -43.71 01/15


09月01日 マーケットコメント


    日経平均は小幅上昇。序盤で3万9000円を上回りながら、早い時間に上げ幅を縮めたことは物足りない。一方、急失速して一時3桁安となりながらも、プラスで終えた点はなかなか強い。安値は3万8476円で、終値は3万8700円。少し前までは抵抗となっていた節目の38500円が、きょうはサポートとして機能している。
    8月30日の米国株も、序盤と終盤は強かった一方、中盤は失速していた。本日の米国は休場であすの東京市場は材料難となるが、きょう利食い売りをこなしながらもしっかり上昇したことから、下値は堅いと考える。欧州株が堅調に推移して為替が落ち着いていれば、改めて3万9000円を試しに行っても不思議はないだろう。
     
    米国では今週、3日に8月のISM製造業景況指数、5日に8月のISM非製造業景況指数、6日に雇用統計など、重要指標の発表を控える。特に米連邦公開市場委員会(FOMC)前の最後の雇用統計となるだけに、「9月のFOMCでの利下げ幅は雇用統計次第」とされ、結果を見極めるまでは積極的には動きづらいだろう。ただ、日経平均は足もとのリバウンドによって抵抗線を突破しており、需給状況は改善傾向にあるだろう。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    41928.99  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41433.70  ボリンジャー:+2σ(26週)
    40718.50  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40254.44  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40064.80  ボリンジャー:+1σ(26週)
    40018.98  均衡表雲上限(日足)
    39792.31  均衡表雲下限(日足)
    38941.99  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    38700.87  ★日経平均株価2日終値
     
    38695.90  26週移動平均線
    38646.76  75日移動平均線
    38579.89  13週移動平均線
    38413.63  6日移動平均線
    38364.27   新値三本足陰転値
    38343.24  均衡表転換線(日足)
    37391.68  200日移動平均線
    37327.00  ボリンジャー:-1σ(26週)
    37165.47  25日移動平均線
    36905.35  ボリンジャー:-1σ(13週)
    36791.45  均衡表転換線(週足)
    36791.45  均衡表基準線(週足)
    36700.79  均衡表雲上限(週足)
    35958.10  ボリンジャー:-2σ(26週)
    35388.95  ボリンジャー:-1σ(25日)
    35230.80  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
     
     

    【大引け概況】


    2日の日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前週末に比べ53円12銭高の3万8700円87銭だった。約1カ月ぶりの高値水準。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:33 容量:19.39M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    朝方はリスク選好ムードだったが、買い一巡後は値を消し、後場寄り早々に下げに転じる場面もあった。前週末の米国株市場ではNYダウが史上最高値を連日で更新、外国為替市場でもドルが買われ円安方向に振れたことから、東京株式市場も買い優勢でスタートした。しかし、寄り付きでフシ目の3万9000円台を約1カ月ぶりに回復したものの、その後は次第に上げ幅を縮小する展開になった。
    半導体製造装置の主力銘柄が米半導体株高に追随できず、朝高後に売られる格好となり、全体指数を押し下げる形となった。週末に8月の米雇用統計発表を控え、足もと買い手控えムードも漂う。ただ、銀行や保険などの金融株が高く全体を支えた。日本時間今晩の米国株市場がレーバーデーで休場ということもあり、海外投資家の参戦が限られ、全体売買代金は3兆3000億円台と低水準だった。
     
    米ハイテク株高を背景に、アドテストなど半導体関連株の一角が買われたほか、外国為替市場で円相場が1ドル=146円台まで下落したためホンダなど自動車株が堅調に推移した。
     
    日経平均は節目の3万9000円を上回ると、目先の達成感から利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、下落に転じる場面もあった。市場では「今週末には8月の米雇用統計の発表を控えており、積極的には買いづらい」との声が聞かれた。

     

     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅に5日続伸した。終値は3.36ポイント(0.12%)高の2715.99だった。JPXプライム150指数は5営業日ぶりに小幅反落し、0.02ポイント(0.00%)安の1221.24で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆3216億円、売買高は14億154万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は628。値下がりは967、横ばいは51だった。
     
     
    個別では、証券会社によるレポートが材料視されてクレディセゾンが上昇したほか、IHIが連日で年初来高値を更新。ソフトバンクグループ、川崎重工もつれ高となっている。このほか、アドバンテストが商いを伴い上昇、フジクラ、富士通、三菱ケミカルグループ、村田製作所、TDKが買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループも堅調。さくらインターネットは大幅高となった。ACCESSが値上がり率トップに買われ、ラクーンホールディングスが急騰、日本システム技術も値を飛ばした。このほか、東京センチュリーも大きく上値を追った。
     
    一方、売買代金首位のレーザーテック、同2位のディスコ、同3位の東京エレクトロンが揃って下落、ZOZO、ニトリホールディングス、サッポロHD、アサヒグループHDなど円高メリット銘柄が総じて弱い。このほか、住友ファーマ、住友化学、塩野義製薬、中外製薬、協和キリン、スクリーンHDが売られた。三菱重工業も小幅ながら下げた。日本郵船も下値を試す展開に。アンビスホールディングス、ホーチキが急落、ケアネットも大幅安となった。
     
     


    東証スタンダード市場は前週末の米国株高や為替の円安を受けて買いが入ったが、利益確定売りも出て上値を抑えた。スタンダードTOP20は小反落。出来高3億5132万株。
    値上がり銘柄数634、値下がり銘柄数780と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではジーダット、大和重工、ぷらっとホームがストップ高。佐田建設、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ユニカフェ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、やまみなど37銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ウェルディッシュ、高田機工、アルメディオ、日本精鉱が買われた。
     
     一方、サンデーが年初来安値を更新。メタプラネット、アウンコンサルティング、メディシノバ・インク、KLASS、IGポートが売られた。
     


     
    東証グロース市場は8月初旬にかけての急落後、株価は戻り歩調を強め、前週まで3週連続で大幅上昇していたため、利益確定売りが優勢だった。2日は国内の長期金利が上昇し、PER(株価収益率)の高い銘柄が多い新興株市場では相対的な割高感も意識されやすかった。グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比1.36ポイント(0.20%)安の667.65だった。
     
    グロース市場ではライフネットやジーエヌアイ、ボードルアが下落した一方、タイミーやインテグラル、QPS研究所が上昇した。
    値上がり銘柄数227、値下がり銘柄数327と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではイシン、サスメド、マーキュリー、T.S.I、フューチャーリンクネットワークがストップ高。トライアルホールディングス、Liberaware<218A>、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、網屋など13銘柄は年初来高値を更新。フルッタフルッタ、コンヴァノ、光フードサービス、ジーニー、ユナイトアンドグロウが買われた。
     
     一方、ゼネラル・オイスター、Birdmanが年初来安値を更新。ファンペップ、雨風太陽、アイズ、ペルセウスプロテオミクス、バリュークリエーションが売られた。
     


    2日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末に比べ62円13銭(0.16%)高の3万8709円88銭だった。
     
    きょう前場の東京株式市場は朝方はリスク選好ムードのなか、日経平均が寄り付きに370円あまりの上昇で3万9000円台を回復したが、その後は一貫して上げ幅を縮小する動きとなった。前週末の米国株市場では発表された7月のPCEデフレーターが市場コンセンサスと合致したことで安心感が広がり、主要株価指数が揃って上昇、NYダウは過去最高値を更新した。これを受けて東京株式市場も朝方は強気優勢の地合いとなったが、3万9000円台回復で目先達成感もあり、その後は利益確定売りを誘っている。値下がり銘柄数が全体の7割近くを占めている。TOPIXはわずかながらマイナス圏で引けた。
     
    東京株式市場でも投資家のリスク許容度が高まり朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。前週末の米ハイテク株高を受け、値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株が買われたほか、外国為替市場での円安・ドル高を受け、輸出採算改善への期待からトヨタなど輸出関連株も買われた。
     
    ただ、日経平均は前場中ごろには上げ幅を縮小し、前引けにかけて伸び悩んだ。市場では「今晩は米国が休場ということもあり、心理的節目の3万9000円を超えるといったんは利益を確定する売りも出やすい」との声が聞かれた。
     
    財務省が2日発表した4〜6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比7.4%増えた。ただ「物色動向をみていても株式市場ではあまり材料視されていないようだ」
     
    今晩の米国市場が休場のため、後場の東京株式市場も積極的な売買は手控えられて、商いは閑散としそうだ。内需株が弱い今日は、既にTOPIXが前営業日比マイナス圏で推移していることから、日経平均のマイナス圏突入も意識しておきたい。大引けで75日移動平均線が位置する3万8646円水準を維持できるか注目。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは0.07ポイント(0.00%)安の2712.56だった。JPXプライム150指数も反落し、1.38ポイント(0.11%)安の1219.88で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6838億円、売買高は7億4661万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は472にとどまった。値下がりは1123、横ばいは51だった。
     
    業種別では、非鉄金属、銀行業、証券・商品先物取引業、輸送用機器、電気・ガス業などが上昇した一方、医薬品、陸運業、不動産業、食料品、海運業などが下落した。
     
    個別銘柄では、証券会社によるレポートが材料視されてクレディセゾンが上昇したほか、IHIが連日で年初来高値を更新。川崎重も連れ高となっている。このほか、アドバンテスト、安川電機、三菱ケミカルグループ、村田製作所、SUMCO、高島屋、NECが買われた。
     
     一方、ZOZO、ニトリホールディングス、サッポロHD、アサヒグループHDなど円高メリット銘柄が総じて弱い。このほか、住友ファーマ、住友化学、塩野義製薬、協和キリン、中外薬、ディスコ、TOTOが売られた。
     
     
     

     
    東証スタンダード市場は、前週末の米国株上昇や為替の円安を受けて買いが先行したが、国内に上値追いの材料はなく、利益確定売りが出て伸び悩む銘柄が多かった。
    スタンダードTOP20は反落。出来高2億1920万株
    値上がり銘柄数642、値下がり銘柄数724と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、佐田建設、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ユニカフェ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、やまみなど33銘柄が年初来高値を更新。ぷらっとホーム、ジーダット、ビート・ホールディングス・リミテッド、ETSホールディングス、高田機工が買われた。
     
     一方、サンデーが年初来安値を更新。メタプラネット、アウンコンサルティング、メディシノバ・インク、Abalance、マルゼンが売られた。


    東証グロース市場は、前週まで上昇基調が続いていたため、目先の利益を確定する目的の売りが優勢だった。

    グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前週末比4.46ポイント(0.67%)安の664.55だった。

    グロース市場ではGENDAやタイミー、ライフネットが下落した一方、トライアルやフリー、インテグラルが上昇した。

    値上がり銘柄数221、値下がり銘柄数322と、値下がりが優勢だった。


    個別では、マーキュリー、T.S.Iがストップ高。トライアルホールディングス、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、網屋、ボードルアなど12銘柄は年初来高値を更新。フューチャーリンクネットワーク、Laboro.AI、フルッタフルッタ、ユナイトアンドグロウ、エフ・コードが買われた。


     一方、ゼネラル・オイスター、Birdmanが年初来安値を更新。ファンペップ、雨風太陽、アイズ、モダリス、メディア工房が売られた。

     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》09月第1週

     
    26日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って急反発。パウエルFRB議長が「ジャクソンホール会議」で行った講演「政策を調整する時期が来た」と言及。これを好感。とはいえ予定通りのスケジュール通過という格好。エヌビディア、アップル、テスラなどの大型株が上昇。金融株も堅調。
     
    日経平均株価は254円安の38110円と3日ぶりに反落。下落幅を500円超に広げる場面があった。1ドル143円台半ばを受け、輸出企業の採算悪化が意識された。東証プライムの売買代金は3兆3219億円。ファストリ、信越化が上昇。東エレク、アドテストが下落。日経平均採用銘柄のEPSは2457円と過去最高を更新。
     
    27日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。S&P500とナスダック総合は反落。エヌビディアが四半期決算発表を控え2.25%安。NYダウは続伸。キャタピラー、アメックスなどが上昇した。
     
    日経平均株価は178円高の38288円と反発。円相場が円安・ドル高に振れたため、主力の輸出関連株に採算改善を見込んだ買いが入った。もっとも米半導体大手エヌビディアの決算発表を28日に控え、投資家の様子見姿勢も強かった。東証プライムの売買代金は3兆2309億円。6月20日(3兆1756億円)に次いで今年2番目の少なさだった。ファストリ、中外薬が上昇。アドテスト。東エレクが下落。空売り比率は39.5%と14日ぶりに40%割れ。
     
    28日(水):
    火曜の株式市場で主要3指数は揃って上昇。NYダウは連日で終値ベースの過去最高値を更新。エヌビディアが1.5%上昇。上場株の中で最も売買が多かった。アップルが0.4%高。一方、アマゾンは1.4%下落。
     
    日経平均株価は83円安の38371円と続伸。エヌビディアの決算発表を控えた様子見モード。TOPIXは高値引けで反発。東証プライムの売買代金3兆2580億円。ソニーG、楽天グループが上昇。セブン&アイ、トレンドが下落。
     
    29日(木):
    水曜の株式市場で主要3指数は揃って反落。四半期決算待ちでエヌビディアは2.1%下落。年初来の上昇率は154%となった。過去2年では7倍超の上昇。引け後発表された同社株の決算でAIの将来に賭ける投資家らを十分に満足させることができない数字。株価は時間外取引で5%下落した。
     
    日経平均株価は9円安の38362円と3日ぶりに反落。米半導体大手エヌビディア株が28日の決算発表後に時間外取引で急落したことを受けて、東京市場では半導体関連株が下落。TOPIXは3日続伸。東証プライムの売買代金は3兆8556億円。8営業日連続で4兆円台を下回った。ファストリ、ファナックが上昇。
    ニデック、トヨタが下落。
     
    30日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは過去最高値を更新。ナスダックとS&P500は下落。GDPの上方修正を好感したという解釈。ただエヌビディアは8%安。アップルは1.5%高。
     
    日経平均株価は285円高の39647円と反発。前日に米ダウ工業株30種平均が史上最高値を更新したことで投資家心理が強気に傾いた。大引けにかけては一段高となった。8月の日経平均は月間で454円下落。MSCIの株価指数「グローバルスタンダード指数」の構成銘柄の定期入れ替えに伴い、大引けで指数に連動した運用を目指す投資家による持ち高調整の売買も膨らんだ。プライム市場では取引終了間際の1分で2兆円超の売買が成立。東証プライムの売買代金は5兆1924億円。TDK、リクルートが上昇。テルモ、ニトリが下落。
     
    (2)欧米動向
     
    7月の耐久財受注は前月比9.9%増。
    前月の6.9%減からプラスに転じた。
    一方、民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.1%減。
    6月の0.5%増(0.9%増から下方修正)から予想外に減少した。
    7月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇。
    前月と変わらずだった。
    PCEの発表を受けて9月0.5%の利下げ下げ確率は30.5%に低下。
    前日は34%だった。
    いずれにしても9月FOMCでの4年ぶりの利下げになる見通し。
     
    (3)新興国動向
     
    中国国家統計局が31日発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.1。
    前月の49.4から低下、6カ月ぶりの低水準。
    市場予想は49.5。
    8月のサービス業と建設業を含む非製造業PMIは50.3。
    前月の50.2から小幅ながら上昇。
    製造業と同様に縮小するのではないかとの懸念は和らいだ格好。
     

    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【寄り付き概況】
     
    2日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末に比べ377円56銭高の3万9025円31銭。
     
    前週末の米国株市場ではFRBによる利下げ期待を背景にNYダウが続伸し史上最高値を更新、ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発した。この日に発表された7月の米PCEデフレーターは総合指数、コア指数ともに市場コンセンサスと合致したことで、FRBが9月以降も段階的に利下げを行うとの見方が市場センチメントを強気に傾けている。
     
    これを受けて東京株式市場でも足もと強調展開となっている。外国為替市場でドル高・円安に振れていることも追い風材料。ただ、日本時間今晩の米国株市場がレーバーデーのため休場となることで、全体商いが細るなか買い一巡後は上げ幅を縮小するケースも考えられるだろう。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

    個別では、川重やフジクラ、三越伊勢丹が上昇している。一方、住友ファーマやTOTO、サッポロHDが下落している。



    「先週末で水星の逆行は終了」

    「恐怖と欲望指数は57→63」

    週末の株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    NYダウは連日で終値ベースでの過去最高値を更新。
    アマゾンやテスラなどが上昇。
    前日6.4%下落していたエヌビディアは1.5%高。
    半導体大手インテルが約10%高
    月初からの上昇率はS&P500が2.3%、NYダウが1.8%、ナスダック総合がが0.6%。
    個別銘柄では、アマゾンとテスラが3%強上昇。
    7月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇。
    前月と変わらずだった。
    PCEの発表を受けて9月0.5%の利下げ下げ確率は30.5%に低下。
    前日は34%だった。
    いずれにしても9月FOMCでの4年ぶりの利下げになる見通し。
    ミシガン大消費者信頼感は67.9と5カ月ぶりに改善。
    1年後のインフレ期待は2.8%と7月の2.9%から低下。
    2020年12月以来の低水準となった。
    2年国債と10年国債の利回り格差は0.02%。
    10年国債利回りは3.909%。
    5年国債利回りは3.707%。
    2年国債利回りは3.918%。
    ドル円は146円台前半。
    WTI原油先物10月限は2.36ドル(3.11%) 安の1バレル=73.55ドル。
    週間では1.71%安。
    SKEW指数は151.68→153.01→159.00。
    恐怖と欲望指数は57→63。
    (昨年10月5日が20)。

    水曜のNYダウは159ドル(0.55%)高の41563ドルと続伸。
    高値41585ドル、安値41145ドル。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは156,38(前日157.24)。
    NASDAQは197ポイント(1.13%)高の17713ポイントと3日ぶりに反発。
    高値17720ポイント、安値17498ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは96.96(前日98.71)。
    S&P500は56ポイント(1.01%)高の5648ポイントと反発。
    高値5651ポイント、安値5581ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは139.03%(前日133.76%)。
    週末のダウ輸送株指数は174ポイント(1.10%)高の16043ポイントと3日続伸。
    SOX指数は129ポイント(2.58%)高の5158ポイントと反発。
    VIX指数は14.99(前日15.65)。
    NYSEの売買高は16.84億株(前日7.69億株)。
    3市場の合算売買高112億株(前日105億株、過去20日平均は114億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比230円安の38140円。
    ドル建ては305円高の39015円。
    ドル円は146.16円。
    10年国債利回りは3.909%。
    2年国債利回りは3.918%。

    週間ベースではNYダウは0.9%高、3週続伸(累計5.2%上昇)。
    ナスダック総合指数は0.9%安、2週ぶりの反落。
    S&P500は0.2%安、2週ぶりの反落。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は1.3%安、4週ぶり反落。

    月間ベースでNYダウは1.8%%高、4カ月続伸(累計9.9%上昇)。
    ナスダック総合指数は0.6%高、2カ月ぶり反発。
    S&P500種指数は2.3%高、2カ月ぶり反発、
    SOX指数は1.4%安、2カ月続落(5.7%下落)。

    「2日新甫」

    週末の日経平均は寄り付き26円高
    終値は285円(△0.74%)高の38647円と反発。
    高値38669円。
    安値38316円。
    日足は4日連続で陽線。
    日経平均は週間で283円上昇。
    週足は3週連続で陽線。
    月足は2か月ぶりに陽線。
    月間では日経平均が454円(1.16%)安。
    7月の481円(1.21%)安よりも小幅の下落、
    月間では6667円の下ヒゲ。
    安値は5日の31458円(取引時間中の安値は31156円)。
    コロナショックの2020年3月は2364円の下ヒゲ。
    もっとも7月は逆に2596円幅での長い上ヒゲだった。
    7月は上ヒゲ陰線、8月は下ヒゲ陽線。
    月間値幅は7189円。
    1990年8域の7100円を超えた。
    日経平均は20日連続で一目均衡の雲の下。
    上限は40021円。
    雲の下限は39958円。
    TOPIXは19.61ポイント(△0.73%)高の2712ポイントと4日続伸。
    25日線(2621ポイント)を7日連続で上回った。
    4日連続で日足陽線。
    TOPIXコア30指数は4日続伸。
    プライム市場指数は10.08ポイント(△0.73%)高の1396.08ポイントと4日続伸。
    東証グロース250指数は7.52ポイント(△1.14%)高の669.01と3日ぶりに反発。
    25日移動平均線からの乖離は△8.87%(前日△7.84%)。
    プライム市場の売買代金は5兆1924億円(前日3兆8556億円)。
    売買高は20.05億株(前日16.03億株)。
    MSCIの銘柄入れ替えと月末要因で膨らんだ。
    値上がり1107銘柄(前日637銘柄)。
    値下がり474銘柄(前日944銘柄)。
    新高値64銘柄(前日59銘柄)。
    新安値1銘柄(前日3銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは127.22(前日116.92)。
    東証グロース市場の騰落レシオは113.37(前日106.67)。
    NTレシオは14.25倍(前日14.25倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは9勝3敗で75.00%。
    東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
    上向きの25日線(37125円)から△4.10%(前日△3.42%)。
    9日連続で上回った。
    横ばいの75日線は38639円。
    21日連続で下った。
    上向きの200日線(37359円)からは△3.45%(前日△2.77%)。
    11日連続で上回った。
    上向きの5日線は38356円。
    4日連続で上回った。
    13週線は38578円。
    26週線は38733円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.571%(前日▲15.697%)。
    買い方▲7.394%(前日▲8.279%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.446%(前日▲5.533%)。
    買い方▲16.778%(前日▲18.291%)。
    空売り比率は40.6%(前日41.5%、3日連続で40%超)。
    6月17日が45.9%だった。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は6.1%(前日9.4%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは21.32(前日22.70)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.83倍(前日15.71倍)。
    前期基準では16.25倍。
    EPSは2441円(前日2440円)。
    直近ボトムは9月28日2056円。
    直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.39倍(前日1.38倍)。
    BPSは27804円(前日27798円)。
    日経平均の予想益回りは6.32%。
    予想配当り利回りは1.93%。
    指数ベースではPERは20.81倍(前日20.66倍)。
    EPSは1857円(前日1856円)。
    PBRは1.92倍(前日1.91倍)。
    BPSは20129円(前日20085円)。
    10年国債利回りは0.890%(前日0.885%)。
    一時0.905%まで上昇した。
    プライム市場の予想PERは15.69倍。
    前期基準では16.11倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.36%。
    配当利回り加重平均は2.28%。
    プライム市場の単純平均は18円高の2861円(前日は2843円)。
    プライム市場の売買単価は2580円(前日2380円)。
    プライム市場の時価総額は946兆円(前日939兆円)。
    ドル建て日経平均は266.63(前日265.41)と反発。
    気学では月曜は「押し目買い方針の日。但し突飛高は利入れ肝要」。
    火曜は「強日柄にして押し目買い方針の日」。
    水曜は「強象日にして高値をみる日。買い方針良し」。
    木曜は「変化注意日。波動につくべし」。
    金曜は「押し目買いの日。逆に安いと休日明け強し」。
    ボリンジャーのプラス1σが38876円。
    マイナス1σが35371円。
    週足のプラス1σが40253円。
    マイナス1σが36904円。
    NYはレーバーデーで休場。
    東京は「2日新甫」。
    先週末で水星の逆行は終了。
    次は11月26日ー12月16日。

    週間ベースでは、日経平均株価は、0.7%高、3週続伸(累計10.3%上昇)、
    TOPIXは1.0%高、3週続伸(同9.2%上昇)。
    東証プライム市場指数は1.0%高、3週続伸(同9.2%上昇)。
    グロース250指数は4.5%高、3週続伸(同19.1%上昇)。
    東証スタンダード市場指数は1.2%高、3週続伸(同7.3%上昇)。
    東証グロース指数は4.1%高、3週続伸(同17.8%上昇)。
    東証REIT指数は0.5%高、4週続伸(同4.3%上昇)。

    8月月間ベースで日経平均株価は1.2%、2カ月続落(累計2.4%下落)。
    TOPIXは2.9%安、2カ月続落(同3.5%下落)。
    東証プライム市場指数は2.9%安、2カ月続落(同3.5%下落)。
    グロース250指数は3.2%高、2カ月ぶり反発。
    東証スタンダード市場指数は1.5%安、2カ月続落(同2.3%下落)。
    東証グロース指数は3.2%高、2カ月ぶり反発。
    東証REIT指数は2.1%高、4カ月ぶり反発。

    《今日のポイント9月2日》

    (1)週末の株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは3.909%。
       5年国債利回りは3.707%。
       2年国債利回りは3.918%。
       ドル円は146円台前半。
       SKEW指数は151.68→153.01→159.00。
       恐怖と欲望指数は57→63。
       (昨年10月5日が20)。
     
    (2)週末のダウ輸送株指数は174ポイント(1.10%)高の16043ポイントと3日続伸。
       SOX指数は129ポイント(2.58%)高の5158ポイントと反発。
       VIX指数は14.99(前日15.65)。
       NYSEの売買高は16.84億株(前日7.69億株)。
       3市場の合算売買高112億株(前日105億株、過去20日平均は114億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比230円安の38140円。

    (3)プライム市場の売買代金は5兆1924億円(前日3兆8556億円)。
       売買高は20.05億株(前日16.03億株)。
       MSCIの銘柄入れ替えと月末要因で膨らんだ。
       値上がり1107銘柄(前日637銘柄)。
       値下がり474銘柄(前日944銘柄)。
       新高値64銘柄(前日59銘柄)。
       新安値1銘柄(前日3銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは127.22(前日116.92)。
       東証グロース市場の騰落レシオは113.37(前日106.67)。
       NTレシオは14.25倍(前日14.25倍)。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。

    (4)上向きの25日線(37125円)から△4.10%(前日△3.42%)。
       9日連続で上回った。
       横ばいの75日線は38639円。
       21日連続で下った。
       上向きの200日線(37359円)からは△3.45%(前日△2.77%)。
       11日連続で上回った。
       上向きの5日線は38356円。
       4日連続で上回った。
       13週線は38578円。
       26週線は38733円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.571%(前日▲15.697%)。
       買い方▲7.394%(前日▲8.279%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.446%(前日▲5.533%)。
       買い方▲16.778%(前日▲18.291%)。

    (6)空売り比率は40.6%(前日41.5%、3日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は6.1%(前日9.4%)。
       日経VIは21.32(前日22.70)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.83倍(前日15.71倍)。
       前期基準では16.25倍。
       EPSは2441円(前日2440円)。
       直近ボトムは9月28日2056円。
       直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.39倍(前日1.38倍)。
       BPSは27804円(前日27798円)。
       日経平均の予想益回りは6.32%。
       予想配当り利回りは1.93%。
       指数ベースではPERは20.81倍(前日20.66倍)。
       EPSは1857円(前日1856円)。
       PBRは1.92倍(前日1.91倍)。
       BPSは20129円(前日20085円)。
       10年国債利回りは0.890%(前日0.885%)。

    (8)プライム市場の単純平均は18円高の2861円(前日は2843円)。
       プライム市場の時価総額は946兆円(前日939兆円)。
       ドル建て日経平均は266.63(前日265.41)と反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが38876円。
       マイナス1σが35371円。
       週足のプラス1σが40253円。
       マイナス1σが36904円。
       NYはレーバーデーで休場。
       東京は「2日新甫」。
       先週末で水星の逆行は終了。
       次は11月26日ー12月16日。

    今年の曜日別勝敗(8月30日まで)

    月曜16勝12敗
    火曜22勝12敗
    水曜13勝20敗
    木曜17勝18敗
    金曜20勝13敗


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    東京応化工業(4186)

    半導体製造工程で使われるフォトレジストで世界首位級。
    液晶用や化学薬品、関連装置も展開。
    今後の半導体拡大に対する設備投資拡大。


    (兜町カタリスト櫻井)

     
    9月2日の東京株式市場は、買い先行後も堅調か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9100円を想定。(8月30日終値3万8647円75銭)
    先週末の米国株は上昇。ダウ平均は228ドル高の41563ドルで取引を終えた。
     
     現地8月30日の米国株式が上昇し、NYダウが連日で史上最高値を更新したこともあり、買い先行スタートとなろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(前週末8月30日は144円93-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同160円63-67銭)と円安方向に振れている。円安を受けて、輸出関連銘柄を中心に堅調な値動きが見込まれ、約1カ月ぶりに心理的なフシ目の3万9000円を回復する場面もありそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比280円高の3万8990円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 

    ■ジーダット <3841>
    半導体製造の市場投入までの時間を短縮する総合的なAI駆動型プロセス制御プラットフォームを提供する仏POLLEN METROLOGYと国内販売代理契約を締結。

    ■笹徳印刷 <3958>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.73%にあたる10万株(金額で7000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月2日から25年6月30日まで。

    ■サスメド <4263>
    「サスメド Med CBT-i 不眠障害用アプリ」の製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。

    ■トリケミカル研究所 <4369>
    今期経常を15%上方修正。

    ■高田機工 <5923>
    9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

    ■三栄コーポレーション <8119>
    9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。

    ■リニューアブル・ジャパン <9522>
    三井住友ファイナンス&リースグループのSMFLみらいパートナーズと再生可能エネルギー事業および蓄電池事業で業務提携。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    2(月)
    【国内】
    4-6月期法人企業統計(8:50)
    8月新車販売台数(14:00)
    8月軽自動車販売台数(14:00)
    《決算発表》
    伊藤園

    【海外】
    中国8月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
    休場:米国(労働感謝の日)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■データセンター地方分散へ 政府 光技術の活用支援
     
    ■清水建設<1803>
    都心で水素発電 ビル群を「脱炭素発電所」に
     
    ■石油資源開発<1662>
    化石燃料投資2倍に 30年までに4000億円
     
    ■OPECプラス 10月から増産 自主減産解除の一環 関係筋
     
    ■三菱電機<6503>
    米の車部品工場を空調用に転換 AI活況で冷却需要
     
    ■マンション全面改修に税優遇 老朽対策で国交省 解体も適用
     
    ■損保4社 契約者の個人情報漏洩250万件 出向社員ら関与
     
    ■半導体製造 素材で脱炭素 関東電化工業<4047>は代替ガスを増産へ
     
    ■関西電力<9503>
    系 大阪に最大級タワマン 中之島で57階建て計画
     
    ■ACCESS<4813>
    2-7月最終赤字4億円超
     
    ■ラクーンHD<3031>
    純利益12%増5-7月
     
    ■ホーチキ<6745>
    5社売り出し
     
    ■回転ずしが中国で出店攻勢 処理水の影響緩和で10時間待ちの行列も
     
    ■セブン&アイ<3382>に書簡 買収交渉への積極関与要求 長期株主の米運用会社
     
    ■三菱マテリアル<5711> タングステン生産6倍 欧米中で拠点確保
     
    ■マツダ<7261> 新事業開発室 車製造以外の収益源探る
     
    ■住友大阪セメント<5232>
    少花粉スギ育苗 バイオ発電の排ガス利用
     
    ■キッズウェル<4584>
    「M&Aも選択肢」 市場からの資金調達に課題

09月02日 毎日コラム
男性が思い描く女性の○○○○とは
・・・続き

09月03日 マーケットコメント

09月04日 マーケットコメント

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09月07日 マーケットコメント



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