【市況一覧】
日経平均株価
36,581.76 -251.51 09/13
TOPIX
2,571.14 -21.36 09/13
マザーズ
644.48 -8.79 09/13
NYダウ平均
41,393.78 +297.01 09/14
ナスダック総合
17,683.98 +114.30 09/14


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    39101円82銭(△575円87銭=1.49%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2794.26(△39.81=1.45%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    648.20(△1.83=0.28%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】21億3138万株(△4億0460万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】5兆5335億円(△1兆3666億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1450(前日:445)
    【値下がり銘柄数】177(前日:1163)
    【新高値銘柄数】65(前日:29)
    【新安値銘柄数】47(前日:30)
    【25日騰落レシオ】98.73(前日:98.41)
    --------------------------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は575円高と3日続伸、日銀利上げ発表で値を上げる
     2.日銀は政策金利0.25%への追加利上げと量的引き締めを決定
     3.日経平均は後場急上昇し5日ぶりに3万9000円台を回復
     4.三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなど銀行株に買い流入
     5.ディスコや東エレク、スクリンなど半導体株も後場急伸する
     
    日経平均は大幅に上昇し、7月25日の急落局面で空けたマドを埋めてきた。植田総裁の会見で、今後の利上げペースに関する発言など、タカ派的なものになるのか確認したい投資家も多いだろう。また、日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果にも関心が集まっている。リバウンドとしては一巡感が意識されやすいところでもあり、日銀総裁会見やFOMCの結果を受けた大型テック株の動向次第では、一段のリバウンドにつながる可能性はありそうだ。
     
    今回は政策金利据え置きに対する織り込みが進んでいるだけに、無難に消化できれば日本株には資金が入りやすくなるだろう。
     
    あすはトヨタが決算を発表予定。足元の株価は下げ基調が続いており、円安が期待しづらくなっていることも逆風。ただ、株価の下落で値ごろ感は出てきている。この銘柄の動きが良くなってくれば、大型株主導で戻りを強める展開が期待できる。日本株買いに弾みをつける役割を果たしてくれるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(31日現在)
     
    41120.19  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40127.96  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40100.92  ボリンジャー:+1σ(26週)
    40034.25  25日移動平均線
    40018.98  均衡表転換線(週足)
    40018.98  均衡表基準線(日足)
    39594.39  新値三本足陽転値
    39140.70  均衡表基準線(週足)
    39135.74  13週移動平均線
     
    39101.82  ★日経平均株価31日終値
     
    39025.54  75日移動平均線
    39021.85  26週移動平均線
    38912.05  均衡表転換線(日足)
    38853.46  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38541.45  均衡表雲上限(日足)
    38464.70  6日移動平均線
    38253.94  均衡表雲下限(日足)
    38143.52  ボリンジャー:-1σ(13週)
    37942.78  ボリンジャー:-1σ(26週)
    37672.67  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37151.29  ボリンジャー:-2σ(13週)
    36863.71  ボリンジャー:-2σ(26週)
    36801.97  200日移動平均線
     
    終値は575.87円高と急伸し、節目の39000円を越えて75日移動平均線(39025.54円)も突破し、13週線(39135.74円)に迫った。ローソク足は大陽線を描いて強い買い意欲を窺わせた。一目均衡表では終値が雲上限を上回り、買い手優勢を示唆している。一方、75日線や25日線はわずかながら下向きで大引けを迎えており、一定の下落圧力が残っているとみられる点にも留意したい。
     

    【大引け概況】


    31日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比575円87銭高の3万9101円82銭だった。

     
    本日のマーケット動画
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    この日結果が発表される日銀金融政策決定会合に関して、複数のメディアが「追加利上げを検討する」と報道した。前日の米株式市場でハイテク株が下落したこともあり、日経平均株価は下落してスタート。一時前日比で500円超下落し3万8000円を割り込む場面があった。ただ、売り一巡後は徐々に下げ幅は縮小した。後場に入り、日銀は午後1時前に追加利上げを決定したことを発表。政策金利を0.25%程度に引き上げるとともに、国債買い入れ額を26年1~3月に月3兆円程度に減額する量的引き締めも決めた。この発表を受け、日経平均株価はプラス圏に浮上し、午後2時過ぎ以降は上げ幅が拡大。一時は600円を超える上昇となり、5日ぶりに3万9000円台を回復した。
     
    日銀の利上げ実施を想定して事前に株価指数先物を売り建てていた投資家の買いの勢いが強まったほか、これまで様子見を続けていた投資家が買いを入れているとの見方があった。金利上昇による業績拡大が意識されやすい三菱UFJなど銀行株は一段高となった。
     
    市場では今会合での利上げに対し、外国為替市場での円安・ドル高の是正を目的とした「通貨政策の面が大きい」。円安が進みにくくなれば、米ドルベースなどでみた日本株の評価が下げ止まる可能性が高い。海外投資家がすでに保有する日本株の持ち高に対しては円安・自国通貨高による為替差損が発生しにくくなるとの需給面でのプラス効果をあげる声もあった。
     
    午後には米バイデン政権が新たな対中半導体輸出規制で日本や韓国を除外すると伝わった。それまで下落していた東エレクやアドテストなど半導体関連を中心に買いが集まった。東エレクの急伸を受け、日経平均は大引けにかけて一段と上げ幅を広げる展開となった。日中値幅(高値と安値の差)は1233円99銭と今年最大で、2020年3月13日以来の水準となった。
     
    日経平均は大幅に上昇し、7月25日の急落局面で空けたマドを埋めてきた。植田総裁の会見で、今後の利上げペースに関する発言など、タカ派的なものになるのか確認したい投資家も多い。また、日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果にも関心が集まっている。リバウンドとしては一巡感が意識されやすいところでもあり、日銀総裁会見やFOMCの結果を受けた大型テック株の動向次第では、一段のリバウンドにつながる可能性はありそうだ。





     


     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は39.81ポイント(1.45%)高の2794.26だった。JPXプライム150指数は反発し、15.09ポイント(1.24%)高の1230.62で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で5兆5335億円と、5月31日以来2カ月ぶりの水準だった。売買高は21億3138万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1450。値下がりは177、横ばいは18だった。
     
     
    個別銘柄では、金利上昇を受けて、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループといったメガバンクが買われた。三井住友トラストHD、三井住友FG、野村HDなど金融株が総じて上昇した。また、米国の対中半導体輸出規制に関するニュースを受けて前場軟調に推移していた半導体関連株は、後場に入ると一転して買われディスコや東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENホールディングスが急伸した。ファーストリテイリングやデンソー、商船三井、アシックスが値を上げた。第1四半期大幅増益で市場予想を上回る着地となったT DK、ほか、JR東海、野村が上げた。
     
    半面、後場、国交省が是正命令を出すと伝わったトヨタ自が一段安となる場面も見られた。第1四半期営業利益が二けた減益となったオリエンタルランドが安く、同社株の大株主の京成電鉄も売られた。村田製作所や太陽誘電、ソフトバンクグループ、ソニーグループ、ダイキン工業が値を下げた。ANAホールディングス、住友商事も決算がネガティブ視されて下落した。






     


     
    東証スタンダード市場は、日銀は31日まで開いた金融政策決定会合で、追加利上げと国債買い入れの減額計画を決めた。日銀の追加利上げ決定を受けて上昇した。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は3億2272万株。
    値上がり銘柄数978、値下がり銘柄数423と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではハイパー、ジーダット、ぷらっとホームがストップ高。佐田建設、南海辰村建設、巴コーポレーション、成学社、ブルボンなど31銘柄は年初来高値を更新。KIMOTO、田中精密工業、元気寿司、旭化学工業、中央魚類は値上がり率上位に買われた。
     
    一方、メタプラネット、ビート・ホールディングス・リミテッドが一時ストップ安と急落した。ホクリヨウ、コロンビア・ワークス、住石ホールディングス、高田工業所、東洋精糖など62銘柄は年初来安値を更新。リベルタ、テセック、菊水ホールディングス、ジー・スリーホールディングス、さくらケーシーエスが売られた。


     
    東証グロース市場は日銀の金融政策決定会合を受けて大きく動いたプライム市場銘柄に投資家の関心が向かい、小型株は全体に動きが鈍かった。
    前場は相場全体の上値の重さを映し、グロース市場も売り物に押されがちだったが、午後は日経平均株価の上昇などを受けて持ち直した。
    朝方は日銀の利上げ観測報道を受け、日銀が(金融引き締めに前向きな)タカ派姿勢をみせるとの警戒感から東証グロース市場250指数は635.14ポイントまで下落していた。発表を受けて目先の材料出尽くしと受け止められ、同指数は午後から徐々に下げ幅を縮小して上げに転じた。
    ただ、売買代金はトップのサンバイオでも80億円弱にとどまった。「日銀の利上げが好感された銀行株などに個人の資金が向かった」ため、グロース市場は全体に薄商いだった。
    グロース250は強含み。グロースCoreは下落した。
    東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比1.83ポイント(0.28%)高の648.20で高値引けした。
    市場では「過度な円安進行がピークアウトし、輸入原材料高による内需企業への悪影響懸念が後退した」との見方もあった。
     
    グロース市場ではサンバイオやモダリスが上昇した。一方、タイミーやカバーは下落した。
    値上がり銘柄数275、値下がり銘柄数271と、売り買いが拮抗した。
     
    きょうスタンダード市場に上場したファベルは公開価格(1000円)を190円(19%)上回る1190円で初値を付け、終値は初値比28円(2.35%)安の1162円だった。
     
    個別では、Liberaware、サンバイオがストップ高。GreenEnergy & Company、Heartseed、シェアリングテクノロジー、ソレイジア・ファーマ、モダリスは年初来高値を更新。ドリコム、Aiming、MFS、PRISM BioLab、キッズウェル・バイオが買われた。
     
    一方、WASHハウス、トラース・オン・プロダクトがストップ安。Veritas In Silico、カウリス、グリーンモンスター、インテグループ、タイミーなど25銘柄は年初来安値を更新。Amazia、坪田ラボ、グローム・ホールディングス、ベガコーポレーション、マクアケが売られた。
     


     
    31日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比156円41銭安の3万8369円54銭だった。
     
    朝方はリスク回避ムードのなか、日経平均は大きく下値を探る展開となり、寄り後早々にフシ目の3万8000円台を割り込む場面もあった。きょう昼ごろに判明する日銀の金融政策決定会合で国債買い入れの減額と合わせて、政策金利の引き上げを行うとの思惑が高まり、買いが手控えられた。ただ、売り一巡後は半導体関連の一角などに買い戻しが入り、下げ幅を縮小している。
     
    日銀の利上げ観測に伴う円高進行などを背景に海外短期筋が株価指数先物に売りを出し、日経平均を下押しした。30日の米ハイテク株安を受け、東京市場でも半導体関連の一角に売りが出た。朝方に節目の3万8000円を下回る場面もあった。売り一巡後、下値では買いが入り、一段と下値を模索する展開にはならなかった。
     
    日銀は昼ごろに結果を正式に発表するとみられ、報道内容に沿って追加利上げが決まれば株式の割高感が許容されにくくなるとの見方が日本株の重荷となった。7月会合では消費低迷などを背景に長期国債の買い入れ減額計画だけを公表し、追加利上げは見送るとの見方が多かった。利上げが決定した場合の株式市場への影響を警戒し、運用リスクを回避する動きも広がった。
     
    外国為替市場では円相場は一時、1ドル=152円台前半まで上昇した。トヨタなど輸出関連に売りが出た。前日の米ハイテク株の下落を受け、値がさの東エレクやソフトバンクグループ(SBG)などにも売りが波及し、日経平均を下押しした。
     
    売り一巡後は下げ幅を縮めた。日経平均は11日に付けた史上最高値(4万2224円)から2週間ほどで4000円ほど下落した。短期間での急落とあって、下値では個人などの押し目買いや自律反発狙いの買いが入りやすかった。東証株価指数(TOPIX)は前引けにかけて上げに転じる場面があり、金利上昇が収益面で追い風となりやすい三菱UFJやみずほFGなど銀行株には買いが入った。
     
    11時40分時点では、日銀の金融政策決定会合の結果は発表されていない。事前の報道通り、追加利上げ実施となった場合、多少、為替の円高ドル安及び株安が進む可能性はあるが、既に昨日の155円台から152円台まで円高ドル安が進行したことから一段の円高ドル安は回避されよう。同じく日経平均も既に3万8000円を割りこんだことから、株式市場への影響も限定的と考える。15時30分から開始される植田日銀総裁の記者会見で「低金利を継続する」といった話が出て段階的な利上げを打ち消した場合、日本株はナイトセッションで持ち直す可能性もあろう。記者会見にて、「脱デフレ」を意識するようなポジティブな利上げの流れが市場に伝われば、日本株買いの流れが強まると考える。
     

     


     
    TOPIXは小幅に続落し、前引けは1.96ポイント(0.07%)安の2752.49だった。JPXプライム150指数は続落し、5.98ポイント(0.49%)安の1209.55で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9389億円、売買高は8億1099万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は621。値上がりは967、横ばいは57だった。
     
     
    業種別では、空運業、サービス業、輸送用機器、医薬品、精密機器などが下落した一方、銀行業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙業、水産・農林業、倉庫・運輸関連業などが上昇した。
     
    個別では、レーザーテック、東京エレクトロンなどが安く、ソフトバンクグループの下げも目立つ。第1四半期営業利益が二けた減益となったオリエンタルランドが大きく値を下げ、同社株の大株主の京成電鉄も売られた。村田製作所、ANAホールディングスも決算がネガティブ視されて下落。日本M&Aセンターホールディングスが急落、M&A総研ホールディングスなども大幅安。トプコンの下げも目立つ。このほか、ソフトバンクG、エーザイ、日東電工、太陽誘電、トヨタ自、ソニーグループが売り優勢となった。
     
    半面、ディスコが朝安後切り返し高くなったほか、金利上昇を受けて、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが買われ、三井住友トラストHD、野村、りそなHDなど金融株が総じて上昇した。
    第1四半期大幅増益で市場予想を上回る着地となったTDKが値を飛ばした。ファーストリテイリングもしっかり。愛三工業が急騰、マキタも物色人気に。このほか、フジクラ、清水建設、ファナックが買われた。
     


     
    東証スタンダード市場は米ハイテク株安を受けて値がさの半導体関連株が値下がりしたほか、円高を嫌気し売られた。スタンダードTOP20は上昇。出来高は1億9698万株。
    値上がり銘柄数662、値下がり銘柄数670と、売り買いが拮抗した。
     
    個別ではハイパー、ジーダット、ぷらっとホームがストップ高。佐田建設、南海辰村建設、成学社、ブルボン、セリアなど24銘柄は年初来高値を更新。KIMOTO、元気寿司、旭化学工業、中央魚類、クオンタムソリューションズは値上がり率上位に買われた。
     
     一方、メタプラネット、ビート・ホールディングス・リミテッドが一時ストップ安と急落した。ホクリヨウ、コロンビア・ワークス、住石ホールディングス、高田工業所、東洋精糖など58銘柄は年初来安値を更新。テセック、リベルタ、菊水ホールディングス、さくらケーシーエス、ダイハツディーゼルが売られた。
     


     
    東証グロース市場は日銀が31日まで開いている金融政策決定会合で追加利上げを検討すると伝わった。高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場では、金利の上昇で割高感が意識されやすいため、売りが優勢になっている。
    グロースCore、グロース250はともに下落。
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比8.14ポイント(1.26%)安の638.23だった。グロース市場ではタイミーやコーディアが下落した。一方、モダリスやサンバイオは上昇した。
    値上がり銘柄数151、値下がり銘柄数396と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうスタンダード市場に上場したファベルは公開価格(1000円)を190円(19%)上回る1190円で初値を付けた。前引けは初値に比べて17円(1.42%)安い1173円だった。
     
    個別ではLiberawareがストップ高。Heartseed、ソレイジア・ファーマ、モダリスは年初来高値を更新。Aiming、ドリコム、シンカ、サンバイオ、AI CROSSが買われた。
     
    一方、Veritas In Silico、カウリス、グリーンモンスター、インテグループ、タイミーなど25銘柄が年初来安値を更新。トラース・オン・プロダクト、坪田ラボ、トリプルアイズ、Amazia、マクアケが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    31日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比385円18銭安の3万8140円77銭。
     
    前日の米国株市場ではNYダウが大幅反発したものの、ハイテク株に売りが目立つ地合いとなり、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。特に半導体関連株の下げが目立つ展開で、東京市場もその影響を受けやすい状況にある。
     
    一方、きょう結果が判明する日銀の金融政策決定会合では国債買い入れの減額に加え、追加利上げを決定する可能性が意識されており、全体相場は足もと波乱含みの地合いとなっている。外国為替市場で利上げ観測を背景に円高が急速に進んでいることもネガティブ材料。取引時間中は日経平均やTOPIXが上下にボラティリティの高い展開となることが予想される。
     
    日経平均は11日に付けた史上最高値(4万2224円)から短期間で4000円ほど下落していた。市場では「最近の日本株は日銀の追加利上げへの警戒も含めて下げていた。ある程度の織り込みは進んでいたため、一段と下値を探る展開にはなっていない」との見方があった。

    10時現在の東証プライムの売買代金は概算1兆1826億円、売買高は5億2443万株だった。

    個別では、OLCや村田製、資生堂が安い。一方、みずほFGや三菱UFJ、三井住友FGなど銀行株は高い。

     

    「栄光の架け橋」

    「半導体関連株と大型株が軟調」

    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    S&P500とナスダック総合は下落。
    NYダウは反発。
    ハイテク企業の決算を控え、半導体関連株と大型株が下げた格好。
    マイクロソフトは0.89%安で終了後、時間外取引で約5%下落。
    第4四半期(4─6月)決算でクラウドサービス「アジュール」の伸びが予想に届かなかった。
    AI(人工知能)技術への多額の投資から利益を得るまでに時間がかかる可能性があると解釈された。
    エヌビディアは7.04%急落。
    他の半導体銘柄も売られ、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3.88%安。
    アップルが0.26%上昇。
    アマゾンは0.81%、メタ・プラットフォームズは0.54%安。
    ラッセル2000は0.35%高。
    P&Gは4.84%安。
    メルクが9.81%下落。
    セキュリティー企業クラウドストライクが9.72%安。
    6月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は4万6000件減の818万4000件。
    市場予想は800万件。
    5月の求人件数は823万件と814万件から上方修正。
    6月の失業者1人当たりの求人件数は0.9件。
    前月の1.1件から減少。
    ただ、求人率は4.9%と、前月から横ばい。
    7月のコンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は100.3。
    前月の97.8(前回発表の100.4から下方修正)から上昇した。
    市場予想の99.7は上回った。
    1年先のインフレ期待は5.4%。
    2022年に7.9%とピークを付けていた。
    FOMCの結果発表を翌日に控え、国債利回りは低下。
    2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.216%。
    10年国債利回りは4.141%。
    5年国債利回りは4.034%。
    2年国債利回りは4.360%。
    ドル円は上昇。
    日銀金融政策決定会合で短期金利を0.25%程度に引き上げる案を議論するという報道が材料視された。
    ユーロ/ドルは一時7月8日以来の安値となる1.0798ドルまで低下。
    第2四半期のユーロ圏GDP速報値は前期比0.3%増。
    フランスとスペインが予想以上となり、イタリアは予想と一致。
    ドイツは予想外にマイナス成長。
    ポンド/ドルは0.2%安の1.2833ドル。
    市場では英中銀が8月1日の金融政策委員会で政策金利を0.25%引き下げ、5%にするという見方が優勢。
    ドル円は152円台後半。
    WTI原油先物9月限は1.08ドル(1.42%)安の1バレル=74.73ドル。
    6月上旬以来約1カ月半ぶりの安値水準。
    ビットコインは2.64%安の6万5586ドル
    SKEW指数は131.73→128.93→127.31。
    恐怖と欲望指数は45→42。
    (昨年10月5日が20)。

    火曜のNYダウは209ドル(0.50%)高の40743ドルと反発。
    高値40860ドル、安値40529ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは115.56(前日168.18)。
    NASDAQは222ポイント(1.29%)安の17147ポイントと3日ぶりに反落。
    高値17468ポイント、安値17015ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは109.32(前日107.77)。
    S&P500は27ポイント(0.50%)安の5436ポイントと3日ぶりに反落。
    高値5489ポイント、安値5401ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは113.72%(前日114.23%)。
    火曜のダウ輸送株指数は118ポイント(0.74%)高の16013ポイントと反発。
    SOX指数は197ポイント(3.88%)安の48907ポイントと続落。
    VIX指数は17.59(前日16.60)。
    NYSEの売買高は9.44億株(前日8.90億株)。
    3市場の合算売買高は112.5億株(前日99.6億株、過去20日平均は111.9億株)。
    火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円安の38105円。
    ドル建ては325円安の38165円。
    ドル円は152.76円。
    10年国債利回りは4.141%。
    2年国債利回りは4.360%。

    「信用倍率は7.28倍と5月24日時点以来9週間ぶりに7倍台」

    火曜の日経平均は寄り付き227円安。
    終値は57円(△0.15%)高の38525円と小幅続伸。
    高値38531円。
    安値38076円。
    日足は2日連続で陽線。
    日経平均は一目均衡の雲の中。
    上限は38564円。
    雲の下限は38253円。
    12日は42102円→41754円にマド。
    18日は41054円→40587円にマド。
    25日は39096円→38557円にマド。
    TOPIXは5.22ポイント(▲0.19%)安の2754ポイントと反落。
    25日線(2838ポイント)を6日連続で下回った。
    2日連続で日足陽線。
    16日は2923→2914にマド。
    18日は2909→2893にマド。
    25日は2791→2755にマド。
    TOPIXコア30指数は小幅反落。
    プライム市場指数は2.65ポイント(▲0.19%)安の1417.71と反落。
    東証スタンダード指数は反落。
    東証グロース250指数は8.65ポイント(▲1.32%)安の646.37と3日ぶりに反落。
    25日移動平均線からの乖離は▲2.00%(前日▲0.65%)。
    プライム市場の売買代金は4兆1668億円(前日3兆9682億円)。
    売買高は17.26億株(前日16.11億株)。
    値上がり445銘柄(前日1571銘柄)。
    値下がり1163銘柄(前日63銘柄)。
    新高値29銘柄(前日36銘柄)。
    新安値30銘柄(前日9銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは98.41(前日105.39)。
    東証グロース市場の騰落レシオは90.38(前日93.69)。
    NTレシオは13.99倍(前日13.94倍)。
    サイコロは3勝9敗で25.00%。
    TOPIXは4勝8敗で33.33%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(40037円)から▲3.77%(前日▲3.94%)。
    7日連続で下回った。
    下向きの75日線は39030円。
    4日連続で下回った。
    上向きの200日線(36761円)からは△4.80%(前日△4.76%)。
    327日連続で上回った。
    下向きの5日線は38337円。
    12日ぶりに上回った。
    13週線は39091円。
    26週線は38999円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.411%(前日▲16.890%)。
    買い方▲9.979%(前日▲9.529%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.262%(前日▲8.471%)。
    買い方▲23.110%(前日▲22.475%)。
    空売り比率は46.3%(前日41.7%、7日連続で40%超)。
    6月17日が45.9%だった。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は6.9%(前日8.3%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    7月26日時点の信用売り残は47億円減の6844億円。
    3週連続で減少。
    同信用買い残は554億円増の4兆9808億円。
    3週連続で増加。
    6月21日時点は4兆9117億円。
    22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
    昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
    4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
    信用倍率は7.28倍(前週6.48倍)と5月24日時点(7.17倍)以来9週間ぶりに7倍台。
    4月19日時点が7.26倍。
    日経VIは21.77(前日21.43)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.25倍(前日16.27倍)。
    前期基準では16.54倍。
    EPSは2370円(前日2364円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.46倍(前日1.46倍)。
    BPSは26387円(前日26348円)。
    日経平均の予想益回りは6.15%。
    予想配当り利回りは1.88%。
    指数ベースではPERは21.16倍(前日21.17倍)。
    EPSは1820円(前日1817円)。
    PBRは1.98倍(前日1.98倍)。
    BPSは19457円(前日19416円)。
    10年国債利回りは0.995%(前日1.025%)。
    プライム市場の予想PERは16.06倍。
    前期基準では16.35倍。
    PBRは1.38倍。
    プライム市場の予想益回りは6.21%。
    配当利回り加重平均は2.23%。
    プライム市場の単純平均は17円安の2901円(前日は2919円)。
    プライム市場の売買単価は2413円(前日2461円)。
    プライム市場の時価総額は958兆円(前日960兆円)。
    ドル建て日経平均は249.10(前日251.05)と反落。
    火曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比385円安の38105円。
    高値38725円、安値37890円。
    大証夜間取引終値は日中比490円安の38000円。
    気学では水曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
    木曜は「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
    金曜は「高下して後場変化すること多し」。
    ボリンジャーのマイナス1σが38858円。
    マイナス2σが37679円。
    週足のマイナス1σが38065円。
    マイナス2σが37080円。
    月足陽線基準は39631円。

    《今日のポイント7月31日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       10年国債利回りは4.141%。
       5年国債利回りは4.034%。
       2年国債利回りは4.360%。
       ドル円は152円台後半。
       SKEW指数は131.73→128.93→127.31。
       恐怖と欲望指数は45→42。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)火曜のダウ輸送株指数は118ポイント(0.74%)高の16013ポイントと反発。
       SOX指数は197ポイント(3.88%)安の48907ポイントと続落。
       VIX指数は17.59(前日16.60)。
       NYSEの売買高は9.44億株(前日8.90億株)。
       3市場の合算売買高は112.5億株(前日99.6億株、過去20日平均は111.9億株)。
       火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比385円安の38105円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆1668億円(前日3兆9682億円)。
       売買高は17.26億株(前日16.11億株)。
       値上がり445銘柄(前日1571銘柄)。
       値下がり1163銘柄(前日63銘柄)。
       新高値29銘柄(前日36銘柄)。
       新安値30銘柄(前日9銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは98.41(前日105.39)。
       東証グロース市場の騰落レシオは90.38(前日93.69)。
       NTレシオは13.99倍(前日13.94倍)。
       サイコロは3勝9敗で25.00%。

    (4)下向きの25日線(40037円)から▲3.77%(前日▲3.94%)。
       7日連続で下回った。
       下向きの75日線は39030円。
       4日連続で下回った。
       上向きの200日線(36761円)からは△4.80%(前日△4.76%)。
       327日連続で上回った。
       下向きの5日線は38337円。
       12日ぶりに上回った。
       13週線は39091円。
       26週線は38999円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.411%(前日▲16.890%)。
       買い方▲9.979%(前日▲9.529%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.262%(前日▲8.471%)。
       買い方▲23.110%(前日▲22.475%)。

    (6)空売り比率は46.3%(前日41.7%、7日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は6.9%(前日8.3%)。  
       7月26日時点の信用売り残は47億円減の6844億円。
       3週連続で減少。
       同信用買い残は554億円増の4兆9808億円。
       3週連続で増加。
       6月21日時点は4兆9117億円。
       22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
       昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
       4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
       信用倍率は7.28倍(前週6.48倍)と5月24日時点(7.17倍)以来9週間ぶりに7倍台。
       4月19日時点が7.26倍。
       日経VIは21.77(前日21.43)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.25倍(前日16.27倍)。
       前期基準では16.54倍。
       EPSは2370円(前日2364円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.46倍(前日1.46倍)。
       BPSは26387円(前日26348円)。
       日経平均の予想益回りは6.15%。
       予想配当り利回りは1.88%。
       指数ベースではPERは21.16倍(前日21.17倍)。
       EPSは1820円(前日1817円)。
       PBRは1.98倍(前日1.98倍)。
       BPSは19457円(前日19416円)。
       10年国債利回りは0.995%(前日1.025%)。

    (8)プライム市場の単純平均は17円安の2901円(前日は2919円)。
       プライム市場の時価総額は958兆円(前日960兆円)。
       ドル建て日経平均は249.10(前日251.05)と反落。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが38858円。
       マイナス2σが37679円。
       週足のマイナス1σが38065円。
       マイナス2σが37080円。
       月足陽線基準は39631円。

    今年の曜日別勝敗(7月30日まで)

    月曜16勝9敗
    火曜18勝12敗
    水曜9勝19敗
    木曜15勝15敗
    金曜16勝12敗


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    キャンバス(4575)・・・動兆

    抗がん剤開発に特化した創薬ベンチャー。
    主力の膵臓がん治療薬候補は自社開発。
    CBP501の欧州3相治験下期開始を目指す。
    研究開発費先行し営業赤字拡大。


    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]


     ■日銀が追加利上げ検討 0.25%に 量的引き締めも
     
    ■いすゞ自動車<7202>
    北米でEVトラック テスラなど米欧勢に対抗
     
    ■創薬ベンチャー投資2倍 政府 5年の工程表 助成企業を70社に引き上げ
     
    ■野村HD<8604>
    純利益3倍 4-6月 全3部門で増収増益
     
    ■三井住友トラストHD<8309>
    82%増益 4-6月最終 政策株売却で
     
    ■セブン銀行<8410>
    ATM 東南アに活路 新たにマレーシアへ
     
    ■LIXIL<5938>
    4-6月最終赤字56億円 新築向けが減少
     
    ■日本車 1-6月世界生産6%減 認証不正で国内低迷
     
    ■丸紅<8002>
    米食用油加工を買収 日本向け輸出も拡大
     
    ■TDK<6762>
    純利益4倍 4-6月 スマホ向け電池好調 10月に株式5分割
     
    ■村田製作所<6981>
    32%増益 4-6月最終 円安追い風
     
    ■OLC<4661>
    純利益11%減 4-6月 減価償却費・人件費かさむ
     
    ■関西電力<9503>
    純利益40%減 4-6月 期ずれ差益縮小
     
    ■ANAHD<9202>
    純利益19%減 4-6月 整備費増を吸収しきれず
     
    ■JR東海<9022>
    32%増益 4-6月最終 輸送需要が回復
     
    ■シマノ<7309>
    純利益26%増 今期 107億円上振れ 高価格帯部品が順調
     
    ■日本酸素HD<4091>
    4~6月純利益18%増
     
    ■NEC<6701>
    4-6月最終赤字58億円 株式譲渡で減損
     
    ■三村新財務官 円安「デメリット目立つ」 為替介入の判断は総合的に
     
    ■東京センチュリー<8439>
    データセンターに400億円 北米拡大 AI需要対応
     
    ■三井化学<4183>
    非天然核酸医薬原料を26年めど投入 30年にはCDMO


    31日の東京株式市場は反落後、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8200円を想定。(30日終値3万8525円95銭)
    米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックが下落した。
    きょう、日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。従来から予想されていた国債買い入れを減額する量的引き締めに加え、政策金利を現在の0-0.1%から0.25%に引き上げ案が有力と一部で報じられており、日米金利差の縮小を見込み、為替市場ではドル・円が1ドル=152円台の後半(30日は154円89-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の前半(同167円57-61銭)と大幅に円高方向に振れている。輸出関連株を中心に軟調な動きが見込まれる。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比385円安の3万8105円だった。
     


    【主な経済指標・スケジュール】
     
    31(水)
    【国内】
    植田日銀総裁会見
    日銀展望レポート
    6月鉱工業生産(8:50)
    6月商業動態統計(8:50)
    7月消費動向調査(14:00)
    《決算発表》
    日立、第一三共、みずほ、デンソー、武田、三菱電、住友商、アドバンテ、豊田織機、豊通商、パナソニックH、JR東日本、りそなHD、商船三井、アイシン、旭化成、中部電、東ガス、ZOZO、東電力HD、大東建、小野薬、東洋水産、JAL、エプソン、積水化、TOTO、ヤマハ、ソシオネクスト、サイバエージ

    【海外】
    中国7月製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:30)
    パウエルFRB議長会見
    米7月ADP雇用統計(21:15)
    米6月中古住宅販売仮契約(23:00)
    《米決算発表》
    メタ・プラットフォームズ、クアルコム、ボーイング、イーベイ、マスターカード、デュポン、オートマティックデータ、ヘス、ヒューマナ、ガーミン、ベリスク・アナリティックス、マリオット・インターナショナル、クラフト・ハインツ、アルトリア・グループ、ノルウェー・クルーズ・ライン・ホールディングス、ブンゲ、Tモバイル、ウォーターズ
    《欧決算発表》
    ArmHoldings
    《アジア決算発表》
    サムスン電子


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    30日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比203ドル40セント(0.50%)高の4万0743ドル33セントで終えた。
    米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを始め、米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうとの期待が株式相場の支えとなった。一方で、決算を発表した一部の銘柄に売りが出た。ハイテク株の下げも目立ち、ダウ平均は小幅に下げる場面があった。
     
    この日マイクロソフトの決算が発表されるのに備え、同社や半導体大手エヌビディアなど人工知能(AI)関連の銘柄を手放し、金融やエネルギー、医療保険を買う動きが広がった。金融株などの影響が大きいダウ平均が値上がりした一方、ナスダックは下落した。
     
    午前発表の7月の米消費者信頼感指数は100.3と6月改定値の97.8から改善し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(99.5)も上回った。米景気が底堅さを保っているとの見方につながった。6月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が818万4000件と、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(800万件)を上回った。

    市場では、米経済が減速するなかでも底堅さを保っていると受け止められた。相対的な出遅れ感があるとみられている景気敏感株の一部に買いが入った。中小型の内需株を中心に構成するラッセル2000株価指数は反発して終えた。

    ダウ平均は下落に転じる場面があった。朝に発表した2024年4〜6月期決算で売上高が市場予想を下回ったプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が5%近く下落した。業績見通しを引き下げたメルクは9.8%安で終えた。午後にはイスラエルがイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を標的にレバノンの首都を空爆したと伝わった。リスク回避の姿勢が強まり、株売りが広がる場面があった。

    FRBは31日午後に結果を公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く公算が大きい。次回9月の会合で利下げを始めるとの見方が根強く、市場にはパウエル議長の記者会見で政策見通しを探りたい雰囲気があった。週内発表のアップルなど大型ハイテク企業の決算の内容を見極めたい市場参加者も多い。一部のハイテク株には持ち高調整の売りが目立ち、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムが下げた。

    他のダウ平均の構成銘柄では、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった金融株が上昇した。マクドナルドやアメリカン・エキスプレスなどの消費関連の一角にも買いが入った。アナリストが目標株価を引き上げたトラベラーズも高かった。一方、インテルとキャタピラーが下げた。

    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。前日比222.784ポイント(1.28%)安の1万7147.417と、6月上旬以来の安値で終えた。エヌビディアが7%安で終えるなど半導体株の下げが目立ったほか、テスラにも売りが出た。



    【シカゴ日本株先物概況】
    30日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比225円安の3万8105円で終えた。
    NYダウ平均は、米IT大手の決算発表を控える中、反発した。この日は米ナスダック総合株価指数が下落し、シカゴ市場の日経平均先物に売りが及んだ。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    38105 ( -385 )

    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    38165 ( -325 )

    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 8274.41(-17.94)

     
    30日のFTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比17.94ポイント(0.21%)安の8274.41で終えた。主要企業の決算など個別の材料を踏まえた売買が交錯した。

    中型株で構成するFTSE250種株価指数は反発した。前日比0.84%高の2万1432.51と2022年3月下旬以来、約2年4カ月ぶりの高値で終えた。

    FTSEの構成銘柄では、医療機器のコンバテックが5.80%安、賭け屋大手エンテインが5.46%安、減収減益の決算を公表したディアジオが5.08%安と下げを主導。

    一方、24年4〜6月期決算とあわせて自社株買いを発表した金融大手スタンダード・チャータードは5.94%高と急伸し、高級衣料のバーバリーが3.70%高、エンジニアリング会社ウィアーグループが3.63%高で続いた。

     

     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18411.18(+90.51)

    30日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比90.51ポイント(0.49%)高の1万8411.18で終えた。欧州で好調な決算を公表したイタリアの大手銀インテーザ・サンパオロ株が上昇し、ドイツの銀行株にも買いが波及した。

    31日以降に米国や英国で金融政策が発表される。内容を確認したいとの雰囲気もあり、指数上昇の勢いは限られた。

    個別では、医療機器のザルトリウスが3.73%高、ドイツ銀行が2.23%高、航空機大手エアバスが2.13%高と買われた半面、日用品大手ヘンケルは1.36%安、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズは1.32%安、セメント大手ハイデルベルクは0.55%安で取引を終えた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7474.94(+31.10)

    フランスCAC40種指数は0.42%高だった。四半期決算が好調だった銘柄を中心に買いが入った。

     


07月31日 毎日コラム
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