【市況一覧】
日経平均株価
36,391.47 -265.62 09/06
TOPIX
2,597.42 -23.34 09/06
マザーズ
643.88 -12.70 09/06
NYダウ平均
40,755.75 -219.22 09/06
ナスダック総合
17,127.66 +43.36 09/06


07月01日 マーケットコメント

07月02日 マーケットコメント

07月03日 マーケットコメント

07月04日 マーケットコメント

07月05日 マーケットコメント

07月06日 マーケットコメント

07月07日 マーケットコメント

07月08日 マーケットコメント

07月09日 マーケットコメント

07月10日 マーケットコメント

07月11日 マーケットコメント

07月12日 マーケットコメント

07月13日 マーケットコメント

07月14日 マーケットコメント

07月15日 マーケットコメント

07月16日 マーケットコメント

07月17日 マーケットコメント

07月18日 マーケットコメント

07月19日 マーケットコメント

07月20日 マーケットコメント

07月21日 マーケットコメント

07月22日 マーケットコメント

07月23日 マーケットコメント

07月24日 マーケットコメント

07月25日 マーケットコメント


    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は202円安と8日続落、一時プラス圏も失速
     2.前日の米国は、NYダウは上昇もナスダック指数は3日続落
     3.日経平均は一時3万8000円回復後に売りに押される展開
     4.ディスコや東エレク、レーザーテクなど半導体関連株が安い
     5.決算内容が好感されキヤノンや富士通は買い人気を集める
     
    東京株式市場はようやく相場が下げ止まるかと思われたが、調整ムードは払拭できずに最終的には下げに転じてしまった。円高で期待された収益が確保できず、さらに日銀が利上げすれば国内景気が落ち込むとのネガティブな雰囲気が広がっている。来週はそろそろ反発しそうだが上値は比較的限定されそうだ。
     
     
     
    今週は大幅安となった。日経平均は週初の22日に主力銘柄が軒並み安となり、節目の4万円を割り込んだ。23日は大幅高スタートも買いが続かず小幅に下落。
    24日は決算を発表した米テスラの時間外の急落や急速な円高進行を嫌気して400円を超える下落となった。
    24日の米国市場では、グロース株の多くが派手に売られてナスダックが3%を超える大幅下落。これを受けた25日は、一段と円高が進んだこともあってリスクオフの様相が強まり、1285円安と今年最大の下げ幅を記録した。

    金曜26日はプラス圏とマイナス圏を行き来するも終盤に急失速。前の週からの下げが止まらず、8日続落となった。
     日経平均は週間では約2396円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
     
     
    来週も乱高下の展開か。
    7月30日から31日の日程で日銀金融政策決定会合とFOMCが開催される。これらが株価の反転を呼び込む展開に期待したいところで、そうなる可能性も大いにあるが、米国株や為替が不安定となっているだけに、注意が必要。
     
    日銀会合では追加利上げの有無が焦点となり、結果を受けたドル円の動向が大きく注目される。FOMCでは9月の利下げが示唆されるとみられているが、エヌビディアなど主力グロース株がどういった反応を見せるかが注目点となる。日米で決算発表が目白押しとなるが、決算に対する反応も、中銀イベントを波乱なく通過できるかどうかで大きく変わってくると思われる。日米株に下げ止まり感が出てこなかった場合には、金曜8月2日に発表予定の米7月雇用統計は警戒材料となる。底打ち期待の買いとリスク回避の売りがせめぎ合い、日々荒い動きが続くだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    40090.05  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40053.36  25日移動平均線
    40018.98  均衡表転換線(週足)
    40018.98  均衡表基準線(日足)
    39594.39  新値三本足陽転値
    39565.63  均衡表転換線(日足)
    39069.14  13週移動平均線
    39065.68  均衡表基準線(週足)
    39061.56  75日移動平均線
    38991.49  6日移動平均線
    38908.62  26週移動平均線
    38894.53  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38585.26  均衡表雲上限(日足)
    38253.94  均衡表雲下限(日足)
    38048.24  ボリンジャー:-1σ(13週)
    37735.69  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37697.52  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    37667.41  ★日経平均株価26日終値
     
    37027.33  ボリンジャー:-2σ(13週)
    36685.69  200日移動平均線
    36576.85  ボリンジャー:-3σ(25日)
    36486.42  ボリンジャー:-2σ(26週)
    36006.43  ボリンジャー:-3σ(13週)
     

    【大引け概況】


    26日の日経平均株価は8日続落し、終値は前日比202円10銭安の3万7667円41銭だった。8日続落は2021年9月27日から10月6日までの8日続落以来、2年9カ月ぶり。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:26 容量:17.73M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発したものの、ハイテク株は安くナスダック指数は下落。この米ハイテク株安の流れを受け、日経平均株価は下落してスタートした。ただ、前日まで日経平均株価は7日続落と大幅安を演じていただけに、下値には自律反発狙いの買いが入り一時3万8000円台まで値を上げる場面があった。
     
    しかし、後場に入ると徐々に上値を切り下げる展開となり、売りに押されるなか再びマイナス圏に転じた。大引けにかけて下げ幅は拡大した。半導体関連株などが下落し、全体相場を押し下げた。来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が開催されることから積極的な買いを手控える動きも強まった。
     
    25日の米ハイテク株安の流れを受け、半導体関連などに売りが先行した。短期的な戻りを期待した自律反発狙いの買いで日経平均は上昇に転じる場面もあったが、取引終了にかけトヨタやソフトバンクグループ(SBG)など主力株に再び売りが強まり、日経平均は下げ幅を広げる展開だった。
     
    25日の米株式市場でナスダック総合株価指数と主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに3日続落した。東京市場でも東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連株を中心に売りが出て指数を押し下げた。日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、一時23.08と4月22日以来の高水準まで上昇。相場変動率の高まりで、買い持ち高を落とす動きが強まった。
     
    来週には日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。市場関係者は、「日銀が利上げするのではないかとの警戒感が外国人投資家の間で急速に強まっており、足元の日本株売りにつながっている」と話した。
     
    日経平均は上昇し、節目の3万8000円台を回復する場面もあった。円高進行の一服に加え、前日は大幅に下落していたため、自律反発を見込んだ買いが入った。ただ、取引終了にかけては主力株への売りが強まり、自律反発の勢いはそがれた。
     
    注目の日銀会合では、国債買い入れの減額規模と追加利上げの有無だろう。現在、月6兆円をめどとしている国債買い入れ額を2年程度かけて3兆円程度に減額する」というのがメインシナリオだ。また、米AI関連株を中心にこれまでの騰勢が一服し、成長への期待感がはく落しそうで、米AI関連株に下げ止まりがみられるかが注目されよう。米テック企業の決算内容も注意して見ていく必要があるだろう。
     
     


    東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、終値は10.32ポイント安の2699.54だった。JPXプライム150指数は7日続落し、2.90ポイント安の1189.34で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆4350億円、売買高は17億8108万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は871。値上がりは705、横ばいは69だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、電気・ガス業、保険業などが下落。石油・石炭製品、金属製品、機械などが上昇。
     
    個別銘柄では、ディスコや東京エレクトロン、レーザーテックが安く、アドバンテストやルネサスエレクトロニクスが値を下げた。トヨタ自動車や日産自動車も売られ、アシックスや日本製鉄、商船三井が下落した。
     
    半面、三菱重工業や日立製作所、キーエンスが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが値を上げた。中外製薬やファーストリテイリングが買われた。決算内容が好感されキヤノンや富士通が急伸した。

     


     
    東証スタンダード市場はこの日の東京株式市場は、金融政策決定会合や企業の決算発表を控え、不安定な相場になった。イベント前で不安定になっているプライム市場の動きを受け、投資家がスタンダード市場、新興市場に向かった。
    スタンダードTOP20は続落。出来高3億2760万株。
    値上がり銘柄数763、値下がり銘柄数624と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、ジーダット、モバイルファクトリー、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ高。キャンドゥ、仙波糖化工業、ジェクシード、IGポート、オートサーバーなど11銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、倉元製作所、メタプラネット、エヌアイデイ、アドテック プラズマ テクノロジーが買われた。
     
    一方、コロンビア・ワークス、住石ホールディングス、麻生フオームクリート、創建エース、高田工業所など50銘柄が年初来安値を更新。日本パレットプール、メディアリンクス、東邦化学工業、大和重工、SIGグループが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は直近の新興株相場は下落基調にあったため、短期的な戻りを見込んだ買いが入った。もっとも、日経平均株価が取引終了にかけて下げ幅を拡大したことや、日銀が来週30〜31日の金融政策決定会合で利上げに動くとの警戒感は重荷となり、指数は伸び悩んだ。
    東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比2.35ポイント(0.37%)高の642.91だった。
    値上がり銘柄数264、値下がり銘柄数281と、売り買いが拮抗した。
    グロース市場ではGENDAやセルシード、ポスプラが上昇した。一方、カバーやシーユーシー、エコナビスタは下落した。
     
    26日に東証グロース市場に新規上場したタイミーは9時49分に公開価格(1450円)を400円(27.58%)上回る1850円で初値を付けた。終値は初値比200円安の1650円だった。
     
    個別ではAmazia、サンバイオ、WASHハウス、セルシードがストップ高。PostPrimeは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、サンワカンパニー、ジーニーなど4銘柄は年初来高値を更新。シンバイオ製薬、コパ・コーポレーション、スリー・ディー・マトリックス、FFRIセキュリティ、識学は値上がり率上位に買われた。
     
     一方、イシン、カウリス、Will Smart、アストロスケールホールディングス、インテグループなど15銘柄が年初来安値を更新。モダリス、コンヴァノ、ELEMENTS、売れるネット広告社、ロゴスホールディングスが売られた。
     

     
    26日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比188円10銭(0.50%)高の3万8057円61銭だった。
     
    前日の米株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発したものの、ハイテク株などは安くナスダック指数は下落した。このハイテク株安の流れを受け、日経平均株価は下落してスタートした。ただ、前日まで日経平均株価は7日続落と大幅安を演じていただけに、下値には自律反発狙いの買いが入り売り一巡後は上昇に転じ、3万8000円台を回復した。その後は再びマイナス圏に転じる場面があったが、前引けにかけ買い直された。
     
    前日に1285円安と英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日以来の下げ幅を記録したことで、短期的な反発を期待した買いが入った。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台後半で推移しており、25日に付けた151円台から円安・ドル高方向に戻して推移していることも安心感につながった。
     
    朝方は200円あまり下げる場面もあった。25日の米株式市場でナスダック総合株価指数と主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに3日続落し、東京市場でも東エレクなど半導体関連株を中心に売りが出た。岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「相場全体としては3万8000円を割り込んだことで割安感が強まった。本格化してきた四半期決算の発表でも高評価されている企業が出てきていることも支えだ」とみていた。
     
    為替は朝方1ドル154円台まで値を戻しており、猛烈な円高ドル安の流れは一服している。日米株の急落でリスクオフのムードが強まり、日本銀行の金融政策決定会合への利上げ思惑がやや後退し、日本の長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時1.050%まで低下。日米金利差縮小に絡んだ投機筋の円安ポジションの解消がようやく一服したようだ。後場の東京市場は、為替の落着きなどを受けて、38000円水準でのもみ合いとなりそうだ。前日の急落後のため自律反発が入りやすい状況だが、値がさ半導体株が弱いことや、来週の日米中銀会合を前に積極的な押し目買いは入りにくいだろう。大引けにかけて前日比マイナス圏に再び突入し8日続落となる可能性も意識しておきたい。
     
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは15.69ポイント(0.58%)高の2725.55だった。JPXプライム150指数も反発し、7.99ポイント(0.67%)高の1200.23で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2786億円、売買高は9億2805万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1162。値下がりは420、横ばいは63だった。

    業種別では、石油・石炭製品、金属製品、機械、銀行業、鉱業などが上昇した一方、輸送用機器、水産・農林業、空運業、電気・ガス業、サービス業などが下落した。
     
     
    個別銘柄では、好決算を材料に日野自動車、トクヤマが買い優勢となったほか、IHI、三菱重工業など防衛関連銘柄も上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループ、富士通やキヤノンが急伸した。このほか、中外製薬、SUMCO、日立、帝人、ファナックが買われた。
     
     
    半面、ナスダック下落を受けて、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体株の一角が売り優勢となっているほか、日産自、トヨタ自、いすゞなど自動車関連も弱い。ソニーグループも値を下げたこのほか、日本製鉄、花王、キッコーマンが売られた。





    東証スタンダード市場は、前日に大幅下落した反動と米株先物が上昇していることなどを背景に上昇した。
    スタンダードTOP20は小反発。出来高1億9803万株。
    値上がり銘柄数926、値下がり銘柄数439と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではキャンドゥ、ジェクシード、IGポート、SANEI、新コスモス電機など7銘柄が年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、メタプラネット、ビート・ホールディングス・リミテッド、マツモト、倉元製作所が買われた。
     
     一方、コロンビア・ワークス、住石ホールディングス、創建エース、高田工業所、構造計画研究所ホールディングスなど41銘柄が年初来安値を更新。日本パレットプール、FDK、東邦化学工業、中西製作所、プライム・ストラテジーが売られた。
     
     
     


    東証グロース市場はこのところ新興株相場は軟調に推移する場面が目立っていたため、自律反発狙いの買いが優勢だった。前日に大幅に下落していた日経平均株価が上昇に転じたことも投資家心理の支えとなった。
    東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比8.94ポイント(1.40%)高の649.50だった。
    グロース250とグロースCoreはともに上昇。
    グロース市場ではアイスペースやセルシード、FFRIが上昇した。一方、エレメンツやエコナビスタ、AIAIは下落した。
    値上がり銘柄数331、値下がり銘柄数194と、値上がりが優勢だった。

    26日に東証グロース市場に新規上場したタイミーは公開価格(1450円)を400円(27.58%)上回る1850円で初値を付けた。前引けは初値比146円(7.89%)安の1704円だった。
     
    個別ではAmazia、WASHハウスがストップ高。セルシードは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、サンワカンパニー、ジーニーなど4銘柄は年初来高値を更新。PostPrime、スリー・ディー・マトリックス、シンバイオ製薬、坪田ラボ、ペルセウスプロテオミクスが買われた。

    一方、カウリス、Will Smart、アストロスケールホールディングス、インテグループ、豆蔵デジタルホールディングスなど11銘柄が年初来安値を更新。AIAIグループ、モダリス、MFS、AHCグループ、ELEMENTSが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    26日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比76円64銭安の3万7792円87銭。
     
    前日の米株式市場は、NYダウは81ドル高と3日ぶりに反発。米4~6月GDPの成長率が予想を上回った。ただ、ハイテク株などは安くナスダック指数は下落した。米ハイテク株安の流れを受け、東京株式市場も続落して始まった。

    日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面があった。前日に1285円安と英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日以来の下げ幅を記録したことで、短期的な反発を期待した買いが入っている。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台半ばで推移しており、25日に付けた151円台から円安・ドル高方向に戻して推移していることも支えとなっている。

    東証株価指数(TOPIX)は続落している。

    個別では、アドテストやルネサスが安い。リクルート、東京海上、富士フイルムも売られている。一方、25日に2024年12月期の業績予想を上方修正したキヤノンは急伸している。中外薬と富士通も高い。



     


    「弱点」

    「恐怖と欲望指数は41→39」

    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    S&P500とナスダック総合は続落。
    NYダウはGDPの伸びが予想を上回ったことが支援要因となり反発。
    ラッセル2000指数は1.3%高と前日の下げの一部を取り戻した。
    S&P小型株600指数は1.4%高。
    メタ、マイクロソフト、エヌビディアが下落。
    グーグル親会社のアルファベットは3.1%下落して5月6日以来の安値。
    テスラは反発。
    サウスウエスト航空が5.5%高。
    第2四半期の調整後利益が予想を大幅に下回ったフォード・モーターは18.4%安。
    第2四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増。
    成長率は第1四半期の1.4%から加速。
    市場予想平均は2.0%増だった。
    上期の成長率は平均2.1%。
    設備投資は11.6%増と、前四半期の1.6%増から伸びが加速。
    企業在庫は713億ドル増と、前四半期の286億ドル増から積み増しペース加速。
    変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.9%上昇。
    市場予想の2.7%を小幅上回ったものの、3.7%上昇だった第1・四半期から伸びは鈍化。
    来週のFOMCで0.25%の利下げをする確率は7%以下。
    GDP発表までの9%から低下した。
    金利先物市場では、9月、11月、12月にそれぞれ0.25%ポイントの利下げが決定されるとの見方が織り込まれている。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万件減の23万5000件。
    市場予想(23万8000件)以上に減少した。
    前週までの天候や工場の一時閉鎖による影響が薄れた。
    週間継続受給件数は9000件減の185万1000件。
    2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.185%。
    10年国債利回りは4.244%。
    5年国債利回りは4.132%。
    2年国債利回りは4.434%。
    円は一時152円台と2か月半ぶりの高値を付けた後、伸び悩み。
    ドル円は153円台後半。
    WTI原油先物9月限は0.69ドル(0.89%)高の1バレル=78.28ドル。
    SKEW指数は141.38→137.00→136.84→134.17。
    恐怖と欲望指数は41→39。
    (昨年10月5日が20)。

    木曜のNYダウは81ドル(0.26%)高の39935ドルと3日ぶりに反発。
    高値40438ドル、安値39817ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは116.18(前日119.35)。
    NASDAQは160ポイント(0.93%)安の17181ポイントと3日続落。
    高値17544ポイント、安値17033ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは108.44(前日105.79)。
    S&P500は27ポイント(0.51%)安の5399ポイントと3日続落。
    高値5491ポイント、安値5390ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは114.56%(前日115.40%)。
    木曜のダウ輸送株指数は195ポイント(1.26%)高の15659ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は100ポイント(1.96%)安の5005ポイントと3日続落。
    VIX指数は18.46(前日18.04)。
    NYSEの売買高は11.65億株(前日10.28億株)。
    3市場の合算売買高は132.3億株(前日129.4億株、過去20日平均は116億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比40円高の37770円。
    ドル建ては110円高の37840円。
    ドル円は153.93円。
    10年国債利回りは4.244%。
    2年国債利回りは4.434%。

    「7日続落でブレグジット以来の下落幅」

    木曜の日経平均は寄り付き630円安。
    終値は1285円(▲3.28%)安の37869円と7日続落。
    7日続落は2021年9月27日ー10月6日の8日続落以来。
    普通、記録はさかのぼり始めると途絶えるものだが。
    高値38557円。
    安値37825円。
    日足は4日連続で陰線。
    日経平均が終値で38000円を下回ったのは4月26日以来。
    4月25日(37628円)以来3カ月ぶりの安値。
    下落幅はブレグジットで揺れた2016年6月24日(1286安)以来。
    下落率は21年6月21日(3,29%安)以来。
    日経平均は11日に付けた上場来高値(42224円)からの下落率が、調整局面入りとされる10%超に達した。
    日経平均は17日ぶりに一目均衡の雲の下。
    上限は38585円。
    雲の下限は38488円。
    12日は42102円→41754円にマド。
    18日は41054円→40587円にマド。
    25日は39096円→38557円にマド。
    「幻のSQ値41531円」に対して0勝9敗。
    TOPIXは83.26ポイント(▲2.98%)安の2709ポイントと続落。
    25日線(2837ポイント)を4日連続で下回った。
    4日連続で日足陰線。
    200日線(2583ポイント)も下回った。
    16日は2923→2914にマド。
    18日は2909→2893にマド。
    25日は2791→2755にマド。
    TOPIXコア30指数は3日続落。
    プライム市場指数は42.88ポイント(▲2.98%)安の1394.71と続落。
    東証スタンダード指数は続落。
    東証グロース250指数は7.65ポイント(▲1.18%)安の640.56と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲2.71%(前日▲1.48%)。
    プライム市場の売買代金は5兆1999億円(前日3兆8657億円)。
    売買高は21.15億株(前日16.47億株)。
    値上がり277銘柄(前日122銘柄)。
    値下がり1326銘柄(前日1499銘柄)。
    新高値9銘柄(前日31銘柄)。
    新安値118銘柄(前日60銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは96.85(前日104.45)。
    東証グロース市場の騰落レシオは95.91(前日100.15)。
    NTレシオは13.97倍(前日14.02倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
    下向きの25日線(40091円)から▲5.54%(前日▲2.41%)。
    4日連続で下回った。
    横ばいの75日線は39083円。
    23日ぶりに下回った。
    上向きの200日線(36656円)からは△3.31%(前日△6.90%)。
    324日連続で上回った。
    下向きの5日線は39256円。
    9日連続で下回った。
    13週線は39084円。
    26週線は38916円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.029%(前日▲16.550%)。
    買い方▲11.108%(前日▲8.984%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.750%(前日▲6.439%)。
    買い方▲24.377%(前日▲22.962%)。
    空売り比率は43.3%(前日45.3%、4日連続で40%超)。
    6月17日の45.9%以来の大きさ。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日10.2%)。
    2日連続で10%超。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    いよいよ限界に近付いてきた。
    日経VIは22.02(前日19.01)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.00倍(前日16.54倍)。
    4日連続で16倍台。
    前期基準では16.27倍。
    EPSは2366円(前日2367円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.44倍(前日1.48倍)。
    BPSは26298円(前日26455円)。
    日経平均の予想益回りは6.25%。
    予想配当り利回りは1.81%。
    指数ベースではPERは20.82倍(前日21.63倍)。
    EPSは1810円(前日1810円)。
    PBRは1.96倍(前日2.02倍)。
    BPSは19321円(前日19383円)。
    10年国債利回りは1.065%(前日1.075%)。
    プライム市場の予想PERは15.83倍。
    前期基準では16.09倍。
    PBRは1.36倍。
    プライム市場の予想益回りは6.13%。
    配当利回り加重平均は2.20%。
    プライム市場の単純平均は56円安の2863円(前日は2920円)。
    プライム市場の売買単価は2458円(前日2346円)。
    プライム市場の時価総額は943兆円(前日971兆円)。
    ドル建て日経平均は248.08(前日253.20)と続落。
    木曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比40円高の37770円。
    高値38305円、安値37335円。
    大証夜間取引終値は日中比30円安の37700円。
    気学では金曜は「上寄りしたら売り方針の日」。
    月曜は「押し目買いの日」。
    火曜は「吹き値売りの日。初め高くても後安し」。
    水曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
    木曜は「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
    金曜は「高下して後場変化すること多し」。
    ボリンジャーのマイナス1σが38999円。
    マイナス2σが37906円。
    マイナス3σが36813円。
    週足のマイナス1σが38063円。
    マイナス2σが37083円。
    マイナス3σが36082円。
    週足陽線基準は39599円。

    《今日のポイント7月26日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
       10年国債利回りは4.285%。
       2年国債利回りは4.432%。
       ドル円は153円台後半。
       SKEW指数は141.38→137.00→136.84。
       恐怖と欲望指数は55→41。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)水曜のダウ輸送株指数は191ポイント(1.22%)安の15464ポイントと続落。
       SOX指数は292ポイント(5.41%)安の5105ポイントと続落。
       VIX指数は18.04(前日14.72)。
       NYSEの売買高は10.28億株(前日8.76億株)。
       3市場の合算売買高は129.4億株(前日104.5億株、過去20日平均は114.5億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比1005円安の38115円。

    (3)プライム市場の売買代金は5兆1999億円(前日3兆8657億円)。
       売買高は21.15億株(前日16.47億株)。
       値上がり277銘柄(前日122銘柄)。
       値下がり1326銘柄(前日1499銘柄)。
       新高値9銘柄(前日31銘柄)。
       新安値118銘柄(前日60銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは96.85(前日104.45)。
       東証グロース市場の騰落レシオは95.91(前日100.15)。
       NTレシオは13.97倍(前日14.02倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)下向きの25日線(40091円)から▲5.54%(前日▲2.41%)。
       4日連続で下回った。
       横ばいの75日線は39083円。
       23日ぶりに下回った。
       上向きの200日線(36656円)からは△3.31%(前日△6.90%)。
       324日連続で上回った。
       下向きの5日線は39256円。
       9日連続で下回った。
       13週線は39084円。
       26週線は38916円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.029%(前日▲16.550%)。
       買い方▲11.108%(前日▲8.984%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.750%(前日▲6.439%)。
       買い方▲24.377%(前日▲22.962%)。

    (6)空売り比率は43.3%(前日45.3%、4日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は10.3%(前日10.2%)。
       2日連続で10%超。
       いよいよ限界に近付いてきた。
       日経VIは22.02(前日19.01)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.00倍(前日16.54倍)。
       4日連続で16倍台。
       前期基準では16.27倍。
       EPSは2366円(前日2367円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.44倍(前日1.48倍)。
       BPSは26298円(前日26455円)。
       日経平均の予想益回りは6.25%。
       予想配当り利回りは1.81%。
       指数ベースではPERは20.82倍(前日21.63倍)。
       EPSは1810円(前日1810円)。
       PBRは1.96倍(前日2.02倍)。
       BPSは19321円(前日19383円)。
       10年国債利回りは1.065%(前日1.075%)。

    (8)プライム市場の単純平均は56円安の2863円(前日は2920円)。
       プライム市場の時価総額は943兆円(前日971兆円)。
       ドル建て日経平均は248.08(前日253.20)と続落。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが38999円。
       マイナス2σが37906円。
       マイナス3σが36813円。
       週足のマイナス1σが38063円。
       マイナス2σが37083円。
       マイナス3σが36082円。
       週足陽線基準は39599円。

    今年の曜日別勝敗(7月25日まで)

    月曜15勝9敗
    火曜17勝12敗
    水曜9勝19敗
    木曜15勝15敗
    金曜16勝11敗

    7月第3週(7月16日─7月19日)の週間海外投資家動向
    現物2450億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
    先物5650億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
    合計8110億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
    個人は現物2512億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
    先物1352億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計3864億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    信託銀行は現物257億売り越し(2週連続で売り越し)。
    先物667億円売り越し(4週連続で売り越し)。
    合計410億円買い越し(9週ぶりに買い越し)。

    7月第2週(7月8日─7月12日)の週間海外投資家動向
    現物1288億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    先物8497億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計9786億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    個人は現物773億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    先物2212億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計1438億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
    信託銀行は現物733億売り越し(3週ぶりに売り越し)。
    先物9241億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    合計9975億円売り越し(8週連続で売り越し)。
    2023年7月第2週以来の大幅売り越し。
    株高での年金基金等機関投資家の売り観測だが季節性があるのかもしれない。

    投資部門別売買代金では個人が現物で6億円売り越し(前週2763億円売り越し)。
    信用で2518買い越し(前週1989億円買い越し)。
    海外投資家が2459億円売り越し(前週1288億円買い越し)。
    信託銀行が257億円売り越し(前週738億円買い越し)。
    事業法人が1367億円買い越し(前週1791億円買い越し)。

    安ければ弱気材料を嬉々として話す。
    高ければ強気材用を疑わし気に話す。
    これが証券マスコミの弱点ではなかろうか。
    下げた理由は誰もが語るからわかる。
    でもそんな中で大幅高している個別銘柄にこそ実は真理と未来があるように思える。

    国際通貨基金(IMF)は7月に公表した世界経済見通しの最新版で2024年を3.2%成長とし、
     4月の前回予測から据え置いた。
     消費者物価の世界の上昇率は5.9%と23年の6.7%から低下するとみる。
     景気失速を避けながら高インフレを鎮圧する「軟着陸シナリオ」を見込む。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    パナHD(6752)・・・動兆

    次世代太陽電池の本命とされる「ペロブスカイト型太陽電池」事業に2026年に参入する方針。
    自社開発したペロブスカイト型太陽電池と、住宅の建材を組み合わせ
    「発電するガラス」としての用途を開拓する。
    ペロブスカイト型太陽電池を将来的に数百億円の事業に育てる。
    24年秋にも大阪府守口市の研究開発拠点に 建材一体型の太陽電池の試作ラインを設ける見通し。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
     
    ■ホンダ<7267>
    中国生産3割減 日野自動車<7205>はエンジン撤退
     
    ■三井物産<8031>
    インドで介護士育成支援
     
    ■東京建物<8804>
    中国・貴州の住宅開発に23億円出資
     
    ■日野自動車<7205>
    最終赤字2億円 4-6月 エンジン不正なお影響
     
    ■ispace<9348>
    月面探査車を公開
     
    ■日銀 追加利上げの時期模索 7月論も浮上
     
    ■アサヒGHD<2502>
    「なだ万」をオノデラに売却 外食から撤退
     
    ■千代田化工建設<6366>
    純利益2割減 4-6月 米LNG利益計上せず
     
    ■キヤノン<7751>
    純利益27%増 今期上振れ 印刷関連・カメラ伸び
     
    ■富士電機<6504>
    純利益7%増 今期上振れ 政策株売却で
     
    ■富士通<6702>
    純利益4倍 4-6月 DX需要追い風
     
    ■中外製薬<4519>
    1-6月純利益19%増 血友病薬伸び
     
    ■NRI<4307>
    4-6月純利益29%増 サイバー攻撃対策好調
     
    ■百貨店の上半期売上高11.3%増の2兆8185億円 免税売上高が過去最高
     
    ■積水化学工業<4204>
    先端半導体向け高接着易剥離紫外線テープを強化
     
    ■TOWA<6315>
    半導体モールディング装置改造 韓国で本格展開
     
    ■日本板硝子<5202>
    30年までにDX投資100億円 世界拠点でデータ統合
     
    ■伊藤忠商事<8001>
    セルビアで廃棄物発電 仏インフラと合弁
     
    ■三菱ケミカルG<4188>
    乳化剤で米国市場に参入
     
    ■東ソー<4042>
    CO2分離回収材 30年までに収益貢献
     


    26日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、3万7700円-3万8200円を想定。(25日終値3万7869円51銭)
    米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は81ドル高の39935ドルで取引を終えた。
     
    日経平均株価はきのう25日まで7連敗となり、終値ベースでは下落前の16日(4万1275円)からの下げ幅は3400円を超えた。短期的な売られすぎ感から、買い戻しの動きが見込まれる。
    ただ、決算発表前の銘柄は手がけづらい中、買い手控えムードの強い地合いが続くだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の後半(25日は152円18-21銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の後半(同165円12-16銭)と円安方向にあり、輸出関連株には支えとなりそう。
    ただ、週末要因や米国株の不安定な値動きから、取引終了にかけポジション調整の売りで弱含む場面も想定される。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比40円高の3万7770円だった。
     
     
    【好材料銘柄】  

    ■富士古河E&C <1775>
    4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。

    ■セーラー広告 <2156>
    今期経常は3.5倍増益へ。

    ■東北新社 <2329>
    投資会社3Dインベストメント・パートナーズからTOBとスクイーズアウトを通じた株式の非公開化に関する提案を受領。

    ■北日本紡績 <3409>
    KITABO M&A Consultant事業を本格的に開始。

    ■小林製薬 <4967>
    投資ファンドのオアシス・マネジメントが24日付で大量保有報告書を提出。オアシスの小林製薬株式保有比率は5.20%となり、新たに5%を超えたとが判明した。

    ■プライム・ストラテジー <5250>
    戦略AI「David」に関する国内特許を取得。ウェブコンテンツの自動高速表示制御方法。

    ■エコナビスタ <5585>
    エーザイ <4523> と業務提携。認知症領域でのエコシステムの構築を目指す。

    ■シーユーシー <9158>
    4-6月期(1Q)最終は2倍増益で着地。

    ■ピー・シー・エー <9629>
    4-6月期(1Q)経常は62%増益で着地。
     


    【主な経済指標・スケジュール】
     
    26(金)
    【国内】
    7月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
    2年国債入札
    《決算発表》
    キーエンス、信越化、日東電、スクリン、ヒューリック、エムスリー、日立建、ミスミG、芙蓉リース、七十七、椿本チ、第四北越、滋賀銀、トクヤマ、沖縄セルラー、岡三、信金中金PS、マネックスG、SMS、十六FG、東製鉄

    【海外】
    パリ・オリンピック(~8/11)
    米6月個人所得(21:30)
    米6月個人消費支出(21:30)
    《米決算発表》
    エーオン、チャーター・コミュニケーションズ、3M、Tロウ・プライス・グループ、ブリストルマイヤーズ、コルゲート・パルモリブ、フランクリン・リソーシズ、センティーン


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    25日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比81ドル20セント(0.20%)高の3万9935ドル07セントで終えた。
    ダウ平均は前日に504.22ドル安、ナスダックは654.94ポイント安と急落。この日は幅広い銘柄に押し目買いが入った。米商務省が朝方発表した4〜6月期の実質GDP(国内総生産)速報値が景気の底堅さを示す内容だったことも、投資家に買い安心感を与えた。
     
    4〜6月期のGDPは前期比年率2.8%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.1%増)を上回った。「GDPの上振れで米景気後退への警戒感が薄れ、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの安心感が広がった」との声があった。相対的に出遅れ感のある景気敏感株や一部のハイテク株に買いが入った。
     
    一方、ハイテク銘柄は引き続きさえない展開だった。今週テスラやグーグルの親会社アルファベットが発表した4〜6月期決算をきっかけに、人工知能(AI)に対する市場の期待が過剰となっている可能性が意識されるようになり、IT大手や半導体関連が売られた。

    ダウ平均は600ドル近く上昇する場面があった。ハイテク株の売りが膨らんだ前日に500ドルあまり下げていた。米連邦準備理事会(FRB)が重視するPCE物価指数の発表を控えて持ち高を中立に傾ける動きがあった。ただ、様子見姿勢が広がったこともあり、引けにかけては上げ幅を縮小した。

    ダウ平均では前日夕に市場予想を上回る決算を発表したIBMが4%上昇した。セールスフォースも高かった。ボーイングやキャタピラーも上げた。一方、25日に決算とあわせて発表した見通しが慎重と受け止められたハネウェル・インターナショナルは5%安だった。マイクロソフトも売られた。

    ナスダック総合株価指数は3日続落した。前日比160.688ポイント(0.92%)安の1万7181.725で終えた。ダウ平均につれて上昇する場面があったが、主要なハイテク株への利益確定売りが続いた。アルファベットやエヌビディアが下げた。一方、前日に大幅安となったテスラは上昇した。
     
     
    NYダウ    39935.07 ( +81.20 )
    S&P500    5399.22 ( -27.91 )
    NASDAQ  17181.72 ( -160.68 )
    米10年債利回り  4.243 ( -0.045 )

    NY(WTI)原油   78.28 ( +0.69 )
    NY金      2353.5 ( -62.2 )
    VIX指数    18.46 ( +0.42 )
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    25日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比345円安の3万7770円で終えた。
    NYダウ平均は、前日の急落を受けて安値拾いの買いが優勢となり、3日ぶりに反発した。
    この日は米市場でナスダック総合株価指数が下落した。日経平均株価が今年最大の下げ幅となったこともあり、シカゴ市場で先物に売りが広がった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て) 
    37770 ( +40 )

    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    37840 ( +110 )

    ( )は大阪取引所終値比
     





    【欧州株式市場】
     
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
     FTSE100 8186.35(+32.66)
     
    25日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比32.66ポイント(0.40%)高の8186.35で終えた。好決算を公表した日用品大手の英ユニリーバ株が大幅高となり、指数を支えた。前日までに相場水準が切り下がっていたため、目先の自律反発を期待した買いも入った。

    FTSEの構成銘柄では、ユニリーバ6.23%高、25日公表した2024年1〜6月期決算は、売上高が市場予想を上回った。同社は四半期配当の引き上げも決めた。同日に24年1〜6月期決算を公表したたばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコが5.32%高、格安航空大手イージージェットが3.86%高と相場をけん引した。一方、エネルギー小売り大手セントリカは9.93%安と急落。通信大手エアテル・アフリカと産金大手エンデバー・マイニングもそれぞれ7.04%安、6.98%安と売り込まれた。

     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18298.72(-88.74)

    25日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日比88.74ポイント(0.48%)安の1万8298.72で終えた。ドイツ以外の欧州市場でスイスのSTマイクロエレクトロニクスなど低調な決算を公表した一部の半導体関連銘柄が大幅に下落。独インフィニオンテクノロジーズ株に売りが膨らみ、DAXの重荷となった。

    25日の米株式市場で主要な3指数が上昇幅を広げたのは投資家心理を支え、DAXも次第に下げ幅を縮小した。

    個別では、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが6.47%安と下げを主導し、防衛大手ラインメタルが4.96%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーが3.30%安で続いた。

    半面、製薬大手バイエルは2.06%高、ヘルスケア大手フレゼニウスは1.27%高、分子診断大手キアゲンも1.27%高となった。

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7427.02(-86.71)

    フランスの株価指数CAC40は3日続落し、前日比1.15%安の7427.02と1月下旬以来、約半年ぶりの安値で終えた。パリ市場に上場するSTマイクロエレクトロニクスや自動車の欧州ステランティス、仏ルノーの株価下落が目立った。高級ブランド「グッチ」を傘下に持つ仏ケリングや、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン株に売りが続いた。

     
     
     



     

07月26日 毎日コラム
書いた字で性格がバレバレ。ホント?
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv