【市況一覧】
日経平均株価
39,058.32 +147.13 10/18
TOPIX
2,696.06 +8.23 10/18
マザーズ
623.01 -4.69 10/18
NYダウ平均
43,239.05 +161.35 10/18
ナスダック総合
18,373.61 +6.53 10/18


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    37869円51銭(▲1285円34銭=3.28%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2709.86(▲83.26=2.98%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    640.56(▲7.65=1.18%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】21億1519万株(△4億6789万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】5兆1999億円(△1兆3342億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】277(前日:122)
    【値下がり銘柄数】1326(前日:1499)
    【新高値銘柄数】9(前日:31)
    【新安値銘柄数】118(前日:60)
    【25日騰落レシオ】96.85(前日:104.45)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は大幅安で7日続落、下げ加速局面に
     2.ナスダック急落と急激な円高進行でリスクオフ
     3.日経平均は1300円近い暴落で3万8000円台割れ
     4.先物への売りが全体の下げ助長、安値圏で着地
     5.値下がり銘柄は全体の8割、売買代金は5兆円超
     
    日経平均は4桁の下落。寄り付きから3万9000円を大きく下回ったことで、戦意喪失状態に陥った。この下げ自体は長い目で見れば終わりの始まりではなく、利益確定売りの一環なのかもしれない。ただ、そうであったとしても、崩れ方が急すぎる。仮に来週の日銀会合やFOMCで反発したとしても、しばらく悪い影響が残りそうだ。
     
    まずは、本日の米国株、特にナスダックの動向が注目される。米ハイテク株への売りが続いた場合には、日本のハイテク株ももう一段売られることになるだろう。円高に勢いがついており、日銀会合やFOMCを通過するまではそれが止まりそうにない点がやっかいだ。取引時間中にも円高が進むことで外需には押し目買いを入れづらくなっている。日経平均はきょうのようにギャップダウンで始まった場合には、売りが売りを呼ぶ流れとなりやすい点に注意を要するだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
     
    40091.99  25日移動平均線
    40085.47  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40021.89  均衡表転換線(週足)
    39790.17  均衡表転換線(日足)
    39599.00  新値三本足陽転値
    39401.32  6日移動平均線
    39084.69  13週移動平均線
    39083.95  75日移動平均線
    39065.68  均衡表基準線(週足)
    38999.11  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38916.40  26週移動平均線
    38585.26  均衡表雲上限(日足)
    38488.04  均衡表雲下限(日足)
    38083.91  ボリンジャー:-1σ(13週)
    37906.22  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    37869.51  ★日経平均株価25日終値
     
    37712.66  ボリンジャー:-1σ(26週)
    37083.13  ボリンジャー:-2σ(13週)
    36813.34  ボリンジャー:-3σ(25日)
    36656.15  200日移動平均線
    36508.92  ボリンジャー:-2σ(26週)
    36082.35  ボリンジャー:-3σ(13週)
    35305.18  ボリンジャー:-3σ(26週)
    34165.52  均衡表雲上限(週足)
     
     
    昨日の下値支持線となった75日移動平均線を下放れるとともに、75日線上方を走る25日線が下向きに転換して下落トレンド入りを示唆した。ローソク足はマドを空けて大陰線を描き、強い売り圧力が窺える。一目均衡表では株価が雲下限を踏み抜くとともに下向きに転じた基準線を転換線が下回り、遅行線の弱気シグナル発生と併せて三役逆転の弱気形状を示した。一方、25日線との下方乖離率は5.54%と売られ過ぎの5%ラインを超えた。本日まで7日連続安による下げ幅は合計3405.57円、11日高値から本日安値までの下げ幅は4601.19円といずれも大きく、両者の3分の1戻しに相当する1136〜1534円程度の自律反発の可能性が意識される。
     

    【大引け概況】


    25日の日経平均株価は大幅に7日続落した。終値は前日比1285円34銭(3.28%)安の3万7869円51銭だった。下落幅、下落率はともに今年最大となった。

     
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    下落幅は英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で離脱派の勝利が確定した2016年6月24日(1286円安)以来、下落率は21年6月21日(3.29%安)以来と、それぞれ記録的な下落となった。
     
    前日の米国株市場でハイテク株への売りが噴出し、ナスダック総合株価指数が1年9カ月ぶりとなる下落率となったことで投資家心理が大きく弱気に傾いた。
    更に外国為替市場で1ドル=152円台まで急速に円高が進んだこともリスク回避ムードを助長している。225先物への大口売りも裁定解消売りを通じて全体相場を押し下げる格好となり、日経平均は引け際に1300円を超える下げをみせる場面もあった。大引けもこの日の安値圏で引けている。7日続落となったが、これは2021年9月から10月にかけて8日続落を記録して以来、約2年10カ月ぶり。ただ、値下がり銘柄数はプライム市場全体の80%を占めたものの、ディフェンシブストックの一角が買われ、全面安とはならなかった。また、売買代金は5兆円を上回るなど大きく膨らんだ。
     
    24日の米株式市場では2024年4〜6月期の決算を発表したアルファベットやテスラの株価が急落し、他のハイテク株にも売りが波及した。この流れを引き継ぎ、25日の東京市場では東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連が軒並み下落した。日銀が来週の金融政策決定会合で利上げを検討するとの思惑から円相場が1ドル=152円台まで上昇し、円安進行による利益の押し上げ期待の後退からトヨタやホンダなどの自動車株も総じて売られた。
     
    日経平均は終値ベースでの最高値(11日の4万2224円02銭)からの下落率は10%に達し、調整局面に入ったと見る向きが増えている。また、本格化する日米の企業決算や中央銀行の政策修正判断を巡り、日増しに不透明感が強まってきており、売られ過ぎ感はあるものの押し目拾いを慎重にさせそうだ。まずは来週の日米金融政策決定会合の結果を見極める必要があり、それまでは値動きの荒い展開が続きそうだ。
     
    市場では「日経平均が最高値圏で推移する局面で、一段高に期待して信用買いを入れた個人投資家の持ち高解消売りも巻き込んで下げに拍車がかかった面もあるだろう」との声が聞かれた。
     
     


    東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落した。終値は83.26ポイント(2.98%)安の2709.86だった。JPXプライム150指数は6日続落し、39.45ポイント(3.20%)安の1192.24で終えた。東証プライムの売買代金は概算で5兆1999億円、売買高は21億1519万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1326。値上がりは277、横ばいは42だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は電気機器、証券・商品先物取引業、保険業、機械などが下落した。上昇は空運業、陸運業など。
     
     
    個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたディスコが大幅安、売買代金2位の東京エレクトロン、同3位のレーザーテックなどの下げもきつい。ソフトバンクグループ(SBG)も大きく下値を探る展開が続く。ルネサスエレクトロニクスは一時ストップ安をつけた。三菱重工業が売られ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも安い。ファーストリテイリングが軟調、リクルートホールディングスへの売りも目立った。サンケン電気、日立製作所なども大きく水準を切り下げた。
     
    半面、ニトリホールディングスが頑強ぶりを発揮、バンナムHDやエーザイ、オリエンタルランドもしっかり。オービックが買いを集め値上がり率トップとなった。小林製薬は空売りの買い戻しで高く、山崎製パン、サッポロホールディングス、ニチレイ、味の素は上昇した。







     


     
    東証スタンダード市場は米ハイテク株が決算に対する失望感から売られ、東京株式市場でも半導体株などが大きく値を下げた。為替の円高も嫌われた。スタンダードTOP20は続落。出来高2億8558万株。
    値上がり銘柄数234、値下がり銘柄数1242と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では東北新社、ジーダット、東邦化学工業、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ高。大和重工は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンドゥ、ワッツ、セリア、仙波糖化工業、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートなど15銘柄は年初来高値を更新。プライム・ストラテジー、中西製作所、大丸エナウィン、AMGホールディングス、FDKが買われた。
     
    一方、メタプラネットがストップ安。コロンビア・ワークス、土屋ホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、カドス・コーポレーション、フィットイージーなど86銘柄は年初来安値を更新。メディアリンクス、クレオ、PLANT、ザインエレクトロニクス、シーズメンが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は為替の円高進行で買いが入りにくく続落。
    この日は新興企業市場で、一日を通して値下がり優勢。投資家は小型株に向かわず、売買代金は多くはなかった。前日の米株式相場の下落を受け、日経平均株価が急落したことで個人投資家の心理が冷え込み、運用リスクを避ける目的の売りが優勢だった。
    外国為替相場はドル安・円高が進行しており、東京株式市場は「円高を嫌気した売りが出ている」という。投資家心理は下向き、グロース株にも買いは入りにくかった。
    グロース250とグロースCoreは下落。
    東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比7.65ポイント(1.18%)安の640.56だった。
    グロース市場ではインテグラルやQPS研究所が下落した。一方、シーユーシーやエコナビスタは上昇した。
    値上がり銘柄数139、値下がり銘柄数419と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、Chordia Therapeutics、エコナビスタ、WASHハウスがストップ高。シンカ、シーユーシーは一時ストップ高と値を飛ばした。サンワカンパニー、セーフィー、ソレイジア・ファーマ、モダリス、ジーニーなど8銘柄は年初来高値を更新。JTOWER、光フードサービス、グラッドキューブ、カルナバイオサイエンス、ワンダープラネットが買われた。
     
    一方、セルシードが一時ストップ安と急落した。Veritas In Silico、Lib Work、イシン、カウリス、グリーンモンスターなど46銘柄は年初来安値を更新。PostPrime、シンバイオ製薬、ジェイフロンティア、QPS研究所、TORICOが売られた。
     
     
     


     
    25日午前の日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比989円66銭(2.53%)安の3万8165円19銭だった。下げ幅は1100円を超え、節目の3万8000円を取引時間中として約1カ月ぶりに下回る場面があった。
     
    前日の米国株市場ではハイテク株中心に売りが売りを呼ぶ展開となり、ナスダック総合株価指数はマドを開けて大陰線を示現し、下落率は約1年9カ月ぶりの大きさとなった。これを受けて東京株式市場でも半導体関連などハイテク系グロース株を中心に売り圧力の強い地合いを強いられている。ただ、下げ一巡後は空売り筋の買い戻しや値ごろ感からの押し目買いを誘導し、日経平均は前引け間際にやや下げ渋っている。
     
    24日の米株式市場で主要株価指数が大幅に下落し、東京市場でも主力株への売り圧力が一段と強まった。東京外国為替市場で円相場が1ドル=152円台まで一段と円高・ドル安が加速したのも日経平均の下落に拍車をかけた。
     
    24日の米株式市場でナスダック総合株価指数が3.63%安となった。2024年4〜6月期の決算を発表したアルファベットやテスラの株価急落が他のハイテク株にも波及し、25日の東京市場でも東エレクやアドテスト、レーザーテクなど値がさの半導体関連が軒並み安となった。
     
    市場では「米国による半導体の対中輸出規制の強化への警戒が根底にある。そこに米ハイテク株安と円高加速といった悪材料が重なったため、日本株の下げが大きくなった」との指摘があった。
     
    長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、朝方、直近高値1.10%に顔合わせする場面も見られた。市場では、7月30-31日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での利上げ実施に対する思惑が高まっており、金利は上昇傾向にある。金利上昇なども影響して、投機筋の円売りポジション解消が続いているとの観測から、為替は1ドル152円台半ばまで円高ドル安が進行。輸出関連銘柄の重しとなっている。後場の東京株式市場は、日経平均やTOPIXの下げ幅縮小を期待したいところだが、一段の円高推移となれば日経平均は再度38000円の攻防を迎えるだろう。金利市場、為替市場を睨んだ厳しい相場展開が続く公算が大きい。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落した。前引けは60.29ポイント(2.16%)安の2732.83だった。JPXプライム150指数も大幅安となり、31.24ポイント(2.54%)安の1200.45で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5028億円、売買高は10億4427万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1145。値上がりは449、横ばいは51だった。
     
     業種別では、電気機器、機械、保険業、証券・商品先物取引業、サービス業などが下落した一方、空運業、パルプ・紙、食料品、水産・農林業、陸運業などが上昇した。
     
    個別ではきょうも売買代金首位となっているディスコが大幅安、レーザーテック、東京エレクトロンなどの下げもきつい。アドバンテスト、ソシオネクスト、SUMCO、スクリーンHDなど半導体株が下落。ソフトバンクグループは商いを膨らませながらも大きく下値を探る展開が続いている。会社説明会の話がネガティブ視されてルネサスエレクトロニクスはストップ安に売り込まれた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが安く、リクルートホールディングスへの売りも目立つ。このほか、川崎重、日立、IHI、三菱重工業、三越伊勢丹が売られた。
     
    半面、為替が1ドル152円台まで円高ドル安が進行したことから、ニチレイ、サッポロHD、ニトリホールディングス、明治ホールディングス、日本ハムなど円高メリット銘柄が上昇。小林製薬は空売りの買い戻しで値上がり率トップに買われた。ピー・シー・エー、オープンドアなども上値指向。このほか、オリンパス、京王電鉄、バンナムHDが買われた。
     
     


     
    東証スタンダード市場は前日の米国市場でハイテク株中心に売りが広がった流れを引き継ぎ、幅広い業種が下落した。為替相場が円高に振れたことも株式先物の売りを誘った。スタンダードTOP20は続落。出来高1億8604万株。
    値上がり銘柄数267、値下がり銘柄数1172と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、ジーダットがストップ高。東邦化学工業、大和重工は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンドゥ、ワッツ、セリア、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、東名など12銘柄は年初来高値を更新。プライム・ストラテジー、ビート・ホールディングス・リミテッド、ANAP、大丸エナウィン、レオクランが買われた。
     
    一方、メタプラネットがストップ安。コロンビア・ワークス、土屋ホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、カドス・コーポレーション、フィットイージーなど76銘柄は年初来安値を更新。クレオ、タカチホ、日本電子材料、リベルタ、ザインエレクトロニクスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が急落したことで個人投資家の心理が悪化し、リスク回避を目的とした売りが優勢だった。
    グロース250は小幅安。グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比3.45ポイント(0.53%)安の644.76だった。
    グロース市場ではセルシードやQPS研究所が下落した。一方、シーユーシーやライフネットは上昇した。
    値上がり銘柄数153、値下がり銘柄数403と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、エコナビスタ、WASHハウスがストップ高。シンカ、シーユーシーは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、セーフィー、モダリス、ジーニーなど5銘柄は年初来高値を更新。光フードサービス、JTOWER、カルナバイオサイエンス、WOLVES HAND、Will Smartが買われた。
     
     一方、セルシードがストップ安。Veritas In Silico、Lib Work、イシン、カウリス、グリーンモンスターなど42銘柄は年初来安値を更新。PRISM BioLab、シンバイオ製薬、ペルセウスプロテオミクス、PostPrime、ELEMENTSが売られた。
     
     
     

    【寄り付き概況】

     

    25日の日経平均株価は大幅に続落して始まった。始値は前日比630円65銭安の3万8524円20銭。下げ幅はその後900円を超えた。

    主力株をはじめ幅広い銘柄にリスク回避目的の売りが噴出している。米国株市場ではハイテク株を中心にリスクオフ一色の地合いとなった。ナスダック総合株価指数は3.6%超の急落で2022年10月以来の下落率を示しており、この流れが東京市場にも波及している。

    外国為替市場で急激な円高が進んでいることも警戒され、日経平均は大きく下値を探る展開。先物主導のインデックス売りが全体を押し下げ、一部の銘柄には追い証回避の売りも出やすく下落を助長しそうだ。一方、短期的には下げ過ぎとみた押し目買いや買い戻しで、売り一巡後はいったん下げ渋るケースも考えられる。

    日銀による早期の利上げ観測への警戒も日本株の売りを促している。ロイター通信が24日、日銀の金融政策について「来週の政策決定会合で利上げを検討する可能性が高い」と報じ、外国為替市場で円相場は1ドル=153円台まで円高・ドル安が進んでいる。市場では「複数の政治家から日銀の政策正常化を促す発言が出ているなかでの報道とあって、7月会合で日銀が利上げするとの警戒が高まりやすい」との声があった。


    東証株価指数(TOPIX)は大幅に続落している。

    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が売られているほか、TDKやダイキンも下落している。一方、ニトリHDやエーザイが上昇したほか、エムスリーやサッポロHDは買われている。


     


    「五輪アノマリー」

    「S&Pは365営業日ぶりに2%超下落」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
    テスラとグーグルの親会社アルファベットの四半期決算がさえなかったことが背景。
    「マグニフィセント・セブン」で最初となった両社の決算発表だった。
    S&Pは2022年12月以来最悪のパフォーマンス。
    365営業日ぶりに2%超下落して引けた。
    この期間は07年以降最長となる。
    ナスダック総合は22年10月以降で最大の下落率、
    6月10日以来の安値水準。
    NYダウは2週間ぶりに4万ポイントを割り込んだ、
    テスラは12.3%安と20年9月以来の大幅な下落率。
    アルファベットは5%下落。
    5月31日以来の安値。
    アップル、マイクロソフト,アマゾン、メタ、エヌビディア も軒並み下落。
    合算出来高は129億4000万株(直近20日平均は114億8000万株)。
    7月のS&Pグローバル日総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.0。
    2年3カ月ぶりの高水準。
    6月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.6%減の61万7000戸。
    昨年11月以来7カ月ぶりの低水準。
    市場予想は64万戸だった。
    長期国債の利回りが上昇した一方、2年債利回りは低下。
    2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.134%。
    10月23日以来の低水準となった。
    7月30─31日のFOMCで少なくとも0.25%の利下げを行う可能性はわずか、
    一方9月利下げの見方は完全に織り込んでいる。
    10年国債利回りは4.285%。
    5年国債利回りは4.175%。
    2年国債利回りは4.432%。
    円は対ドルで2カ月超ぶりの高値水準。
    対ユーロでも利回り格差が縮小するとの見方を背景に5月以来の高値水準。
    ドル円は153円台後半。
    WTI原油先物9月限は0.63ドル(0.8%)高の77.59ドル。
    ビットコインが0.69%高の6万6290ドル。
    イーサは2.38%安の3399.80ドル。
    SKEW指数は141.38→137.00→136.84。
    恐怖と欲望指数は55→41。
    (昨年10月5日が20)。

    水曜のNYダウは504ドル(1.25%)安の39853ドルと続落。
    高値40158ドル、安値39807ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは119.35(前日129.45)。
    NASDAQは654ポイント(3.64%)安の17342ポイントと続落。
    高値17747ポイント、安値17313ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは105.79(前日110.58)。
    S&P500は128ポイント(2.31%)安の5427ポイントと続落。
    高値5508ポイント、安値5419ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは115.40%(前日122.77%)。
    水曜のダウ輸送株指数は191ポイント(1.22%)安の15464ポイントと続落。
    SOX指数は292ポイント(5.41%)安の5105ポイントと続落。
    VIX指数は18.04(前日14.72)。
    NYSEの売買高は10.28億株(前日8.76億株)。
    3市場の合算売買高は129.4億株(前日104.5億株、過去20日平均は114.5億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比1005円安の38115円。
    ドル建ては945円安の38175円。
    ドル円は153.87円。
    10年国債利回りは4.285%。
    2年国債利回りは4.432%。

    「空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%とそろそろ限界値」

    水曜の日経平均は寄り付き258円安。
    終値は439円(▲1.11%)安の39154円と6日続落。
    6日続落は2021年9月27日ー10月6日の8日続落以来。
    高値39643円。
    安値39060円。
    日足は3日連続で陰線。
    日経平均は16日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は38585円。
    雲の下限は38438円。
    12日は42102円→41754円にマド。
    18日は41054円→40587円にマド。
    「幻のSQ値41531円」に対して0勝8敗。
    TOPIXは40.27ポイント(▲1.42%)安の2793ポイントと反落。
    25日線(2837ポイント)を3日連続で下回った。
    3日連続で日足陰線。
    16日は2923→2914にマド。
    18日は2909→2893にマド。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は20.76ポイント(▲1.42%)安の1437.59と反落。
    東証スタンダード指数は反落。
    東証グロース250指数は12.69ポイント(▲1.92%)安の648.21と反落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.48%(前日△0.55%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8657億円(前日3兆4885億円)。
    売買高は16.47億株(前日13.89億株)。
    値上がり122銘柄(前日1127銘柄)。
    値下がり1499銘柄(前日472銘柄)。
    新高値31銘柄(前日48銘柄)。
    5日連続で2ケタ。
    新安値60銘柄(前日21銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは104.45(前日116.32)。
    東証グロース市場の騰落レシオは95.91(前日100.15)。
    NTレシオは14.02倍(前日13.97倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(40120円)から▲2.41%(前日▲1.24%)。
    3日連続で下回った。
    横ばいの75日線は39098円。
    22日連続で上回りサポートされた格好。
    上向4の200日線(36626円)からは△6.90%(前日△8.33%)。
    323日連続で上回った。
    下向きの5日線は39707円。
    8日連続で下回った。
    13週線は39183円。
    26週線は38965円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.550%(前日▲16.943%)。
    買い方▲8.984%(前日▲7.8180%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.439%(前日▲7.450%)。
    買い方▲22.962%(前日▲21.680%)。
    空売り比率は45.3%(前日44.1%、4日連続で40%超)。
    6月17日の45.9%以来の大きさ。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日8.9%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    いよいよ限界に近付いてきた。
    7月19日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.54%(前週▲4.62%)。
    3週ぶりに悪化。
    7月19日時点の裁定売り残は24億円増の5550億円。
    8週連続で減少。
    7月19日時点の裁定買い残は393億円減の2兆6424億円。
    5週ぶりに減少。
    当限は売り残が83億円増の3442億円。
    買い残が392億円減の2兆6404億円。
    翌限以降は売り残が59億円減の2107億円。
    買い残が0.5億円減の20億円
    日経VIは19.01(前日19.06)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.77倍)。
    3日連続で16倍台。
    前期基準では16.82倍。
    EPSは2367円(前日2361円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.48倍(前日1.51倍)。
    BPSは26455円(前日26221円)。
    日経平均の予想益回りは6.05%。
    予想配当り利回りは1.85%。
    指数ベースではPERは21.63倍(前日21.88倍)。
    EPSは1810円(前日1809円)。
    PBRは2.02倍(前日2.05倍)。
    BPSは19383円(前日19314円)。
    10年国債利回りは1.075%(前日1.060%)。
    プライム市場の予想PERは16.29倍。
    前期基準では16.56倍。
    PBRは1.40倍。
    プライム市場の予想益回りは6.13%。
    配当利回り加重平均は2.20%。
    プライム市場の単純平均は43円安の2920円(前日は2963円)。
    プライム市場の売買単価は2346円(前日2510円)。
    プライム市場の時価総額は971兆円(前日985兆円)。
    ドル建て日経平均は253.20(前日253.27)と反落。
    水曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比1005円安の38115円。
    高値39635円、安値38095円。
    大証夜間取引終値は日中比950円安の38170円。
    気学では「前後場逆行して動く日」。
    金曜は「上寄りしたら売り方針の日」。
    ボリンジャーのプラス1σが41163円。
    マイナス1σが39076円。
    マイナス2σが38033円。
    マイナス3σが36989円。
    週足のプラス1σが40120円。
    マイナス1σが38246円。
    マイナスσが37308円。
    マイナス3σが36371円。

    《今日のポイント7月25日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
       10年国債利回りは4.285%。
       2年国債利回りは4.432%。
       ドル円は153円台後半。
       SKEW指数は141.38→137.00→136.84。
       恐怖と欲望指数は55→41。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)水曜のダウ輸送株指数は191ポイント(1.22%)安の15464ポイントと続落。
       SOX指数は292ポイント(5.41%)安の5105ポイントと続落。
       VIX指数は18.04(前日14.72)。
       NYSEの売買高は10.28億株(前日8.76億株)。
       3市場の合算売買高は129.4億株(前日104.5億株、過去20日平均は114.5億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比1005円安の38115円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8657億円(前日3兆4885億円)。
       売買高は16.47億株(前日13.89億株)。
       値上がり122銘柄(前日1127銘柄)。
       値下がり1499銘柄(前日472銘柄)。
       新高値31銘柄(前日48銘柄)。
       5日連続で2ケタ。
       新安値60銘柄(前日21銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは104.45(前日116.32)。
       東証グロース市場の騰落レシオは95.91(前日100.15)。
       NTレシオは14.02倍(前日13.97倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)上向きの25日線(40120円)から▲2.41%(前日▲1.24%)。
       3日連続で下回った。
       横ばいの75日線は39098円。
       22日連続で上回りサポートされた格好。
       上向きの200日線(36626円)からは△6.90%(前日△8.33%)。
       323日連続で上回った。
       下向きの5日線は39707円。
       8日連続で下回った。
       13週線は39183円。
       26週線は38965円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.550%(前日▲16.943%)。
       買い方▲8.984%(前日▲7.8180%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.439%(前日▲7.450%)。
       買い方▲22.962%(前日▲21.680%)。

    (6)空売り比率は45.3%(前日44.1%、4日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日8.9%)。
       7月19日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.54%(前週▲4.62%)。
       3週ぶりに悪化。
       7月19日時点の裁定売り残は24億円増の5550億円。
       8週連続で減少。
       7月19日時点の裁定買い残は393億円減の2兆6424億円。
       5週ぶりに減少。
       当限は売り残が83億円増の3442億円。
       買い残が392億円減の2兆6404億円。
       日経VIは19.01(前日19.06)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.77倍)。
       3日連続で16倍台。
       前期基準では16.82倍。
       EPSは2367円(前日2361円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.48倍(前日1.51倍)。
       BPSは26455円(前日26221円)。
       日経平均の予想益回りは6.05%。
       予想配当り利回りは1.85%。
       指数ベースではPERは21.63倍(前日21.88倍)。
       EPSは1810円(前日1809円)。
       PBRは2.02倍(前日2.05倍)。
       BPSは19383円(前日19314円)。
       10年国債利回りは1.075%(前日1.060%)。

    (8)プライム市場の単純平均は43円安の2920円(前日は2963円)。
       プライム市場の売買単価は2346円(前日2510円)。
       プライム市場の時価総額は971兆円(前日985兆円)。
       ドル建て日経平均は253.20(前日253.27)と反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが41163円。
       マイナス1σが39076円。
       マイナス2σが38033円。
       マイナス3σが36989円。
       週足のプラス1σが40120円。
       マイナス1σが38246円。
       マイナスσが37308円。
       マイナス3σが36371円。

    今年の曜日別勝敗(7月24日まで)

    月曜15勝9敗
    火曜17勝12敗
    水曜9勝19敗
    木曜15勝14敗
    金曜16勝11敗

    7月19日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.54%(前週▲4.62%)。
    3週ぶりに悪化。
    7月19日時点の信用売り残は225億円減の7605億円。
    2週連続で減少。
    同信用買い残は1371億円増の4兆9254億円。
    2週連続で増加。
    6月21日時点の4兆9117億円よりも増加。
    2006年6月以来約18年ぶりの高水準。
    ただ当時は東証時価総額の1.1%、現在は約0.5%程度。
    22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
    昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
    4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
    信用倍率は6.48倍(前週6.11倍)と2週連続で6倍台。
    7月19日時点の裁定売り残は24億円増の5550億円。
    8週連続で減少。
    7月19日時点の裁定買い残は393億円減の2兆6424億円。
    5週ぶりに減少。
    当限は売り残が83億円増の3442億円。
    買い残が392億円減の2兆6404億円。
    翌限以降は売り残が59億円減の2107億円。
    買い残が0.5億円減の20億円

    ローマクラブがマサチューセッツ工科大学のデニス・メドウズ氏らに委託した研究成果の「成長の限界。
    発表されたのは1972年。
    経済と人口増加をモデルにして有限な資源の供給と対比したものである。
    資源は有限、人間も有限、だから地球世界の成長は限界という。
    より重要なのは人間ということになろう。
    発表後50年以上の時間を経ても色褪せない推論と言うのはすごい。
    株式市場は、さまざまな限度のある社会の中でどう人間を活用して拡大成長させるかが大きなテーマでもある。

    昨日のストボで日産証券の菊川さんが紹介してくれた五輪アノマリー。

    夏季オリンピック アノマリー
    大会開幕に向けては相場が軟調に推移することが多い。
    開会式前日にかけて、株価が下落した年が多い傾向。
    メダルの数によって、開催中の株価の推移に特徴がある。
    メダルを30個以上獲得した大会では、約2週間にわたる開催期間中、日経平均株価は堅調な推移をする傾向。
    日本の金メダル数が2ケタに達した夏季五輪では大会期間中の日経平均株価はメキシコ以降ですべて上昇。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    高島(8007)・・・動兆

    繊維、建材から太陽光発電機器の販売など多角化。
    東南アジアで日系向けに電子部品工場も展開
    電子デバイスは低調だが、建材は物流施設や工場向けに加え、太陽光発電関連も増勢。
    産業資材は自動車関連の物流資材や医療向けも伸び順調。
    人件費増こなし営業益回復。固定資産売却特益見込まず。
    昨年子会社化した地盤改良工事などを手がける岩水開発と連携、工事関連の事業開拓にも注力。
    産業資材は組織改編を機に事業見直し、子会社との連携強化。
    高島社長は緑のネクタイ4人目。

    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     

    ■JR東日本<9020> 羽田「臨海部ルート」31年度開業目標


    ■マネーフォワード<3994> チャットGPTで財務分析サービス


    ■いすゞ自動車<7202> 普通免許対応の小型ディーゼルトラック


    ■オアシス 小林製薬<4967>の大株主に
    ■スーパー売上高 6月4.7%増


    ■駒井ハルテック<5915> 千葉で風車タワー生産 洋上風力向け


    ■オービック<4684> 株式5分割 4-6月純利益14%増


    ■キヤノンMJ<8060> 自社株TOB 最大900億円 キヤノン<7751>が応募


    ■日本航空電子工業<6807> 4-6月純利益25%増 車向け好調


    ■東北新社<2329> 株式の非公開化提案 シンガポール投資会社


    ■エーザイ<4523> 認知症検査を血液で簡易に 治療薬普及へ


    ■神戸製鋼所<5406>社長 「大型電炉、早ければ25年度に判断」


    ■村田製作所<6981> 電子部品を海上輸送 供給網の脱炭素推進


    ■綜研化学<4972> 中国で光学粘着剤のシェア7割超へ


    ■扶桑化学工業<4368> タイ・ベトナムで食品添加物製剤を拡販

     



    25日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。

    日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(24日終値3万9154円85銭)

    米国株は下落。ダウ平均は504ドル安の39853ドルで取引を終えた。

    現地24日の米国株安や、足元での弱い地合いもあり、売り先行スタートが見込まれる。

    日経平均は3万9000円近辺にテクニカルの節目がいくつかあったが、スタートからこれらを下回ることになりそう。場中は不安定かつ、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の半ば(24日は154円58-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の半ば(同167円42-46銭)と、円高方向に振れていることから、輸出関連株には重しとなりそう。消極的に、値動きの軽い中小型株に短期的な資金が向かうことも想定される。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比1005円安の3万8115円だった。

     

    【好材料銘柄】  

    ■富士古河E&C <1775>
    4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。

    ■セーラー広告 <2156>
    今期経常は3.5倍増益へ。

    ■東北新社 <2329>
    投資会社3Dインベストメント・パートナーズからTOBとスクイーズアウトを通じた株式の非公開化に関する提案を受領。

    ■北日本紡績 <3409>
    KITABO M&A Consultant事業を本格的に開始。

    ■小林製薬 <4967> 
    投資ファンドのオアシス・マネジメントが24日付で大量保有報告書を提出。オアシスの小林製薬株式保有比率は5.20%となり、新たに5%を超えたとが判明した。

    ■プライム・ストラテジー <5250>
    戦略AI「David」に関する国内特許を取得。ウェブコンテンツの自動高速表示制御方法。

    ■エコナビスタ <5585> 
    エーザイ <4523> と業務提携。認知症領域でのエコシステムの構築を目指す。

    ■シーユーシー <9158> 
    4-6月期(1Q)最終は2倍増益で着地。

    ■ピー・シー・エー <9629> 
    4-6月期(1Q)経常は62%増益で着地。



    【主な経済指標・スケジュール】

     

    25(木)
    【国内】
    6月企業サービス価格指数(8:50)
    6月百貨店売上高(14:30)
    《決算発表》
    中外薬、ルネサス、キヤノン、NRI、日産自、富士電機、野村不HD、新電工、アマノ、日野自、シンプレクスH、信越ポリ、伊勢化、太平洋、メタウォーター、SBIGアセット

    【海外】
    独7月Ifo企業景況感指数(17:00)
    米4-6月期GDP(21:30)
    米7年国債入札
    G20財務大臣・中央銀行総裁会議(~7/26 リオデジャネイロ)
    《米決算発表》
    ハネウェル・インターナショナル、サウスウェスト航空、アメリカン・エアライン・グループ、キャリア・グローバル、CBREグループ、CMSエナジー、ドーバー、ダウ・インク、DTEエナジー、マスコ・コーポレーション、NASDAQOMXグループ、ノースロップ・グラマン、レイセオン・テクノロジーズ、ユニオン・パシフィック、アッヴィ、トラクターサプライ、プール、バレロ・エナジー




    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    24日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比504ドル22セント(1.24%)安の3万9853ドル87セントで終えた。11日以来の4万ドル割れとなった。前日に決算を発表した大型ハイテク株が急落。売りは他のハイテク株にも広がり、米株相場全体を下押しした。

    米電気自動車大手テスラが前日引け後に明らかにした4〜6月期決算は、純利益が前年同期比45%減少。さえない業績結果を受けて取引序盤から同社株は急落した。同じく前日取引後に公表されたグーグルの親会社アルファベットの決算は増収増益だったが、十分に好感できる内容とは受け止められず、同社株も売り込まれた。
    両社株の下げを眺め、AI(人工知能)ブームを追い風に買われてきたIT大手のマイクロソフトなどにも売りが波及した。ダウ平均は序盤から軟調に推移。引け際に売りが加速し、下げ幅は500ドルを超えた。

    アルファベットやテスラの株価は足元にかけて大幅に上昇してきた後で、決算をきっかけに利益確定売りが膨らんだ面もある。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムの下げが目立った。市場では「これまで相場をけん引してきたハイテク銘柄の決算が市場の期待に届かず、投資家心理が冷え込むとの警戒感が広がった」との声が聞かれた。

    ニューヨーク連銀前総裁のビル・ダドリー氏は24日の米ブルームバーグ通信の記事で「9月会合まで利下げを待つのは景気後退のリスクを不必要に増やす」との考えを示し、7月30〜31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを始めるべきだとの見方を示した。24日発表の7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が好不況の境目である50を下回ったこともあり、景気減速への懸念が意識されたのも米株の売りを促した。

    ダウ平均の構成銘柄ではインテルやボーイング、ナイキが下落した。決算を発表したビザも安かった。ハイテク株から流出した資金の一部はディフェンシブ株に向かい、ジョンソン・エンド・ジョンソンやベライゾン・コミュニケーションズ、メルクが上昇した。

    ナスダック総合株価指数は続落した。前日比654.938ポイント(3.63%)安の1万7342.413で終えた。下落率は22年10月以来の大きさだった。エヌビディアやメタプラットフォームズの下げが目立った。

    S&P500種株価指数は大幅に続落し、終値は前日比128.61ポイント(2.31%)安の5427.13だった。半導体関連株は全面安。主要な関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に続落し、5.4%安で終えた。

     




    【シカゴ日本株先物概況】

    24日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比1385円安の3万8115円で終えた。

    NYダウ平均は、前日の取引終了後に発表された米IT大手などの決算を受け、ハイテク株に売りが膨らみ、大幅続落した。

    この日は日米で株式相場が大きく下げ、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。外国為替市場で円高・ドル安が進んだのもあってシカゴ市場の日経平均先物には売りが膨らんだ。

     

    シカゴ日経225先物 (円建て)

    38115 ( -1005 )


    シカゴ日経225先物 (ドル建て)

    38175 ( -945 )


    ( )は大阪取引所終値比

     

     








    【欧州株式市場】
     

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 8153.69(-13.68)

    24日のFTSE100種総合株価指数は続落し、前日比13.68ポイント(0.16%)安の8153.69で終えた。前日に続き24日の米株式市場でも主要な3指数が下落し、投資家心理を冷やした。

    24日の欧州株式市場で、2024年1〜6月期決算を前日公表した仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど高級ブランド株が下落し、英バーバリー・グループに売りが波及した。

    FTSEの構成銘柄では、航空機エンジン大手ロールス・ロイスが3.50%安、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストが2.94%安、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスが2.76%安と下げを主導。一方、産金大手エンデバー・マイニングは4.03%高、ビジネス情報会社インフォーマは3.68%高、24年4〜6月期の税引き前利益が前年同期比で2ケタ増になったと公表した格安航空大手イージージェットは3.04%高と買われた。

     



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18387.46(-170.24)

    24日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比170.24ポイント(0.91%)安の1万8387.46で終えた。24日公表した2024年4〜6月期決算が最終赤字となったドイツ銀行が同8.3%安となるなど銀行株に売りが膨らんだ。

    個別では、ドイツ銀行が8.32%安と急落。過去に買収した傘下ポンストバンク関連の訴訟費用として引当金を計上したことが響いた。商用車大手ダイムラー・トラックが3.21%安、セメント大手ハイデルベルクセメントが2.13%安で続いた。半面、医療機器のザルトリウスは3.31%高、香料大手シムライズは1.51%高、医薬大手メルクは1.47%高と逆行高を演じた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7513.73(-84.90)

    フランスの株価指数CAC40は続落し、前日比1.11%安で終えた。2024年1〜6月期決算が減収減益となったLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンをはじめ、高級ブランド「グッチ」などを抱えるケリングといった同業に売りが広がった。仏BNPパリバなど銀行株の下落も重荷だった。
     


     

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