【市況一覧】
日経平均株価
36,391.47 -265.62 09/06
TOPIX
2,597.42 -23.34 09/06
マザーズ
643.88 -12.70 09/06
NYダウ平均
40,755.75 -219.22 09/06
ナスダック総合
17,127.66 +43.36 09/06


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    41831円99銭(△251円82銭=0.61%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2909.20(△13.65=0.47%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    654.51(▲3.42=0.52%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】18億9666万株(△1億8669万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆7651億円(△2924億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】638(前日:1098)
    【値下がり銘柄数】931(前日:472)
    【新高値銘柄数】66(前日:92)
    【新安値銘柄数】31(前日:29)
    【25日騰落レシオ】111.14(前日:107.88)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は続伸、売り物をこなし最高値圏走る展開に
     2.米ハイテク株高続く、ナスダック指数6連騰で最高値
     3.パウエルFRB議長の議会証言受け利下げ期待が膨らむ
     4.ETF分配金捻出に絡む売り圧力はあまり意識されず
     5.売買代金高水準も値下がり数が値上がり大きく上回る
     
     
    米国では11日に6月の消費者物価指数(CPI)、12日に6月の生産者物価指数(PPI)が発表される。先週の6月の雇用統計は雇用の鈍化を示す内容であった。9日の上院議会証言でパウエルFRB議長は利下げの時期についての明言を避けたが、CPIやPPIが市場予想を下回った場合には、市場は9月FOMCでの利下げを完全に織り込むことになるだろう。その場合、米国主導での株高が期待できる。
     
    また、11日の引け後にはファーストリテイリングが3Q決算の発表を予定している。きょうは日経平均のプラス寄与度トップとなっており、同社が決算で買われるようなら、指数にも好影響が見込まれる。あすは米CPIやファストリ決算を前に待ちの1日となるが、次の節目の4万2000円が射程圏内に入っている。流れが良い時には節目を難なく超えることで好循環が発生しやすくなるだけに、4万2000円台に乗せてリスクオンムードを高めることができるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
     
    43109.90  ボリンジャー:+3σ(26週)
    42554.29  ボリンジャー:+3σ(25日)
    42505.01  ボリンジャー:+3σ(13週)
     
    41831.99  ★日経平均株価10日終値
     
    41640.56  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41532.62  ボリンジャー:+2σ(25日)
    41306.21  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41099.94  6日移動平均線
    40673.39  均衡表転換線(日足)
    40510.94  ボリンジャー:+1σ(25日)
    40171.21  ボリンジャー:+1σ(26週)
    40107.42  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39919.68  均衡表基準線(日足)
    39753.08  均衡表転換線(週足)
    39489.27  25日移動平均線
    39054.30  75日移動平均線
    38910.41  均衡表雲上限(日足)
    38908.62  13週移動平均線
    38701.87  26週移動平均線
     

    【大引け概況】


    10日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比251円82銭(0.61%)高の4万1831円99銭と、連日で史上最高値を更新した。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:26 容量:17.41M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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     きょうの東京株式市場はリスクオンの地合いが続いた。前日の米国株市場でハイテク株高が継続し、ナスダック総合株価指数が6連騰で史上最高値を連日更新しており、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家の買いが全体を押し上げた。前日のパウエルFRB議長の米上院での議会証言を受け、FRBによる早期利下げへの期待が投資家心理を強気に傾けている。警戒されたETF分配金捻出に絡む売り圧力はあまり反映されず、逆に空売り筋の買い戻しを誘発し、日経平均は後場に入ると上げ幅を広げた。
     
    ハイテク株を中心とした米株式相場の上昇で一段と運用リスクを取りやすくなった海外投資家の買いが日本株にも波及した。利益確定売りが出て下落する場面があったものの下値余地は限られ、指数は後場に上げ幅を拡大した。東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新。日経平均との「ダブル最高値」となった。
     
    株価指数先物の上昇に連動する形で、日経平均は後場に上げ幅を一時300円強に広げた。ファストリや東エレクなど値がさ株が後場は一段高となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換期待を支えに米株式市場ではナスダック総合株価指数が連日で最高値を更新している。「6月下旬までレンジ相場が続いていた日本株についてはまだ上昇余地があるとの見方から海外勢の日本株買いがさらに強まった」という声があった。12日には株価指数オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、思惑的な買いが相場の上昇につながった面もあった。
     
    今週は上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売りで相場に下押し圧力がかかるとの見方も多かった。分配金捻出の売りに伴う相場下落を見込み、先物に空売りの持ち高を形成していた投資家が前日からの想定外の相場急上昇で、踏み上げ(損失覚悟の買い戻し)に迫られたとの見方も相場を押し上げた。
     
    国内の長期金利上昇で東京海上など保険も買われた。ただ、需給主導の側面が強いなかで値下がりも目立ち、東証プライムの値上がり銘柄数は638、値下がりは931、横ばいは75となった。きょう発表の6月の中国消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%上昇した。プラスとなったものの、伸び率は5月から縮小した。背景には中国の内需低迷があるとみられ、安川電やコマツ、資生堂といった業績が中国景気の影響を受けやすいとされる銘柄は総じて下げた。
     

     

    TOPIXは続伸して終値は前日比13.65ポイント高の2909.20と、4日に付けた最高値を更新して終値で初めて2900台に乗せた。JPXプライム150指数も続伸し、7.29ポイント高の1294.32と、算出以来の高値を更新した。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆7650億円、売買高は18億9666万株だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は保険業、精密機器、食料品などが上昇。下落は機械、石油・石炭製品、不動産業など。
     
    個別では、売買代金2位のディスコが値を飛ばしたほか、東京エレクトロンも堅調。ソフトバンクグループがしっかり。リクルートホールディングス、信越化学、中外薬品が買われた。ファーストリテイリングも強い動き。東京海上ホールディングスも買いを集めた。FPパートナー、日東精工が急騰、サッポロホールディングスも大幅高に買われた。サムコが大きく水準を切り上げ、三菱自動車工業も商いを伴い急伸。
     
     半面、売買代金首位となった三菱重工業が値を下げ、レーザーテックも下値を探る展開。日立製作所、三菱商事なども冴えない。M&A総研ホールディングス、クリーク・アンド・リバー社が急落、KOKUSAI ELECTRICも大きく売り込まれた。ジーエス・ユアサ コーポレーションの下げも目立った。ダイキン、NTTデータが下落した。

     


     
    東証プライム市場に投資家の関心が集中し、東証スタンダード市場への物色が広がらなかった。循環物色がプライム市場にとどまり、「スタンダード市場、新興は蚊帳の外」といった状況だ。スタンダードTOP20は上昇。出来高2億6777万株。
    値上がり銘柄数498、値下がり銘柄数918と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アズジェント、京進、リベルタがストップ高。シー・ヴイ・エス・ベイエリアは一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、日和産業、クックパッド、ヒューマンホールディングス、手間いらずなど37銘柄は年初来高値を更新。日本プロセス、タツミ、アスコット、アオイ電子、歯愛メディカルが買われた。
     
    一方、ウエストホールディングス、大本組、エプコ、ギグワークス、YKTなど35銘柄が年初来安値を更新。中北製作所、木村工機、ERIホールディングス、クリエイト、ダントーホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、朝方はやや買いが先行したものの、国内の長期金利が上昇するなかで高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株は割高感が意識され、売りがまもなく優勢となった。自律反発狙いの買いも入り、下値は限定的だった。
     
    10日に日経平均株価が連日で最高値(4万1831円)を更新するなど大型株に投資家の注目が集まり、新興市場の小型株には物色が向かいにくい。下旬からは2024年4〜6月期決算の発表が本格化するが、市場では「想定よりも為替の円安基調が続き輸入物価が上昇しているため、内需企業が多い中小企業は業績の上方修正への期待も膨らみにくい」との声があった。
    「バイオ関連銘柄への期待は高い」とする声はあるものの、相場全体を押し上げるには至っていない。
    グロース250とグロースCoreは下落した。
    東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比3.42ポイント(0.52%)安の654.51だった。
    グロース市場ではカバーやPRISMバが下落した。一方、エヌピーシーやセルシードは上昇した。
    値上がり銘柄数183、値下がり銘柄数371と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではENECHANGE、Amazia、坪田ラボ、セルシードがストップ高。地域新聞社、サイフューズ、エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、PRISM BioLab、フーバーブレイン、ELEMENTS、イードなど11銘柄は年初来高値を更新。EduLab、コージンバイオ、アルファクス・フード・システム、ケイファーマ、サンバイオが買われた。
     
    一方、Lib Work、シンカ、ライスカレー、MFS、豆蔵デジタルホールディングスなど18銘柄が年初来安値を更新。WACUL、GMO TECH、アスカネット、ステムリム、グリッドが売られた。
     
     
     
     


     
    10日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比55円36銭(0.13%)高の4万1635円53銭と、9日に更新した史上最高値(4万1580円)を上回った。
     
    きょう前場では、日経平均が続伸したものの上げ幅は限定的なものにとどまっている。朝方はマイナス圏で推移するなど不安定な値動きとなった。前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の上院での議会証言を受け、ハイテク株中心に買いが続いた。NYダウは小幅安だったものの、ナスダック総合株価指数は6連騰でこの日も史上最高値を更新している。東京市場では前日に日経平均株価が約800円の上昇をみせていたことで目先筋の利益確定売りが上値を重くした。一方、下値では持たざるリスクを意識した機関投資家の買いが観測され底堅い。
     
    トヨタやソニーGなど時価総額の大きい大型株への買いで東証株価指数(TOPIX)が一時、最高値を上回った。米ハイテク株の上昇が続いているのを支えに「海外投資家の日本株に対する買い意欲は引き続き強い」(国内証券のストラテジスト)との声があった。朝方は安く始まったファストリやソフトバンクグループ(SBG)など日経平均の寄与度の大きい値がさ株も上昇に転じ、日経平均を押し上げた。
     
     
    為替は1ドル161円50銭台で推移しており、前日比では円安ドル高が進行している。パウエルFRB議長の議会証言内容がこれまでの発言内容とほぼ同じだったことで、早期の利下げ観測が後退。時間外の米10年国債利回りは4.30%とやや上昇している。今晩もパウエルFRB議長の議会証言は行われるが、「データ次第」という昨晩のスタンスはそのままが予想されるため材料視されないだろう。
     
    昨日の東京株式市場は、パウエルFRB議長の議会証言に対する期待感が高まったことで先物の買戻しを誘ったと言われているが、期待に反して早期の利下げ観測は後退した。にもかかわらず、日経平均、TOPIXは史上最高値圏を維持したままである。昨日の大幅高の背景は、ショートカバーだけではなく、何かしらの投資資金が流入していると考える。一部では大型株を中心としたオイルマネーも流入しているとの話も聞こえる。後場の日経平均、TOPIXはじりじりとした上昇も期待できよう。
     


     

     
    業種別株価指数では保険や証券といった金融株の上昇が目立った。割安株との位置づけから物色が向かいやすかった。長期金利が上昇したのも銀行などに利ざや改善を期待した買いを誘った。一方、機械、倉庫・運輸関連業、不動産業、卸売業、パルプ・紙などが下落した。
     
    TOPIXは前引け時点では前日比2.61ポイント(0.09%)高の2898.16だった。JPXプライム150指数は続伸で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1057億円、売買高は8億5065万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は489と全体の約3割だった。値下がりは1082、横ばいは73だった。
     
     
    個別では、売買代金首位となったディスコが高いほか、ソフトバンクグループもしっかり。リクルートホールディングスが活況高、東京海上ホールディングスも買いを集めた。日東精工が値上がり率トップとなり、FPパートナーも大幅高。三菱自動車工業、スズキ、中外薬が上昇した。
     
    半面、三菱重工業が利食われ、レーザーテックが下値を模索。日立製作所、ダイキン、アドテスト、豊田通商が下落した。クリーク・アンド・リバー社が急落、KOKUSAI ELECTRICも大幅安に売り込まれた。M&A総研ホールディングスも安い。

     


     
    東証スタンダード市場は前日の米国市場でダウ工業株30種平均が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られている。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は1億5018万株。
    値上がり銘柄数560、値下がり銘柄数771と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では京進がストップ高。シー・ヴイ・エス・ベイエリア、アズジェント、リベルタは一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、日和産業、クックパッド、ヒューマンホールディングス、手間いらずなど32銘柄は年初来高値を更新。日本プロセス、アオイ電子、タツミ、ポラリス・ホールディングス、日本パレットプールが買われた。
     
     一方、ウエストホールディングス、大本組、エプコ、ギグワークス、日本マクドナルドホールディングスなど24銘柄が年初来安値を更新。ERIホールディングス、中北製作所、キユーソー流通システム、木村工機、クリエイトが売られた。
     


     
    東証グロース市場は国内の長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株の割高感が意識されやすかった。市場では「これから発表が本格化していく2024年4〜6月期の決算でグロース(成長)銘柄が事業の成長性を示せれば、新興市場にも投資家の視線が集まり始める可能性がある」との声があった。
    グロースCore、グロース250はともに下落。
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.27ポイント(0.35%)安の655.66だった。
     
    グロース市場ではカバーやエレメンツが下落した。一方、エヌピーシーやセルシードは上昇した。
    値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数342と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではセルシードがストップ高。地域新聞社、Amazia、サイフューズ、エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、PRISM BioLab、フーバーブレイン、ELEMENTS、ジーニーなど10銘柄は年初来高値を更新。コージンバイオ、ホープ、ペルセウスプロテオミクス、EduLab、TORICOが買われた。
     
     一方、Lib Work、シンカ、ライスカレー、MFS、グリッドなど14銘柄が年初来安値を更新。WACUL、GMO TECH、GreenEnergy & Company、ステムリム、G-FACTORYが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】
     
    10日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比135円84銭安の4万1444円33銭。
     
    前日の欧州株市場では、フランスの政局不安を背景に主要国の株価指数が総じて軟調だったが、米国株市場ではNYダウが小幅続落したものの、ナスダック総合株価指数とS&P500指数は揃って6連騰となり、史上最高値更新を続けている。
     
    東京株式市場では前日に日経平均が先物主導で大幅に水準を切り上げた反動が予想される一方、頑強な米国株の動きを背景に底堅さを発揮しそうだ。
    外国為替市場では1ドル=161円台の推移と円安水準でのもみ合いを続けており、これも輸出セクターを中心に追い風材料となりやすい。
     
    ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、ダイキンといった値がさ株の一角が下落している。半面、海運、保険、銀行といった割安株には買いが入り、日経平均の下げ幅は限られている。三菱UFJや東京海上など時価総額の大きい割安株の上昇で、東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇し、4日に付けた最高値を上回る場面もみられる。
     
    他では、レーザーテク、アドテスト、テルモ、安川電が安い。一方、リクルート、第一三共、ソニーGが高い。

    「結果は必然」

    「小動き」

    火曜のNY市場で主要3指数はマチマチの動き。
    S&P500は5日連続、ナスダック総合6日連続で最高値を更新。
    エヌビディアが2.5%高で他の半導体株の下落を相殺した。
    マイクロソフトは1.4%下落。
    テスラは3.7%高で年初来の上昇率は5%。
    ソフトバンクグループ(SBG)が出資する医療分野のテック企業テンパスAIは4%上昇。
    FRBのパウエル議長の議会証言が予想ほどハト派的でなかったことを受け、国債利回りは上昇。
    パウエル議長は議会上院の銀行委員会で「経済はもはや過熱した状態ではない」と指摘。
    ただ「今日この場で金利に関する今後の行動の時期についていかなるシグナルも送るつもりはない」と証言した。
    前日は76%だった。
    10年国債利回りは4.297%。
    5年国債利回りは4.244%。
    2年国債利回りは4.626%。
    ドル円は161円台前半。
    WTI原油先物8月限は0.92ドル(1.1%)安の81.41ドル。
    ビットコインは2.69%高の5万7776ドル。
    SKEW指数は150.20→148.53→151.09。
    恐怖と欲望指数は52→52。
    (昨年10月5日が20)。

    火曜のNYダウは52ドル(0.13%)安の39291ドルと続落。
    高値39492ドル、安値39145ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは113.43(前日124.32)。
    NASDAQは25ポイント(0.14%)高の18429ポイントと6日続伸。
    高値18511ポイント、安値18381ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは90.54(前日92.85)。
    S&P500は4ポイント(0.07%)高の5575ポイントと6日続伸。
    高値5590ポイント、安値5574ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは94.66%(前日101.69%)。
    ダウ輸送株指数は164ポイント(1.09%)安の14993ポイントと3日続落。
    SOX指数は0.01ポイント(0.00%)安の5765ポイントと7日ぶりに反落。
    VIX指数は12.51(前日12.37)。
    NYSEの売買高は8.32億株(前日8.83億株)。
    3市場の合算売買高は96億株(前日101億株、過去20日平均は116億株)。
    火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中105円安の41515円。
    ドル建ては65円安の41555円。
    ドル円は161.31円。
    10年国債利回りは4.297%。
    2年国債利回りは4.626%。


    「日経平均採用銘柄のEPSは2395円と過去最高水準を更新」

    火曜の日経平均は寄り付き173円高。
    終値は799円(△1.96%)高の41580円と3日ぶりに反発。
    高値41769円。
    安値40942円。
    日足は3日ぶりに陽線。
    日経平均は10日連続で一目均衡の雲の上。
    雲の下限は38435円。
    上限は38910円。
    3日は40113円→40172円にマド。
    TOPIXは27.94ポイント(△0.97%)高の2895ポイントと3日ぶりに反発。
    25日線(2787ポイント)を10日連続で上回った。
    3日ぶりに日足陽線。
    4日は2875ポイント→2879ポイントにマド
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は14.42ポイント(△0.98%)高の1490.37と3日ぶりに反発。
    東証スタンダード指数は3日続落。
    東証グロース250指数は1.00イント(▲0.15%)安の657.93と5日ぶりに反落。
    25日移動平均線からの乖離は△2.51%(前日△2.83%)。
    プライム市場の売買代金は4兆4726億円(前日3兆9025億円)。
    売買高は17.09億株(前日16.61億株)。
    値上がり1098銘柄(前日493銘柄)。
    値下がり472銘柄(前日1098銘柄)。
    新高値92銘柄(前日47銘柄)。
    2日連続で2ケタ。
    新安値29銘柄(前日37銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは107.88(前日104.51)。
    東証グロース市場の騰落レシオは107.88(前日103.10)。
    NTレシオは14.36倍(前日14.22倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは9勝3敗で75.00%。
    東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
    上向きの25日線(39355円)から△5.65%(前日△3.91%)。
    12日連続で上回った。
    上向きの75日線は39041円。
    11日連続で上回った。
    上向きの200日線(36231円)からは△14.76%(前日△12.69%)。
    314日連続で上回った。
    上向きの5日線は40953円。
    14日連続で上回った。
    13週線は38889円。
    26週線は38692円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.804%(前日▲18.323%)。
    買い方▲5.045%(前日▲5.177%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.793%(前日▲9.970%)。
    買い方▲20.814%(前日▲20.697%)。
    空売り比率は36.4%(前日40.9%、2日ぶりに40%割れ)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は8.4%(前日6.3%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    7月5日時点の信用売り残は767億円増の8015億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は363億円減の4兆7170億円。
    2週連続で減少し5週ぶりの低水準。
    前々週は4兆9117億円。
    22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
    昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
    4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
    信用倍率は5.89倍(前週6.56倍)
    日経VIは17.47(前日16.76)。
    日経平均採用銘柄のPERは17.36倍(前日17.17倍)。
    6日連続で17倍台。
    前期基準では17.57倍。
    EPSは2395円(前日2375円)。
    過去最高水準を更新。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
    BPSは26825円(前日26566円)。
    日経平均の予想益回りは5.76%。
    予想配当り利回りは1.73%。
    指数ベースではPERは23.20倍(前日22.76倍)。
    EPSは1792円(前日1791円)。
    PBRは2.15倍(前日2.11倍)。
    BPSは19339円(前日19327円)。
    10年国債利回りは1.070%(前日1.085%)。
    プライム市場の予想PERは16.92倍。
    前期基準では17.18倍。
    PBRは1.45倍。
    プライム市場の予想益回りは5.90%。
    配当利回り加重平均は2.12%。
    プライム市場の単純平均は26円高の3019円(前日は2992円)。
    プライム市場の売買単価は2615円(前日2348円)。
    プライム市場の時価総額は1006兆円(前日996兆円)。
    ドル建て日経平均は258.45(前日254.02)と反発。
    火曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比60円高の40910円。
    高値41785円、安値40935円。
    大証夜間取引終値は日中比70円安の41550円。
    気学では水曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
    木曜は「転機を司る重要日。波動につくべし」。
    金曜は「前後場足取りを異にして動くこと多し」。
    ボリンジャーのプラス1σが40275円。
    プラス2σが41185円。
    プラス3σが42115円。
    マイナス1σが38435円。
    週足のプラス1σが40041円。
    プラス2σが41194円。
    プラス3σが42346円。
    マイナス1σが37736円。
    アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
    木曜が「変化日」。

    《今日のポイント7月10日》

    (1)火曜のNY市場で主要3指数はマチマチの動き。
       S&P500は5日連続、ナスダック総合6日連続で最高値を更新。
       10年国債利回りは4.297%。
       5年国債利回りは4.244%。
       2年国債利回りは4.626%。
       ドル円は161円台前半。
       SKEW指数は150.20→148.53→151.09。
       恐怖と欲望指数は52→52。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)ダウ輸送株指数は164ポイント(1.09%)安の14993ポイントと3日続落。
       SOX指数は0.01ポイント(0.00%)安の5765ポイントと7日ぶりに反落。
       VIX指数は12.51(前日12.37)。
       NYSEの売買高は8.32億株(前日8.83億株)。
       3市場の合算売買高は96億株(前日101億株、過去20日平均は116億株)。
       火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中105円安の41515円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆4726億円(前日3兆9025億円)。
       売買高は17.09億株(前日16.61億株)。
       値上がり1098銘柄(前日493銘柄)。
       値下がり472銘柄(前日1098銘柄)。
       新高値92銘柄(前日47銘柄)。
       2日連続で2ケタ。
       新安値29銘柄(前日37銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは107.88(前日104.51)。
       東証グロース市場の騰落レシオは107.88(前日103.10)。
       NTレシオは14.36倍(前日14.22倍)。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(39355円)から△5.65%(前日△3.91%)。
       12日連続で上回った。
       上向きの75日線は39041円。
       11日連続で上回った。
       上向きの200日線(36231円)からは△14.76%(前日△12.69%)。
       314日連続で上回った。
       上向きの5日線は40953円。
       14日連続で上回った。
       13週線は38889円。
       26週線は38692円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.804%(前日▲18.323%)。
       買い方▲5.045%(前日▲5.177%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.793%(前日▲9.970%)。
       買い方▲20.814%(前日▲20.697%)。

    (6)空売り比率は36.4%(前日40.9%、2日ぶりに40%割れ)。
       7月5日時点の信用売り残は767億円増の8015億円。
       2週ぶりに増加。
       同信用買い残は363億円減の4兆7170億円。
       2週連続で減少し5週ぶりの低水準。
       前々週は4兆9117億円。
       22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
       昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
       4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
       信用倍率は5.89倍(前週6.56倍)
       日経VIは17.47(前日16.76)。
       
    (7)日経平均採用銘柄のPERは17.36倍(前日17.17倍)。
       6日連続で17倍台。
       前期基準では17.57倍。
       EPSは2395円(前日2375円)。
       過去最高水準を更新。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
       225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
       BPSは26825円(前日26566円)。
       日経平均の予想益回りは5.76%。
       予想配当り利回りは1.73%。
       指数ベースではPERは23.20倍(前日22.76倍)。
       EPSは1792円(前日1791円)。
       PBRは2.15倍(前日2.11倍)。
       BPSは19339円(前日19327円)。
       10年国債利回りは1.070%(前日1.085%)。

    (8)プライム市場の単純平均は26円高の3019円(前日は2992円)。
       プライム市場の時価総額は1006兆円(前日996兆円)。
       ドル建て日経平均は258.45(前日254.02)と反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが40275円。
       プラス2σが41185円。
       プラス3σが42115円。
       マイナス1σが38435円。
       週足のプラス1σが40041円。
       プラス2σが41194円。
       プラス3σが42346円。
       マイナス1σが37736円。
       アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
       木曜が「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(7月9日まで)

    月曜15勝8敗
    火曜16勝11敗
    水曜8勝17敗
    木曜14勝13敗
    金曜16勝9敗

    昨日の電子端末では「オイルマネー流入観測で上昇幅拡大」との言葉。
    いよいよ市場もヒジュラ歴の新年株高アノマリーを言うようになったのだろうか。
    もっとも昨日の大幅高は「意外高」でもあり、オイルマネーでももっと来なければ説明はつかなかったことも事実。
    「解釈するには材料は何でもアリ」と言うことなのかも知れない。
    どうせ来年になればヒジュラとかはまた忘れ去られているのだろう。

    ところで・・・。
    経営者の時間軸はもちろん3か月ということもあるが、基本的には3年-5年。
    そういう視線で未来を見つめ、舵をとっている。
    一方市場には長期目線の投資家さんもおられるが、大概の関心は「今日、明日の値動き」。
    この時間軸のブレはいずれ是正されるのだろうか。
    あるいは依然として「目先の濡れ手に粟が大好き」という心理が横行するのだろうか。
    「株式市場の結果は偶然のように思えるが実は必然である」ということは全く無視され続けるのだろうか。
    老練な市場関係者が送ってくれた数式。

    EPS(現実)×PER{夢と期待」=株価。

    ある市場関係者の嘆きの声。
    「昨日の大幅高にもかかわらず、私のポートフォリオは全体で前日よりマイナス。
    なんだかなぁって感じです」。
    「乗り遅れた」という声も多い。
    しかもベテラン投資家ほどそういうモード。
    こういう声は3月にも聞いた。
    しかし、本当に乗り遅れたのだろうか。
    むしろ過去の経験則が邪魔をして相場観が間違ったということではなかろうか。
    3月に高値を付けて4月には底値模索だった。
    その先の未来はまた戻るという確信があれば「乗り遅れる」ことはなかっただろう。
    「株価=業績×需給×心理」。
    この心理の部分の諸事象への誤解と錯覚が投資チャンスを見逃している気がする。

    解せないのは銀行員の情報管理に対するモラルというか認知度の低さ。
    「業務で知り得た重要事実を公表前に親族に伝えていた疑い」。
    「親族が株を買っていたのは知らなかった」というが、親子供にさえ職務上知り得たことは明かさないのが常識。
    話した時点で、その行為は間違っている。
    最近のインサイダー事件を見ると、証券会社のインサイダー事件もあるが、それとて銀行出身者の行為。
    証券マンは一応、金融商品取引法を学ばさせられ「やってはいけないこと」は染みついている。
    銀行員とて「やってはいけないこと」は当然知っているのだろうが認識が甘いのだろう。
    あるいは、それこそ「濡れ手に粟」が好きなのかも知れない。

    米国半導体工業会(SIA)が発表した5月の世界半導体販売額は前年同月比19.3%増の491.5億ドル。
    増加率は2022年4月以来、2年1カ月ぶりの高い伸び。
    在庫調整が進み、市況の回復が続いている。
    前年同月を上回るのは7カ月連続。
    前月比では4.1%増と2カ月連続のプラスだった。
    米州の5月の販売額は139.6億ドルと前年同月比で43.6%増加。
    欧州は9.6%減の42.5億ドル、日本は5.8%減の36.9億ル、中国は24.2%%増の149.1億ドル。
    日中を除くアジア太平洋・その他は13.8%増の123.3億ドル。

    興味深かった記事。

    米ネット証券大手チャールズ・シュワブの指摘。
    S&P500構成銘柄のうち、 過去1年間で指数そのものより株価が上昇した企業は17%。
    ナスダックでは、この比率がわずか11%だ。
    同社アナリストのリズ・アン・ソンダース氏とケビン・ゴードン氏。
    「株式時価総額の最高峰に位置する一握りの銘柄の劇的なアウトパフォーマンスが、
    時価総額で加重平均した指数の上昇を引き立てている」。
    水面下では、ものすごい量の銘柄入れ替えと循環的な株価調整が起きていた」。
    もう一つの憂慮すべき可能性は、ヘッジファンド、
    仏キャピタル・ファンド・マネジメントのジャン・フィリップ・ブショー氏らが執筆した「『出資金詐欺』ファンド」。
    株価の動きにとって本当に重要なのはファンダメンタルズだという古風な考えに対する挑戦状ともされる。
    「ファンドが上昇するのは、 投資家が価値が上昇しているものを買わずにいられないため。
    投資家が実際に買うと、原資産の一部も上昇し、ファンドの価値全体を押し上げ、
    新しい買い手をさらに呼び込む。
    勢いが勢いを呼び、輝く話題の周りに集積する。
    ある段階で上昇し続けるから買う、というファンドの投資家の意識に沿う形で、
    集めたカネで配当を払う出資金詐欺のように、ファンドは高速で資本を再配分せざるを得なくなる。
    ただ、この仕組みは原資産である証券の価格が見合わないと判断されると崩壊する」。

    「米国の株式相場が上昇したのは、人々が米国市場を買ったからだ。
    ただ、これらを知ったところで、何をきっかけに熱狂が冷め、相場が下落し、そのタイミングがいつかを知る助けにはならない。
    だが、もし米国株が近く滑らかな上昇基調に戻らなければ、
    株価上昇が一部銘柄に集中していることへの疑念も募るだろう。
    そして、ブームは一時的で持続不能であることを思い出させる出来事が今年下半期に起きれば、
    上半期にみられた株式相場の輝きは曇るはずだ」。

    久々にルービニ教授の説を聞きたくなってきた。
    ネガティブな見方が出てくれば出てくるほど、なぜか相場は成長するものだから。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    upr(7065)・・・動兆

    物流、製造現場向け箱型荷台(パレット)等をレンタル・販売。
    ICT事業も手掛ける。
    パレットレンタルは輸送用順調拡大。販売も堅調推移。
    ただ保管用レンタルが想定以下。
    25年8月期は輸送用伸び加速の見通し。
    複数冷食メーカーへのタグ付きパレットに期待感。
    作業効率化に寄与するタグ付きの導入推進。
    規格統一の方向は追い風。

    (兜町カタリスト櫻井)

    10日の東京株式市場は、一進一退の展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、4万1000円-4万1700円を想定。(9日終値4万1580円17銭)
    ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は52ドル安の39291ドルで取引を終えた。
     
    日経平均株価は、きのう9日に大幅に上昇した反動から、売り先行スタートとなりそう。
    ただ、現地9日の米国市場でナスダック総合指数が連日で史上最高値を更新しており、ハイテク株関連が下支えする場面も想定される。
    場中はやや不安定となりながらも、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で取引を終えると予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=161円台の前半(9日は160円91-92銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の半ば(同174円06-10銭)と、やや円安方向にある。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比105円安の4万1515円だった。

     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> 
    今期最終を一転45%増益に上方修正。
     
    ■ENECHANGE <4169> 
    23年12月有価証券報告書を関東財務局に提出。これを受け、東証は10日付で監理銘柄(確認中)の指定を解除する。
     
    ■京進 <4735> 
    前期経常が上振れ着地・今期は4%増益、前期配当を11.74円増額・今期は0.68円増配へ。
     
    ■坪田ラボ <4890> 
    パーキンソン病、うつ病を対象とした「TLG-005」の特定臨床研究結果(速報)を公表。パーキンソン病の研究では機器の安全性が確認され、一部の症状に対して効果を示唆する結果が得られた。うつ病の研究でも重篤な有害事象は認められず、大うつ病性障害に対する有効性を示す結果が得られた。
     
    ■リクルートホールディングス <6098>
    発行済み株式数(自社株を除く)の5.67%にあたる8700万株(金額で6000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月10日から25年7月9日まで。うち1500万株を7月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。
     
    ■Macbee Planet <7095> 
    東証が16日付で東証プライムに市場区分を変更する。
     
    ■日本プロセス <9651> 
    今期経常は5%増益、14円増配へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    10(水)
    【国内】
    6月国内企業物価指数(8:50)
    《決算発表》
    サイゼリヤ、SHIFT、吉野家HD、ベルク、イオン北海、コメダ、ベル24HD、イオン九州、コシダカHD、マルゼン、技研製
     
    【海外】
    中国6月生産者物価指数(PPI)(10:30)
    中国6月消費者物価指数(CPI)(10:30)
    米10年国債入札
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    9日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比52ドル82セント(0.13%)安の3万9291ドル97セントで終えた。
     
    この日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が注目されたが、大きなサプライズはなかった。前週末発表の米雇用統計で労働市場の過熱感の沈静化が示されたものの、発言内容はさほどハト派的ではないとの見方も浮上し、午前に米長期金利が上昇。ダウ平均の圧迫要因となった。
     
    パウエル議長は9日、米上院銀行委員会での議会証言に臨んだ。2%のインフレ目標に向けて「直近の指標はさらなる緩やかな進展を示した」と述べ、さらに良いデータがあれば、「自信が深まる」と説明した。
    議長は「高インフレだけがリスクではない」とし、労働市場の動向を注視していることを示唆した。9月の利下げ予想が強まったとともに、米景気の先行き不透明感につながった面があった。
     
    議会証言を受けてダウ平均は一時150ドル近く上昇したが、買いが一巡すると下げに転じた。パウエル議長は10日は下院金融サービス委員会での議会証言に臨む。11日には6月の米消費者物価指数(CPI)の発表も控えており、積極的な売買を手控える雰囲気があった。
     
    一方で、朝方売られていたユナイテッドヘルス・グループなどヘルスケア関連銘柄が値を戻したほか、ゴールドマン・サックスなど金融株の一角も買われ、午後に入るとダウ平均はプラス圏に浮上。
    その後は、利下げ見通しを占う上で極めて重要な米消費者物価指数(CPI)公表を11日に控え、材料に乏しい中、前日終値を挟んで方向感に乏しい展開となった。
    終盤のダウは、マイクロソフトなどハイテク株の一角やボーイングなど資本財銘柄主導で軟調に推移したが、下げ幅は限られた。
     
    ナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比25.553ポイント(0.13%)高の1万8429.291で終え、6日連続で過去最高値を更新した。テスラが10日続伸で終えた。アナリストが目標株価を引き上げたエヌビディアも高かった。
     
    S&P500種株価指数は小幅に6日続伸した。前日比4.13ポイント(0.07%)高の5576.98と、連日で最高値を更新した。
     

    【シカゴ日本株先物概況】
    9日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比605円高の4万1515円で終えた。同日は日経平均株価が過去最高値を更新し、米市場では今週公表される米物価統計への警戒感が広がる中、NYダウ平均続落した。ナスダック総合株価指数は連日で最高値をつけたこともあって、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。

     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    41515 ( -105 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    41555 ( -65 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 8139.81(-53.68)
     
    9日のFTSE100種総合株価指数は3日続落し、前日比53.68ポイント(0.65%)安の8139.81で終えた。英BPが4%安となるなどエネルギー株が下落し、指数を下押しした。

    FTSEの構成銘柄では、高級衣料のバーバリーが4.54%安、9日に石油精製のマージン低下などが2024年4〜6月期の業績に響くとの見通しを示したことが嫌気された石油大手BPが4.30%安、衣料小売り大手ネクストが3.73%安と大きく売られた。

    一方、水道会社セバーン・トレントは2.52%高、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスは1.77%高、通信大手BTは1.74%高。

     

     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18236.19(-235.86)

    9日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日比235.86ポイント(1.27%)安の1万8236.19で終えた。フランス政治を巡る不透明から仏株式相場が下げ、ドイツ株にも売りが波及した。

    個別では、一部金融機関が目標株価を引き下げたと伝わった自動車大手メルセデス・ベンツが3.43%安、航空機大手エアバスが2.84%安、製薬大手バイエルが2.71%安と下げを主導。半面、素材化学大手コベストロは0.88%高、防衛大手ラインメタルは0.76%高、自動車大手BMWは0.67%高で取引を終えた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7508.66(-118.79)

    フランスの主要な株価指数であるCAC40は3日続落し、前日比1.55%安で終えた。仏BNPパリバとソシエテ・ジェネラルがともに2%安で終えるなど銀行株が下げた。2024年12月通期の収益見通しを引き下げた3Dソフトウエア大手の仏ダッソー・システムズ株の下げが目立った。公益やエネルギーを含め幅広い業種・銘柄に売りが広がり、CAC40は40の構成銘柄のうち38銘柄が下落した。

     

     


     

    [株価材料]

     
    ■ローソン<2651>
    商品 ワタミ<7522>と宅配連携
     
    ■住友商事<8053>と白洋舎<9731> 
    洗濯代行事業
     
    ■ゲオHD<2681> 
    オークションの新会社設立
     
    ■シャープ<6753> 
    後工程ライン 三重に半導体向け アオイ電子<6832>と
     
    ■日本ハム<2282>
    JA全農と畜産分野の包括連携 技術研究や共同配送
     
    ■ディスコ<6146>
    営業益9割増 4-6月 生成AI需要伸びる
     
    ■3Dインベストメント サッポロHD<2501>
    株主に書簡 子会社の分離上場提案
     
    ■USMH<3222>
    最終赤字11億円 3-5月 税負担増加が響く
     
    ■ディップ<2379>
    純利益最高 3-5月 求人広告サービス堅調
     
    ■ENECHANGE<4169>
    14億円債務超過 有価証券報告書提出
     
    ■カーブスHD<7085>
    9-5月純利益56%増 会員数が回復
     
    ■世界半導体販売 19.3%増 5月 2年1カ月ぶり伸び率
     
    ■オリエンタルランド<4661>
    クルーズ事業参入 3300億円投資
     
    ■富士通<6702>
    社内パソコン49台がマルウェア感染 顧客情報など流出の可能性
     
    ■コクサイエレ<6525>
    売り出しへ 3000億円規模 KKRなど売却=関係者
     
    ■トヨタ<7203>
    金型保管で新方針 量産終了15年 廃却・継続を再協議
     
    ■三菱電機<6503>
    遠隔操作ロボ今夏実証 体験提供し事業性探る
     
    ■稲畑産業<8098>
    タイで製造・物流増強 樹脂設備更新
     
    ■旭有機材<4216>
    電材用樹脂の用途拡大 低メタル技術活用
     
     
     

07月10日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ら行】
・・・続き



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