【市況一覧】
日経平均株価
36,391.47 -265.62 09/06
TOPIX
2,597.42 -23.34 09/06
マザーズ
643.88 -12.70 09/06
NYダウ平均
40,755.75 -219.22 09/06
ナスダック総合
17,127.66 +43.36 09/06


07月01日 マーケットコメント

07月02日 マーケットコメント

07月03日 マーケットコメント


    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    40913円65銭(△332円89銭=0.82%)
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    【TOPIX】
    2898.47(△26.29=0.92%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    653.92(△0.89=0.14%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】16億3530万株(▲5505万株)
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    【売買代金】4兆1303億円(▲2140億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】985(前日:980)
    【値下がり銘柄数】586(前日:616)
    【新高値銘柄数】142(前日:113)
    【新安値銘柄数】8(前日:9)
    【25日騰落レシオ】124.51(前日:124.29)
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    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は5連騰、3月につけた最高値を更新
     2.TOPIXも遂に34年半ぶりの最高値更新果たす
     3.海外投資家の先物買いで後場に上げ足加速へ
     4.三菱重が大商いで上昇、SBGも物色人気化
     5.個別銘柄は6割が上昇、売買代金4兆円台続く
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    トランプ大統領はインフレの足音とともに再登場する可能性がでてきた。原油市況や非鉄市況がここにきて静かに上昇傾向を見せ始めているのはそのシナリオに沿ったものだ。しかも、日本は折からの円安に歯止めがかからない状況で、これはかなりのインフレ環境に晒されることになる。一方でタカ派になり切れない日銀。これを横目に今の株高は「インフレ対策で株を買う」というロジックが底流しているようにも見える。
     
    日経平均が4万1000円を上回り、新たな記録を打ち立てて週を終えることができるかに注目したい。
     
    短期的な過熱感を指摘する声も聞かれるが、日経平均に続き、TOPIXも最高値を更新したことで、デフレ脱却が間近な日本株の見直し機運に繋がり、日本株全体の底上げが期待されるといった強気な見方もある。
    楽観視は禁物だろうが、下期入り後に連日でインデックス買いが続いており、日本見直しへの思惑は高まりやすいようだ。ピーク感はなく、過熱を冷ましながらの押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
     
    42808.81  ボリンジャー:+3σ(26週)
    41376.78  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41359.66  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41063.67  ボリンジャー:+3σ(25日)
     
    40913.65  ★日経平均株価4日終値
     
    40494.90  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40400.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40020.80  6日移動平均線
    39910.50  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39737.63  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39693.65  均衡表転換線(週足)
    39613.02  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39294.12  均衡表転換線(日足)
    39294.12  均衡表基準線(週足)
    39074.61  25日移動平均線
    39005.54  75日移動平均線
    38910.41  均衡表雲上限(週足)
    38731.15  13週移動平均線
    38461.35  26週移動平均線
    38411.58  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
     
    3月22日に付けた終値での上場来高値を上回って取引を終えた。ローソク足は3本連続陽線で終了。高値と安値の切り上げも続いて「赤三兵」を示現し、上値追いの勢いの強さを窺わせた。25日移動平均線との乖離率は4.71%と買われ過ぎの5%未満にとどまり、短期的な上げ余地を示唆している。株価下方では上昇角度を増した25日移動平均線が75日線を上抜いてゴールデンクロス(GC)を示現しており、中長期の上昇局面入りも期待できよう。
     
     
     

    【大引け概況】


    4日の日経平均株価は5日続伸し、終値は前日比332円89銭(0.82%)高の4万0913円65銭だった。3月22日に付けた史上最高値(4万0888円)を3カ月半ぶりに更新した。

     
    本日のマーケット動画
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    前日の欧州株が軒並み高かったことや米国市場でもハイテク株中心に買いを集めたことを受け、一貫してリスクを取る動きが優勢だった。日経平均は4万900円台まで上値を伸ばし3月22日につけた史上最高値を更新。また、東証株価指数(TOPIX)は1989年12月18日に付けた史上最高値(2884.80)を34年7カ月ぶりに上回った。
    海外投資家とみられる先物への買いが全体相場に浮揚力を与え、空売り筋の買い戻しを絡めて日経平均は一時400円近い上昇を示し、一気に4万1000円台乗せをうかがう場面もあった。TOPIXも終始強い動きで、取引時間中に終値ベースの史上最高値を上回った後も上値追い態勢を継続、この日の高値圏で着地した。
     
    3日の米株式市場で米ハイテク株が上昇した流れを受け、半導体関連株の一角が買われた。輸送用機器や銀行などバリュー(割安)株も堅調だった。
     
    前日の米市場でナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新した。東京株式市場でも値がさのアドテストやソフトバンクグループ(SBG)などに買いが入り、日経平均を押し上げた。トヨタやホンダ、三菱UFJも買われ、バリュー株の影響の大きいTOPIXの上昇を後押しした。
     
    日経平均は大引けにかけて一段高となり、上げ幅は一時400円近くに迫った。午後に入って海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、日経平均を押し上げた。予想外の上昇を受けて、株価指数先物やコール(買う)・オプションの売り方が損失回避で買い戻す動きが強まったとの見方があった。
    市場では「出遅れ感のある日本株を買う動きが強まっている。日本経済のデフレ脱却に対する期待も根強い」との声も聞かれた。
     
     


    東証株価指数(TOPIX)は5日続伸した。終値は26.29ポイント(0.92%)高の2898.47だった。JPXプライム150指数は5日続伸して9.11ポイント(0.72%)高の1273.71と、連日で算出以来の高値を更新した。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆1303億円、売買高は16億3530万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は985。値下がりは586、横ばいは74だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、銀行業などが上昇。下落は水産・農林業、その他製品、電機・ガス業など。
     
     
    個別銘柄では、前日に続き売買代金トップの座を占めた三菱重工業が後場上げ幅を拡大、非鉄金属相場が総じて上昇したことから住友金属鉱山、三菱マテリアル、三井金属が買われたほか、住友ファーマ、協和キリンが上昇。TDKが上げた。マツダ、日産自、三菱自、ホンダなど自動車関連も買われた。後場は、ソフトバンクグループが上げ幅を拡大する展開となった。ディスコ、アドバンテストが上値を追い、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも上昇した。
     
    一方、川崎重工は海上自衛隊隊員に金品提供の疑いと伝わったことで売り優勢となった。また。エーザイ、ニトリホールディングスは外資系証券会社によるレーティング引き下げが影響して売られた。霞ヶ関キャピタルも大幅に利食われた。アインホールディングスが値下がり率トップに売られ、ANYCOLORも大幅安。エービーシー・マートも下値を探った。このほか、DIC、日産化学、レーザーテック、東京エレクトロンが下落した。







     


     
    東証スタンダード市場は、東京市場全般が上値追いとなった、主力はプライム市場上場銘柄、スタンダード市場の銘柄も堅調展開となった。スタンダードTOP20は続伸。出来高3億5593万株。
    値上がり銘柄数790、値下がり銘柄数639と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではマサル、第一建設工業、成学社、ソーバル、クエストなど60銘柄が年初来高値を更新。ダイドーリミテッド、西部電機、アイビーシー、NEXYZ.Group、巴川コーポレーションが買われた。
     
    一方、ウエストホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、パレモ・ホールディングス、ヒラキ、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスなど12銘柄が年初来安値を更新。桂川電機、美濃窯業、メディアリンクス、イーソル、ザインエレクトロニクスが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)がともに史上最高値を更新するなど株式相場全体が強含むなか、投資余力が高まった個人投資家などの買いが新興株にも波及した。ただ、利益確定などの売りも目立ち、取引終了にかけては伸び悩んだ。
     
    市場関係者は「過去の相場動向をみても東証プライム市場の大型株の上昇が先行して、その後に新興株に資金が向かうことが多かった」と指摘する。「国内外の政治や日米金融政策の不透明感はなお強いが、大型株が高値圏で推移する限り、相対的な出遅れ感が強い新興株には資金が向かいやすい」とみていた。
    グロース250とグロースCoreも上昇した。東証グロース市場250指数は小幅に続伸した。終値は前日比0.89ポイント(0.14%)高の653.92だった。
     
    グロース市場では、収益拡大期待や値動きの軽さからGENDAが急伸し、エレメンツやティムスが買われた。一方、カバーやセルシード、エヌピーシーは下落した。
    値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数308と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アイズ、Recovery Internationalがストップ高。リグア、バリュークリエーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、アールプランナー、ストレージ王、ユニフォームネクスト、ビリングシステムなど10銘柄は年初来高値を更新。海帆、GENDA、坪田ラボ、ROBOT PAYMENT、CS-Cが買われた。
     
     一方、PRISM BioLabが一時ストップ安と急落した。ENECHANGE、ナイル、JMC、アクアライン、オキサイドなど7銘柄は年初来安値を更新。メドレックス、PostPrime、セキュアヴェイル、プロパティデータバンク、ペルセウスプロテオミクスが売られた。
     

     
     
    4日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比86円02銭(0.21%)高の4万0666円78銭だった。
    朝方に上げ幅は200円を超え、3月22日に付けた史上最高値(4万0888円)まであと27円ほどに迫る場面があった。
    前日の欧州株市場が総じて高かったことや米国株市場でのハイテク株高を追い風にリスク選好の地合いとなった。TOPIXは朝方に1989年12月につけた史上最高値を上回って推移する場面があった。日経平均も一時3月につけた最高値に肉薄する局面がみられたが、その後は伸び悩んでいる。
    前日まで4日続伸し、この間に1200円を超える上昇をみせていたこともあり、目先高値警戒感も意識されているようだ。
     
    前日の米市場でナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇した。東京市場でも値がさのアドバンテストやソフトバンクグループ(SBG)などに買いが入り、日経平均を押し上げた。東証株価指数(TOPIX)は1989年12月18日に付けた史上最高値(2884.80)を一時上回り、輸送用機器などバリュー(割安)株の一角が堅調だったことが支えとなった。
     
    TOPIXは続伸した。前引けは10.63ポイント(0.37%)高の2882.81だった。JPXプライム150指数は続伸し、2.45ポイント(0.19%)高の1267.05で前場を終えた。
     
    為替は1ドル161円30銭台と円安ドル高進行が一服していることから、政府・日本銀行による円買い介入実施はなさそうだ。今晩の米国市場は独立記念日の祝日による休場のため、後場の東京市場は参加者減少で小動き推移となりそうだ。TOPIXが終値ベースで史上最高値を更新するか注目だが、プライム市場の時価総額も前引け時点で992兆円まで膨らんでいることから、大台の1000兆円台到達も間近に迫っている。さすがに今日1000兆円台も達成するのは難しそうだが、「TOPIXの史上最高値更新」や「時価総額1000兆円台」といった節目をクリアすると、「脱デフレ」が意識されて日本株への世界的な関心も増すと考える。
     
     

     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆979億円、売買高は8億2121万株だった。
    東証プライムの値上がり銘柄数は856。値下がりは719、横ばいは70だった。
     
    業種別では、非鉄金属、輸送用機器、海運業、不動産業、卸売業などが上昇した一方、電気・ガス業、水産・農林業、その他製品、医薬品、食料品などが下落した。
     
    個別銘柄では、売買代金首位となった三菱重工業がしっかり。非鉄金属相場が総じて上昇したことから住友金属鉱山、三菱マテリアル、三井金が買われたほか、住友ファーマ、協和キリンが上昇。ソフトバンクグループ(SBG)が堅調な値動きとなったほか、トヨタ、マツダ、日産自、三菱自、ホンダなど自動車関連も買われた。アドバンテストも高い。商船三井が値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。ワールドが値を飛ばした。
     
    半面、川崎重工業は海上自衛隊隊員に金品提供の疑いと伝わったことで売り優勢となった。また。エーザイ、ニトリホールディングスは外資系証券会社によるレーティング引き下げが影響して売られた。このほか、DIC、第一三共、高島屋、東京海上が下落した。
    ディスコが利益確定売りに押され、レーザーテックも軟調。霞ヶ関キャピタルが大幅反落となった。アインホールディングスが急落した。

     


     東証スタンダード市場は、スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億0848万株。
    値上がり銘柄数766、値下がり銘柄数570と、値上がりが優勢だった。
    日経平均株価の寄り付き後は半導体関連株などがけん引し、東証株価指数(TOPIX)が一時ザラバの史上最高値を更新。その後はもみ合いとなり徐々に利益確定の売りに押され上げ幅を縮小した。
     
    個別ではマサル、クエスト、ヒューマンホールディングス、ウェルネット、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど51銘柄が年初来高値を更新。アズジェント、西部電機、サイオス、アイビーシー、ジェイ・イー・ティが買われた。
     
     一方、ウエストホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、パレモ・ホールディングス、ヒラキ、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新。美濃窯業、放電精密加工研究所、ダントーホールディングス、タカチホ、アスモが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、グロースCore、グロース250もともに値を上げた。同日に東証株価指数(TOPIX)が1989年12月18日に付けた史上最高値を一時上回るなど株式相場全体が上昇基調を強めるなか、新興市場でも投資家心理が一段と強気に傾いた。新興株は出遅れ感が強いとの見方や、長期金利の低下を受けてグロース市場銘柄の割高感が和らいだことも追い風となった。
    市場関係者は「東証プライム市場の大型株が上昇したことで個人の投資余力が増し、新興株にも資金を振り向ける余裕が出てきている」と指摘。東証グロース市場250指数はチャート上で75日移動平均線(660近辺)での攻防となっており「75日線の上抜けが鮮明となれば買いに弾みがつきやすい」とみていた。
     
    東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比3.74ポイント(0.57%)高の656.77だった。
    グロース市場では、脊髄損傷薬候補で北海道大学と独占使用契約を結んだティムスが急伸し、スマレジも上昇した。一方、エヌピーシーやPRISMバは下落した。
    値上がり銘柄数283、値下がり銘柄数256と、売り買いが拮抗した。
     
     個別ではアイズ、Recovery Internationalがストップ高。リグアは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、アールプランナー、ストレージ王、ユニフォームネクスト、ビリングシステムなど9銘柄は年初来高値を更新。バリュークリエーション、ティムス、GENDA、レナサイエンス、ROBOT PAYMENTが買われた。
     
     一方、ENECHANGE、ナイル、オキサイド、HPCシステムズ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRが年初来安値を更新。PRISM BioLab、メドレックス、ペルセウスプロテオミクス、マーキュリーリアルテックイノベーター、グラッドキューブが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

    4日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比166円83銭高の4万0747円59銭。

    前日の欧州株市場はフランスの国民議会選を巡る極右台頭に対する警戒感が後退、フランスやドイツなど主要国の株価が総じて上昇した。

    また、米国株市場ではNYダウは小反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数とS&P500指数は続伸し揃って最高値を更新しており、リスク選好の流れが東京株式市場にも及んでいる。TOPIXの史上最高値更新が目前に迫っており、終値で2884を上回れば1989年12月以来、約34年半ぶりの更新となる。

    外国為替市場では日本時間昨晩にいったん円高方向に振れる場面はあったが、その後は再びドルが買い戻され、足もと1ドル=161円台後半の円安水準で推移していることもハイテク株など中心に追い風となりやすいだろう。

    東証株価指数(TOPIX)は続伸し、1989年12月18日に付けた史上最高値(2884.80)を一時上回っている。トヨタやホンダなど輸送用機器の上昇が目立つ。

    個別では、太陽誘電やルネサス、協和キリンが上昇している。一方、川重やエーザイ、フジクラが下落している。

     

     


     



    「思惑」

    「短縮取引のなかマチマチの動き」

    水曜のNY市場は短縮取引となったが主要3指数はマチマチの展開。
    S&P500とナスダック総合は過去最高値を更新。
    NYダウは小幅安。
    テスラは6.5%急伸し6カ月ぶりの高値水準に接近。
    前日も第2四半期の販売台数を好感して10%以上上昇していた。
    フィラデルフィア半導体株指数は1.92%上昇。
    TSMCやブロードコムが上昇。
    エヌビディアは4.6%高。
    パラマウント・グローバルは約7%上昇。
    一方、アマゾンが1.2%安。
    6月のISM非製造業総合指数は48.8。
    5月の53.8から低下した。
    50を下回ったのは今年2回目。
    2020年5月以来、4年1カ月ぶりの低水準となった。
    市場予想は52.5だった。
    5月の製造業新規受注は前月比で0.5%減と前月の0.4%増から減少に転じた。
    市場予想は0.2%増だった。
    5月の貿易収支の赤字額は前月比0.8%増の751億ドル。
    輸出の減少により、2カ月連続で赤字が拡大。
    市場予想は762億ドルの赤字だった。
    6月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は15万人増加。
    市場予想は16万人増だった。
    5月分は前回発表の15万2000人増から15万7000人増に上方修正された。
    週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4000件増の23万8000件。
    労働市場の状況が緩和しつつある兆候が示唆された。
    市場予想23万5000件だった。
    週間の継続受給件数は2万6000件増の185万8000件。
    2021年11月下旬以来の高水準となった。
    6月に発表された人員削減数は4万8786人で前月から23.6%減少した。
    ただ前年同月比では19.8%増となった。
    9月の利下げ確率は74%。
    前日終盤時点では69%だった。
    10年国債利回りは4.354%。
    5年国債利回りは4.322%。
    2年国債利回りは4.707%。
    円は対ドルで38年ぶりの安値を更新。
    対ユーロでも過去最安値。
    ドル円は161円台後半。
    一時、1ドル=161.96円と1986年12月以来となる円安・ドル高水準を付けた。
    対ユーロで0.4%安の174.22円。
    一時、174.48円まで下落し最安値を更新した
    WTI原油先物8月限は1.07ドル(1.29%)高の1バレル=83.88ドル。
    4月中旬以来、約2カ月半ぶりの高値水準。
    SKEW指数は145.82→147.16→148.83。
    恐怖と欲望指数は50→44。
    (昨年10月5日が20)。

    水曜のNYダウは23ドル(0.06%)安の39308ドルと3日ぶりに反落。
    高値39411ドル、安値39230ドル。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは118.42(前日115.56)。
    NASDAQは159ポイント(0.88%)高の18188ポイントと3日続伸。
    高値18188ポイント、安値18016ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは89.76(前日87.55)。
    S&P500は28ポイント(0.51%)高の5537ポイントと3日続伸。
    高値5539ポイント、安値5507ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは98.49%(前日94.89%)。
    ダウ輸送株指数は39ポイント(0.26%)高の15397ポイントと続伸。
    SOX指数は106ポイント(1.92%)高の5651ポイントと4日続伸。
    VIX指数は12.09(前日12.03)。
    NYSEの売買高は5.76億株(前日8.95億株)。
    3市場の合算売買高は71.1億株(前日98.9億株、過去20日平均は116.4億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中60円高の40660円。
    ドル建ては105円高の40705円。
    ドル円は161.69円。
    10年国債利回りは4.354%。
    2年国債利回りは4.707%。

    「日経平均のサイコロは10勝2敗」

    水曜の日経平均は寄り付き151円高。
    終値は506円(△1.26%)高の40580円と4日続伸。
    高値40694円。
    安値40172円。
    日足は2日連続で陽線。
    4日続伸で約1200円上昇。
    3月22日の高値40888円まであと307円。
    日経平均は7日連続で一目均衡の雲の上。
    雲の下限は38493円。
    上限は38910円。
    3日は40113円→40172円にマド。
    TOPIXは15.56ポイント(△0.54%)高の2872ポイントと4日続伸。
    25日線(2768イント)を6日連続で上回った。
    2日連続で日足陽線。
    TOPIXの89年高値は2884ポイントであと12ポイント。
    TOPIXコア30指数は4日続伸。
    プライム市場指数は7.97ポイント(△0.54%)高の1478.35と4日続伸。
    東証スタンダード指数は続伸。
    東証グロース250指数は6.99ポイント(△1.08%)高の653.03と4日ぶりに反発。
    25日移動平均線からの乖離は△2.27%(前日△1.99%)。
    プライム市場の売買代金は4兆3444億円(前日4兆5345億円)。
    売買高は16.90億株(前日18.50億株)。
    値上がり980銘柄(前日864銘柄)。
    値下がり616銘柄(前日720銘柄)。
    新高値113銘柄(前日126銘柄)。
    新安値9銘柄(前日20銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは124.29(前日115.28)。
    東証グロース市場の騰落レシオは109.52(前日102.19)。
    NTレシオは14.13倍(前日14.03倍)。
    サイコロは10勝2敗で83.33%。
    TOPIXは9勝3敗で75.00%。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(38960円)から△4.16%(前日△3.07%)。
    8日連続で上回った。
    上向きの75日線は38976円。
    7日連続で上回った。
    上向きの200日線(36063円)からは△12.53%(前日△11.24%)。
    310日連続で上回った。
    上向きの5日線は39842円。
    10日連続で上回った。
    13週線は38705円。
    26週線は38448円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.749%(前日▲18.406%)。
    買い方▲4.543%(前日▲5.089%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.757%(前日▲7.589%)。
    買い方▲21.248%(前日▲21.873%)。
    空売り比率は36.3%(前日37.6%、2日連続で40%割れ)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は6.6%(前日8.4%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    6月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.12%(前週▲6.79%)。
    2週ぶりに好転。
    6月28日時点の裁定売り残は385億円増の4797億円。
    5週連続で増加。
    6月28日時点の裁定買い残は2569億円増の2兆3687億円。
    2週連続で増加。
    当限は売り残が333億円増の2715億円。
    買い残が2568億円増の2兆3668億円。
    翌限以降は売り残が51億円増の2082億円。
    買い残が0.4億円増の19億円。
    日経VIは16.47(前日16.04)。
    日経平均採用銘柄のPERは17.16倍(前日17.06倍)。
    35日連続で16倍台。
    前期基準では17.37倍。
    EPSは2364円(前日2363円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.53倍(前日1.53倍)。
    BPSは26523円(前日26192円)。
    日経平均の予想益回りは5.83%。
    予想配当り利回りは1.76%。
    指数ベースではPERは22.65倍(前日22.38倍)。
    EPSは1791円(前日1790円)。
    PBRは2.10倍(前日2.08倍)。
    BPSは19324円(前日19266円)。
    10年国債利回りは1.095%(前日1.05%)。
    プライム市場の予想PERは16.81倍。
    前期基準では17.04倍。
    PBRは1.44倍。
    プライム市場の予想益回りは5.94%。
    配当利回り加重平均は2.14%。
    プライム市場の単純平均は20円高の3010円(前日は2990円)。
    プライム市場の売買単価は2570円(前日2450円)。
    プライム市場の時価総額は998兆円(前日992兆円)。
    ドル建て日経平均は250.68(前日247.83)と4日続伸。
    水曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比60円高の40660円。
    高値40730円、安値0170円。
    大証夜間取引終値は日中比100円高の40700円。
    気学では木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて注意せよ」。
    金曜は「相場の仕成りについて駆け引きせよ」。
    ボリンジャーのプラス1σが39537円。
    プラス2σが40114円。
    プラス3σが40691円。
    マイナス1σが38383円。
    週足のプラス1σが39525円。
    プラス2σが40347円。
    プラス3σが41168円。
    マイナス1σが37884円。
    ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと2営業日。

    《今日のポイント7月4日》

    (1)水曜のNY市場は短縮取引となったが主要3指数はマチマチの展開。
       10年国債利回りは4.354%。
       5年国債利回りは4.322%。
       2年国債利回りは4.707%。
       ドル円は161円台後半。  
       SKEW指数は145.82→147.16→148.83。
       恐怖と欲望指数は50→44。
      (昨年10月5日が20)。

    (2)ダウ輸送株指数は39ポイント(0.26%)高の15397ポイントと続伸。
       SOX指数は106ポイント(1.92%)高の5651ポイントと4日続伸。
       VIX指数は12.09(前日12.03)。
       NYSEの売買高は5.76億株(前日8.95億株)。
       3市場の合算売買高は71.1億株(前日98.9億株、過去20日平均は116.4億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中60円高の40660円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆3444億円(前日4兆5345億円)。
       売買高は16.90億株(前日18.50億株)。
       値上がり980銘柄(前日864銘柄)。
       値下がり616銘柄(前日720銘柄)。
       新高値113銘柄(前日126銘柄)。
       新安値9銘柄(前日20銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは124.29(前日115.28)。
       東証グロース市場の騰落レシオは109.52(前日102.19)。
       NTレシオは14.13倍(前日14.03倍)。
       サイコロは10勝2敗で83.33%。

    (4)上向きの25日線(38960円)から△4.16%(前日△3.07%)。
       8日連続で上回った。
       上向きの75日線は38976円。
       7日連続で上回った。
       上向きの200日線(36063円)からは△12.53%(前日△11.24%)。
       310日連続で上回った。
       上向きの5日線は39842円。
       10日連続で上回った。
       13週線は38705円。
       26週線は38448円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.749%(前日▲18.406%)。
       買い方▲4.543%(前日▲5.089%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.757%(前日▲7.589%)。
       買い方▲21.248%(前日▲21.873%)。

    (6)空売り比率は36.3%(前日37.6%、2日連続で40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は6.6%(前日8.4%)。
       6月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.12%(前週▲6.79%)。
       2週ぶりに好転。
       6月28日時点の裁定売り残は385億円増の4797億円。
       5週連続で増加。
       6月28日時点の裁定買い残は2569億円増の2兆3687億円。
       2週連続で増加。
       当限は売り残が333億円増の2715億円。
       買い残が2568億円増の2兆3668億円。
       翌限以降は売り残が51億円増の2082億円。
       買い残が0.4億円増の19億円。
       日経VIは16.47(前日16.04)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは17.16倍(前日17.06倍)。
       35日連続で16倍台。
       前期基準では17.37倍。
       EPSは2364円(前日2363円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
       225のPBRは1.53倍(前日1.53倍)。
       BPSは26523円(前日26192円)。
       日経平均の予想益回りは5.83%。
       予想配当り利回りは1.76%。
       指数ベースではPERは22.65倍(前日22.38倍)。
       EPSは1791円(前日1790円)。
       PBRは2.10倍(前日2.08倍)。
       BPSは19324円(前日19266円)。
       10年国債利回りは1.095%(前日1.105%)。

    (8)プライム市場の単純平均は20円高の3010円(前日は2990円)。
       プライム市場の時価総額は998兆円(前日992兆円)。
       ドル建て日経平均は250.68(前日247.83)と4日続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39537円。
       プラス2σが40114円。
       プラス3σが40691円。
       マイナス1σが38383円。
       週足のプラス1σが39525円。
       プラス2σが40347円。
       プラス3σが41168円。
       マイナス1σが37884円。
       ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと2営業日。

    今年の曜日別勝敗(7月3日まで)

    月曜15勝7敗
    火曜15勝11敗
    水曜8勝17敗
    木曜13勝13敗
    金曜16勝8敗

    6月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.12%(前週▲6.79%)。
    2週ぶりに好転。
    6月28日時点の信用売り残は360億円減の7248億円。
    3週ぶりに減少。
    同信用買い残は1584億円減の4兆7533億円。
    4週ぶりに減少。
    前週は4兆9117億円。
    22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
    昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
    4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
    信用倍率は6.56倍(前週6.45倍)。
    6月28日時点の裁定売り残は385億円増の4797億円。
    5週連続で増加。
    6月28日時点の裁定買い残は2569億円増の2兆3687億円。
    2週連続で増加。
    当限は売り残が333億円増の2715億円。
    買い残が2568億円増の2兆3668億円。
    翌限以降は売り残が51億円増の2082億円。
    買い残が0.4億円増の19億円。

    GPIFのポートフォリオ比率は4資産で25%ずつのアロケーション。
    3日に厚生労働省が公表した24年の財政検証。
    4つのシナリオにおける物価上昇率が0.4%~2.0%、実質賃金上昇率が0.1%~2.0%との前提が置かれた。
    いずれのシナリオでも名目運用利回りが19年の1.3%ー5.0に対し、24年は1.8%ー5.4%と上方修正された格好。
    名目運用利回りが上昇した分、次期基本ポートフォリオでリスク資産である国内株式・外国株式のウエートが引き上げられる可能性がある。
    これが海外勢を中心に、GPIFが国内株ウエートを引き上げるとの思惑につながっているものとみられる。
    GPIFは14年10月に国内株式のウエートを12%から25%に引き上げた。
    変更前の14年6月末の国内株ウエートが17.26%。
    同年9月末が18.23%。
    同年12月末が19.8%。
    変更前から国内株のウエートが徐々に引き上げられていた。
    5日にGPIFは24年度の業務概況書を公表する予定。
    ここで国内株ウエートが25%を上回っているようだと、GPIFが国内株ウエートを引き上るとの思惑が一層強まりそうだ。
    6月末時点でGPIFの運用資産額は約255兆円とみられる。
    仮に、国内債券、外国債券のウエートが5%引き下げられ、国内株式、外国株式のウエートが5%引き上げられた場合、
    国内外株にそれぞれ10兆円程度の買い需要が発生する見通し。
     
    一方、期待の先回り買いに対し、7月第2週は実需の売りが生じる。
    8日と10日に国内の主要パッシブETF(上場投資信託)が決算を迎える。
    主要パッシブETFでは決算日にあたる7月まで分配金が支払われない。
    主に3月末や9月末には「配当の再投資」と呼ばれる大規模な先物や現物株買いオペレーションが発生していた。
    ETFの分配金拠出売りは、いわば配当再投資のアンワインドにあたる。
    8日と10日に決算を迎える純資産総額1兆円以上のパッシブETFは6銘柄、計65兆円。
    これらETFの決算までに到来した権利確定日における純資産総額と配当利回りをもとに算出すると、
    7月8日にTOPIX型で約2300億円、日経平均型で約2500億円。
    同月10日にTOPIX型で約7000億円、日経型で約700億円。
    2日間で計1.2ー1.3兆円程度の売り需要が発生すると推計される。
    特に、10日にTOPIX型での売却額が大きくなることから、8日まではNT倍率は縮小。
    8日以降は拡大への思惑が強まりやすい。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    TOPPAN(7911)・・・動兆

    印刷業界の2強。
    印刷技術を基盤に半導体部材関連、包装資材等に展開。
    23年秋持株会社に移行



    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     

    ■キユーピー<2809>やカゴメ<2811>など食品5社 ロボ共同開発 新興と省人化

    ■日本郵政<6178>

    傘下の日本郵便 料金改定手続き見直し訴え

    ■アインHD<9627>

    500億円でフランフランを買収 小売り強化

    ■江崎グリコ<2206>

    16日から冷蔵品出荷再開

    ■NEC<6701>

    LLM活用の業務支援システム 工場トラブル対処法即答

    ■王子HD<3861>

    台湾の包装素材に出資 脱プラ需要に的

    ■アスクル<2678>

    今期営業益6%増 企業向け通販堅調

    ■ワールド<3612>

    純利益40億円 3-5月 ECや古着好調

    ■ABCマート<2670>

    純利益10%増 3-5月 大型店がけん引

    ■PKSHA<3993>

    プライム移行準備

    ■キヤノン<7751>

    など 複合現実で肺を3D観察 医師教育に活用

    ■川崎重工業<7012>

    海自隊員に金品提供か 十数億円流用疑いも

    ■日立製作所<6501>

    CFO 数千億円の大型M&Aに意欲 低収益事業の売却も継続

    ■AGC<5201調達業務をデジタル化 支援サービス導入

    ■日本化学工業<4092>

    有機リン化合物使いCO2固体吸収材

    ■DIC<4631>

    タイで水性ウレタン樹脂3倍増強 サステナ需要に的

     



    4日の東京株式市場は、堅調な値動きが続きそうだ。

    日経平均株価の予想レンジは、4万200円-4万800円を想定。(3日終値4万580円76銭)

    米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は23ドル安の39308ドルで取引を終えた。

    現地3日のナスダック総合指数が上昇した動きを受け、半導体関連を中心に上値を試す場面もありそう。

    ただ、取引時間の後半には、現地4日の米国株式市場が独立記念日のため休場となることから、手控えムードが広がることも想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=161円台の半ば(3日は161円75-78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の前半(同174円04-08銭)と小動き。

    日経平均、TOPIXともに史上最高値(日経平均は40888.43円、TOPIXは2884.80p)に接近しており、ドル円も比較的落ち着いている。売り材料に乏しい中、両指数がそろって史上最高値をうかがう動きとなるだろう。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比60円高の4万660円だった。

     

    【好材料銘柄】 

    ■PKSHA Technology <3993>

    東証プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を開始する。

     

    ■川口化学工業 <4361>

    上期経常は一転35%増益で上振れ着地。

     

    ■レナサイエンス <4889> 

    今期経常を赤字縮小に上方修正。

     

    ■ティムス <4891> 

    北海道大学と脊髄損傷に対する新規治療薬候補の導入における独占的実施許諾契約を締結。

     

    ■アインホールディングス <9627>

    インテリア・雑貨小売販売事業を展開するフランフランの全株式を取得し子会社化する。取得価額は約500億円。

     

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    4(木)

    【国内】

    30年国債入札

    《決算発表》

    キユーピー、クスリのアオキ、アークス、オンワードHD、キユソー流通

     

    【海外】

    英下院総選挙

    休場:米国(独立記念日)



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    3日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落し、前日比23ドル85セント(0.06%)安の3万9308ドル00セントで終えた。4日の独立記念日の祝日を前に主力株の一部に利益確定や持ち高調整の売りが出た。

    この日発表された米経済指標で、労働市場の落ち着きや景気の減速傾向が示された。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの観測が高まり、長期金利が低下。景気動向に敏感な銘柄が多いダウ平均が下押しされた半面、金利低下の恩恵を受けやすいIT企業などで構成されるナスダックは上昇した。

    市場では5日に発表される6月の米雇用統計が注視されている。

    独立記念日の前日で米株式市場は午後1時までの短縮取引だった。市場参加者が少なく、薄商いのなか、ディフェンシブ株や景気敏感株の一部に持ち高調整の売りが出た。ダウ平均ではユナイテッドヘルス・グループやメルク、ナイキなどが下落した。ボーイングやアマゾン・ドット・コムなども売られた。

    ダウ平均は上げる場面もあった。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した6月の非製造業(サービス業)景況感指数が48.8と5月(53.8)から低下し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(52.8)を下回った。2カ月ぶりに好不況の境目である50も割り込んだ。

    同日発表の6月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比で15万人増と、市場予想(16万人増)を下回った。週間の米新規失業保険申請件数は市場予想以上だった。一連の指標を受けてFRBが9月に利下げに動くとの観測が強まった。米長期金利が4.3%台半ばと前日終値(4.43%)を下回って推移し、株式の相対的な割高感も薄れた。

    ダウ平均ではセールスフォースやキャタピラー、マクドナルドなどが上げpた。

    ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比159.539ポイント(0.88%)高の1万8188.302で終えた。連日で過去最高値を更新した。複数のアナリストが目標株価を引き上げたテスラが連日で大幅高となった。エヌビディアなど半導体株の買いも目立った。

    S&P500種株価指数は3日続伸し、前日比28.01(0.50%)高の5537.02と連日で最高値を更新した。

     




    【シカゴ日本株先物概況】

    3日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比400円高の4万0660円で終えた。同日は日経平均株価が上昇し、米国市場では、米独立記念日の祝日を翌日に控え薄商いとなる中、3営業日ぶりに反落した。ナスダック総合株価指数は、連日で過去最高値を更新したため、シカゴ市場の日本株先物にも買いが優勢となった。

    シカゴ日経225先物 (円建て)

    40660 ( +60 )


    シカゴ日経225先物 (ドル建て)

    40705 ( +105 )


    ( )は大阪取引所終値比

     




    【欧州株式市場】
     

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    FTSE100 8171.12(+49.92)

    3日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前日比49.92ポイント(0.61%)高の8171.12で終えた。銅やニッケルなどの先物価格上昇を背景に、英豪リオティントや英アングロ・アメリカンといった資源株が買われた。英航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングスなど資本財関連や、飲食料品・たばこ株にも買いが優勢だった。

    英ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)など空運株が上昇した。ドイツ航空大手ルフトハンザが、イタリア国営航空ITAエアウェイズ(旧アリタリア航空)の41%を買収する計画について欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会から承認を得た。IAGもスペインの航空会社を買収する計画で欧州委員会の調査を受けており、計画が進展するとの思惑につながった。

    英国では4日に総選挙が実施される。最大野党の労働党が与党・保守党をリードする構図が続いており、今のところ英株式・債券相場に混乱などはみられない。市場では「フランス下院選挙などと異なり、英総選挙は不確実性をほとんどもたらしていない」(ドイツ銀行)との声が聞かれた。

    FTSEの構成銘柄では、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が5.39%高と上昇率トップ。格安航空大手イージージェットが4.19%高、産金大手フレスニロが4.08%高と続いた。一方、小売り大手JDスポーツ・ファッションが3.61%安だったほか、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループが1.22%安だった。

     

     

     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

     

    DAX 18374.53(+210.47)

    3日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比210.47ポイント(1.15%)高の1万8374.53で終えた。米利下げ観測や、フランス国民議会(下院)選挙を巡る懸念後退などが投資家心理を支えた。

    個別では、防衛大手ラインメタルが4.82%高、医療機器のザルトリウスが4.10%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーが3.51%高と上げを主導。半面、ミュンヘン再保険が1.35%安、商用車大手ダイムラー・トラックが1.25%安と売られた。

    DAXの構成銘柄以外では、ドイツ航空大手ルフトハンザ株に買いが集まった。3日、イタリア国営航空ITAエアウェイズ(旧アリタリア航空)の41%を買収する計画について、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会から承認を得たと公表したことが支援材料となった。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数

     

    CAC40 7632.08(+93.79)

    フランスの株価指数CAC40は反発し、前日比1.24%高で終えた。

     

     


     

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