【市況一覧】
日経平均株価
39,058.32 +147.13 10/18
TOPIX
2,696.06 +8.23 10/18
マザーズ
623.01 -4.69 10/18
NYダウ平均
43,239.05 +161.35 10/18
ナスダック総合
18,373.61 +6.53 10/18


07月01日 マーケットコメント


    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    40074円69銭(△443円63銭=1.12%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2856.62(△32.34=1.15%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    646.04(▲3.16=0.49%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】18億5011万株(△2億2127万株)
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    【売買代金】4兆5345億円(△6712億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】864(前日:796)
    --------------------------------------------
    【値下がり銘柄数】720(前日:790)
    --------------------------------------------
    【新高値銘柄数】126(前日:126)
    【新安値銘柄数】20(前日:9)
    【25日騰落レシオ】115.28(前日:112.60)
    --------------------------------------------
     
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は大幅続伸、4万円大台回復
     2.朝方軟調も、その後は一貫して買いが優勢
     3.1ドル161円台後半の円安進行が追い風材料
     4.海運や金融などバリュー株に投資資金流入
     5.値上がり数は5割強にとどまるも商いは活況
     
     
     4万円を超えてきたことで、今年の3月22日につけた史上最高値の4万888円43銭を更新できるかが次の焦点になる。きょうのプライムの売買代金は概算で4兆5300億円と、ここ数日の中では高水準。ただ、史上最高値を更新した3月22日の近辺では5兆円レベルの商いが見られていた。大型株の動きが良くなっているだけに、もう一段商いが厚みを増してくるかに注目したい。
     
    来週に予定される上場投資信託(ETF)の分配金の捻出目的の換金売りなどの需給イベントが控えているほか、4日の英国での総選挙、7日のフランスでの国民議会選挙決選投票など欧州政局リスク再燃に対する不安もあるが、調整局面においては押し目狙いの好機になりそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    41234.66  ボリンジャー:+2σ(26週)
    40883.34  ボリンジャー:+3σ(13週)
    40815.66  新値三本足陽転値
    40311.10  ボリンジャー:+3σ(25日)
    40144.43  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    40074.69  ★日経平均株価2日終値
     
    39833.82  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39831.87  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39578.43  6日移動平均線
    39405.52  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39356.55  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39188.28  均衡表転換線(日足)
    38952.48  75日移動平均線
    38910.41  均衡表雲上限(日足)
    38879.27  25日移動平均線
    38865.24  均衡表転換線(週足)
    38865.24  均衡表基準線(日足)
    38666.61  13週移動平均線
    38493.77  均衡表雲下限(日足)
    38429.08  26週移動平均線
    38401.99  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    ローソク足は大陽線を描き、終値は節目の4万円をクリアした。一目均衡表では株価の雲上限との乖離幅拡大と遅行線の強気シグナル増大で三役好転下の強気形状が一段と鮮明になった。基準線と転換線はともに上向きで大引けを迎えており、短期的な上昇基調の継続が予想される。一方、本日まで3連騰となったが、25日線との乖離率は3.07%と買われ過ぎラインの5%まで余裕を残しており、過熱感は薄いとみられる。
     

    【大引け概況】


    2日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比443円63銭高の4万0074円69銭だった。終値での4万円台は3月29日以来およそ3カ月ぶり。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:51 容量:22.47M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    きょうは、安く始まったもののすぐに地合いが急展開し、買い優勢の地合いに変わった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇にもかかわらずハイテク株中心に買われ、ナスダック総合株価指数が最高値を更新したことや、外国為替市場で1ドル=161円台後半まで円安が進んだことなどが追い風となった。ただ、東京株式市場で買われたのは銀行や保険などを中心としたバリュー(割安)株の上昇が続き、投資家心理の改善に伴う買いが株価指数先物などにも波及した。半導体関連などハイテク株には下げる銘柄も散見された。日経平均は後場に入ると先物を絡めた買い戻しが加速し、フシ目の4万円大台を回復。後場取引終盤は伸び悩んだものの高値圏で売り物をこなし切った。
     
    午後に外国為替市場で円安・ドル高が進むと、日本株相場への先高観を強めた海外短期筋などから先物への買いが活発化し、上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)は連日で年初来高値を更新し、1990年1月以来34年半ぶりの高値を付けた。
     
    TOPIXは3日続伸し、終値は32.34ポイント(1.15%)高の2856.62だった。今秋の米大統領選挙でトランプ前大統領の勝利が意識されはじめ、財政悪化やインフレが高まる可能性から1日のニューヨーク債券市場で米長期金利が一時4.49%と約1カ月ぶりの水準まで上昇。2日の国内債券市場でも長期金利が上昇したことから、利ざや改善期待が高まる形で金融株への買いが続いた。三菱UFJは一時、2006年以来約18年ぶりの高値を付けた。
     
    午後の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=161円台後半まで下落し1986年12月以来およそ37年半ぶりの安値を更新した。円相場の下落と並行する形で先物や、機械など輸出関連株の一角に買いが強まった。
    市場関係者は「円安進行で企業業績の上方修正期待が高まっているにもかかわらず、割安に放置されている銘柄が多いとの見方が投資家の間で増えている。経済の不透明が強い中国などから日本株に資金を移す動きもみられる」と話した。
     
    さて、東京株式市場はバリュー株が主導する形で本日もしっかりと水準訂正を継続。トピックスは1990年1月以来の高値となり、過去最高値(2886)更新が完全に視野に入っている。円安も勢いが止まらず1ドル=161円台後半へ。日米金利差は3%以上もあり依然としてドルを持たないリスクの方が勝っている。日本は金利上昇下の円安でその恩恵を受ける資産に資金が集中しつつある。
     
     

     
    JPXプライム150指数は3日続伸し、15.82ポイント(1.28%)高の1253.60で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆5345億円、売買高は18億5011万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は864。値下がりは720、横ばいは61だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は海運業、鉱業、保険業、精密機器などが上昇。下落はパルプ・紙、鉄鋼の2業種。
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが活況高、ディスコも物色人気。三菱重工業が商いを伴い上昇した。川崎汽船が急伸をみせ値上がり率首位となったほか、HOYA、三菱商も買われた。
    日本郵船など海運株が人気。東京海上ホールディングス、任天堂が高く、第一三共も値を上げた。ミネベアミツミも値を飛ばし、メルカリも大幅高となった。スター・マイカ・ホールディングスも買われた。
     
    半面、売買代金首位のレーザーテックが下値を模索、ソシオネクストも軟調。ホンダ、ニデック、三菱ケミGも冴えない。高島屋も利食われた。ミガロホールディングスが急落、トーエネックも大幅安。ネクステージ、KeePer技研なども大きく水準を切り下げた。大引け間際に「損保4社などがホンダ株5000億円規模売却へ」と伝わったホンダも下げた。

     


     
    日米の金利上昇を受けて銀行など金融株を中心に買いが広がり、日経平均は約3カ月ぶりに4万円台を回復した。プライム市場の主力株に資金が向かった。
    東証スタンダード市場は、出遅れが目立った。
    スタンダードTOP20は小幅高。出来高3億3200万株。
    値上がり銘柄数768、値下がり銘柄数638と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、アズジェントが一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、マサル、田辺工業、大盛工業、成学社など53銘柄は年初来高値を更新。ワットマン、ニチリョク、放電精密加工研究所、ジャパンエンジンコーポレーション、平山ホールディングスが買われた。
     
    一方、GMOアドパートナーズが一時ストップ安と急落した。ウエストホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、エプコ、出前館、イメージ ワンなど12銘柄は年初来安値を更新。メタプラネット、GFA、ANAP、ダントーホールディングス、精工技研が売られた。
     


     
    東証グロース市場は日米の金利上昇がバリュエーションの高い新興市場の重しとなった。
    国内の長期金利が上昇するなか、相対的な割高感が意識されやすい新興株には売りが優勢となった。午後に日経平均株価が心理的節目である4万円台に乗せるなど大型株の注目度が高まり、新興株の出遅れが目立った。
    6月以降上昇基調にあったグロース250だが、前週末から3営業日続落となった。市場参加者からは「けん引役となる銘柄がなく、下降トレンドが続きそうだ」との声が上がった。
    「値動きの良い大型銘柄に投資家の関心が集まり、中小銘柄は選好されにくい状況だ」との声があった。
    グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比3.16ポイント(0.49%)安の646.04だった。
    グロース市場ではセルシードやポスプラが下落した。一方、コーディアやリボミックは上昇した。値上がり銘柄数251、値下がり銘柄数298と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうは東証グロース市場に新規上場したPRISMバは公開価格(450円)を39円(8.66%)上回る489円で初値を付けた。その後は初値に比べて80円(16.35%)高い569円と、ストップ高水準まで上昇し、同水準で買い気配のままきょうの取引を終了した。
     
    個別では、Chordia Therapeutics、PRISM BioLab、リグアがストップ高。リボミック、セルシード、Recovery Internationalは一時ストップ高と値を飛ばした。PostPrime、LeTech、ビリングシステム、gooddaysホールディングス、noteなど8銘柄は年初来高値を更新。Laboro.AI、グラッドキューブ、セキュアヴェイル、FFRIセキュリティ、ジンジブが買われた。
     
    一方、AHCグループがストップ安。Veritas In Silico、Lib Work、ENECHANGE、Mマート、HENNGEなど12銘柄は年初来安値を更新。ELEMENTS、ワンダープラネット、アイズ、サンバイオ、ペルセウスプロテオミクスが売られた。
     


     
    2日午前の日経平均株価は3日続伸し、午前終値は前日比149円52銭(0.38%)高の3万9780円58銭だった。
    銀行や保険などを中心としたバリュー(割安)株の上昇が引き続き目立ち、東証株価指数(TOPIX)は連日で取引時間中として一時34年ぶりの高値を付けた。
     
    朝方こそ売り先行で始まったが、寄り後ほどなくして日経平均は戻り足に転じ、前場後半にかけて一貫して下値を切り上げる強調展開となった。前日の米国株市場でナスダック総合株価指数が最高値を更新したことや、外国為替市場で円安水準が維持されていることが追い風となっている。一時300円近い上昇で3万9900円台まで上値をのばし、4万円大台乗せも視界に入ったが、前引けにかけて手仕舞い売りで上げ幅を縮小した。
    ただ、大型株に対する買い意欲は旺盛だ。バリュー株物色の流れが強まるなか、金利上昇を好感して大手金融株に物色資金が向い、全体相場を押し上げる格好となっている。
     
    米国で6月27日開かれたテレビ討論会を受け今秋の米大統領選挙でトランプ前大統領の勝利が意識され始めている。財政悪化やインフレが高まる可能性が警戒され1日のニューヨーク債券市場で米長期金利が一時4.49%と約1カ月ぶりの水準まで上昇。2日の国内債券市場でも長期金利が上昇し、利ざや改善期待から銀行や保険など金融株に買いが入り指数を押し上げた。三菱UFJは株式分割を考慮したベースで2006年以来約18年ぶりの高値を付けた。
     
    外国為替市場で円相場は1ドル=161円台と円安基調での推移が続いており、輸送用機器や精密機器、機械など輸出関連の一角も堅調だった。市場関係者は円安進行を受け、「保守的だった2025年3月期業績予想に対する警戒感が後退している」と話す。同時に「株主還元の強化や、中国などに比べ底堅い日本経済に着目した海外投資家が下値を拾う動きになっている」と指摘した。
     
    後場の東京株式市場は引き続き為替、金利市場を横目にTOPIX優勢の地合いは続くだろう。為替は1ドル161円50銭台で推移しており、昨晩の海外時間に161円70銭台に乗せた後も目立った円買いなどの動きは見られず。先週末のテレビ討論会の結果、トランプ前大統領の当選確率が高まったとの思惑から、トランプ氏が景気拡大のための財政拡張を実行するとの見通しが強まり米国金利は上昇。日本の10年国債利回りも1.08%まで上昇しているが、10年物国債の日米金利差は3.4%とやや拡大したことで、円安ドル高基調が強まっている。緩やかな円安推移のため、政府・日本銀行による円買い介入は実施しにくいとの見方も強く、1ドル162円台は時間の問題との声が多い。



     
     
    TOPIXは続伸し、前引けは21.93ポイント(0.78%)高の2846.21だった。1日に付けた年初来高値を一時、上回った。JPXプライム150指数も続伸し、8.37ポイント(0.68%)高の1246.15で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1346億円、売買高は8億8988万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は840、値下がりは737、横ばいは68だった。
     
    業種別では、鉱業、保険業、証券・商品先物取引業、海運業、石油・石炭製品などが上昇した一方、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、陸運業、ゴム製品、鉄鋼などが下落した。
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクの上げ足が目立つほか、川崎汽船が急上昇するなど海運株も人気。東京海上ホールディングス、三井住友FGが高く、三菱商事、HOYA、第一三共なども買いを集めた。三菱重工業が活況高。スター・マイカ・ホールディングスが大幅高に買われ、ミネベアミツミも値を飛ばした。
     
    半面、売買代金首位のレーザーテックが下値を模索、東京エレクトロン、ソシオネクストも軟調。高島屋も利食われた。ミガロホールディングスが急落、ユニチカ、ネクステージなども大幅安。大塚HD、ニトリHDも安い。

     


     
    金利上昇を受けて買われて相場を下支えした。金融株を中心とした日本株上昇の地合いは続いているが、GDPがネガティブ視されて日本株買いを手控えるムードがでていた。
    東証スタンダード市場のスタンダードTOP20は小幅上昇。出来高は1億8950万株。値上がり銘柄数711、値下がり銘柄数631と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、キャンディル、マサル、田辺工業、大盛工業、成学社など46銘柄が年初来高値を更新。ヴィア・ホールディングス、アズジェント、平山ホールディングス、放電精密加工研究所、日本アンテナが買われた。
     
    一方、ウエストホールディングス、構造計画研究所ホールディングス、エプコ、出前館、ヒラキなど9銘柄が年初来安値を更新。GMOアドパートナーズ、ダントーホールディングス、メタプラネット、GFA、伊勢化学工業が売られた。
     


     
    東証グロース市場は前日に米長期金利が上昇した流れを受け、国内の長期金利が上昇した。相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄には売りが優勢となった。
    市場では「今後、国内で長期金利が上昇基調にあることを前提とした銘柄選別が始まりつつある」との声があった。
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.65ポイント(0.41%)安の646.55だった。グロースCoreはともに続落。
     
    グロース市場ではポスプラやサンバイオが下落した。一方、セルシードやペルセウスが上昇した。
    値上がり銘柄数262、値下がり銘柄数275と、売り買いが拮抗した。
     
    きょう東証グロース市場に上場したPRISMバは公開価格(450円)を39円(8.66%)上回る489円で初値を付けた。その後は初値に比べて80円(16.35%)高い569円と、ストップ高水準まで上昇し、同水準で買い気配のまま午前の取引を終了した。
     
    個別では、PRISM BioLab、セルシード、Recovery Internationalがストップ高。リボミック、リグアは一時ストップ高と値を飛ばした。PostPrime、ビリングシステム、gooddaysホールディングス、note、グラッドキューブなど7銘柄は年初来高値を更新。Chordia Therapeutics、セキュアヴェイル、WOLVES HAND、サイジニア、ペルセウスプロテオミクスが買われた。
     
    一方、AHCグループがストップ安。Veritas In Silico、Lib Work、ENECHANGE、Mマート、HENNGEなど12銘柄は年初来安値を更新。サンバイオ、ワンダープラネット、ELEMENTS、中村超硬、アイズが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

    2日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比87円45銭安の3万9543円61銭。

    東京株式市場は目先利益確定の売り圧力が優勢となっている。前日の欧州株市場ではフランスの政局への不安が後退し総じて上昇、米国株市場でもこの流れを引き継ぎ小幅ながらNYダウが反発、ナスダック総合株価指数の方は史上最高値更新となった。

    また、外国為替市場では1ドル=161円台後半まで一段と円安が進んでいる。しかし、ここにきて日経平均は米株市場の動向や為替市場との連動性を欠いており、きょうも上値を積極的に買う動きはみられない。下値を売り込む材料にも乏しく、先物主導で不安定な値動きが予想される。

    三菱UFJや第一生命HDなど銀行や保険を中心としたバリュー(割安)株には引き続き買いが優勢となっており、指数を下支えしている。バリュー株の影響を相対的に大きく受ける東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸しており、連日で取引時間中に34年ぶりの高値を付けた。

    個別では、東エレクやアドテストが安い。ダイキン、電通グループなども売られている。一方、第一三共やHOYA、東京海上は高い。










     


    「2%超の大幅安がないS&P500」

    「反発」

    週明けのNY市場で主要3指数は揃って反発。
    アップルやテスラなど大型グロース(成長)株が買われ、ナスダック総合を押し上げた。
    4日の祝日を控え薄商い。
    アップルが2.9%、マイクロソフトが2%、アマゾンが2.2%上昇。
    テスラは第2四半期の納車データ発表を控え6.1%高。
    JPモルガン・チェースは史上最高値を更新。
    AMDは2.8%、アームHDは2.9%下落。
    ペット用品オンライン小売りのチューイーは一時、大幅に上昇していたが6%超下落。
    「ミーム株」の仕掛け人とされるキース・ギル氏が同社の株式6.6%を保有していることを明らかにした。
    6月のISM製造業景気指数は48.5と5月の48.7から低下。
    50を3カ月連続で下回った。
    価格指数は5月の57.0から52.1に低下。
    昨年12月以来の低水準となった。
    10年国債利回りは4.471%。
    5年国債利回りは4.431%。
    2年国債利回りは4.759%。
    日本の1-3月期のGDP成長率が実質年率換算で2次速報のマイナス1.8%→マイナス2.9%に。
    前期比ではマイナス0.5%→同0.7%に下方修正されたことから円は売られた。
    一時161.72円まで上昇し、1986年以来の高値水準。
    ユーロは上昇。
    背景はフランス総選挙の第1回投票で極右政党「国民連合(RN)」が得票率でトップとなったこと。
    ユーロ/円は一時173.68円と32年ぶりの高値。
    ドル円は161円台半ば。
    WTI原油先物8月限は1.84ドル(2.26%)高の1バレル=83.38ドル。
    4月26日以来約2カ月ぶりの高値水準。
    SKEW指数は143.06→141.79→145.82。
    恐怖と欲望指数は43→48。
    (昨年10月5日が20)。

    週明けのNYダウは50ドル(0.13%)高の39169ドルと反発。
    高値39438ドル、安値39037ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは116.81(前日107.78)。
    NASDAQは146イント(0.83%)高の17879ポイントと反発。
    高値17894ポイント、安値17657ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは89.41(前日86.99)。
    S&P500は14ポイント(0.27%)高の5475ポイントと反発。
    高値5479ポイント、安値5446ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは95.36%(前日93.28%)。
    ダウ輸送株指数は116ポイント(0.75%)安の15298ポイントと反落。
    SOX指数は4ポイント(0.08%)高の5477ポイントと続伸。
    VIX指数は12.22(前日12.24)。
    NYSEの売買高は9.14億株(前日34.24億株)。
    3市場の合算売買高は105.9億株(過去20日平均は118.9億株)
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中140円安の39530円。
    ドル建ては90円安の39580円。
    ドル円は161.45円。
    10年国債利回りは4.471%。
    2年国債利回りは4.759%。


    「3日続伸」

    週明けの日経平均は寄り付き256円高。
    終値は47円(△0.12%)高の39631円と3日続伸。
    高値39942円。
    安値39537円。
    日足は3日連続で陰線。
    4万円台回復にあと50円余りと迫ったが一時マイナスに転じた場面もあった。
    28日は38439円→39485円にマド。
    日経平均は5日連続で一目均衡の雲の上。
    雲の下限は38485円。
    上限は38910円。
    日経平均は週間で986円の上昇。
    週足は3週連続で陽線。
    6月の月間では1095円高。
    2か月連続のプラスで2か月連続で月足は陽線。
    4ー6月では786円(1.9%)安。
    四半期では昨年7-9月以来の下落。
    年初から6か月(5勝1敗)の上昇幅は6118円。
    TOPIXは14.65ポイント(△0.52%)高の2824ポイントと続伸。
    25日線(2760イント)を5日連続で上回った。
    2日連続で日足陰線。
    TOPIXの89年高値は2884ポイント。
    TOPIXコア30指数は続伸。
    プライム市場指数は7.54ポイント(△0.52%)高の1453.74と続伸。
    東証スタンダード指数は続落。
    東証グロース250指数は12.04ポイント(▲1.82%)安の649.20と続落。
    25日移動平均線からの乖離は△2.66%(前日△4.80%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8633億円(前日4兆2834億円)。
    売買高は16.28億株(前日17.18億株)。
    値上がり796銘柄(前日660銘柄)。
    値下がり790銘柄(前日924銘柄)。
    新高値126銘柄(前日115銘柄)。
    2日連続で3ケタ。
    新安値9銘柄(前日9銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは112.60(前日115.73)。
    東証グロース市場の騰落レシオは103.75(前日106.86)。
    NTレシオは14.03倍(前日14.09倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(38830円)から△2.06%(前日△2.01%)。
    6日連続で上回った。
    上向きの75日線は38934円。
    5日連続で上回った。
    上向きの200日線(35990円)からは△10.11%(前日△10.08%)。
    308日連続で上回った。
    上向きの5日線は39479円。
    9日連続で上回った。
    13週線は38632円。
    26週線は38412円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.710%(前日▲17.446%)。
    買い方▲5.312%(前日▲5.280%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.625%(前日▲8.605%)。
    買い方▲21.367%(前日▲20.199%)。
    空売り比率は40.0%(前日37.0%、一応2日ぶりに40%台)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.7%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    日経VIは16.04(前日16.13)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.84倍(前日16.74倍)。
    33日連続で16倍台。
    前期基準では17.05倍。
    EPSは2363円(前日2364円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.51倍(前日1.50倍)。
    BPSは26245円(前日26388円)。
    日経平均の予想益回りは5.94%。
    予想配当り利回りは1.80%。
    指数ベースではPERは22.15倍(前日22.13倍)。
    EPSは1789円(前日1788円)。
    PBRは2.06倍(前日2.05倍)。
    BPSは19238円(前日19308円)。
    10年国債利回りは1.065%(前日1.050%)。
    プライム市場の予想PERは16.54倍。
    前期基準では16.73倍。
    PBRは1.42倍。
    プライム市場の予想益回りは6.04%。
    配当利回り加重平均は2.18%。
    プライム市場の単純平均は1円安の2981円(前日は2983円)。
    プライム市場の売買単価は2371円(前日2492円)。
    プライム市場の時価総額は981兆円(前日977兆円)。
    ドル建て日経平均は246.20(前日245.90)と続伸。
    週明けのシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比140円安の39530円。
    高値39970円、安値39445円。
    大証夜間取引終値は日中比190円安の39480円。
    気学では火曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
    水曜は「相場の放れを注意して駆け引きする日」。
    木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて注意せよ」。
    金曜は「相場の仕成りについて駆け引きせよ」。
    ボリンジャーのプラス1σが39240円。
    プラス2σが39650円。
    プラス3σが40061円。
    マイナス1σが38420円。
    週足のプラス1σが39313円。
    プラス2σが39994円。
    プラス3σが40675円。
    マイナス1σが37951円。
    ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと4営業日。

    《今日のポイント7月2日》

    (1)週明けのNY市場で主要3指数は揃って反発。
    10年国債利回りは4.471%。
    5年国債利回りは4.431%。
    2年国債利回りは4.759%。
    ドル円は161円台半ば。
    SKEW指数は143.06→141.79→145.82。
    恐怖と欲望指数は43→48。
    (昨年10月5日が20)。

    (2)ダウ輸送株指数は116ポイント(0.75%)安の15298ポイントと反落。
    SOX指数は4ポイント(0.08%)高の5477ポイントと続伸。
    VIX指数は12.22(前日12.24)。
    NYSEの売買高は9.14億株(前日34.24億株)。
    3市場の合算売買高は105.9億株(過去20日平均は118.9億株)
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中140円安の39530円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8633億円(前日4兆2834億円)。
    売買高は16.28億株(前日17.18億株)。
    値上がり796銘柄(前日660銘柄)。
    値下がり790銘柄(前日924銘柄)。
    新高値126銘柄(前日115銘柄)。
    2日連続で3ケタ。
    新安値9銘柄(前日9銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは112.60(前日115.73)。
    東証グロース市場の騰落レシオは103.75(前日106.86)。
    NTレシオは14.03倍(前日14.09倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(38830円)から△2.06%(前日△2.01%)。
    6日連続で上回った。
    上向きの75日線は38934円。
    5日連続で上回った。
    上向きの200日線(35990円)からは△10.11%(前日△10.08%)。
    308日連続で上回った。
    上向きの5日線は39479円。
    9日連続で上回った。
    13週線は38632円。
    26週線は38412円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.710%(前日▲17.446%)。
    買い方▲5.312%(前日▲5.280%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.625%(前日▲8.605%)。
    買い方▲21.367%(前日▲20.199%)。

    (6)空売り比率は40.0%(前日37.0%、一応2日ぶりに40%台)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.7%)。
    日経VIは16.04(前日16.13)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.84倍(前日16.74倍)。
    33日連続で16倍台。
    前期基準では17.05倍。
    EPSは2363円(前日2364円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.51倍(前日1.50倍)。
    BPSは26245円(前日26388円)。
    日経平均の予想益回りは5.94%。
    予想配当り利回りは1.80%。
    指数ベースではPERは22.15倍(前日22.13倍)。
    EPSは1789円(前日1788円)。
    PBRは2.06倍(前日2.05倍)。
    BPSは19238円(前日19308円)。
    10年国債利回りは1.065%(前日1.050%)。

    (8)プライム市場の単純平均は1円安の2981円(前日は2983円)。
    プライム市場の時価総額は981兆円(前日977兆円)。
    ドル建て日経平均は246.20(前日245.90)と続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39240円。
    プラス2σが39650円。
    プラス3σが40061円。
    マイナス1σが38420円。
    週足のプラス1σが39313円。
    プラス2σが39994円。
    プラス3σが40675円。
    マイナス1σが37951円。
    ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと4営業日。

    今年の曜日別勝敗(7月1日まで)

    月曜15勝7敗
    火曜14勝11敗
    水曜7勝17敗
    木曜13勝13敗
    金曜16勝8敗


    ゴールドマン・サックス証券のリポート。

    日本株の選別に際して地政学的な要因が中期的にますます重要な役割を果たすようになると考える。
    2つのアプローチを紹介。
    ひとつはGS日本防衛関連銘柄バスケットを活用すること。
    2つ目は経済産業省の経済安全保障推進法を通じて政府による大規模な支援を受けられる可能性のある日本企業を選択すること。
    前者のGS日本防衛関連銘柄バスケットは13銘柄で構成。
    年初来で45.67%高と好調でTOPIX(19.35%高)を大きくアウトパフォームしている。
    2023年から本格的にアウトパフォームし始めたといい、今年は4月以降により強さが増してきている。
    後者の経済産業省の経済安全保障推進法を通じて政府による大規模な支援を受けられる可能性のある銘柄群は62銘柄。
    年初来では23.96%高でやはりベンチマークをアウトパフォームしている。


    各国の株式市場の時価総額首位にハイテク株が並んでいるとの指摘。
    米国のトップは米マイクロソフトだった。
    6月下旬には米エヌビディアがマイクロソフトの時価総額を抜き、一時首位に浮上した。
    欧州市場でも独SAPや蘭ASMLホールディングなどハイテク系が時価総額ランキング首位に並ぶ。
    日本では長らくトヨタ自動車(7203)1強が続く。
    ハイテク銘柄がトップをうかがう気配はなく、主要国とは様相を異にしている。
    6月28日時点での国別に時価総額首位企業。
    米国のトップはマイクロソフト(約3兆3218億ドル)。
    一時1位となったエヌビディアは約3兆390億ドルで3位。
    ドイツはソフトウエア大手のSAP(約2495億ドル)。
    英国は韓国サムスン電子(約3914億ドル)。
    オランダは半導体製造装置大手のASMLホールディング(約4129億ドル)。
    フランスの首位は高級ブランドのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(約3825億ドル)。
    上位には他の高級ブランドが並ぶ。
    日本の時価総額首位はトヨタ(約3233億ドル)。
    三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、キーエンス(6861)がトヨタに続く。
    世界の株式市場で資金を集めている半導体関連企業をみると、東京エレクトロン(8035)の時価総額が1024億ドルで6位。
    トヨタとは3倍以上の時価総額の差がある。

    S&P500は今年に入り6月18日までに31回最高値(5487まで)を更新した。
    6月28日には一時、5523と取引時間中の最高値を付けたが、終値では更新できなかった。
    1929年以降、最も年間の最高値更新回数が多かったのは95年の77回だという。
    95年のS&P500は年末にかけ右肩上がりの上昇が続き、年間で34%上昇した。
    この年間の上昇記録はいまだに破られていない。
    米経済が緩やかに減速するソフトランディング(軟着陸)と物価鈍化、FRBの利下げ転換という構図は今年と相似。
    24年は「95年型」の相場展開になる可能性もありそうだ。
    因みにS&P500が最後に前日比で2%以上の下落となったのは23年2月21日。
    そこから340営業日で大幅下落がない相場展開が続いている。
    7月17日まで2%の下落がない展開が続いた場合、21世紀に入ってからは2番目に大幅下落がない長期記録となる。
    これまでの最長記録は03年5月20日から07年2月26日の949営業日とのことだ。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    住信SBIネット銀行(7163)・・・動兆

    ネット銀行大手。
    AI活用した住宅ローン融資に強み。
    法人口座も増加基調。
    高効率経営。



    (兜町カタリスト櫻井)
     

    [株価材料]

     

    ■りそなHD<8308>

    住宅ローン団信3億円に 保障上限上げ

     

    ■ソフトバンク<9434>

    など 全固体電池容量1.2倍に 空飛ぶ基地局向け

     

    ■トヨタ自動車<7203>

    新車販売23%減 1-6月 認証不正影響で

     

    ■RIZAP<2928.SP>

    SOMPOHD<8630>とデータ連携

     

    ■モスフード<8153>

    中国本土から撤退

     

    ■SBSHD<2384>

    日本精工<6471>傘下の物流会社を買収

     

    ■クボタ<6326>

    取引先で個人情報漏洩

     

    ■百貨店大手4社 6月全社増収

     

    ■デンソー<6902>

    傘下の研究開発企業 AI計算の精度と省電力を両立

     

    ■ハイデイ日高<7611>

    営業益7%増 3-5月単独 夜間需要取り込む

     

    ■ネクステージ<3186>

    12-5月純利益5%減

     

    ■象印マホービン<7965>

    12-5月純利益29%増 資産売却で

     

    ■スターマイカHD<2975>

    純利益5%増 12-5月

     

    ■三洋化成工業<4471>

    人工たんぱく質の慢性創傷治療材を来年度発売へ

     

    ■エアウォーター<4088>

    ポイ活アプリ運営買収 マーケのDX推進

     

    ■東京エレクトロン<8035>

    半導体3D実装向けレーザー剥離装置 年内投入

     

    ■横浜ゴム<5101> 

    中国に新工場 26年春稼働 EV向け年産900万本

     

    ■シキボウ<3109> 食品増粘安定剤で攻勢 海外展開も視野


     

     

    2日の東京株式は、軟調な展開か。

    日経平均株価の予想レンジは、3万9400円-3万9800円を想定。(1日終値3万9631円06銭)

    米国株は上昇。ダウ平均は50ドル高の39169ドルで取引を終えた。

    きのう1日の日経平均株価は続伸したものの、上値の重い動きだったこともあり、売り優勢の動きとなりそうだ。

    安寄り後は下げ渋り、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。

    手掛かり材料難の中、為替相場は、ドル・円が1ドル=161円台の半ば(1日は161円01-03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=173円台の半ば(同173円16-20銭)とやや円安方向にある。輸出関連銘柄に見直しの動きが見込まれる。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比140円安の3万9530円だった。

     

    【好材料銘柄】

     

    ■網屋 <4258> 

    キヤノンマーケティングジャパン <8060> と業務提携。自社サービス「Network All Cloud」の販売代理店契約を締結。

     

    ■リボミック <4591> 

    軟骨無形成症治療薬「umedaptanib pegol」前期第2相臨床試験の患者組み入れが完了。また、前期第2相臨床試験コホート2における投与を開始。

     

    ■ダイセキ <9793> 

    3-5月期(1Q)経常は4%増益で着地。

     

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    2(火)

    【国内】
    6月マネタリーベース(8:50)
    10年国債入札
    《決算発表》
    霞ヶ関キャ、放電精密

    【海外】
    米5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    1日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比50ドル66セント(0.12%)高の3万9169ドル52セントで終えた。

    今年下半期最初の取引となったこの日は、序盤にJPモルガン・チェースなど金融株に買いが入り、ダウ平均は上伸。ダウ平均の構成銘柄では、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株が上昇した。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースといった金融株も上げた。

    一時上げ幅は300ドルを超えた。ただ、買い一巡後は急速に上げ幅を削る展開に転じ、午前にマイナス圏に沈む場面もあった。

    午前発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は48.5と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.2)に反し、前月(48.7)から低下した。好不況の分かれ目である50割れが続いた。高い金利水準が続く中で、経済活動が落ち込むことへの警戒が強まった。

    中盤以降は、今週明らかになる雇用統計のほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などの内容を見極めたいとのムードも強く、前週末終値を挟んで動意に乏しい値動きが続いた。今週は4日に米独立記念日の祝日を迎えるため同日は休場となり、3日は短縮取引となる。

    フランス政治に対する過度な警戒が和らぎ、同国の株式相場が上昇。米株にも買いが波及した。一時300ドルあまり上昇したが、米長期金利の上昇(債券価格の下落)が重荷となり、次第に伸び悩んだ。

    6月30日に実施されたフランス国民議会(下院)選挙の初回投票では極右・国民連合(RN)が優勢となったものの、市場が警戒していたほどの大勝ではなさそうだとの見方が広がった。大幅な財政悪化につながる政策が打ち出されるとの懸念が後退。1日のフランスの株式相場が上昇し、投資家心理の支えとなった。

    1日の米債券市場で長期金利は一時4.49%と、およそ1カ月ぶりの高水準を付けた。11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利すれば、インフレが加速するとの見方が債券売りを誘った。金利上昇が株式の相対的な割高感を強めた。ダウ平均の構成銘柄では、ホーム・デポやマクドナルド、ウォルト・ディズニーなどの消費関連株が下げた。

    ナスダック総合株価指数は反発した。前週末比146.697ポイント(0.82%)高の1万7879.300で終え、6月18日以来の最高値更新となった。テスラが6%高となった。エヌビディアも上昇した。

     



    【シカゴ日本株先物概況】

    1日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前週末比260円安の3万9530円で終えた。
    NYダウ平均は、週末に公表される米雇用統計などの材料待ちで方向感に乏しい中、反発した。同日は日米株式相場がともに上昇したものの、シカゴ市場の日経平均先物は売りが優勢だった。

     

    シカゴ日経225先物 (円建て)
    39530 ( -140 )


    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39580 ( -90 )


    ( )は大阪取引所終値比








    【欧州株式市場】
     

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 8166.76(+2.64)

    1日のFTSE100種総合株価指数は横ばい圏となり、終値は前週末比2.64ポイント(0.03%)高の8166.76だった。前週末まで続落していたため、目先の自律反発を期待した買いが入った。ただ英国では4日に総選挙が予定されているとあって、一段と買いを入れる動きは限られた。

    6月30日のフランス国民議会(下院)選挙の初回投票を終え、同国の政局混迷への過度な不安が和らいでいる。

    FTSEの構成銘柄では、資源大手グレンコアが2.35%高、金融大手スタンダード・チャータードが2.26%高、保険大手フェニックス・グループ・ホールディングスは2.11%高と上昇をけん引。一方、航空・防衛大手BAEシステムズは3.64%安、保険大手ビーズリーは3.04%安だった。

     

     

     

     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18290.66(+55.21)

    1日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前週末比55.21ポイント(0.30%)高の1万8290.66で終えた。フランスで6月30日に実施された国民議会(下院)選挙の初回投票を終え、市場が警戒していた極端な政策は回避されそうだとの見方が広がっている。投資家の懸念が和らぎ、株式への買いを誘った。

    個別では、通販大手ザランド(4.39%高)やドイツ銀行(3.34%高)、コメルツ銀行(2.96%高)が買われた半面、医療機器のザルトリウス(3.33%安)や業務用ソフトウエア大手SAP(2.03%安)などが売られた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数CAC40 7561.13(+81.73)

    欧州株式市場でフランスの株価指数CAC40は5営業日ぶりに反発し、前週末比1.09%高で終えた。ただ7日には下院選の2回目の投票(決選投票)が予定されることもあり、相場は徐々に伸び悩んだ。

    独フランクフルト、仏パリ市場ともに銀行株が買われた。政治不安の高まりを背景に、銀行株は前週末までに相場水準を切り下げていた。1日は仏BNPパリバとソシエテ・ジェネラルがそれぞれ、前週末比3%あまり高い水準で終えた。公益株や、航空や自動車の関連銘柄にも買いが優勢だった。半面、ソフトウエアなどテクノロジー関連株には売りが出た。
     


     

07月02日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ま行】
・・・続き

07月03日 マーケットコメント

07月04日 マーケットコメント

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