日経平均は大幅高。買いの勢いが続かず後場には萎んだが、場中には40000円を上回る場面があった。米国動向からは大きく上昇する理由も乏しかっただけに、日本株に対する買い意欲がまだまだ強いことが印象づけられた。あすは米国の雇用統計発表前で様子見姿勢が強まると思われるが、きょうの意外高は売り急ぎを抑制する。雇用統計の結果次第では週明けからギャップアップスタートもあり得るだけに、リスクオフに傾くことはないだろう。終値(3万9773円)では25日線(3万9796円、4日時点、以下同じ)や5日線(3万9847円)を下回っているが、いつでも超えられそうな水準まで戻してきた。改めて4万円台を試しに行く動きが見られるかに注目したい。
期初の益出し売りが峠を越えた様子で需給的に下値は固まったようみ見受けられる。外国人と個人の買い意欲が依然としてあり下値に関する不安はなくなった。半面、4万円を超えると売り物が強まるようで、この辺りは日柄をかけてこなして行くことになりそうだ。日経平均は4月に入ってから日足は全てが陰線で、このあたりも目先の日柄調整を示唆していよう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
41948.29 ボリンジャー:+2σ(13週)
41750.51 ボリンジャー:+3σ(25日)
41731.09 ボリンジャー:+2σ(26週)
41099.26 ボリンジャー:+2σ(25日)
40448.01 ボリンジャー:+1σ(25日)
40099.96 ボリンジャー:+1σ(13週)
40098.20 均衡表転換線(日足)
39900.75 6日移動平均線
39796.75 25日移動平均線
39773.14 ★日経平均株価4日終値
39679.57 均衡表基準線(日足)
39145.50 ボリンジャー:-1σ(25日)
38797.51 新値三本足陰転値
38601.84 ボリンジャー:+1σ(26週)
38494.25 ボリンジャー:-2σ(25日)
38471.19 均衡表転換線(週足)
38251.63 13週移動平均線
38118.88 均衡表雲上限(日足)
37842.99 ボリンジャー:-3σ(25日)
37053.97 75日移動平均線
36403.30 ボリンジャー:-1σ(13週)
35970.67 均衡表雲下限(日足)
【大引け概況】
4日の日経平均株価は反発し、終値は前日比321円29銭(0.81%)高の3万9773円14銭だった。
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主力株などを中心に買い戻される銘柄が多くなり日経平均は上昇、一時800円近い上げ幅をみせる場面があった。前日の米国株市場では経済指標の発表を受けて米10年債利回りが上昇一服となり、これを背景にハイテク株が買われナスダック総合株価指数が高く引けた。東京市場でも不安心理が和らぎ、先物へのショートカバーを足場に日経平均は大きく切り返す展開になった。ソフトバンクグループ(SBG)などハイテク株の一角に買いが入った。
外国為替市場では1ドル=151円台後半の円安水準で推移したことも追い風材料に。しかし、取引終盤になるとあすの米雇用統計発表を前に手仕舞い売りが表面化し、上げ幅を縮小した。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業(サービス業)景況感指数は市場予想を下回った。インフレ鈍化が意識されたことが米金利低下を促し、3日の米市場ではハイテク株の上昇が目立った。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は上昇して終えた。東京市場でも多くの半導体関連株は高い水準が続いたものの、株式分割考慮後の上場来高値を更新した東エレクは午後に利益確定売りが出て下げに転じた。日経平均も大引けにかけて急速に上げ幅を縮小した。
東証プライム市場の値上がり銘柄数は約6割だった。伊藤忠は3日午後に発表した2025年3月期(今期)の株主還元方針が引き続き好感され、2カ月ぶりに上場来高値を更新した。市場では上場企業の株主還元強化や資本効率改善の動きが一段と広がる可能性が意識され、日本株買いに弾みが付いたとの見方があった。国内外の2400人の人員削減など構造改革を午後に発表したコニカミノルは一段高となった。
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発した。終値は25.49ポイント(0.94%)高の2732だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、9.35ポイント(0.79%)高の1188.42で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7963億円、売買高は19億8441万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1010。値下がりは575、横ばいは67だった。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、非鉄金属、保険業が上昇。下落は空運業、鉄鋼など。
個別では、東京電力HD、関西電力など引き続き電力株が買われたほか、ディーエヌエー、ソシオネクストが一部証券会社のレポートで急騰。また、住友鉱山、三井金属、三菱マテリアルなど資源関連銘柄も買われた。このほか、三菱UFJ、コニカミノルタ、フジクラ、花王、SUMCO、荏原製作所が上昇した。
一方、ANAホールディングス、ニッスイ、日本製紙、IHIが売り優勢となったほか、富士通、住友ファーマ、日本製鉄が軟調推移。ニッスイが下げた。他では、KeePer技研が後場一段安となった。
東証スタンダード市場は米国の早期利下げ観測への警戒感が一服。値ごろ感が出て、押し目買いが広がった。スタンダードTOP20は反発。出来高4億4684万株。
値上がり銘柄数719、値下がり銘柄数700と、売り買いが拮抗した。
きょうスタンダード市場に上場したアズパートナは公開価格(1920円)を52.23%上回る2923円で初値を付けたが、その後は利益確定や換金目的の売りに押され終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)となる初値比500円(17.10%)安の2423円だった。
個別ではファーストコーポレーション、シンクレイヤ、工藤建設、高橋カーテンウォール工業、nms ホールディングスなど59銘柄が年初来高値を更新。ナルミヤ・インターナショナル、ジェイ・イー・ティ、fonfun、シンデン・ハイテックス、クックパッドが買われた。
一方、フォーサイド、かんなん丸がストップ安。Shinwa Wise Holdings、出前館、久世、オカムラ食品工業、ビューティカダンホールディングスなど41銘柄は年初来安値を更新。東京ボード工業、さくらケーシーエス、住石ホールディングス、シーズメン、ピクセルカンパニーズが売られた。
東証グロース市場は、日経平均株価の急伸に歩調をあわせて高く始まったが、米長期金利の高止まりが続くとの見方などから高PER(株価収益率)の多い新興株の相対的な割高感が意識され、次第に売りが優勢になった。
グロースCoreは反発。グロース250は4日続落だった。
東証グロース市場250指数の終値は前日比4.03ポイント(0.58%)安の696.22だった。節目の700を下回るのは終値ベースで1月19日以来となる。
グロース市場ではQPS研究所やナノMRNAが下落した。一方、ACSLやモンラボは上昇した。
値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数298と、値下がりが優勢だった。
個別ではTORICO、キャスターがストップ高。モンスターラボホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、LeTech、ヘリオスは年初来高値を更新。かっこ、データセクション、ペルセウスプロテオミクス、タカヨシホールディングス、ドリコムが買われた。
一方、ファンデリーがストップ安。ユナイテッド、ジェイフロンティア、クリアル、夢展望、ペイクラウドホールディングスなど38銘柄は年初来安値を更新。Laboro.AI、ELEMENTS、NANO MRNA、海帆、QPS研究所が売られた。
「春の嵐」
結局4月の気紛れな「春の嵐」が吹き荒れたということだった印象。
先物プレイヤーが「買ってもダメなら売ってみな」を実践した足跡は手口にも表れていそう。
結果的に「花びらは満開。
そのうち散るかも知れないが、緑の新芽が登場する」というような格好だろうか。
格言は「4月高、鯉のぼり天井」。
そんな単純な相場観で良いのだろうかという疑問は残るが・・・。
「4月17日は下げの特異日」というアノマリーもある。
2013年の春の記録。
↓
日経平均株価の1~3月の上昇率は19.3%。
昨年10~12月と合わせた2四半期の上昇率は36.5%。
小泉政権時の05年7~12月の35.9%を抜いた。
1972年7~12月の37%以来の大きさとなった。
72年当時は、同年7月に「日本列島改造論」を打ち出した田中角栄内閣が発足。
同9月に日中国交正常化が実現した。
立花証券顧問の平野憲一の指摘。
「72年当時と今の経済環境や株価の動きはものすごく似ている。
国際会社型投信(IOS)の破たんやニクソン・ショック後に超金融緩和が起こり、
株価が上昇しているときに列島改造論の田中内閣が発足し、結局14カ月連続して株価が上昇した」。
一方で現在は・・・。
「リーマン・ショック後の金融緩和で株価が上昇しているときに安倍内閣が誕生。
8カ月連続で株価が上昇している。
もし当時と同様の動きをするなら、なお上昇が続くことになる」。
大和総研の試算によれば、東証1部の72年末の実績PERは27.6倍、予想PERは19.22倍。
直近ではそれぞれ27.4倍、22.7倍。
PBRは当時の2.88倍に対し、現在は1.27倍。
因みに今年。
3月月間ベースで日経平均株価は3.1%%高、3カ月続伸(累計20.6%上昇)。
日経平均は月間で1203円(3.1%)高。
第1四半期では6902円(20.6%)高。
23年度1万2328円(44%)高。
過去2四半期では8452円(26.5%)上昇。
アベノミクス当時には及ばなかった。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と書いたのは梶井基次郎。
奇妙な言葉だが、相場もニュースを食べて成長していくもの。
できるならば、苦いものではなくしっかりとした栄養のある美味しいニュースを食べて成長して欲しいもの。
何を買うではなく何をどう利益確定するのか。
180度異なるこの視点は結構新鮮。
ベテラン投資家さんの含蓄に満ちた言葉に聞こえる。
ゴールからスタートする視点を持てればいいということだろう。
つまり「何を買うか」ではなく「どう売るか」。
言いかえれば「呪縛からの解放投資戦略」。
これが今年度もテーマとなる。
「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。
咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ」(徒然草137段)。
花は満開のときだけを、月は雲りがないのだけを見るものであろうか、いやそうではない。
降っている雨に向かって(見えない)月のことを慕い、すだれを垂らして室内にこもり春が移り行くのを知らずにいるのも、やはりしみじみとして情趣が深い。
今にも咲きそうな梢、花が散ってしおれている庭などにこそ見るべき価値がたくさんある。
吉田兼好法師の「徒然草」。
株式市場も同様で満開のサクラや雲のかからない満月だけが投資対象という訳ではなかろう。
これから咲き誇る蕾や満開に咲いたものの今は散っているが次の芽を育てている銘柄だって十分に投資対象と考えられよう。
「相場川柳」をいくつか・・・。
「やっぱり」と思う相場に後悔し」。
上か下 でも当たらない 摩訶不思議
もうかった同じ服着てパソコンに
分析も、いざとなったら、思惑に
見送りを 決めたとたんに 乗り遅れ
趣味特技、高値掴みと底値売り
朝投げて、後場買い上がり2時に投げ
くれてやる、頭と尻尾がでかすぎる
是非欲しい明日の新聞あったなら
右肩を上げて兜町歩く癖
(櫻井)。
4日午前の日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前日比649円97銭(1.65%)高の4万0101円82銭だった。
きょう前場は主力株をはじめ広範囲に買い戻しの動きが広がり、日経平均は先物を絡め急速に切り返す展開となった。一時800円近い上昇で4万200円台まで上値を伸ばし、前引け時点で4万円大台を回復している。
前日の米国株市場ではハイテク株が買われナスダック総合株価指数が堅調だったほか、足もと外国為替市場で1ドル=151円70銭近辺の推移と円安水準でもみ合っていることで、半導体関連などハイテク系グロース株に物色の矛先が向き全体指数を押し上げる格好となった。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業(サービス業)景況感指数は市場予想を下回った。インフレ鈍化が意識されたことが米金利低下を促し、3日の米市場ではハイテク株の買いが目立った。東京株式市場でも東エレクやソシオネクスなど半導体関連株に買いが波及した。 米半導体大手エヌビディアが台湾で起きた大規模な地震による半導体供給への影響を見込んでいないとも伝わり、半導体の供給網への影響が軽微との見方が広がったことも買い安心感につながった。
このところの日本株は米市場の利下げ先送りの観測や、国内機関投資家が含み益のある保有株を売却する「期初の益出し」の動きなどが重荷となっていた。日経平均は前日までの下げ幅が3月末比で900円を超えていたため、自律反発や押し目を狙った買いが幅広い銘柄に入った。
日経平均は、前日割り込んだ25日移動平均線(25日線)を回復している。即日でこの水準を回復したことで一定の安心感はあるが、25日線は徐々に横ばい推移となっており、今後下向きとなる可能性もある。
為替は1ドル151円60銭台を推移しており、市場では、政府・日本銀行による円買い介入警戒感が根強い。円買い介入時、日本株は瞬間的に売りが優勢となる公算が大きい。需給以外で日経平均を押し上げる材料に欠ける地合いのなか、25日線が下向きに転換する可能性が高まっていることは注意しておきたい。後場の日経平均は、寄付き後の4万円台回復でやや達成感も感じられることから、上げ一服の展開を想定する。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは39.63ポイント(1.46%)高の2746.14だった。JPXプライム150指数は反発し、16.78ポイント(1.42%)高の1195.85で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3490億円、売買高は9億5649万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1198。値下がりは406、横ばいは48だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気・ガス業、鉱業、輸送用機器などが上昇。下落は水産・農林業、鉄鋼など。
個別では、ソシオネクストが売買代金トップで一時ストップ高に買われる人気、東京エレクトロン、ディスコも買いが優勢だった。東京電力ホールディングスも商いを伴い大幅高に買われ1000円台に乗せた。トヨタ自動車、ソフトバンクグループも堅調。ディー・エヌ・エー、フジクラなども上げた。
半面、三菱重工業、川重、IHIが冴えず、さくらインターネットも売りに押された。霞ヶ関キャピタルが大幅安。富士通、円谷フィールズホールディングス、ダブル・スコープなども安い。
東証スタンダード市場は米株式市場でのハイテク株買い戻しの動きを受け反発している。スタンダードTOP20は反発。出来高3億0241万株。
値上がり銘柄数755、値下がり銘柄数622と、値上がりが優勢だった。
4日、東証スタンダード市場に新規上場したアズパートナは公開価格(1920円)を1003円(52.23%)上回る2923円で初値を付けた。前引けは制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比500円(17.10%)安の2423円だった。
個別ではファーストコーポレーション、シンクレイヤ、工藤建設、高橋カーテンウォール工業、nms ホールディングスなど43銘柄が年初来高値を更新。ジェイ・イー・ティ、ハリマビステム、ピクセルカンパニーズ、ナルミヤ・インターナショナル、パレモ・ホールディングスが買われた。
一方、フォーサイドがストップ安。かんなん丸は一時ストップ安と急落した。Shinwa Wise Holdings、出前館、久世、オカムラ食品工業、アグレ都市デザインなど30銘柄は年初来安値を更新。さくらケーシーエス、東京ボード工業、住石ホールディングス、シーズメン、クオンタムソリューションズが売られた。
東証グロース市場は、日経平均株価の急伸に歩調をあわせて高く始まったが、戻り待ちの売りに押されて下げに転じた。高PER(株価収益率)の多い新興株の相対的な割高感が意識されやすいなか、投資家の関心がプライム市場の主力株などに向かったとみられる。
グロースCoreは反発、グロース250は4日連続安。東証グロース市場250指数は続落の前引けは前日比3.69ポイント(0.53%)安の696.56だった。
グロース市場では、QPS研究所やKudanが下落した。一方、ナノMRNAやACSLは上昇した。
値上がり銘柄数192、値下がり銘柄数304と、値下がりが優勢だった。
個別では、キャスターがストップ高。モンスターラボホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、LeTech、ヘリオスは年初来高値を更新。かっこ、地域新聞社、ジェネレーションパス、TORICO、ACSLが買われた。
一方、ファンデリーが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、ジェイフロンティア、クリアル、夢展望、ペイクラウドホールディングスなど32銘柄は年初来安値を更新。QPS研究所、Laboro.AI、NANO MRNA、ELEMENTS、ナルネットコミュニケーションズが売られた。
【寄り付き概況】
4日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比476円48銭高の3万9928円33銭。
主力株中心に買い戻される展開で4万円台回復を視野に入れている。前日の欧州株市場ではECBによる利下げ期待を背景に、主要国の株価指数が総じて堅調に推移したが、米国株市場ではNYダウが3日続落となったものの、ナスダック総合株価指数が反発するなど高安まちまちだった。強弱観対立も3月の米ISMサービス業景況感指数が予想を下回る内容で、米長期金利の上昇が一服したことはハイテク株に買い戻しを誘った。
東京株式市場では前日に日経平均が先物主導で荒れた値動きとなり、終値で400円近い下げとなったが、きょうは米ハイテク株高や円安を背景に投資家心理が改善しリバウンドに転じている。
米市場の利下げ先送りの観測に加え、国内機関投資家が含み益のある保有株を売却する「期初の益出し」の動きなどが重荷となっていたが、市場では「日本株の根強い先高観もあり、自律反発や押し目狙いの買いが入っている」との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ディーエヌエや花王、フジクラが上昇している。一方、住友ファーマやニッスイ、明治HDが下落している。
「株を買うなら水曜日」
「恐怖と欲望指数は63→62」
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
S&P500とナスダック総合は小幅反発。
NYダウは3日続落。
3月のISM非製造業総合指数は51.4と2月の52.6から低下。
市場予想の52.7を下回った。
低下は2カ月連続。
ただFRBのパウエル議長は「経済の強さと最近のインフレの高さを踏まえると初の利下げについて検討する時間がある」とコメント。
化粧品小売りのアルタ・ビューティーが15.3%の大幅安。
インテルが8.2%安。
ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数の増加数は18万4000人。
昨年7月以来最大となった。
市場予想の14万8000人を上回った。
10年国債利回りは4.351%。
5年国債利回りは4.330%。
2年国債利回りは4.672%
ドル円は151円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比0.28ドル(0.33%)高の1バレル=85.43ドル。
昨年10月下旬以来約5カ月ぶりの高値。
SKEW指数は146.33→142.14→138.52。
恐怖と欲望指数は63→62。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
水曜のNYダウは43ドル(0.11%)安の39127ドルと3日続落。
高値39305ドル、安値39017ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは106.35%(前日107.50%)。
NASDAQは37ポイント(0.23%)高の16277ポイントと反発。
高値16340ポイント、安値16169ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは95.82%(前日96.83%)。
S&P500は5ポイント(0.11%)高の5211ポイントと3日ぶりに反発。
高値5228ポイント、安値5194ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは120.81%(前日122.36%)。
ダウ輸送株指数は114ポイント(0.72%)高の15961ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は16ポイント(0.34%)高の4903ポイントと反発。
VIX指数は14.33(前日14.61)。
NYSEの売買高は9.94億株(前日10.92億株)。
3市場の合算売買高は110.3億株(前111.2億株、過去20日平均は117.6億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の40030円。
ドル建ては535円高の40065円。
ドル円は151.68円。
10年国債利回りは4.351%。
2年国債利回りは4.672%。
「12日ぶりに25日線割れ」
水曜の日経平均は寄り付き335円安。
終値は387円(▲0.97%)安の39451円と反落。
高値39635円。
安値39217円。
日足は3日連続で陰線。
39707円→39625円にマド。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは7.94ポイント(▲0.29%)安の2706ポイントと3日続落。
TOPIXは今年4連敗がない(9月28日ー10月5日の5連敗以来の3連敗)。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は4.10ポイント(▲0.29%)安の1393.06と3日続落。
東証スタンダード指数は3日続落。
東証グロース250指数は13.58ポイント(▲1.90%)安の700.25と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲6.36%(前日▲4.92%)。
プライム市場の売買代金は4兆7609億円(前日4兆4003億円)。
42日連続で4兆円超。
売買高は17.97億株。
値上がり807銘柄(前日286銘柄)。
値下がり791銘柄(前日1344銘柄)。
新高値45銘柄(前日33銘柄)。
2日連続で2ケタ。
新安値184銘柄(前日164銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは107.70(前日109.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは79.58(前日87.89)。
NTレシオは14.58倍(前日14.68倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は3勝9敗で25.00%。
上向きの25日線(39774円)からは▲0.81%(前日△0.18%)。
12日ぶりに下回った。
上向きの75日線は36961円。
75日連続で上回った。
上向きの200日線(34173円)からは△15.45%(前日△16.70%)。
250日連続で上回った。
下向きの5日線は39926円。
5日連続で下回った。
13週線は38226円。
26週線は35460円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.095%(前日▲21.101%)。
買い方▲5.154%(前日▲3.674%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.6%(前日▲17.547%)。
買い方▲18.977%(前日▲16.66%)。
空売り比率は42.7%(前日43.4%、4日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日8.4%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
3月29日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.13%(前週▲2.55%)。
2週ぶりに悪化。
3月29日時点の裁定売り残は567億円増の5610億円。
4週連続で増加。
裁定買い残は2685億円増の2兆5487億円。
8週連続で増加。
当限は売り残が594億円増の3568億円。
買い残が2685億円増の2兆5467億円。
翌限以降は売り残が26億円減の2042億円。
買い残が0.2億円減の20億円。
日経VIは20.12(前日19.15)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.82倍(前日16.88倍)。
前期基準では18.87倍。
EPSは2345円(前日2360円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.53倍(前日1.53倍)。
BPSは25785円(前日26038円)。
日経平均の予想益回りは5.95%。
予想配当り利回りは1.66%。
指数ベースではPERは23.43倍(前日23.66倍)。
EPSは1683円(前日1683円)。
PBRは2.16倍。
BPSは18264円(前日18274円)。
10年国債利回りは0.765%(前日0.745%)。
プライム市場の予想PERは16.62倍。
前期基準では18.83倍。
PBRは1.44倍。
プライム市場の予想益回りは6.01%。
配当利回り加重平均は2.03%。
プライム市場の単純平均は10円安の2927円(前日は2937円)。
プライム市場の売買単価は2647円(前日2534円)。
プライム市場の時価総額は955兆円(前日959億円)。
ドル建て日経平均は260.25(前日262.56)と3日続落。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の40030円。
高値40080円。安値39245円。
大証夜間取引終値は日中比470円高の40000円。
気学では木曜が「強象日。買い方針良し」。
金曜が「不時高、不時安を見せる逆行日」。
ボリンジャーのプラス1σが40435円。
プラス2σが41096円。
マイナス1σが39112円。
週足のプラス1σが40056円。
プラス2σが41886円。
マイナス1σが36397円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント4月4日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.351%。
2年国債利回りは4.672%
ドル円は151円台後半。
SKEW指数は146.33→142.14→138.52。
恐怖と欲望指数は63→62。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は114ポイント(0.72%)高の15961ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は16ポイント(0.34%)高の4903ポイントと反発。
VIX指数は14.33(前日14.61)。
NYSEの売買高は9.94億株(前日10.92億株)。
3市場の合算売買高は110.3億株(前111.2億株、過去20日平均は117.6億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比500円高の40030円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆7609億円(前日4兆4003億円)。
42日連続で4兆円超。
売買高は17.97億株。
値上がり807銘柄(前日286銘柄)。
値下がり791銘柄(前日1344銘柄)。
新高値45銘柄(前日33銘柄)。
2日連続で2ケタ。
新安値184銘柄(前日164銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは107.70(前日109.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは79.58(前日87.89)。
NTレシオは14.58倍(前日14.68倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(39774円)からは▲0.81%(前日△0.18%)。
12日ぶりに下回った。
上向きの75日線は36961円。
75日連続で上回った。
上向きの200日線(34173円)からは△15.45%(前日△16.70%)。
250日連続で上回った。
下向きの5日線は39926円。
5日連続で下回った。
13週線は38226円。
26週線は35460円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.095%(前日▲21.101%)。
買い方▲5.154%(前日▲3.674%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.6%(前日▲17.547%)。
買い方▲18.977%(前日▲16.66%)。
(6)空売り比率は42.7%(前日43.4%、4日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日8.4%)。
3月29日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.13%(前週▲2.55%)。
2週ぶりに悪化。
3月29日時点の裁定売り残は567億円増の5610億円。
4週連続で増加。
裁定買い残は2685億円増の2兆5487億円。
8週連続で増加。
当限は売り残が594億円増の3568億円。
買い残が2685億円増の2兆5467億円。
翌限以降は売り残が26億円減の2042億円。
買い残が0.2億円減の20億円。
日経VIは20.12(前日19.15)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.82倍(前日16.88倍)。
前期基準では18.87倍。
EPSは2345円(前日2360円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.53倍(前日1.53倍)。
BPSは25785円(前日26038円)。
日経平均の予想益回りは5.95%。
予想配当り利回りは1.66%。
指数ベースではPERは23.43倍(前日23.66倍)。
EPSは1683円(前日1683円)。
PBRは2.16倍。
BPSは18264円(前日18274円)。
10年国債利回りは0.765%(前日0.745%)。
(8)プライム市場の単純平均は10円安の2927円(前日は2937円)。
プライム市場の時価総額は955兆円(前日959億円)。
ドル建て日経平均は260.25(前日262.56)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40435円。
プラス2σが41096円。
マイナス1σが39112円。
週足のプラス1σが40056円。
プラス2σが41886円。
マイナス1σが36397円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(4月3日まで)
↓
月曜7勝4敗
火曜6勝7敗
水曜3勝9敗
木曜7勝6敗
金曜9勝2敗
3月29日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.13%(前週▲2.55%)。
2週ぶりに悪化。
3月29日時点の信用売り残は2543億円減の8382億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は859億円増減の4兆3043億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は5.13倍(前週3.86倍)。
12週ぶりに5倍台。
3月29日時点の裁定売り残は567億円増の5610億円。
4週連続で増加。
裁定買い残は2685億円増の2兆5487億円。
8週連続で増加。
当限は売り残が594億円増の3568億円。
買い残が2685億円増の2兆5467億円。
翌限以降は売り残が26億円減の2042億円。
買い残が0.2億円減の20億円。
昨日大引けで言ったのは「株を買うなら水曜日」。
曜日別勝率が悪いからという理由の「株は安いぞ水曜日」よりはかなり良い。
できれば今年は「株は高いぞ木曜日」という風にもなって欲しいものだ。
◇━━━ カタリスト━━━◇
POPER(5134)・・・動兆
学習塾に管理システム「コミル」をSaaSで提供。
経営管理など基幹系システムの拡販に注力。
会員数増加が再加速。
単価が上昇。
部活動に続き、学校のコミュニケーション分野参入模索。
今後も周辺サービスを拡大。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■水素製造に小型原発活用へ 新型炉 安全確認試験に成功
■みずほFG<8411ゲームで金融学ぶアプリ セガサミーHD<6460>傘下と
■シャープ<6753>
亀山工場貸し出し検討 一部空間
■HOYA<7741>
システム障害 眼鏡レンズなど生産に影響
■ホンダ<7267>
中国販売、3月26%減
■出光興産<5019>
黒鉛生産の豪州企業に出資
■トクヤマ<4043>
水素貯蔵の素材を量産
■PKSHA<3993>
生成AI基盤開発へ 回答速度は主流モデルの3倍
■荏原<6361>
2ナノ半導体対応へ 研磨装置開発メド
■西松屋チェーン<7545>
西松屋 今期単独税引き益3年ぶり最高 14%増
■LIXIL<5938>
とTOTO<5332> 在庫1割圧縮 昨年末 減産などで
■米ISM非製造業 2カ月連続の低下 仕入れ価格4年ぶり低水準
■ボスティック総裁 今年1回の利下げ予想を維持 10-12月開始が適切
■ECB 6月利下げ開始が自身の中心シナリオ スペイン中銀総裁
■台湾でM7.7 99年以来の大地震 TSMCは朝までに生産再開へ
■三菱電機<6503>
AIサーバー向け半導体レーザー量産 応答速度2倍
4日の東京株式は、反発後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジ:3万9500円-4万100円を想定。(3日終値3万9451円85銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は43ドル安の39127ドルで取引を終えた。
米国株の落ち着きを好感した買いが入ると予想する。
日経平均株価は、きのう3日に大幅に下落した反動や、押し目を拾う動きから、買い優勢スタートが見込まれる。買い一巡後、心理的なフシ目の4万円近辺では戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値が重くなる場面も想定されるが、しっかりした値動きとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(3日は151円67-69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の前半(同163円35-39銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比500円高の4万30円だった。
【好材料銘柄】
■ジェネレーションパス <3195> [東証G]
自社ECサイト群を基礎としたプラットフォーム事業(Unique Stores Platform事業)を新たに開始する。
■ジェイ・イー・ティ <6228>
ラピダスから受託した次世代半導体製造技術の基礎研究開発業務が完了。新たに試作装置製作に関する研究開発業務を受託。
■イズミ <8273>
西友が九州地域で展開する食品スーパー事業を承継する。
■ナルミヤ・インターナショナル <9275>
今期経常は12%増で3期連続最高益、12円増配へ。また、中期経営計画を策定。27年2月期に営業利益30億円(24年2月期実績は21億円)を目指す。
【主な経済指標・スケジュール】
4(木)
【国内】
地域経済報告(さくらレポート)
30年国債入札
《決算発表》
クスリのアオキ、OSG、壱番屋、ダイセキ、アダストリア、平和堂、不二越、オンワードHD、三協立山、ダイセキソリュ
【海外】
米2月貿易収支(21:30)
休場:中国(〜4/5)、香港(清明節)
《米決算発表》
コナグラ・ブランズ、ラム・ウェストン・ホールディングス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
3日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比43ドル10セント(0.11%)安の3万9127ドル14セントで終えた。インテルやウォルト・ディズニーといった個別の材料が出た銘柄に売りが出た。半面、米長期金利の上昇一服でハイテク株が買い直され、相場を下支えした。
朝方発表された米サプライ管理協会(ISM)の3月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は前月から低下し、市場予想を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ回数減少を巡る警戒感が後退し、ダウは一時130ドル超上昇。取引中盤まで底堅い値動きが続いた。
ただ、半導体受託製造部門の業績悪化が嫌気されたインテルが大きく下げ、8%安で終えた。機体の問題に悩まされている「737」型機の低水準の生産を巡る報道が出たボーイングなどに売りがかさみ、ダウは終盤にマイナス圏に沈んだ。ディズニーは3日に開いた株主総会で、会社提案の取締役候補全員を選任したと発表。アクティビスト(物言う株主)による業績改善圧力が後退するとの見方から売りが優勢となり、3%安だった。
週末の米雇用統計を控えて警戒感が広がっており、終日比較的小幅なレンジでの商いだった。
アトランタ連銀のボスティック総裁は同日の米CNBCの番組で、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について、年内の利下げが1回にとどまるとの見方を改めて示した。米債券市場では長期金利が上昇。一時は4.42%と2023年11月下旬以来の高水準を付け、株式の相対的な割高感が意識された。
パウエルFRB議長は昼の講演で、最近の経済指標を受けてFRBの(インフレ沈静化への)見方を本質的には変えていないと語った。「我々は今後のデータが金融政策の方向性を決めるまでの時間がある」と、従来の姿勢を強調した。市場では「年内に3回の利下げを6月から始めるという基本シナリオは変わらない」と受け止められた。
米長期金利の上昇が一服すると、ハイテク株を中心に買い直す動きが広がった。同日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業(サービス業)景況感指数は51.4だった。市場予想(52.7)を下回ったものの、好不況の境目とされる50を超えた。市場では「1日発表の製造業景況指数も50を上回り、良好なデータが米景気への楽観を強めた」との声が聞かれた。
その他の個別ではプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やボーイング、ハネウェル・インターナショナルなどが下げた。一方、ダウやアマゾン・ドット・コム、アップルには買いが入った。
ナスダック総合株価指数は反発した。前日比37.009ポイント(0.22%)高の1万6277.458で終えた。メタプラットフォームズとテスラが上げた。
【シカゴ日本株先物概況】
3日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比360円高の4万0030円で終えた。この日は日経平均株価が下落したものの、日本株の先高観は根強く、シカゴ市場の先物は買い優勢となった。
NYダウ平均は、取引終盤にインテルなど一部銘柄に売りが膨らみ、3日続落した。
シカゴ日経225先物 (円建て)
40030 ( +500 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
40065 ( +535 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7937.44(+2.35)
3日のFTSE100種総合株価指数は小幅に反発し、前日比2.35ポイント(0.02%)高の7937.44で終えた。中東情勢の緊迫などを背景に原油先物相場が上昇し、英BPなどエネルギー株に買いが集まった。
国際商品先物市場で銅やアルミニウムなどの先物価格が上昇し、スイスのグレンコアや英アントファガスタなど鉱業株にも買いが優勢となった。英HSBCホールディングスなど銀行株も買われた。HSBCは、マーク・タッカー会長がアジア事業のスピンオフ(分離・独立)の可能性を否定する考えを改めて示したと伝わった。他方、英ユニリバーなど日用品株や、蒸留酒の英ディアジオといった飲食料品株の一角に売りが出た。
FTSEの構成銘柄では、産金大手フレスニロが3.66%高で上昇率トップ。金融大手バークレイズが2.40%高、同業スタンダード・チャータードが2.24%高で続いた。一方、通信大手BTは4.60%安と急落。工業・電子製品大手RSグループと自動車保険のアドミラル・グループもそれぞれ3.17%安、3.02%安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18367.72(+84.59)
3日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比84.59ポイント(0.46%)高の1万8367.72で終えた。欧州でインフレの鈍化基調が続いている様子を示す経済指標を受け、欧州中央銀行(ECB)が6月にも利下げに動くとの観測が投資家心理の支えとなった。
個別では、自動車大手BMWが4.88%高、コメルツ銀行が4.61%高、フォルクスワーゲン(VW)グループの持ち株会社ポルシェSEが3.29%高と上げを主導。半面、商用車大手ダイムラー・トラックは1.95%安、化粧品大手バイヤスドルフは1.93%安、自動車部品大手コンチネンタルは1.78%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8153.23(+23.18)
フランスCAC40種指数は0.29%高だった。
04月04日 毎日コラム
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櫻井英明の株式辞典【ほ行】 |
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