【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    グロース株は逆風。マザーズ指数戻りもなく下値模索を続けている。
    マザーズ指数は12日に620ポイントの安値を形成。4月5日に842ポイントの高値を形成して以降、ほぼ一本調子の下落となっている。
    米国金利の上昇を背景に、世界の各グロース市場から資金が流出している。決算発表は13日がピーク。グロース株にとっては決算リスクの後退につながる。楽観的な相場環境ではないものの、打診的な買いが入りやすいタイミングにはなっていきそうだ。
     
    期待先行で株価が形成されている銘柄が多いだけに、大幅な調整を経ても割安感が出にくく、中途半端な下値買いが繰り返されていることで、信用買い残の整理も手掛かりになるほど進んでいないのが実情。米ナスダック市場の下落トレンドが続いていることもあり、下値リスクはまだ大きいだろう。

     


    「SOX指数は5.06%高」

    週末のNY株式市場で主要3指数は大幅に上昇。
    「インフレがピークアウトした兆候に安心感が拡大」という興味深い解釈。
    賃金の伸び、CPI、PPI、輸入物価でインフレが3月にピーク。
    改めて認識した格好。
    ただ週間ではS&P500とNASDAQは6週続落。
    S&P500は2012年秋以来、NASDAQは11年春以来の最長の下落。
    NYダウは7週続落。
    1980年冬以降で最長。
    S&P500採用銘柄のうち458社が第1四半期決算を発表。
    そのうち78%が市場予想を上回った。
    第1四半期の増益率見通しは前年同期比11.1%増。
    第1四半期末時点では6.4%増だった。
    ツイッターが9.7%安。
    テスラは5.7%高。
    ロビンフッド・マーケッツは24.9%高。
    4月の輸入物価は前月比から横ばい。
    石油価格の低下が食料品や他の製品の価格上昇を相殺。
    市場予想は関税を除いた輸入価格が0.6%上昇だった。
    ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は59.1。
    2011年8月以来の低水準を更新。
    市場予想の64も下回った
    国債利回りは上昇。
    10年国債利回りは2.927%。
    2年国債利回りは2.588%。
    ドル円は129円台前半。
    WTI原油6月物は前日比4.36ドル(4.1%)高の110.49ドル。
    ビッドコインは3.95%高の2万9670.89ドル。
    SKEW指数は124.51→119.91→122.09。
    恐怖と欲望指数は6→12。

    週末のNYダウは466ドル(1.47%)高の32196ドルと7日ぶりに反発。
    高値32276ドル、安値31862ドル。
    サイコロは5勝7敗。
    NASDAQは434ポイント(3.82%)高の11805ポイントと反落。
    高値11856ポイント、安値11510ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    S&P500は93ポイント(2.39%)高の4023ポイントと反発。
    高値3964ポイント、安値3858ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    ダウ輸送株指数は136ポイント(0.95%)安の14456ポイントと続伸。
    SOX指数は5.06%高の2970ポイントと続伸。
    VIX指数は28.87。
    3市場の売買高は133.2億株(前日は161.7億株、直近20日平均131.7億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比285円高の26675円。
    ドル建ては大証日中比305円高の26695円。
    ドル円は129.19円。
    10年国債利回りは2.927%。
    2年国債利回りは2.588%。

    「SQ値は25951円を上回って1勝」

    週末の日経平均は寄り付き170円高。
    終値は678円(△2.64%)高の26427円と反発。
    3月23日の816円高以来の上昇幅。
    オプションSQ値は25951円を上回って1勝。
    日足は3日ぶりに陰線。
    週間では575円下落で前週末比はマイナス。
    週足は5週連続陽線。
    TOPIXは35ポイント(△1.91%)高の1864ポイントと5日ぶりに反発。
    プライム市場指数は18ポイント高の958.96。
    東証マザーズ指数は4.51%高と反発。
    プライム市場の売買代金は3兆5923億円(前日3兆2684億円)。
    値上がり1557銘柄(前日330銘柄)。
    値下がり259銘柄(前日1477銘柄)。
    新高値53銘柄(前日31銘柄)。
    新安値159銘柄(前日213銘柄)。
    ややアンバランス。
    日経平均の騰落レシオは81.71(前日79.46)。
    NTレシオは14.18倍(前日14.08倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    下向きの25日線(26806円)からは▲1.41%(前日▲4.13%)。
    12連続で下回った。
    下向きの75日線は26860円。
    5日連続で下回った。
    下向きの200日線(27977円)からは▲5.61%(前日▲8.07%)。
    81日連続で下回った。
    下向きの5日線は26175円。
    5日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.638%(前日▲9.740%)。
    買い方▲12.827% (前日▲14.705%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.782%(前日△4.060%)。
    買い方▲34.375% (前日▲37.030%)。
    空売り比率は44.2%(前48.4%。32日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は7.5%(前日8.1%)。
    日経VIは26.75(前日29.50)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.72倍(前日12.30倍)。
    11日連続で12倍台。
    前期基準では13.97倍。
    EPSは2077円(前日2093円)。
    225のPBRは1.15倍。
    BPSは22980円(前日22786円)
    日経平均の益回りは7.86%。
    10年国債利回りは2.240%。
    プライム市場の予想PERは13.53倍。
    前期基準では15.05倍。
    PBRは1.15倍。
    プライム市場の単純平均は50円高の2359円。
    プライム市場の売買単価は2179円(前日2206円)。
    プライム市場の時価総額は676兆円(前日663兆円)。
    ドル建て日経平均は205.34(前日198.62)。
    週末のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比285円高の26675円。
    高値26685円、安値25730円。
    大証先物夜間取引終値は日中比220円高の26610円。
    気学では「変化注意日。波動につくべし」。
    火曜は「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
    水曜は「前日が高い時は、この日反落する」。
    木曜は「変化注意日にして、不時安を見ることあり」。
    金曜は「案外高き日なり。逆に安き時は週明け高し」。
    ボリンジャーのマイナス1σが26358円。
    マイナス2σが25901円。
    マイナス3σが25448円。
    一目均衡の雲の上限が27189円。
    下限が26686円。
    5日連続で雲の下。
    アノマリー的には「株安の日」。
    火曜が「上げの特異日」。


    《今日のポイント5月16日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は大幅に上昇。
       10年国債利回りは2.927%。
       2年国債利回りは2.588%。
       ドル円は129円台前半。
       SKEW指数は124.51→119.91→122.09。
       恐怖と欲望指数は6→12。

    (2)ダウ輸送株指数は136ポイント(0.95%)安の14456ポイントと続伸。
       SOX指数は5.06%高の2970ポイントと続伸。
       VIX指数は28.87。
       3市場の売買高は133.2億株(前日は161.7億株、直近20日平均131.7億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比285円高の26675円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆5923億円(前日3兆2684億円)。
       値上がり1557銘柄(前日330銘柄)。
       値下がり259銘柄(前日1477銘柄)。
       新高値53銘柄(前日31銘柄)。
       新安値159銘柄(前日213銘柄)。
       ややアンバランス。
       日経平均の騰落レシオは81.71(前日79.46)。
       NTレシオは14.18倍(前日14.08倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)下向きの25日線(26806円)からは▲1.41%(前日▲4.13%)。
       12日連続で下回った。
       下向きの75日線は26860円。
       5日連続で下回った。
       下向きの200日線(27977円)からは▲5.61%(前日▲8.07%)。
       81日連続で下回った。
       下向きの5日線は26175円。
       5日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.638%(前日▲9.740%)。
       買い方▲12.827% (前日▲14.705%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.782%(前日△4.060%)。
       買い方▲34.375% (前日▲37.030%)。

    (6)空売り比率は44.2%(前48.4%。32日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は7.5%(前日8.1%)。
       日経VIは26.75(前日29.50)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.72倍(前日12.30倍)。
       EPSは2077円(前日2093円)。
       225のPBRは1.15倍。
       BPSは22980円(前日22786円)
       日経平均の益回りは7.86%。
       10年国債利回りは2.240%。

    (8)プライム市場の単純平均は50円高の2359円。
       プライム市場の時価総額は676兆円(前日663兆円)。
       ドル建て日経平均は205.34(前日198.62)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが26358円。
       マイナス2σが25901円。
       マイナス3σが25448円。
       一目均衡の雲の上限が27189円。
       下限が26686円。
       5日連続で雲の下。
       アノマリー的には「株安の日」。
       火曜が「上げの特異日」。
       
    今年の曜日別勝敗(5月13日まで)

    月曜6勝10敗
    火曜10勝8敗
    水曜10勝7敗
    木曜9勝9敗
    金曜8勝9敗


    (兜町カタリスト櫻井)


     
    13日のNYダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比466ドル36セント(1.5%)高の3万2196ドル66セントで終えた。前日までの6日続落で2330ドル(6.8%)下げており、短期的な自律反発を期待した買いがハイテク株を中心に優勢だった。
     
    ダウ平均は前日までの6営業日で2300ドル超下落した。この日は材料難だったが、値ごろ感からこれまで売りがかさんでいたアップル、マイクロソフトなどIT大手に買いが膨らみ、終日堅調に推移し、終値で3万2000ドル台を回復した。ナスダックは3.8%超高で取引を終えた。
    米ミシガン大学がこの日発表した5月の消費者景況感指数(暫定値)は59.1と、前月の確報値と市場予想を下回ったが、相場への影響は限られた。
     
    ダウ平均は一時、前日比545ドル上昇した。今週は前日にかけて株式の信用取引や暗号資産(仮想通貨)取引の買い方が相場下落を受けたマージンコール(追い証)に対応するために、保有資産を売却したことが相場急落を招いたとの見方があった。市場では短期的には損失覚悟の投げ売りが一巡したとの観測もあった。週末を控え、投機筋を中心に積み上がっていた売りの持ち高を解消する動きもこの日の相場上昇につながったもようだ。
     
    ダウ平均は上げ幅を132ドルまで縮小する場面もあった。インフレ懸念や米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めへの警戒感は根強く、中長期主体の買いが入りにくい。この日も短期主体の売買が中心で、値動きの荒い展開だった。
     
    足元で下げが目立ったハイテク株が買われた。前日に1月4日に付けた上場来高値からの下落率が「弱気相場」入りの目安とされる2割を超えたスマートフォンのアップルが3%上昇した。顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトも高い。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと同業のビザといった消費関連銘柄も上げた。
     
    中国関連銘柄とされる航空機のボーイングやスポーツ用品のナイキなども上げが目立った。都市封鎖(ロックダウン)中の中国・上海市は13日、5月中旬をメドに新規感染者数を「実質ゼロ」とする目標を示した。目標達成後は外出・営業制限を段階的に緩和する見通しで、中国の景気減速に対する過度な警戒感がやや和らいだ。
     
    ダウ平均は週間で702ドル(2.1%)下落し、7週連続で下げた。7週連続の下落は2001年5〜7月以来、21年ぶり。
     
    ナスダック総合株価指数は大幅に続伸し、前日比434.040ポイント(3.8%)高の1万1805.002で終えた。上昇率は今年最大だった。ハイテク大手に買いが広がり、ネット通販のアマゾン・ドット・コムと電気自動車のテスラが6%、動画配信のネットフリックスは8%上げた。
     
    一方、交流サイトのツイッターは10%下げた。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が偽アカウントの実態を把握するまで買収を一時保留すると表明したのを受けて売られた。
     
    ナスダック指数は週間で2.8%下落し、6週連続で下げた。6週連続の下落は12年10〜11月以来。
     
    S&P500種株価指数は3日ぶりに反発した。ただ、週間では2.4%安となり、11年5〜6月以来となる6週連続の下落だった。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    32,196.66+466.36
    S&P500種
    4,023.89+93.81
    ナスダック
    11,805.002+434.040
    FTウィルシャー5000
    40,783.77+1,033.20
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,808.20−16.40
    NY原油(ドル/バレル)
    110.16+4.03
    円・ドル
    129.27 - 129.29+0.44
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    13日のシカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比875円高の2万6675円で引け、13日の大取終値を285円上回った。
    13日の米株式市場では、暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇した。ハイテク株も下げ止まったため、主要株式指数は安心感から終日堅調に推移した。
    ハイテク株を中心に買いが広がり、日経平均先物を支えた。前日の市場で下落した反動の買いも入った。






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    13日のFTSE100種総合株価指数は大幅に反発し、前日に比べ184.81ポイント(2.55%)高の7418.15で引けた。中国景気の過度な減速懸念が和らぎ、投資家心理が上向いた。原油先物価格の上昇でエネルギー株に買いが入った。
    個別銘柄を見ると、英金融大手HSBCホールディングスが3.7%高、英石油大手BPが3.6%高、英製薬大手アストラゼネカが3.2%高となるなど、幅広い銘柄が買われた。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    13日のドイツ株価指数(DAX)は大幅に反発した。前日に比べ288.29ポイント(2.10%)高の1万4027.93で終えた。中国の景気減速に対する過度な懸念がやや和らぎ、投資家心理が上向いた。13日の米株式相場の上昇で買い安心感が広がり、午後にかけて一段高となった。DAXでは独食材宅配大手ハローフレッシュが9.3%の大幅高だった。



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスCAC40種指数は2.52%高となった。世界経済の減速懸念を背景としたここ数日間の急落が一服し、買い戻しが入った。CACでは仏自動車ルノーが5.2%高と買われた。


     

05月14日 毎日コラム
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