日経平均株価 | 38,701.90 | -111.68 | 12/20 |
TOPIX | 2,701.99 | -11.84 | 12/20 |
マザーズ | 624.89 | -5.96 | 12/20 |
NYダウ平均 | 42,342.24 | +15.37 | 12/20 |
ナスダック総合 | 19,372.77 | -19.92 | 12/20 |
3日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比67ドル29セント(0.2%)高の3万3128ドル79セントで終えた。
この日始まった連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の注目が集まり、様子見姿勢が強まる中、ダウは朝方から方向感のない展開を維持。取引の大半でプラス圏で推移したが、上値も重かった。前週末に急落した後とあって、短期的に売られ過ぎとみた買いが優勢だった。
連邦準備制度理事会(FRB)はインフレを抑制するため、FOMCで0.5%の大幅な利上げを決めるとみられる。市場では、翌日予定されているFOMC声明の発表やパウエルFRB議長の記者会見が待たれている。
結果発表を控えて様子見ムードは強く、買いの勢いは弱かった。取引時間中は下げに転じる場面もあり、方向感に乏しい展開だった。
金融引き締めへの警戒感や世界景気の不透明感から、ダウ平均は前週まで5週連続で下げていた。3日はFOMCを前に、売りに傾いていた持ち高を中立に戻す動きが出た。もっとも、会合後の相場の反応が読めず、売り買いとも動きは限られた。
発言内容から6月以降の利上げペースのヒントを探りたい投資家が多い。
ダウ平均は下げに転じる場面もあった。米長期金利が一時2.9%台後半に水準を切り上げたのは投資家心理の重荷になった。
足元で下げが目立っていた景気敏感株が買い直され、航空機のボーイングが3%上げた。JPモルガン・チェースなど金融も高い。一方、スポーツ用品のナイキの下げが目立った。医薬・日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株の一角も安い。
ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比27.740ポイント(0.2%)高の1万2563.757で終えた。
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