【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


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    [概況]

    30日、東京外国為替市場の米ドル円は一時115.220円まで上昇した。新型コロナウイルスの変異型オミクロン型は重症化しにくいなどの報告が相次いだことで、景気への影響は限られるとの見方もあり、日経平均株価が上昇するとリスク選好の動きで米ドル円は買いが優勢となった。

    また、米長期金利の上昇を受け、日米金利差が意識されやすい。テクニカル的には米ドル円は引き続き5日移動平均線(114.831円)付近をサポートに上値を試す展開に期待したい。

    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     
    30日の大納会の日経平均株価は続落。115円17銭安の2万8791円71銭(出来高概算7億2000万株)で取引を終えた。
    前日のナスダックの続落や、年末年始休暇を前にポジション調整の動きが優勢となり、寄り付き直後には2万8579円49銭まで下押す場面もあった。ただし、25日線(約2万8490円水準)に接近すると押し目を拾う動きも散見され、下げ渋る展開だった
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は115円安と続落、一時300円超安も下げ縮小
     2.「大納会」で市場参加者は限定的、売買代金も低調に推移
     3.21年の日経平均の騰落率は4.9%高と3年連続上昇
     4.「オミクロン株」の感染拡大を警戒し空運株や鉄道株が軟調
     5.田中化研や日本電解、フェローテクなど個別材料株が高い
     
    昨年の年末値が2万7444円で、年間では4.9%高。月間では最もパフォーマンスが良かったのが9月で4.9%高、最も悪かったのが7月で5.2%安となった。
    日銀のETFの買い入れルール変更の影響もあり、TOPIXが10.4%高と日経平均を大きくアウトパフォームした。ほかではREIT指数(15.8%高)や2部指数(16.0%高)が好成績をおさめた。パフォーマンスが悪かったのがマザーズ指数で17.4%安。新興指数でもジャスダック平均は4.3%高とプラスを確保しており、将来性はあっても利益の裏付けに乏しい銘柄は嫌われた1年であったと言える。



    今週の日経平均は小幅ながらも4週連続高となり、オミクロンショックからの緩やかな回復基調を継続。今週の日経平均終値は2万8791円で、前週末比9円高。
    クリスマスや年末接近で実需が枯れてしまい上値も重くなってしまったが、この水準での売り物をほぼ吸収している、下値が順次切り上がる強さも見せている。
    きっかけがあれば新年以降の相場は上ブレしやすいかもしれない。米国株の基調が非常に強いので上値を取って来るベースは出来上がっている。
    マイナス材料は依然として先の読めないオミクロン株の感染状況と米国を中心としたインフレ懸念だろう。どちらも相場としてはある程度織り込んでいるので、こうした材料で突っ込めば買い場となるかもしれない。
    来年も基本的には業績回復を買う相場となると考えるが、日本の場合は構造改革が出来ていない分、他国よりもパフォーマンスが落ちる可能性が高そう。1月相場は上値3万円、下値2万8000円のレンジを想定。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
     
    29401.84  均衡表雲上限(日足)
    29382.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29247.98  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29044.70  均衡表雲下限(日足)
    29021.82  75日移動平均線
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28867.40  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28855.50  13週移動平均線
    28837.53  6日移動平均線
    28829.34  200日移動平均線
    28792.50  均衡表雲上限(週足)
     
    28791.71  ★日経平均株価30日終値
     
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28668.39  26週移動平均線
    28579.52  均衡表基準線(日足)
    28507.10  均衡表転換線(日足)
    28486.81  25日移動平均線
    28328.80  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28106.23  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27821.76   新値三本足陰転値
    27802.10  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27744.14  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
     

    【大引け概況】
    大納会を迎えた30日の日経平均株価は小幅に続落し、前日比115円17銭(0.40%)安の2万8791円71銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:48 容量:24.21M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方からきのう29日の弱い動きが継続。株価指数先物に断続的な売りが出たこともあり、午前9時18分には、同327円39銭安の2万8579円49銭を付ける場面があった。その後は、押し目を拾う動きから下げ幅を縮小した。後場に入り、模様眺めムードが広がるなか、取引終了にかけて売り圧力が強まる格好となり、後場の安値で取引を終えた
     
    東京株式市場が年末年始に休場するのを前に、買い持ち高の縮小が先行した。
    休場中に海外発の材料で世界の金融市場の地合いが変化する可能性が意識され、朝方は持ち高調整の売りが優勢だった。「日経平均は2020年まで5年連続で大納会の日に下落していたため、アノマリーとして意識された」との声も聞かれた。
     
    新型コロナウイルスへの警戒感も重荷だった。変異型「オミクロン株」への警戒が強まるなか、国内では29日に報告された新規感染者数が2カ月半ぶりに500人を上回った。足元では帰省する人が増えており、年明け以降の感染者数の増加に対する懸念は根強い。鉄道株をはじめリオープン銘柄の一角には売りが目立った。
     
    ただ、売り一巡後は値を戻した。短期筋が連休を前にショートカバーを進め、日経平均は前日終値近辺まで下げ渋る場面もあった。外国為替市場で円相場が1ドル=115円台前半と円安・ドル高で推移したのも輸出関連株などの支えとなった。
     
    日経平均は年間では1347円54銭(4.9%)上昇した。
     
    市場では「年末年始の休場期間を前に、あえてリスクを取りたくないとして、様子見ムードが広がった」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、前日比6.66ポイント安の1992.33で終えた。JPX日経インデックス400も続落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆8438億円。売買高は7億2984万株にとどまった。東証1部の値下がり銘柄数は1333と、全体の約6割を占めた。値上がりは735、変わらずは115銘柄だった。
     
     

     
    業種別株価指数(33業種)は、その他製品、水産・農林業、陸運業、空運業などが下落した。上昇はゴム製品、情報・通信業など。
     
    個別銘柄では、任天堂やソニーグループ、ファーストリテイリング、リコー、テルモが安く、日本郵船や商船三井など海運株が軟調。新型コロナへの懸念でANAホールディングスやJR東日本など空運や鉄道株が値を下げた。小田急、京成、オリエンタルランドや資生堂も下落した。
     
    半面、ZHDが大幅高。レーザーテックや東京エレクトロンが高く、ソフトバンクグループ(SBG)やキーエンスが値を上げた。田中化学研究所やフェローテックホールディングス、日本電解など個別材料株がしっかり。アジアクエストやエフ・コード、Green Earth Instituteなど直近IPOの一角が値を飛ばした。
     
    東証2部指数は前日比24.75ポイント高の7622.97ポイントと3日続伸した。
    出来高1億6752万株。値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は143となった。
     
    個別ではインスペックが一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、JFEシステムズ、瀧上工業、キョウデン、ユニバンスなど7銘柄は年初来高値を更新。川本産業、理経、東洋刃物、松尾電機、サンセイが買われた。
     
    一方、コーアツ工業、中北製作所、ぷらっとホームが年初来安値を更新。グローバルダイニング、バイク王&カンパニー、セキド、東京ソワール、マルゼンが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比19円93銭(0.52%)高い3878円46銭だった。年間では4.3%上昇した。まちまちとなった米株市場を受けジャスダック平均は下落してスタートした。ただ、寄り付き直後に下げ渋ると下げ幅を縮小、前引けにかけてプラス圏に浮上した。後場でも買い優勢の展開が続き上げ幅を拡げ、高値引けとなった。
    年末を控えて持ち高整理の売りがやや優勢だった。一方、買い注文は「値動きの良い銘柄に集中した」。田中化研や出前館が上昇した。半面、3DMやウエストHDは下落した。
    値上がり銘柄数は392、値下がり銘柄数は219となった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で778億円、売買高は6856万株だった。
     
    個別では、ジェイ・エスコムホールディングスがストップ高。イメージ情報開発は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、ソーバル、イオン九州、田中化学研究所、ウチダエスコなど10銘柄は年初来高値を更新。エムケイシステム、旭化学工業、グローム・ホールディングス、セキチュー、OSGコーポレーションが買われた。
     
    一方、トライアイズ、朝日ラバー、クルーバー、マックハウス、プロルート丸光が年初来安値を更新。アミタホールディングス、中央経済社ホールディングス、シーズメン、スリー・ディー・マトリックス、エイジスが売られた。
     


    〜。


    東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。終値は前日比9.88ポイント(0.99%)安い987.94だった。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大で年明け以降の経済活動が再び抑制されるとの警戒感から、内需株を中心に売りに押された。今年の最終取引日とあって持ち高整理の売りも出た。年間では17.4%下落となった。
    引き続き12月後半に上場したばかりの直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が賑わったが、マザーズ指数への組み入れ前とあって影響は限られた。
    フロンテオやセキュアが下落した。一方、アジアQや日本電解が上昇した。
     
    売買代金は概算で1720.74億円。騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり221銘柄、変わらず22銘柄となった。
     
    個別では、リボミック、識学がストップ安。網屋、ニフティライフスタイル、Institution for a Global Society、CINC、フレクトなど12銘柄は年初来安値を更新。セキュア、アスタリスク、ENECHANGE、JDSC、リベロが売られた。
     
    一方、アジアクエスト、gooddaysホールディングス、エフ・コードがストップ高。日本電解、HYUGA PRIMARY CARE、リファインバースグループ、タカヨシなど6銘柄は年初来高値を更新。Green Earth Institute、ペルセウスプロテオミクス、ジィ・シィ企画、リアルワールド、シャノンが買われた。

     

    12/31は、下記のラッキーフードを食べ 株運つけて相場に勝つ!!


     
    一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
    うどん 漬物 ラザニア 焼き肉 ピラフ 回鍋肉 和食 肉料理 ナポリタン


    ラッキーランチは同日内なら夕食でも大丈夫です!


    詳しくは下記サイトから


    「大納会」

    新型コロナによる長い緊急事態宣言を通過した丑年の最終日。
    ウシはほとんどつまずかず、千里を走るという寅へのバトンタッチを終えようとしています。
    社会行動の変化、政治の変動など1年も経過してしまうと遥か彼方の出来事。
    岸田政権の成立はほぼ3カ月前でしたが、前政権が菅さんだったことなど記憶の向こう側。
    大発会から3連敗で始まった日経平均やその懸念も消えての年足陽線。
    ああだこうだとの高説は巷に溢れますが、過ぎてしまえば結局通過しただけのこと。
    スケジュールには異常に詳しく、その及ぼす影響はあまり気にしないのが市場。
    認めたくはないですが、どうもそういう傾向です。
    そして「この指とまれ」が大好きなのも市場。
    猿でさえ物まねをするのですから市場関係者にだって、あるいは相場にだった許されるのでしょう。

    隠れ蓑的に表目上を飾ってきたESGやSDGs。
    「今だけ・金だけ・自分だけ」の米国的発想を浄化させたような気もしてきます。
    脱炭素も再生エネルギーもその本質は「自分だけ」。
    「持続的」の言葉で美化されるから興味深いもの。
    学者さんの口車に乗っていれば安心というのが全く逆。
    カネの匂いに敏感が学者さんの唱える説を簡単に信じてしまう傾向。
    ここに市場と投資家の弱さがあるのでしょう。

    重要なのは大所高所の視点に煙を巻かれないこと。
    曖昧模糊とした国家規模でものごとを論じることを好きな人は多いです。
    しかし所詮対抗案のない曖昧模糊とした言葉の遊びみたいなもの。
    床屋さんを待ちながら経済や政治を論じた「床屋政談」みたいなもの。
    時間と言葉の無駄に付き合わず、具体を求めていく姿勢が欲しくなってきます。
    「今、何が起きているのか」。
    「その結果何が起きるのか」。
    「だったらどう対応すれば良いのか」。
    「必要、未来、強さ」の「ヒミツの法則」同様に常に考えたいことです。
    そして「わかったつもり」を排除してトコトン「現場を想像し、本質を理解すること」。
    これが寅年のテーマと考えています。
    そして・・・。
    「主人公は変遷しても相場は永遠に続くもの」。
    ファウストのように悪魔的に真理を求め続ける存在が相場でもあります。

    今年1年ありがとうございました。
    来るべき寅年が良い相場になるようにご祈念申し上げ満宇。
    良いお年をお迎えください。

    「令和壬寅(みずのえとら)四年相場予見」 
                                                             
    「決断」の「寅(とら)」          
    「悠然」の「壬(みずのえ)」
    次の生命を育む準備                       
    陽気を孕んだ春の胎動                     
    「五黄の寅」の強い年                          
    獅子が暴れて千里を走る                        
    新・資本主義とインフラ整備                    
    伝統の中にある新未来                      
                                           
    思惑欲望散りばめて                          
    光と影の幻覚で驚き求める株式市場                       
    数字を体に沁み込ませ                  
    揺らぎを体で受け止めて                       
    未来は想像そして創造だ                     
                                         
    コロナに負けず相場に負けず
    そして自分に負けず                        
    呪縛の呪文で縛られず                         
    企業の現場を想像し現場の声を大切に           
    ピュアな視点で自由な発想                     
    そこに未来は宿っている                        
    「その本質は何だろう」                         
    問い続けることで見えてくる                                          
          
    睦月   小浮動         
    如月   一服           
    弥生   保ち合い             
    卯月   押し目買い    
    皐月   軟調                 
    水無月  反発                  
    文月  上昇                 
    葉月  急続伸             
    長月  反落        
    神無月 下値模索              
    霜月  上放れ                 
    師走  尻すぼみ            

    昨年大納会は123円安の27444円。
    今年の大発会は185円安の27258円。
    翌日99円安、3日目の1月6日が102円円安。
    4日目434円高、5日目648円高と1月14日まで5日続伸だった。


    (櫻井)。

     
    30日午前の日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前日比20円79銭(0.07%)安の2万8886円09銭だった。
     
    前日のNYダウは90ドル高と上昇し最高値を更新した。しかし、ナスダック指数は下落したことが警戒され、東京株式市場も売りが先行する展開だった。一時、300円を超す下落となる場面があった。日本国内で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染者が増加していることも警戒された。国内では29日に報告された新規感染者数が2カ月半ぶりに500人を上回った。
     
    市場では「東京市場の休場中に海外発の材料で金融市場の雰囲気が大きく変化している可能性もあり、連休前にいったん持ち高を調整する売りが出やすかった」との指摘があった。
     
    ただ、売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋る展開となった。短期筋によるショートカバー(売り方の買い戻し)などが進んだことで、前日終値近辺まで値を戻した。外国為替市場で円相場が1ドル=115円台前半と円安・ドル高が進んだのも支えとなった。
    今日は東京株式市場の年内最終日で、「大納会」となるこの日の終値が関心を集めている。
     
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも小幅に反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8306億円、売買高は3億2635万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1155、値上がりは870、変わらずは156だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、その他製品、空運業、水産・農林業などが下落。ゴム製品、パルプ・紙、機械などは上昇した。
     
     
    個別銘柄では、任天堂、コナミHD、ファーストリテイリング、ソニーグループが安く、商船三井や川崎汽船が値を下げた。武田薬品工業やオリエンタルランドも軟調だった。ANAHDや三越伊勢丹、小田急などが安い。
     
    半面、レーザーテックやキーエンス、リクルートホールディングスが上昇。田中化学研究所やZホールディングスが値を上げた。
     
    東証2部株価指数は前日比6.39ポイント高の7604.61ポイントと3日続伸した。
    出来高1億0628万株。値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は154となった。
     
    個別では、インスペックが一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、瀧上工業、キョウデン、ジーエルサイエンスは年初来高値を更新。東洋刃物、AIメカテック、理経、松尾電機、技研ホールディングスが買われた。
     
    一方、セキド、バイク王&カンパニー、東京ソワール、フジコピアン、SECカーボンが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比3円45銭高い3861円98銭だった。好業績、好材料銘柄への買いが優勢だった。
    田中化研は提携先の欧州企業がリチウムイオン電池の生産を始めると発表し、業績貢献への期待から買いが集中した。フェローテクも上昇した。半面、3DMやウエストHDは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円、売買高は4356万株だった。
    値上がり銘柄数は320、値下がり銘柄数は238となった。
     
    個別では、ジェイ・エスコムホールディングスがストップ高。イメージ情報開発は一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバル、イオン九州、田中化学研究所、ウチダエスコ、菊水電子工業など6銘柄は年初来高値を更新。エムケイシステム、グローム・ホールディングス、ビーマップ、ザインエレクトロニクス、コスモスイニシアが買われた。
     
    一方、トライアイズ、朝日ラバー、クルーバー、マックハウスが年初来安値を更新。アミタホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、アイサンテクノロジー、エフアンドエム、応用技術が売られた。
     

    【寄り付き概況】

    30日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比112円64銭安の2万8794円24銭。
     
    前日の米株式市場では、NYダウが前日比90.42ドル高の3万6488.63ドルと6日続伸した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する警戒感が後退するなか、NYダウは11月8日につけた最高値(3万6432.22ドル)を上回った。ただ、ナスダック指数は下落した。このなか、東京株式市場も高値警戒感が浮上し軟調にスタートした。
     
    業種別では、バンナム、任天堂などのその他製品株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。JR東日本、JR東海などの陸運株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も安い。日水、マルハニチロなどの水産農林株も軟調。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、SUMCO、LIXILなどの金属製品株も下げている。


    「S&P500は今年70回目の過去最高値更新」

    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    NYダウは6日続伸で過去最高値を更新。
    過去最高値更新は今年45回目。
    6日続伸は3月15日までの7日続伸以来。
    S&P500は今年70回目の過去最高値更新。
    3年連続で12月に年間高値を付ける年末高となった。
    引け際にNASDAQ100は上昇に転じたがNASDAQ総合指数は小幅続落。
    ウォルグリーンやナイキが上昇。
    11月の財(モノ)の貿易収支(速報値)は赤字額が前月比17.5%増の978億ドル。
    過去最大に達した。
    輸入が4.7%拡大。
    輸出が2.1%減少。
    11月の中古住宅販売仮契約指数は前月比2.2%低下の122.4。
    市場予想は0.5%上昇だった。
    前年同月比でも2.7%低下した。
    国債利回りは上昇。
    10年債利回りは一時1.558%に上昇。
    11月29日以来の高水準。
    2年債利回りは一時0.764%に上昇。
    2020年3月以来の水準。
    10年国債利回りは1.556%。
    2年国債利回りは0.752%。
    ドル円は114円台後半。
    WTI原油2月物は0.58ドル(0.8%)高の1バレル=76.56ドル
    ビットコインは0.67%安の47223ドル。
    イーサは1.57%安の3733ドル。   
    SKEW指数は151.87→153.21→156.24。
    恐怖と欲望指数は54→60。

    水曜のNYダウは90ドル(0.25%)高の36488ドルと6日続伸。
    高値は36571ドル、安値は36396ドル。
    NASDAQは15ポイント(0.10%)安の15777ポイントと続落。
    高値は15821ポイント、安値は15679ポイント。
    S&P500は6ポイント(0.14%)高の4793ポイントと反発。
    高値は4804ポイント、安値は4778ポイント。
    ダウ輸送株指数は75ポイント(0.46%)高の16466ポイントと反発。
    SOX指数は0.18%高の3999ポイントと反発。
    VIX指数は16.95と低下。
    合算売買高は78.9億株(前日75.5億株、直近20日平均は115.5億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比20円安の28810円。
    ドル建ては大証日中比40円高の28870円。
    ドル円は114.97円。
    一時115円台をつけた場面もあった。
    10年国債利回りは1.556%。
    2年国債利回りは0.752%。

    「週足陽線基準は28676円」

    水曜の日経平均は寄り付き113円安。
    一時プラスの場面もあったが終値は162円安(▲0.56%)安の28906円と反落。
    日足は2日ぶりに陰線。
    TOPIXは0.30%安と反落。
    2000ポイント台を割り込んだ。
    東証マザーズ指数は0.79%高と続伸。
    日経ジャスダック平均は0.35%高と続伸。
    東証1部の売買代金は2兆392億円(前日2兆1689億円)。
    値上がり1587銘柄(前日1871銘柄)。
    値下がり540銘柄(前日252銘柄)。
    指数は下落とアンバランスな動きとなった。
    新高値52銘柄(前日48銘柄)。
    新安値25銘柄(前日91銘柄)。
    騰落レシオは96.10(前日88.50)。
    NTレシオは14.46倍(前日14.50倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(28515円)からは△1.37%(前日△1.69%)。
    5日連続で上回った。
    下向きの75日線は29043円。
    2日ぶりに下回った。
    横這いの200日線(28830円)からは△0.26%(前日△0.83%)。
    2日連続で上回った。
    右肩上りの5日線(28846円)から△0.21%。
    7日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.401%(前日▲13.654%)。
    買い方▲9.043% (前日▲9.591%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.822%(前日▲4.155%)。
    買い方▲24.861% (前日▲25.786%)。
    空売り比率は43.1%(前日40.8%、3日連続で40%台)。
    空売り規制なしの比率は7.9%(前日11.1%)。
    12月24日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.86%(前週▲11.21%)。
    9週ぶりに改善。
    12月24日時点の裁定売り残は580億円増の1562億円。
    3週ぶりに増加。
    裁定買い残は24億円増の2952億円。
    2週連続で増加。
    日経VIは19.00(前日19.03)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.83倍(前日13.88倍)。
    24日連続で13倍台。
    前期基準では18.72倍。
    EPSは2090円(前日2094円)。
    225のPBRは1.26倍。
    BPSは22941円(前日22889円)
    日経平均の益回りは7.23%。
    10年国債利回りは0.055%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.36。
    前期基準では21.15倍。
    PBRは1.30倍。
    東証1部単純平均株価は3円安の2397円。
    東証1部売買単価は2391円(前日2277円)。
    東証1部時価総額は737兆円(前日740兆円)。
    ドル建て日経平均は251.60(前日253.06)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円安の28810円。
    高値29080円、安値28695円。
    大証先物夜間取引終値は日中比20円安の28820円。
    気学では「転換日にして後場急変すること多し」。
    大発会は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
    水曜は「多いに高いと反落する。逆の時は翌日強し」。
    木曜は「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」。
    金曜は「変化を起こす注意日」。
    ボリンジャーのプラス1σが28940円。
    プラス2σが29366円。
    一目均衡の雲の上限が29358円。
    下限が29044円。
    2日ぶりに雲の下。
    1月5日に黒くねじれる。
    勝手雲の上限は29673円。
    下限が28548円。
    2日連続で勝手雲の上。
    勝手雲は1月5日に白くねじれる。
    RSIが52.27(前日52.63)。
    RCIが78.85(前日79.40)。
    週足陽線基準は28676円。
    12月SQ値は28523円。
    12月月足陽線基準27935円。
    年足陽線基準は27258円。
    昨年比プラス基準は27444円。

    《今日のポイント12月30日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       NYダウは6日続伸で過去最高値を更新。
       S&P500は今年70回目の過去最高値更新。
       10年国債利回りは1.556%。
       2年国債利回りは0.752%。
       ドル円は114円台後半。
       SKEW指数は151.87→153.21→156.24。
       恐怖と欲望指数は54→60。

    (2)ダウ輸送株指数は75ポイント(0.46%)高の16466ポイントと反発。
       SOX指数は0.18%高の3999ポイントと反発。
       VIX指数は16.95と低下。
       合算売買高は78.9億株(前日75.5億株、直近20日平均は115.5億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比20円安の28810円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆392億円(前日2兆1689億円)。
       新高値52銘柄(前日48銘柄)。
       新安値25銘柄(前日91銘柄)。
       騰落レシオは96.10(前日88.50)。
       NTレシオは14.46倍(前日14.50倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの75日線は29043円。
       2日ぶりに下回った。
       横這いの200日線(28830円)からは△0.26%(前日△0.83%)。
       2日連続で上回った。
       右肩上りの5日線(28846円)から△0.21%。
       7日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.401%(前日▲13.654%)。
       買い方▲9.043% (前日▲9.591%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.822%(前日▲4.155%)。
       買い方▲24.861% (前日▲25.786%)。

    (6)空売り比率は43.1%(前日40.8%、3日連続で40%台)。
       空売り規制なしの比率は7.9%(前日11.1%)。
       12月24日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.86%(前週▲11.21%)。
       9週ぶりに改善。
       12月24日時点の裁定売り残は580億円増の1562億円。
       3週ぶりに増加。
       裁定買い残は24億円増の2952億円。
       2週連続で増加。
       日経VIは19.00(前日19.03)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.83倍(前日13.88倍)。
       EPSは2090円(前日2094円)。
       BPSは22941円(前日22889円)
       日経平均の益回りは7.23%。
       10年国債利回りは0.055%。

    (8)東証1部時価総額は737兆円(前日740兆円)。
       ドル建て日経平均は251.60(前日253.06)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28940円。
       プラス2σが29366円。
       一目均衡の雲の上限が29358円。
       下限が29044円。
       2日ぶりに雲の下。
       1月5日に黒くねじれる。
       勝手雲の上限は29673円。
       下限が28548円。
       2日連続で勝手雲の上。
       勝手雲は1月5日に白くねじれる。
       RSIが52.27(前日52.63)。
       RCIが78.85(前日79.40)。
       週足陽線基準は28676円。
       12月SQ値は28523円。
       12月月足陽線基準27935円。
       年足陽線基準は27258円。
       昨年比プラス基準は27444円。

    今年の曜日別勝敗(12月29日まで)

    月曜26勝23敗
    火曜27勝22敗
    水曜21勝31敗
    木曜27勝20敗
    金曜25勝25敗


    12月24日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.86%(前週▲11.21%)。
    12月24時点の信用売り残は496億円増の7989億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は824億円減の3兆4344億円。
    4週連続で減少。
    信用倍率は4.30倍(前週4.69倍)。
    3週連続で4倍台。
    9週ぶりに改善。
    12月24日時点の裁定売り残は580億円増の1562億円。
    3週ぶりに増加。
    裁定買い残は24億円増の2952億円。
    2週連続で増加。
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    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    トヨクモ(4058)・・・動兆

    安否確認とサイボウズ社キントーン連携のサービス主力。
    新たにスケジューラーが加わった。
    月額課金積み上ゲ拡大。
    既存アプリ機能追加に期待感。


    (兜町カタリスト櫻井)


    大納会30日の日経平均株価は、もみあい展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8700円−2万9000円を想定。
    来年への期待とオミクロン株への警戒が交錯し、現状水準での一進一退が続くと予想する。
    NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落。ダウ平均は90ドル高の36488ドルで取引を終えた。3指数とも小動きであったが、ダウ平均は史上最高値を更新した。一方、長期金利の上昇を受けてグロース株の一角が弱く、ナスダックは軟調に推移した。
     
    きのう29日の日経平均株価は、手がかり材料難のなか、株価指数先物主導で反落。
    年末年始の休場を前に、積極的な売買は限られるとみられ、ポジション調整の売りに押される場面も想定される。値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半(29日は114円88−89銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同129円82−86銭)と円安方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比20円安の2万8810円だった。
     
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アイロムグループ <2372>
    子会社IDファーマの抗結核菌ワクチンがインドで特許登録。また、COVID-19ワクチンに関する論文が「Translational and Regulatory Sciences」に掲載。
     
    ■ハイデイ日高 <7611>
    今期経常を2.1倍上方修正。
     
    ■まんだらけ <2652>
    11月売上高は前年同月比4.4%増。
     
    ■INEST <3390>
    子会社ジョインアップがC Channelと業務提携。店舗コンサルティングサービス「OTOMO」のオプションとしてインフルエンサーマッチングサービスを提供開始。
     
    ■RS Technologies <3445>
    中国子会社である有研半導体硅材料(GRITEK)の科創板市場への上場申請が受理された。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    30(木)
    【国内】
    大納会
     
    【海外】
    予定はありません
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■巨大経済圏、日本の輸出5%増へ RCEP1日発効
     
    ■医療現場、オミクロン厳戒 年末年始に第6波の兆し 専用病床の拡充検討
     
    ■日本海側中心に30日から元日にかけて大雪に 気象庁が警戒呼びかけ
     
    ■NYダウ90ドル高、11月以来の最高値 消費関連に買い
     
    ■エアウォーター<4088>
    子会社が歯髄再生で初の他家移植 来年治験着手
     
    ■カネカ<4118>
    デルタ・オミクロン株を同時識別 PCR検査キット発売
     
    ■ENEOS<5020>
    社長、EV急速充電器1000基設置 25年度までに
     
    ■NITTOKU<6145>
    ベトナムに新工場 国内は開発集中
     
    ■ミダック<6564>
    産廃処分場20万立方メートル拡張 浜松に26年秋稼働
     
    ■ハイデイ日高<7611>
    最終黒字17億円 今期単独、協力金が寄与
     
    ■SCREEN<7735>
    半導体装置で彦根に新棟 年4000億円超へ増産
     


    29日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比90ドル42セント(0.2%)高の3万6488ドル63セントで終えた。11月8日以来、1カ月半ぶりに過去最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大による米景気への悪影響は限られるとの見方から、消費関連株などへの買いが続いた。
     
    ダウ平均の6日続伸は3月5〜15日(7日続伸)以来となる。S&P500種株価指数は反発し、前日比6.71ポイント(0.1%)高の4793.06で終えた。ダウ平均と並んで過去最高値を更新した。
     
    オミクロン株をめぐっては、感染力は強いとされているが、重症化リスクが他の変異株よりも低いとの報告が相次いでおり、投資家の過度の警戒感は後退している。
     年末の閑散商いで、米経済指標など手掛かり材料難となる中、年末の5営業日から新年の2営業日にかけては相場が上昇しやすくなる「サンタクロース・ラリー」が続いた。ダウは前日までの5営業日続伸を受けて利食い売りも出て上値は抑えられたものの、終日しっかりの展開が続いた。
     
    スポーツ用品のナイキやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、ホームセンターのホーム・デポなど消費関連株が高い。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株の一角も買われた。一方、航空機のボーイングと石油のシェブロンは下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は小幅に続落し、前日比15.508ポイント(0.1%)安の1万5766.216で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)が安い。一方、バイオ製薬のバイオジェンが急伸した。韓国サムスングループが買収する方向で交渉中との観測報道が材料視された。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    36,488.63+90.42
    S&P500種
    4,793.06+6.71
    ナスダック
    15,766.216−15.508
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,805.80−5.10
    NY原油(ドル/バレル)
    76.59+0.61
    円・ドル
    114.92 - 115.01+0.04
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    29日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前日比155円安の2万8810円で引け、29日の大取終値を20円下回った。29日の米株式市場は、新型コロナの新規感染件数が過去最多を記録する中、大規模な都市封鎖に繋がる可能性は少ないとの楽観的見解に景気循環株中心に買われた。ナスダック総合株価指数が続落し、日経平均先物を下押した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気悪化への警戒感が薄れ、ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新したため、買われる場面もあった。


     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て) 
    28810 ( -20 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て) 
    28870 ( +40 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7420.69(+48.59)
    連休明けとなる29日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前営業日の終値に比べ48.59ポイント(0.66%)高の7420.69だった。終値ベースでは2020年2月以来、約1年10カ月ぶりの高値水準だった。
    薄商いの中、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への警戒感が後退し、買いが優勢となった。指数構成銘柄の約8割が上昇した。
     
    銅相場の上昇で主力の鉱業株が高かった。時価総額の大きい銀行株も買われ相場の上げをけん引した。
     
    個別銘柄では、蒸気システム大手スパイラックス・サーコが3.5%高と上昇率トップ。産業用機器のエレクトロコンポーネンツ(3.0%高)や郵便大手ロイヤル・メール(2.8%高)も買われた。
    一方、金相場は下落したため関連のフレスニージョは売られた。航空大手のインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も安かった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15852.25(−111.45)
    29日のドイツ株式指数(DAX)は6営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べて111.45ポイント(0.70%)安の1万5852.25だった。
    前日まで上昇基調が続いたことから、年末を控えて持ち高調整の売りが広がった。
     
    個別では、ダイムラーを筆頭に自動車株が売られた。化学品流通のブレンタグや透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは上げた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7161.52(−19.59)
    フランスの株価指数CAC40は下落した。

     

12月30日 毎日コラム
「大納会の引け買い、大発会の寄り売り」戦略は有効か?
・・・続き



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