【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


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    あす22日の日経平均株価は、きょうの地合い好転の流れが続くかが注目される。
    21日の日経平均株価は、3営業日ぶりに大幅反発し、2万8517円(前日比579円高)引けとなった。前日に大幅続落した反動で、自律反発狙いの買いが広がった。
    日本時間21日の時間外取引で米株価指数先物が上げ基調を強め、アジア株高も支えとなり、上げ幅は一時590円を超えた。きのう割り込んだ、2万8500円をすかさず回復し、いったん落ち着きを取り戻しつつある。
    海外要因に変調がなければ、戻りを試す動きも予想される。ただし、同水準を超えてくると戻り売りへの警戒感が強まる可能性があり、上値の重さが意識されてくれば、短期筋が売り仕掛けに動くもケースも想定される。
     
    全戻しで2万9000円台回復までは欲張りとしても、25日線(2万8719円、21日時点)辺りまでの戻りが見られるかに注目したい。
     
    折しも、クリスマス休暇に入る海外投資家が増えてくる。市場参加者が減る方向にあるなか、商いを伴った展開は期待しにくい。また、新型コロナウイルス変異型「オミクロン株」への懸念も払拭されておらず、なお不透明感を引きずっている。
     

    ■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    29367.88  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29173.76  均衡表雲上限(日足)
    29104.91  75日移動平均線
    29044.70  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28839.25  200日移動平均線
    28833.52  13週移動平均線
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28774.77  均衡表基準線(日足)
    28720.00  25日移動平均線
    28696.79  均衡表雲上限(週足)
    28657.87  26週移動平均線
     
    28517.59  ★日経平均株価21日終値
     
    28493.29  6日移動平均線
    28481.63  均衡表転換線(日足)
    28299.17  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28063.17  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27764.81  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27753.37   新値三本足陰転値
    27733.53  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27406.33  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    ローソク足は上ヒゲの短い大陽線を示現。終値は上向きに転じた5日移動平均線を上回り、16日高値から昨日安値までの3分の1戻しをクリアした。ただ、一目均衡表は三役逆転状態を継続。株価上方で25日線が下降を続けていることもあり、形勢は依然として売り手優位とみられる。
     

    【大引け概況】
    21日の日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発し、前日比579円78銭高の2万8517円59銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:30 容量:20.45M

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    米国株の下落は前日の米株先物の下落で織り込んだ格好となり、寄り付きから300円を超える上昇。直近で売られた多くの銘柄に買いが入り、指数は高く始まった後も上げ幅を広げた。前場のうちに節目の2万8500円を超えてくると、そこから先の上値は限られた。しかし、伸び悩んでも崩れることはなく、後場に入ると2万8500円近辺で値動きが落ち着いた。結局、500円を超える上昇で2万8500円を上回って取引を終了した。
     
    幅広い銘柄に押し目買いが入るなか、値がさの半導体関連株などの上昇が目立ち、指数を大きく押し上げた。アジア株相場や米株価指数先物が堅調に推移したのも日本株の上昇を後押しした。
    午前に東証マザーズ指数が一時下落に転じるなど、個人の投資家心理は完全に持ち直しておらず、売りのタイミングが早まりやすいとの見方が出ていた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、28.46ポイント高の1969.79で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3405億円。売買高は10億1566万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1673と、全体の8割弱を占めた。値下がりは430、変わらずは81銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数は33業種すべて上昇し、海運業、その他製品、証券・商品先物取引業、ゴム製品、電気機器の上昇率が大きかった。
     
    個別では、アドテストやレーザーテック、東京エレクトロンなど半導体製造装置の主力株が大幅高に買われたほか、任天堂の上げ足も目立った。塩野義製薬は売買代金を伴い大幅に上昇した。シャープ、日製鋼、任天堂、ファーストリテイリングも上昇。日本郵船、商船三井など海運株も堅調。クラウディアホールディングスが急騰、ブラスはストップ高。ネットプロテクションズホールディングスも大幅高となった。日本証券金融も高い。
     
    半面、日本M&Aセンターホールディングスが急落、井筒屋も大幅安。日機装、ベルーナ、エプコなども大きく水準を切り下げた。テスホールディングスが安く、マツキヨココカラ&カンパニー、ラクーンホールディングスなども軟調。新生銀、三菱マ、古河電、電通グループが下落した。
     
    東証2部指数は前日比35.94ポイント高の7398.09ポイントと3日ぶり反発。出来高2億7010万株。値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は188となった。
     
    きょう東証2部にLドリンクと湖北工業が新規上場した。Lドリンクは公開価格(1535円)を108円下回る1427円で初値を付け、終値は1206円だった。湖北工業は公開価格(4000円)を1300円上回る5300円で初値を付け、5110円で終えた。
     
    個別ではユニバンスが一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、浅香工業など3銘柄は年初来高値を更新。杉村倉庫、スーパーバッグ、クシム、アドテック プラズマ テクノロジー、ケミプロ化成が買われた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、大盛工業、フルスピード、YE DIGITAL、フュートレックなど41銘柄が年初来安値を更新。岡野バルブ製造、東京衡機、ナガホリ、ヨネックス、オーミケンシが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比46銭高い3792円69銭だった。日経平均株価が急反発したことで市場心理が改善し、買いが優勢となった。自律反発狙いの買いが入ったものの、東映アニメなど時価総額の大きい銘柄の一角が売られたことが重荷だった。
    ウエストHDやアミタHDが上昇した。半面、アンビスHDやCAICADは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で536億円、売買高は5903万株だった。値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は296となった。
     
    個別では、アミタホールディングス、ラクオリア創薬がストップ高。トレードワークス、環境管理センターは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメーションクリエーティブ、中野冷機、SIホールディングス、遠藤製作所は年初来高値を更新。エフアンドエム、HCSホールディングス、マリオン、シライ電子工業、ネオマーケティングが買われた。
     
     一方、インターライフホールディングス、ETSホールディングス、クルーズ、CAICA DIGITAL、極楽湯ホールディングスなど72銘柄が年初来安値を更新。イメージ ワン、東映アニメーション、GFA、セルシード、三ツ知が売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比16.80ポイント高の965.08ポイントと3日ぶり反発した。
    東京市場全般が大きく上昇したことを受け、マザーズ市場にも自律反発狙いの下値買いが入った。ただ、マザーズの主力株は高安まちまちで、まだ様子見商状の息を出ていない。
    メルカリ、そーせいが上げた。一方、Pアンチエイやサンバイオは下げた。
     
    きょう東証マザーズ市場に上場したラバブルMGは、買い注文が集まり買い気配のまま終え、売買が成立しなかった。気配値を公開価格(1260円)の2.3倍にあたる2898円に切り上げた。
     
    海外株を国内株扱いする日本預託証券(JDR)の形で、きょうマザーズ市場に上場したYCPは公開価格(830円)を60円下回る770円で初値を付けた。終値は初値比120円(15.6%)安の650円だった。
    値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は120となった。
     
    個別ではコアコンセプト・テクノロジー、キャンバスがストップ高。サイジニアは一時ストップ高と値を飛ばした。JDSC、バーチャレクス・ホールディングス、HYUGA PRIMARY CAREは年初来高値を更新。リアルワールド、アールプランナー、ポート、Fast Fitness Japan、バルテスが買われた。
     
    一方、HYUGA PRIMARY CAREが一時ストップ安と急落した。イオレ、フルッタフルッタ、ジェネレーションパス、イントランス、LeTechなど74銘柄は年初来安値を更新。フレクト、和心、True Data、アルー、グローバルウェイが売られた。

     

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    21日午前の日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前日比559円02銭(2.00%)高の2万8496円83銭だった。
    きょう前場は主力株をはじめ幅広く買い戻しが入り、日経平均は一時580円あまりの上昇をみせ2万8500円台を上回る場面があった。
    前日までの直近2営業日で日経平均は1100円強の急落をみせていたこともあり、突っ込み警戒感からの買い戻しや自律反発狙いの押し目買いが流入した。中国や香港などアジア株市場が総じて堅調だったことや、米株価指数先物が上昇していることも市場心理を改善させ、225先物主導で前場後半から一気に水準を切り上げる展開となった。
     
    米国で20日発表された半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーの好決算を受け、東京市場でも半導体関連株に物色の矛先が向かった。日本時間21日の取引で米株価指数先物が堅調に推移したほか、アジア株相場が上昇し、後押しされる形で日経平均は徐々に上げ幅を広げた。
     
    20日に日経平均は2万8000円割れとなり、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は「売られすぎ」とされる80%を下回った。
    市場からは「日経平均はきのうまでの2日間で1100円超の下げとなり、押し目買いの動きが強まった。直近の下げは米国での税金対策売りが背景にあるとみられ、「オミクロン型」や米金融政策は言い訳に利用された感がある。来期の企業業績は良好とみられ、押さば買いの方針に変わりはない」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1584億円、売買高は5億1129万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1875と、全体の約86%を占めた。値下がりは234、変わらずは72だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、全業種が上昇した。
     
    個別では、レーザーテック、東京エレクトロンが大幅高に買われたほか、任天堂も大きく買われた。塩野義製薬が商いを膨らませ値を飛ばし、アドバンテスト、シャープ、三越伊勢丹、村田製作所も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。クラウディアホールディングスが値上がり率トップに買われ、ブラスも上昇した。
     
    半面、日本M&Aセンターホールディングスが大幅安、井筒屋は値下がり率トップに売り込まれた。ZHD、三菱マ、新生銀、日機装、ベルーナなどの下げも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比32.86ポイント高の7395.01ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高は1億5445万株。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は155となった。
     
    きょう東証2部に新規上場したLドリンクと湖北工業が初値を付けた。Lドリンクは公開価格(1535円)を108円下回る1427円で初値を付け、午前終値は1310円だった。湖北工業は公開価格(4000円)を1300円上回る5300円で初値を付け、午前は5020円で終えた。
     
    個別では、リミックスポイントが年初来高値を更新。クシム、ユニバンス、杉村倉庫、マーチャント・バンカーズ、玉井商船が買われた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、大盛工業、フルスピード、YE DIGITAL、フュートレックなど37銘柄が年初来安値を更新。オーミケンシ、三井住建道路、東京衡機、川本産業、東京ソワールが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価も反発した。前引けは前日比4円48銭高い3796円71銭だった。
    米国株安はネガティブ視されず、押し目買いの動きが強まった。
    ナカニシやワークマンが上昇した。半面、東映アニメやアンビスHDは下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で316億円、売買高は3504万株。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は233となった。
     
    個別では、トレードワークス、環境管理センターが一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメーションクリエーティブ、中野冷機、SIホールディングス、遠藤製作所は年初来高値を更新。エフアンドエム、応用技術、シライ電子工業、レーサム、アミタホールディングスが買われた。
     
     一方、インターライフホールディングス、ETSホールディングス、クルーズ、CAICA DIGITAL、極楽湯ホールディングスなど60銘柄が年初来安値を更新。トミタ、イメージ ワン、三ツ知、GFA、東映アニメーションが売られた。


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比17.04ポイント(1.80%)高い965.32だった。マザーズ指数は前日までの2営業日で水準を大きく切り下げ、20日には終値ベースで948.28と年初来安値を更新していたこともあり、自律反発狙いの買いが優勢だった。
    メルカリやビジョナル、パークシャが買われた。一方、Pアンチエイやサンバイオ、日本電解は売られた。
    値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は86となった。
     
    きょうマザーズ市場に上場したラバブルMGは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は2142円と、公開価格(1260円)を882円上回った。
     
    海外株を国内株扱いする日本預託証券(JDR)の形で、きょうマザーズ市場に上場したYCPは公開価格(830円)を60円下回る770円で初値を付けた。前場の終値は679円だった。
     
    個別ではキャンバスがストップ高。サイジニアは一時ストップ高と値を飛ばした。JDSC、バーチャレクス・ホールディングス、HYUGA PRIMARY CAREは年初来高値を更新。コアコンセプト・テクノロジー、リアルワールド、Fast Fitness Japan、ソレイジア・ファーマ、サイエンスアーツが買われた。
     
     一方、HYUGA PRIMARY CAREが一時ストップ安と急落した。イオレ、フルッタフルッタ、ジェネレーションパス、イントランス、LeTechなど67銘柄は年初来安値を更新。グローバルセキュリティエキスパート、フレアス、True Data、フレクト、アルーが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    21日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比371円79銭高の2万8309円60銭
    日経平均は20日までの2営業日で1100円超下げていたため、幅広い銘柄に自律反発を狙った買いが先行している。上げ幅は一時470円を超えた。
     
    前日の欧米株市場は全面安商状となり、米国株市場では主要株指数の下値模索が続きNYダウが400ドルを超える下げとなったほか、ナスダック総合株価指数も大きく水準を切り下げた。新型コロナウイルスの変異型である「オミクロン型」の感染拡大に対する懸念とインフレ警戒感が同時進行しておりリスク回避ムードが強い。
    取引時間中はアジア株市場の動向や米株価指数先物の動きに左右され、不安定な地合いとなることも予想される。
     
    日経平均は20日に2週間ぶりに2万8000円を下回り、指標面などでの割安感も意識されている。20日に半導体メモリーの米マイクロン・テクノロジーが市場予想を上回る業績見通しを発表した。国内の半導体関連銘柄に追い風となり、相場の上昇をけん引している。
    日本国内でも感染拡大への警戒感はくすぶるものの、きょうは内需関連などにも買いが優勢となっている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    個別では、塩野義が大幅高。スクリンとアドバンテスト、リコーが高い。一方、ZHDや三菱マが下落している。


    「SKEW指数は131.71に低下」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
    「オミクロン型」の感染が拡大し景気減速への懸念が高まったとの解釈。
    国内外の景気の影響を受けやすい景気敏感株を中心に売りが優勢だった。
    10年で1.75兆ドル規模を投じる歳出・歳入法案の実現が不透明になったことも悪材料。
    NYダウは午前中に700ドル近く下げる場面があった。
    20日までの3営業日で1000ドル近く下げたことから短期筋が取引終了にかけては買戻しの動き。
    「市場は新型コロナやサプライチェーン問題への懸念台頭」という見方だ。
    S&P500は50日移動平均線を下回った。
    国債は買われ利回りは低下。
    10年国債利回りは1.425%。
    2年国債利回りは0.633%。
    ドル円は113円台半ば。
    WTI原油1月物は2.63ドル(3.7%)安の68.23ドル。
    ビットコインはほぼ横ばいの4万6939.87ドル。        
    SKEW指数は140.29→134.94→131.71。
    恐怖と欲望指数は27→25。

    週明けのNYダウは433ドル(1.23%)安の34932ドルと3日続落。
    高値は35222ドル、安値は34665ドル。
    NASDAQは188ポイント(1.24%)安の14980ポイントと3日続落。
    高値は15007ポイント、安値は14860ポイント。
    S&P500は52ポイント(1.14%)安の4568ポイントと3日続落。
    高値は4587ポイント、安値は4531ポイント。
    ダウ輸送株指数は243ポイント(1.54%)安の15585ポイントと3日続落。
    SOX指数は0.76%安の3732ポイントと3日続落。
    VIX指数は22.87と上昇。
    合算売買高は114億株(前日166億株、直近20日平均は120億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比315円高の28215円。
    ドル建ては大証日中比370円高の28270円。
    ドル円は113.60円。
    10年国債利回りは1.425%。
    2年国債利回りは0.633%。

    世界経済フォーラム(WEF)は2022年1月に予定していた年次総会(ダボス会議)について延期。
    新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が背景。
    来年「初夏」に延期すると発表した。
    また 米地質調査所(USGS)は20日、カリフォルニア州北部の沖合でマグニチュード(M)6.2の地震が発生したと発表た。
    震源地は同州ハンボルト郡に面する太平洋の海底で、深さは9キロ。


    「マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 △0.676%」

    週明けの日経平均は寄り付き220円安。
    終値は607円安(▲2.18%)安の27937円と続落。
    メジャーSQ値28523円に対しては3勝4敗。
    日足は2日連続で陰線。
    2日で1100円超の下落。
    「12月初めの安値水準7500円台が視界に入ってきた」という声もある。
    また明けたマドは28503円ー28441円。
    TOPIXは2.17%安と続落。
    東証マザーズ指数は1.60%安と続落。
    日経ジャスダック平均は1.65%安と続落。
    東証1部の売買代金は2兆4542億円(前日3兆3085億円)。
    値上がり115銘柄(前日451銘柄)。
    値下がり2051銘柄(前日1635銘柄)。
    新高値11銘柄(前日22銘柄)。
    新安値191銘柄(前日85銘柄)。
    騰落レシオは73.52(前日83.23)。
    NTレシオは14.39倍(前日14.38倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(28770円)からは▲2.89%(前日▲1.01%)。
    2日連続で下回った。
    横ばいの75日線は29104円。
    2日連続で下回った。
    右肩下がりの200日線(28844円)からは▲3.14%(前日▲1.06%)。
    2日連続で下回った。
    右肩下の5日線(28488円)から▲0.29%。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.000%(前日▲14.434%)。
    買い方▲12.138% (前日▲10.509%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 △0.676%(前日▲0.856%)。
    4月21日が△6.830%だった。
    買い方▲30.994% (前日▲30.699%)。
    昨年3月19日のレコードが▲48.775%。
    空売り比率は47.8%(前日42.3%)。
    空売り規制なしの比率は10.7%(前日7.5%)。
    日経VIは24.56(前日20.09)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.44倍(前日13.74倍)。
    18日連続で13倍台。
    前期基準では18.18倍。
    EPSは20778(前日2077円)。
    225のPBRは1.23倍。
    BPSは22713円(前日22836円)
    日経平均の益回りは7.44%。
    10年国債利回りは0.035%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは14.95倍。
    前期基準では20.53倍。
    PBRは1.26倍。
    東証1部単純平均株価は52円安の2326円。
    東証1部売買単価は2347円(前日2347円)。
    東証1部時価総額は717兆円(前日733兆円)。
    82日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は246.26(前日251.35)。
    週明けのシカゴ225先物は大証日中比315円高の28215円。
    高値28430円、安値27740円。
    大証先物夜間取引終値は日中比310円高の28210円。
    気学では月曜は「押し目はすかさず買いへ」。
    水曜は「吹き値売り方針の日」。
    木曜は「一方に偏って動く日」。
    金曜は「押し目買い。高きは見送り」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28083円。
    マイナス2σが27396円。
    一目均衡の雲の上限が29102円。
    下限が29044円。
    2日連続で雲の下。
    21日に白くねじれる。
    勝手雲の上限は28774円。
    下限が28437円。
    2日ぶりに勝手雲の下。
    RSIが51.38(前日53.23)。
    RCIが68.96(前日83.24)。
    12月SQ値は28523円。
    12月月足陽線基準27935円。
    年足陽線基準は27258円。
    昨年比プラス基準は27444円。

    《今日のポイント12月21日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
       10年国債利回りは1.425%。
       2年国債利回りは0.633%。
       ドル円は113円台半ば。
       SKEW指数は140.29→134.94→131.71。
       恐怖と欲望指数は27→25。

    (2)ダウ輸送株指数は243ポイント(1.54%)安の15585ポイントと3日続落。
       SOX指数は0.76%安の3732ポイントと3日続落。
       VIX指数は22.87と上昇。
       合算売買高は114億株(前日166億株、直近20日平均は120億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比315円高の28215円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆4542億円(前日3兆3085億円)。
       新高値11銘柄(前日22銘柄)。
       新安値191銘柄(前日85銘柄)。
       騰落レシオは73.52(前日83.23)。
       NTレシオは14.39倍(前日14.38倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの25日線(28770円)からは▲2.89%(前日▲1.01%)。
       2日連続で下回った。
       横ばいの75日線は29104円。
       2日連続で下回った。
       右肩下がりの200日線(28844円)からは▲3.14%(前日▲1.06%)。
       2日連続で下回った。
       右肩下の5日線(28488円)から▲0.29%。
       2日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.000%(前日▲14.434%)。
       買い方▲12.138% (前日▲10.509%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 △0.676%(前日▲0.856%)。
       4月21日が△6.830%だった。
       買い方▲30.994% (前日▲30.699%)。
       昨年3月19日のレコードが▲48.775%。

    (6)空売り比率は47.8%(前日42.3%)。
       空売り規制なしの比率は10.7%(前日7.5%)。
       日経VIは24.56(前日20.09)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.44倍(前日13.74倍)。
       EPSは2078円(前日2077円)。
       BPSは22713円(前日22836円)
       日経平均の益回りは7.44%。
       10年国債利回りは0.035%。

    (8)東証1部時価総額は717兆円(前日733兆円)。
       ドル建て日経平均は246.26(前日251.35)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28083円。
       マイナス2σが27396円。
       一目均衡の雲の上限が29102円。
       下限が29044円。
       2日連続で雲の下。
       21日に白くねじれる。
       勝手雲の上限は28774円。
       下限が28437円。
       2日ぶりに勝手雲の下。
       RSIが51.38(前日53.23)。
       RCIが68.96(前日83.24)。
       12月SQ値は28523円。
       12月月足陽線基準27935円。
       年足陽線基準は27258円。
       昨年比プラス基準は27444円。

    今年の曜日別勝敗(12月20日まで)

    月曜26勝22敗
    火曜25勝22敗
    水曜20勝30敗
    木曜26勝20敗
    金曜26勝23敗

    日銀がETFを買わなくなった。
    前回買ったのは10月1日の701億円。
    その前は9月29日の701億円。
    6月21日の701億円。
    4月21日の701億円。
    今期の購入は合計2804億円でしかない。
    ということは2%超の下落はそめったにはないということだ。
    それにしても・・・。
    年間12兆円の購入枠は相当積み残すことになる。

    電子端末では「緊急アンケート調査・プロが選ぶ世界の有望株2022」。
    トヨタ自動車(7203)が首位。
    米国のマイクロソフトやアップルなどのハイテク関連銘柄も上位。

    ■注目テーマはEVやDX、メタバース 「グロース優位に」

    【22年に注目する投資テーマ(1人5つまで回答)】

    1位 電気自動車(EV)・環境車
    2位 DX(デジタルトランスフォーメーション)
    3位 メタバース、カーボンニュートラル(温暖化対策)、半導体
    6位 人工知能(AI)
    7位 再生可能エネルギー、経済再開(観光、空運など)
    9位 ハイテク大手に対する規制、宇宙開発

    【22年の有望銘柄は】

    1位 トヨタ自動車
    2位 米アップル、米マイクソロソフト
    4位 米エヌビディア
    5位 ソニー、米テスラ、米メタ・プラットフォームズ
    8位 KADOKAWA、デンソー、東京エレクトロン、日本製鋼所、野村総合研究所、レーザーテック、
    米アプライドマテリアルズ、米アマゾン・ドット・コム、米アルファベット


    SMBC日興証券のクオンツリポート。

     
    (1)東証1部以外に上場している銘柄でプライム市場の上場審査基準を満たしていると考えられ、
       実際にプライム市場を選択した銘柄や未だ新市場区分の選択を公表していない銘柄
          銘柄略称        パッシブフロー金額(百万円) 売買日数
    2702 マクドナルド               42,682              12.8
    4478 フリー                     17,153              9.3
    6890 フェローテック             16,386              1.9
    2160 ジーエヌアイ                6,483              7.3
    1407 ウエストHD               14,692              6.1
    4970 東洋合成                   10,571              13.8
    2484 出前館                      4,020              2.7
    7287 日精機                      5,951             159.5
    7826 フルヤ金属                  5,831              3.7
    2790 ナフコ                      3,290              69.3
    7803 ブシロード                  2,114              2.9
    7092 FFJ                       856               3.2
    6957 芝浦電子                    5,609              9.1
    1723 日本電技                    2,799             503.9
    3733 ソフトウェアサー            1,690              11.6
    1799 第一建設                    2,693             459.3
    5161 西川ゴム                    2,103             105.9
    4659 エイジス                    1,698             127.5
    7292 村上開明                    1,698             125.6
    8929 青山財産                    2,563              12.7
    7315 IJTT                    1,263              57.5
    5999 イハラサイエンス            1,924              85.9
    2923 サトウ食品                  1,115             194.6
    2329 東北新社                    1,200             145.4
    3355 クリヤマHD                1,764              22.6


    (2)東証1部以外に上場し、プライム市場の上場審査基準を満たしているものの、
       プライム以外の市場を選択した銘柄(一部抜粋)
       銘柄略称        パッシブフロー金額(百万円) 売買日数
    4385 メルカリ                   52,718              7.4
    6324 ハーモニック               24,425              7.3
    7564 ワークマン                 20,276              19.1
    2782 セリア                     17,618              28.7
    7716 ナカニシ                   17,745              42.5
    8066 三谷商                     10,304             1528.2
    7412 アトム                     10,034              46.7
    6960 フクダ電                    8,850             133.8
    6366 千代建                      5,944              11.7
    6670 MCJ                      6,537              21.8
    9436 沖縄セルラー                6,357              56.9
    6145 NITTOKU              5,794              45.2
    2805 エスビー                    2,947              61.8
    7906 ヨネックス                  6,001              24.1
    9873 日本KFC                  4,768              39.9
    7279 ハイレックス                3,419              64.9
    8117 中央自                      4,067             320.5
    2208 ブルボン                    2,849              228
    8909 シノケンG                  2,821              16.7
    3891 高度紙                      2,191               4
    6245 ヒラノテク                  2,458              15.7
    7749 メディキット                2,380             214.5
    5982 マルゼン                    2,111             258.5
    7705 ジーエル                    1,771               22
    4464 ソフト99                  1,633             187.1


    (3)浮動株比率の見直しで影響を受けると考えられる銘柄(一部抜粋)
       銘柄略称        パッシブフロー金額(百万円) 売買日数
    8830 住友不                     -77,868            -16.9
    9470 学研HD                   -1,942              -7.4
    7976 菱鉛筆                     -3,425             -27.3
    9536 西部ガスH                 -3,680             -52.5
    6332 月島機                     -2,149             -55.1
    4046 大阪ソーダ                 -2,953             -18.2
    5363 TYK                      -519               -63
    3107 ダイワボHD               -6,336             -11.3
    1952 日空調                     -2,030             -45.8
    2752 フジオフドG               -2,213             -21.7
    4220 リケンテクノス             -1,156             -31.5
    4406 日理化                      -330               -2.6
    9713 ロイヤルホテル              -410              -99.1
    9533 邦ガス                     -10,940             -3.2
    3003 ヒューリック               -27,879            -10.5
    9304 渋沢倉                     -1,153             -40.3
    9401 TBSHD                 -9,770             -15.7
    8173 上新電                     -1,954             -22.8
    1810 松井建                      -748              -41.8
    7375 リファインバス              -194               -1.2
    9355 リンコー                    -145              -87.3
    4886 あすかHD                  -913              -20.9
    9022 JR東海                  -102,339            -10.1
    8278 フ ジ                     -2,286             -24.7
    8369 京都銀                     -11,587            -13.6


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    極東産機 (6233)・・・動兆

    自動化・省力化の産業機械メーカー。
    受注生産は2次電池製造機が堅調
    補助金活用促進で畳製造機の好調持続。
    EV向け2次電池装置の復調。

    (兜町カタリスト櫻井)

     
    21日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7800円−2万8300円を想定。
    NYダウ平均は433ドル安の34932ドルで取引を終えた。米国株の下落に関しては織り込み済みで、日経平均株価は直近2日で1100円以上下げたことに対する押し目買いが優勢になると予想する。
    ただ、軟地合いを変える材料に乏しいことから、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値抑えられる格好となりそう。引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される場面も想定される。高く始まった後も値動きは荒くなると思われるが、きのうの2万8000円割れでいったんは売り一巡感が出てくるだろう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(20日は113円45−47銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同127円68−72銭)と円安方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比315円高の2万8215円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■Robot Home <1435>
    今期配当を1円で3期ぶり復配へ。
     
    ■クシム <2345>
    ブロックチェーン開発を手掛けるスタートアップ企業のチューリンガムを株式交換で完全子会社化する。
     
    ■アマガサ <3070>
    東大発スタートアップ企業のスタートバーンと業務提携し、美術品販売のNFTによる証明書発行と2次流通支援を行う。
     
    ■塩野義製薬 <4507>
    現在開発中の3CLプロテアーゼを選択的に阻害する低分子経口抗ウイルス薬について、社内で実施した予備的な非臨床試験から、既存の変異株と同様にオミクロン株に対する高い抗ウイルス活性を確認。
     
    ■ラクオリア創薬 <4579>
    今期経常を4.6倍上方修正・最高益予想を上乗せ。久光製薬 <4530> と新規ナトリウムチャネル遮断薬に関するライセンス契約を締結。契約一時金6億円を受け取るほか、今後の開発段階に応じたマイルストーンとして最大約30億円を受領する可能性がある。
     
    ■あすか製薬ホールディングス <4886>
    今期最終を一転黒字に上方修正。
     
    ■Fast Fitness Japan <7092>
    東証が27日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■ディー・ディー・エス <3782>
    RKKCS社が地方公共団体向けに、ディディエスの多要素認証ソリューション「万能認証基盤 Themis」を使用したJinCreekリモートアクセスサービスを提供開始。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    21(火)
    【国内】
    《決算発表》
    ツルハHD、アークランド
     
    【海外】
    《米決算発表》
    米7-9月期経常収支(22:30)
    《米決算発表》
    ゼネラル・ミルズ
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■誕生石に新たな石  63年ぶり初の追加
     
    ■プリマハム<2281>
    来年2月200品値上げ 畜肉価格の高騰などで
     
    ■東ソー<4042>
    クロロプレンゴム増強検討 24年度めど能力5割増
     
    ■塩野義製薬<4507>
    コロナ飲み薬、オミクロン型に「有効」 初期分析
     
    ■エーザイ<4523>
    米バイオジェンの認知症新薬、5割引き下げ
     
    ■三菱電機<6503>
    非常用発電機に不具合 停電時に発電できない恐れ
     
    ■日立造船<7004>
    ゴミ発電所建設・運営 英で一貫受注
     
    ■島津製作所<7701>
    真空ポンプ4割増 半導体装置向け好調
     
    ■三井不動産<8801>
    3年で海外投資7000億円 米に賃貸住宅建設
     
    ■KDDI<9433>
    通信障害をAIで検知 復旧1時間以内
     
    ■ソフトバンク<9434>
    リチウム空気電池 新材料で蓄電2倍 物材機構と
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    センスタイム、香港IPOプロセス再開 30日上場
     


    20日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比433ドル28セント(1.2%)安の3万4932ドル16セントで終えた。
     
    世界的に新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が急拡大する中、週末にオランダが都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った。欧州の他の国でも同様の措置が導入される可能性があり、景気に対する悪影響が警戒されている。
    また、米民主党マンチン上院議員が19日、バイデン政権の看板政策である1兆7500億ドル規模の大型歳出法案を支持しない考えを表明。議会通過のめどが立たなくなっており、景気見通しの不透明感が広がった。
    こうした弱材料を嫌気し、景気敏感株への売りが膨らむ中、ダウは終日軟調な展開を維持。一時、約700ドルの下げを演じた。ナスダック総合指数は約2カ月ぶりに終値ベースで1万5000の大台を割り込んだ。
     
    米国でも新規感染者数が大きく増えており、劇場の閉鎖やスポーツの試合を延期する動きが広がる。世界経済フォーラム(WEF)は20日に来年1月開催予定の年次総会(ダボス会議)を初夏に延期すると発表した。世界景気の停滞への懸念が強まり、相場の重荷となった。
     
    バイデン米政権の看板政策で、子育て支援や気候変動対策に10年で1.75兆ドル規模を投じる歳出・歳入法案の実現が不透明になったことも投資家心理を冷やした。19日に与党・民主党内で保守派寄りのマンチン上院議員が反対を表明し、議席が拮抗する上院での法案通過と成立のメドが立たなくなった。ゴールドマン・サックスは同法案が成立しないことを前提に2022年の米経済成長率の見通しを引き下げた。
     
    建機のキャタピラーや機械のハネウェル・インターナショナル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)など幅広い銘柄に売りが出た。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も安い。スポーツ用品のナイキと映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーも下げた。一方、製薬のメルクや小売りのウォルマートなどディフェンシブ株の一角が上昇した。
     
    ナスダック総合株価指数も3日続落し、前週末比188.738ポイント(1.2%)安の1万4980.944で終えた。電気自動車(EV)のテスラが4%安と下げが目立った。米政権の気候変動対策への不透明感から、政策を追い風にEV普及が加速するとの期待が後退した。交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)なども売られた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,932.16−433.28
    S&P500種
    4,568.02−52.62
    ナスダック
    14,980.944−188.738
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,804.90+6.70
    NY原油(ドル/バレル)
    68.66−2.20
    円・ドル
    113.59 - 113.66+0.14
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    20日のシカゴ日経平均先物は続落した。3月物は前週末比210円安の2万8215円で引け、20日の大取終値を315円上回った。
    新型コロナの変異型「オミクロン型」の世界的な感染拡大に伴い、景気悪化を警戒する売りが強まった。NYダウは、世界経済フォーラムが来年1月にスイスで開催される予定だったダボス会議の延期を発表すると、投資家心理がさらに悪化。また、バイデン政権が推し進めている大規模歳出案「ビルド・バック・ベター」の早期成立の見込みがたたず、エコノミストが成長見通しを引き下げると、さらなる下落に繋がった。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    28215 ( +315 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    28270 ( +370 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7198.03(−71.89)
    20日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。前週末の終値に比べ71.89ポイント(0.99%)安の7198.03で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。
     
    欧米で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が急速に拡大している。ロックダウン(都市封鎖)の可能性に懸念が広がった。ただ、朝方は大幅安となったものの、引けにかけて下げ渋った。
    原油相場の大幅下落を受けて石油株が売られ、鉱業株の下げとともに株価指数に大きく影響した。
     
    個別では、チリ大統領選に銅などの資源の国家管理強化を掲げる左派ボリッチ氏が当選したことで、産銅大手アントファガスタが5.5%安で下落率トップ。資源大手リオ・ティントは2.4%安、同グレンコアも2.0%安と軟調だった。情報・出版のインフォーマも大幅安だった。害虫駆除のレントキル・イニシャルは6%超上げた。
    半面、流通大手テスコ(1.1%高)、同セインズベリー(0.6%高)など小売り株が堅調だった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15239.67(−292.02)
    20日のドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前週末と比べて292.02ポイント(1.88%)安の1万5239.67だった。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が急拡大しており、世界景気の停滞が懸念され売りが広がった。
     
    個別では、高級車のポルシェは3%超下落した。ミュンヘン再保険の下げも目立った。医薬・化学大手の独メルクは上昇した。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6870.10(−56.53)
     

12月21日 毎日コラム
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