【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


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    15日の日経平均株価は小反発し、2万8459円(前日比27円高)。
    朝方は、米利上げ前倒しへの警戒感から、14日の米国株式が下落した流れを受け、安く寄り付いた。いったん上げに転じた後に伸び悩み、日本時間午前11時発表の中国11月小売売上高が市場予想を下回ったことが重しとなり、再度下げに転じる場面もあった。後場入り後は持ち直したが、大引けにかけては小高い水準で推移した。FOMCを控え、様子見気分となった。
     
     
    あす16日の日経平均株価は、現地15日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果を受けた市場反応が注目される。
    「無難に通過すれば、年末高につながる可能性」が指摘される。今回のFOMCではテーパリング(量的金融緩和縮小)の加速が見込まれている。焦点となるドットチャート(政策金利予想)では、22年中に2回の利上げが行われることを織り込んでおり、大きな波乱は起きないとの見方。ただ、実際に利上げ時期が前倒しされれば、不安心理が高まらないとも言い切れないだろう。
     
    日経平均に関しては、上に振れた場合、25日線(2万8868円、15日時点)を超えてくれば楽観ムードが強まりやすい。下に振れた場合は、2万8000円までで止まるかが注目される。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    29555.28  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29076.96  75日移動平均線
    29044.70  均衡表雲上限(日足)
    28960.08  13週移動平均線
    28882.58  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28868.16  25日移動平均線
    28861.26  200日移動平均線
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28774.77  均衡表基準線(日足)
    28675.66  26週移動平均線
    28612.39  均衡表雲上限(週足)
    28592.79  6日移動平均線
     
    28459.72  ★日経平均株価15日終値
     
    28311.78  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28248.45  均衡表転換線(日足)
    28181.03  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27753.37   新値三本足陰転値
    27747.88  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27663.47  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27493.91  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27015.17  ボリンジャー:-3σ(13週)
    26820.11  ボリンジャー:-2σ(26週)
    26806.78  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
     
    ローソク足は5営業日ぶりに陽線を引き、売り一服の形状。高値と安値はともに前日レンジ内に収まり、短期的な方向感が定まらなかった。
    一目均衡表では基準線が12月3日を、転換線が9日をそれぞれ起点として本日まで横ばいで推移し、目先のもみ合い継続を示唆している。ただ、下向きの5日移動平均線を上回る場面がなかったほか、株価上方では下向きの25日線が200日線の6.90円上まで接近してデッドクロス形成を窺っており、大勢では調整トレンド延長リスクへの警戒が必要といえそうだ。
     

    【大引け概況】
    15日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比27円08銭高の2万8459円72銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:45 容量:10.17M


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    前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って下落したことを受け、買い手控えムードが漂うなかスタート。朝方に日経平均は前日終値を上回って推移したものの、その後マイナス圏に沈んだ。しかし、下値を売り込む動きもみられず、前日終値近辺でもみ合う展開を続けた。
    米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えており、これを見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを一方向に傾ける動きは限定的だった。上値は重いものの、日経平均2万8000円台前半では押し目買いニーズも強く、大引けはわずかながらプラス圏を維持して着地している。
    値上がり銘柄数は1300を上回り、日経平均と比べてTOPIXの上昇率が大きかった。
     
    日本株は米国株などと比べ、PER(株価収益率)など投資指標面での割安感が依然として強く、安値圏では幅広い銘柄に値ごろ感に着目した買いを入りやすかった。
    日経平均が2万8500円を割り込むと押し目買いが入りやすいとの声も聞かれた。米議会上院は14日、連邦政府債務の法定上限を2.5兆ドル(約280兆円)引き上げる法案を可決。下院でも可決されたと伝わった。米国債のデフォルトが回避される見通しとなったことも支えだった。
     
    日経平均の上値は限定的だった。前日の米ナスダック総合株価指数が下落した流れを受け、東エレクやアドテストなどの半導体関連銘柄に売りが出た。午前に発表された中国の11月の小売売上高は前年同月比3.9%増と、市場予想を下回ったことも重荷だった。
    日経平均株価の高値から安値を引いた値幅は、後場については77円程度にとどまった。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比10.29ポイント高の1984.10で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3117億円。売買高は9億9023万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1317と、全体の約6割を占めた。値下がりは750、変わらずは116だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、輸送用機器、証券・商品先物取引業、サービス業、鉄鋼などが上昇した。海運業、精密機器などは下落。
     
    個別では、売買代金トップとなったレーザーテックが後場切り返し高く引けたほか、電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を14日に発表したトヨタは3.6%高。リクルートとソフトバンクグループも買われた。ソニーグループが堅調、三井ハイテック、リクルートホールディングスも商いを伴い上値を追った。ジェイ・エス・ビーが値上がり率トップに買われ、OKKも大幅高。オハラ、日本金属も大きく上昇した。
     
    半面、東京エレクトロンが冴えず、川崎汽船などが売られたほか、ファーストリテイリングも軟調。キーエンス、ダイキン、KDDI。日立製作所も冴えない。エニグモが値下がり率トップに売られ、関西スーパーマーケットも急落。スルガ銀行、ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスも大きく値を下げた。
     
    きょう東証1部に新規上場したネットプロは公開価格(1450円)を下回る1378円で初値を付け、一時制限値幅の下限(ストップ安水準)となる1078円まで下げた。その後は値を戻し、終値は1390円だった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比24.07ポイント高の7474.08ポイントと反発した。
    出来高2億4753万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は202となった。
     
    個別では、光陽社、鈴与シンワートがストップ高。DNAチップ研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、JFEシステムズ、中西製作所、カンダホールディングスは年初来高値を更新。ユニバンス、パレモ・ホールディングス、コメ兵ホールディングス、ヒラノテクシード、黒田精工が買われた。
     
    一方、大盛工業、クシム、アゼアス、Abalance、田岡化学工業など19銘柄が年初来安値を更新。川上塗料、東京ソワール、土屋ホールディングス、さくらケーシーエス、コンテックが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比3円15銭高い3884円86銭だった。ジャスダック市場はまちまちな展開となった。
    東証1部の主力銘柄が底堅く推移し、投資家心理がやや改善。新興企業株にも買いが向かった。前日まで下げ局面が続いたため、自律反発を狙った買いも入りやすかった。
    下げに転じる場面も目立った。月内の新規株式公開(IPO)ラッシュを控え、既存銘柄に換金売りが出た。
    トヨタが前日に電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表し、EV関連の田中化研や高度紙が買われた。一方、主力のウエストHDやマクドナルドは下げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で447億円、売買高は4886万株だった。値上がり銘柄数は298、値下がり銘柄数は291となった。
     
    個別では、ジオマテックがストップ高。セキュアヴェイル、イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、イオン九州、クリエアナブキ、市進ホールディングス、ユニバーサル園芸社など6銘柄は年初来高値を更新。グローム・ホールディングス、田中化学研究所、山王、小田原エンジニアリング、レーサムは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、アミタホールディングス、ANAPがストップ安。ルーデン・ホールディングス、ETSホールディングス、ウェッジホールディングス、プラップジャパン、出前館など42銘柄は年初来安値を更新。シーズメン、川崎地質、アイフリークモバイル、GFA、オービスが売られた。
     


    東証マザーズ指数は5営業日ぶりに小反発。終値は前日比6.03ポイント高の999.80だった。前日終値とほぼ変わらない1000ポイント割れの水準から冴えないスタート。ただ、前日に節目の1000ポイントを割り込み既に大きく調整していたこともあり、押し目買いから切り返すと、一時1013.62ポイントと大台を回復した。
    主力のメルカリが上昇した。米国に新工場を建設すると発表した日本電解も高い。一方、直近にIPOしたフレクトには換金売りが出た。
    売買代金は概算で1828.72億円。騰落数は、値上がり229銘柄、値下がり148銘柄、変わらず22銘柄となった。
     
    個別では、ステムリム、プレミアアンチエイジング、アシロがストップ高。サイエンスアーツ、クリングルファーマ、日本電解は一時ストップ高と値を飛ばした。ヘッドウォータース、Aiming、サーキュレーション、かっこ、きずなホールディングスが買われた。
     
     一方、Macbee Planetがストップ安。ジーエヌアイグループ、イオレ、アスカネット、農業総合研究所、ネットイヤーグループなど47銘柄は年初来安値を更新。リアルワールド、INCLUSIVE、Kudan、セルソース、フレクトが売られた。

    [概況]

     
    15日、東京外国為替市場の米ドル円は113円台後半で小動きとなっている。米国時間帯に発表された11月生産者物価指数(予想:前年比9.2% 結果:前年比9.6%)が市場の予想を上回ったことや、米下院において債務上限問題を巡り、上限を2兆5000億ドル引き上げ31兆4000億ドルとする法案が賛成多数で可決したことなどが好感され、米ドル円は113円台後半付近までじり高の展開となった。
    ただ、東京時間では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑などから、米ドル円の値動きは限定的で同水準付近での小幅な値動きとなった。

    テクニカル的には米ドル円は20日移動平均線(113.818円)付近では上値が重いことから、引き続き同線付近がレジスタンスとして意識される可能性も考えられそうか。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     
    15日午前の日経平均株価は小幅に続落し、前日比23円24銭(0.08%)安の2万8409円40銭で前場を終えた。
     
    前場は売り買い交錯、強弱観が対立するなか日経平均は前日終値近辺で方向感なくもみ合った。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調な値動きを示したことで、東京市場でも物色意欲は低調だった。日本時間あす未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を前に買いが手控えられている。日経平均は朝方高い場面もあったが、様子見ムードのなかその後は値を消し、前引けは若干マイナス圏で着地している。なお、値上がり銘柄数は値下がりを大きく上回っている。
     
    14日発表の11月の米卸売物価指数(PPI)の上昇率は市場予想を上回った。利上げ前倒し観測が強まったことで同日の米長期金利が上昇し、米株式市場でのハイテク株の売りを促した。15日の東京株式市場でもその流れを引き継ぎ、東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連銘柄の売りが出た。
     
    日本時間11時には中国で主要な経済指標が公表された。11月の小売売上高は前年同月比3.9%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(4.5%増)を下回り、増加率は10月(4.9%増)から鈍化した。中国での消費意欲が後退し、景気回復が鈍化するとの見方は日経平均の重荷として意識された。
     
    午前の取引ではトヨタ自動車(7203)や、デンソー(6902)などトヨタ関連銘柄の上げが目立った。トヨタが14日に電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表したことが買い材料視された。日本株全体の割安感が根強いことも押し目買いを誘った。市場では「日経平均が2万8500円を割り込むと幅広い銘柄に買いが入りやすい」との声も聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1917億円、売買高は5億291万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は780と、全体の約4割弱だった。値上がりは1257、変わらずは143だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は海運業、ゴム製品、精密機器などが下落。上昇は輸送用機器、証券・商品先物取引業、鉄鋼など。
     
    個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテックだが株価は軟調、東京エレクトロンも売りに押された。日本郵船、川崎汽船など海運株の売りも目立った。ファストリ、ダイキン、日立製作所も冴えない。エニグモが急落、スルガ銀行も大きく値を下げた。
     
    半面、ソフトバンクグループがしっかり、三井ハイテック、リクルートホールディングス、ソニーG、キッコマンも高い。東京機械製作所が値上がり率トップに買われ、新生銀行も大幅高。新電元工業、日本金属も大きく上昇した。
     
     
    15日に東証1部に上場したネットプロ(7383)は公開価格(1450円)を72円(4.97%)下回る1378円で初値を付けた。一時1442円まで上げたものの、その後は売りが優勢となり午前終値は1158円だった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比15.70ポイント高の7465.71ポイントと反発した。
    出来高1億8072万株。値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は194となった。
     
    個別ではDNAチップ研究所が一時ストップ高と値を飛ばした。リミックスポイント、中西製作所、カンダホールディングスは年初来高値を更新。光陽社、ユニバンス、コメ兵ホールディングス、黒田精工、セキドが買われた。
     
    一方、大盛工業、クシム、Abalance、田岡化学工業、児玉化学工業など15銘柄が年初来安値を更新。川上塗料、玉井商船、ナガホリ、大丸エナウィン、日本パワーファスニングが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比2円50銭安い3879円21銭となった。東証1部の主力銘柄がさえず、新興企業株にも売りが広がった。月内の新規株式公開(IPO)ラッシュを控え、換金売りも出やすかった。
    朝方は小幅に上昇する場面もあった。前日まで下げていたため、自律反発を見込んだ買いが入った。トヨタが14日に電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表したことでEV関連の一角に買いが入り、相場を支えた。
    フェローテクやフルヤ金属が下げた。一方、田中化研や高度紙は高い。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で272億円、売買高は3015万株。値上がり銘柄数は253、値下がり銘柄数は302となった。
     
    個別ではANAPがストップ安。アミタホールディングスは一時ストップ安と急落した。ウェッジホールディングス、出前館、JTP、ミューチュアル、レッド・プラネット・ジャパンなど33銘柄は年初来安値を更新。シーズメン、アイフリークモバイル、大村紙業、日本テレホン、GFAが売られた。
     
    一方、イー・ロジットが一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、イオン九州、クリエアナブキ、市進ホールディングス、ユニバーサル園芸社など6銘柄は年初来高値を更新。プラコー、田中化学研究所、セキュアヴェイル、山王、小田原エンジニアリングが買われた。
     


     
    東証マザーズ指数も続落。前引けは前日比1.99ポイント(0.20%)安い991.78だった。
    午前の中ごろは上昇する場面が目立った。イベント直前に積極的な売買が手控えられるなか、アジア市況などにも大きな動きはなく、一段と方向感は乏しくなろう。
    NECHANGEやフレクトは売られた。半面、日本電解やメルカリは買われた。
    値上がり銘柄数は192、値下がり銘柄数は179となった。
     
    個別ではジ、ーエヌアイグループ、イオレ、農業総合研究所、ネットイヤーグループ、コラボスなど41銘柄が年初来安値を更新。リアルワールド、INCLUSIVE、セルソース、フレクト、Kudanが売られた。
     
    一方、アシロがストップ高。日本電解は一時ストップ高と値を飛ばした。Aiming、Birdman、きずなホールディングス、ロジザード、イノベーションが買われた。
     



    本日のラッキーランチ

    一白水星 カレーライス
    二黒土星 スタミナ定食
    三碧木星 グラタン
    四緑木星 肉じゃが
    五黄土星 炒めもの
    六白金星 焼き肉
    七赤金星 小魚料理
    八白土星 豆腐料理
    九紫火星 ホテルのランチ 


    12/16は、下記のラッキーフードを食べ 株運つけて相場に勝つ!!

     
    一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
    雑炊 魚の照り焼き 焼き鳥 天津飯 水炊き・雑炊 ステーキ シチュー お好み焼き 精進料理



    ラッキーランチは同日内なら夕食でも大丈夫です!


    詳しくは下記サイトから


     

    【寄り付き概況】

    15日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比74円17銭安の2万8358円47銭だった。その後は下げ幅を縮める場面がある。
     
    前日の米株式市場でハイテク株中心に幅広く売りが優勢となり、主要3指数がいずれも続落となった。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染拡大に対する警戒感が強まる一方、発表された米経済指標を受けインフレ警戒感が高まったことで米長期金利が上昇、FOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見を前にポジション調整の売りに押された。これを引き継ぎ東京市場でもリスク回避の売りを誘発している。
     
    ただ、日経平均2万8000円台後半では戻り売り圧力が強く上値の重い展開が続いているが、2万8000円台前半では押し目買いが入る傾向が強く、マイナス圏で推移しても下げ幅は限定的なものにとどまる可能性があるだろう。
     
    米議会上院は14日、連邦政府債務の法定上限を2.5兆ドル(約280兆円)引き上げる法案を可決した。市場では「米国債のデフォルトが回避される見通しとなったことが支え」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    個別では、ソフトバンクグループやトヨタは上昇。デンソーとエーザイも買われている、一方、ファストリやダイキン、テルモは売られている。


     


    「続落」

    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
    「オミクロン株」の急速な感染拡大を警戒。
    11月のPPIは前月比0.8%上昇、前年同月比9.6%上昇。
    2010年11月以来の大幅な伸びとなった。
    「FOMCで資産買い入れ縮小の加速が発表されるとの見方が強まった」との解釈。
    大型ハイテク関連株が下落を主導。
    セールスフォースやマイクロソフト、アドビ、アルファベットが軟調。
    アップルは0.8%下落。
    ただ安値からは下落幅を縮小。
    一方ファイザーが0.6%高。
    ビヨンド・ミートが9.3%高。
    10年国債利回りは1.441%。
    2年国債利回りは0.656%。
    ドル円は113円台後半。
    WTI原油1月物は前週末比0.56ドル(0.79%)安の 1バレル=70.73ドル。
    ビットコインは前日に付けた今月4日以来の安値からは戻した。
    ただ11月の過去最高値からは約30%低い水準。
    SKEW指数は146.07→137.76。
    恐怖と欲望指数は30→26。

    火曜のNYダウは106ドル(0.30%)安の35544ドルと続落。
    高値は35779ドル、安値は35441ドル。
    NASDAQは175ポイント(1.14%)安の15237ポイントと続落。
    高値は15317ポイント、安値は15097ポイント。
    S&P500は34ポイント(0.75%)安の4634ポイントと続落。
    高値は4660ポイント、安値は4606ポイント。
    ダウ輸送株指数は202ポイント(1.25%)安の16008ポイントと続落。
    SOX指数は0.52%安の3794ポイントと続落。
    VIX指数は21.77と上昇。
    合算売買高は108億株(前日104億株、直近20日平均は114億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比70円安の28270円。
    ドル建ては大証日中比15円高の28355円。
    ドル円は113.74円。
    10年国債利回りは1.441%。
    2年国債利回りは0.656%。

    「マザーズ信用評価損益率で買い方▲30.134%」

    火曜の日経平均は寄り付き86円安。
    終値は202円安の28432円と続落。
    メジャーSQ値28523円に対しては1勝2敗。
    日足は4日連続で陰線。
    TOPIXは0.22%安と続落。
    東証マザーズ指数は2.92%安と4日続落。
    日経ジャスダック平均は0.73%安と反落。
    東証1部の売買代金は2兆3251億円(前日2兆2226億円)。
    値上がり766銘柄(前日918銘柄)。
    値下がり1317銘柄(前日1144銘柄)。
    新高値16銘柄(前日30銘柄)。
    新安値86銘柄(前日48銘柄)。
    騰落レシオは75.09(前日75.32)。
    NTレシオは14.40倍(前日14.43倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    下向きの25日線(28901円)からは▲1.62%(前日▲1.05%)。
    13日連続で下回った。
    横這いの75日線は29067円。
    13日連続で下回った。
    右肩下がりの200日線(28869円)からは▲1.51%(前日▲0.82%)。
    13日連続で下回った。
    右肩上りの5日線(28619円)から▲0.65%。
    2日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.880%(前日▲15.399%)。
    買い方▲10.691% (前日▲9.992%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲2.420%(前日▲4.480%)。
    買い方▲30.134% (前日▲28.732%)。
    空売り比率は43.4%(2日ぶりで40%超:前日39.7%)。
    空売り規制なしの比率は9.1%(前日8.4%)。
    12月3日時点の信用売り残は840億円増の7795億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は608億円増の3兆5879億円。
    2週ぶりに増加。
    信用倍率は4.60倍(前週5.25倍)。
    2週ぶりに4倍台。
    日経VIは20.58(前日19.78)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.64倍(前日13.66倍)。
    13日連続で13倍台。
    前期基準では18.44倍。
    EPSは2084円(前日2096円)。
    225のPBRは1.24倍。
    BPSは22929円(前日22912円)
    日経平均の益回りは7.33%。
    10年国債利回りは0.045%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.23倍。
    前期基準では20.91倍。
    PBRは1.28倍。
    東証1部単純平均株価は13円安の2382円。
    東証1部売買単価は2358円(前日2326円)。
    東証1部時価総額は725兆円(前日731兆円)。
    79日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は250.35(前日252.84)。
    火曜のシカゴ225先物は大証日中比70円安の28270円。
    高値28620円、安値281280円。
    大証先物夜間取引終値は日中比70円安の28270円。
    気学では「前日の仕成に反して動く日」。
    木曜は「不時の高下を見せる日」。
    金曜は「突っ込み買いの日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28214円。
    マイナス2σが27528円。
    一目均衡の雲の上限が29044円。
    下限が28882円。
    13日連続で雲の下。
    21日に白くねじれる。
    勝手雲の上限は28777円。
    下限が28428円。
    13日連続で勝手雲の下。
    RSIが39.92(前日37.62)。
    RCIが67.31(前日33.30)。
    アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。

    《今日のポイント12月15日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
       10年国債利回りは1.441%。
       2年国債利回りは0.656%。
       ドル円は113円台後半。
       SKEW指数は146.07→137.76。
       恐怖と欲望指数は30→26。

    (2)ダウ輸送株指数は202ポイント(1.25%)安の16008ポイントと続落。
       SOX指数は0.52%安の3794ポイントと続落。
       VIX指数は21.77と上昇。
       合算売買高は108億株(前日104億株、直近20日平均は114億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比70円安の28270円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆3251億円(前日2兆2226億円)。
       新高値16銘柄(前日30銘柄)。
       新安値86銘柄(前日48銘柄)。
       騰落レシオは75.09(前日75.32)。
       NTレシオは14.40倍(前日14.43倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)下向きの25日線(28901円)からは▲1.62%(前日▲1.05%)。
       13日連続で下回った。
       横這いの75日線は29067円。
       13日連続で下回った。
       右肩下がりの200日線(28869円)からは▲1.51%(前日▲0.82%)。
       13日連続で下回った。
       右肩上りの5日線(28619円)から▲0.65%。
       2日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.880%(前日▲15.399%)。
       買い方▲10.691% (前日▲9.992%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲2.420%(前日▲4.480%)。
       買い方▲30.134% (前日▲28.732%)。

    (6)空売り比率は43.4%(2日ぶりで40%超:前日39.7%)。
       空売り規制なしの比率は9.1%(前日8.4%)。
       12月3日時点の信用売り残は840億円増の7795億円。
       2週ぶりに増加。
       同信用買い残は608億円増の3兆5879億円。
       2週ぶりに増加。
       信用倍率は4.60倍(前週5.25倍)。
       2週ぶりに4倍台。
       日経VIは20.58(前日19.78)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.64倍(前日13.66倍)。
         EPSは2084円(前日2096円)。
        BPSは22929円(前日22912円)
       日経平均の益回りは7.33%。
       10年国債利回りは0.045%。

    (8)東証1部時価総額は725兆円(前日731兆円)。
         79日連続で700兆円台。
         ドル建て日経平均は250.35(前日252.84)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28214円。
       マイナス2σが27528円。
       一目均衡の雲の上限が29044円。
       下限が28882円。
       13日連続で雲の下。
       21日に白くねじれる。
       勝手雲の上限は28777円。
       下限が28428円。
       13日連続で勝手雲の下。
       RSIが39.92(前日37.62)。
       RCIが67.31(前日33.30)。
       アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。

    今年の曜日別勝敗(12月14日まで)

    月曜26勝21敗
    火曜25勝22敗
    水曜19勝30敗
    木曜25勝20敗
    金曜25勝23敗

    中国不動産開発の世茂集団の株価が昨日20%急落。
    中国の不動産セクターに関する懸念が再燃。
    同社の社債価格も急落した。
    子会社の上海世茂も32%下落。
    ただ引け後に同社は「事業は正常に運営されている」とコメントした。
    売りの発端は上海で同社のマンションを購入した人が所有権の移転ができなかったという週末の報道。
    ただ事の真偽は不明。
    バブル崩壊の90年代の東京市場の金融・不動産・建設のセクターのデジャブみたいなものなのだろう。

    それよりも・・・。
    政府が悪いのか市場が悪いのかが不明な世界もある。
    というよりもこの国は社会主義ですかと錯覚してしまいそうな事象ばかり。
    10万円の給付にしても、中央政府の意図を地方政治が引き継いで実行する姿は不思議な光景だ。
    そして金融課税強化の方向もとても自由主義国家や資本主義国家とは思えない。
    昨日は「自社株買いの指針について」の可能性に首相が言及。
    一律の規制には反対姿勢だが「個別判断のガイドライン」について慎重ながらも反対ではない。
    民間資本で運営されている企業の経営判断に国家が規制をかけるということだろう。
    「稼いだ利益がさらなる投資や従業員の給与に回りにくくなる」。
    それは政府が規制することではなく、民間企業の経営判断でなければ本来いけないマター。
    見かけは自由な資本主義、実体は全体社会主義という間抜けな構図を世界の投資家は見抜いているのかも知れない。
    というよりも貧弱な材料を誇大に評価する一部の市場関係者。
    悪材料針小棒大演出は見事だが、必ずしも踊る必要はないだろう。
    東京の買い方が今頼りにしているのは業績一本。
    その業績の将来に陰りがある訳ではないのだから・・・。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    住江織物(3501)・・・動兆

    創業138年。
    国会の赤じゅうたんを納入する名門繊維企業。
    自動車カーペットや内装品が主力。
    鉄道やバス向けも。
    インテリアは再生材使用カーペット等が下期から上向く。
    自動車は半導体不足による生産の混乱で国内中心に需要減が想定超。
    自動車向けでシート地等再生原料使用品の提案加速。
    空間デザイン子会社はオフィスにも領域拡大。 
    当面の下落基調の先に未来があると見る。


    (兜町カタリスト櫻井)



    15日の日経平均株価は続落後、軟調な展開となりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8200円−2万8500円を想定。
    NYダウ平均は106ドル安の35544ドルで取引を終えた。ダウ平均が13、14日と連日で下落していること、ナスダックが1.1%安と3指数の中では下げが大きくなっていることなどから、特に買いの方が手控えられやすい。
    きのう14日の弱い動きや、現地14日の米国株が続落したこともあり、売り優勢のスタートが見込まれる。売り一巡後は、現地15日に終了するFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を確認したいとして、模様眺めムードが広がりそうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(14日は113円71−73銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円前後(同128円15−19銭)とやや円高方向にある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比70円安の2万8270円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ユアテック <1934>
    今期配当を4円増額修正。
     
    ■山王 <3441>
    8-10月期(1Q)経常は12倍増益・上期計画を超過。
     
    ■ジェイ・エス・ビー <3480>
    今期経常は10%増で9期連続最高益、1円増配へ。また、中期経営計画を上方修正。最終年度23年10月期の営業利益目標を60.7億円→67.4億円に引き上げる。
     
    ■アクロディア <3823>
    16日にサービス開始するNFTマーケットプレイスシステム「Why How NFT」で暗号資産交換業者のBitgate、ブロックチェーン開発事業の世界と業務提携。
     
    ■Aiming <3911>
    今期配当を3.5円で6期ぶり復配へ。
     
    ■バリューゴルフ <3931>
    今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
     
    ■プレミアアンチエイジング <4934>
    8-10月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
     
    ■アシロ <7378>
    今期最終は21%増で4期連続最高益更新へ。
     
    ■土屋ホールディングス <1840>
    今期経常は7%増益へ。
     
    ■銚子丸 <3075>
    今期経常を一転38%増益に上方修正・8期ぶり最高益更新へ。
     
    ■ミサワ <3169>
    今期経常を一転14%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■のむら産業 <7131>
    今期経常は2%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ。
     
    ■MICS化学 <7899>
    上期経常は2.6倍増益で上振れ着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    15(水)
    【国内】
    《決算発表》
    パーク24、スマレジ、サンバイオ、GA TECH、オハラ、ギフト、フジコーポ、coly、アルデプロ、ダブルエー、プロレド、ナトコ、Mマート、ジェネパ
     
    【海外】
    中国11月鉱工業生産(11:00)
    中国11月小売売上高(11:00)
    パウエルFRB議長会見
    米12月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
    米11月小売売上高(22:30)
    米10月対米証券投資(12/16 6:00)
    《米決算発表》
    レナー
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
     

    [株価材料]
     
     
    ■半導体装置の世界販売、初の1000億ドル超 今年45%増
     
    ■JR6社、指定席の年末年始予約1.8倍 コロナ前比では40%減
     
    ■ファイザー製飲み薬 オミクロンにも効果  入院・死亡リスク約9割減
     
    ■ベネ・ワン<2412>
    接種業務の受託を事業化
     
    ■キリンHD<2503>
    ビール大幅増産 自粛緩和で業務用回復
     
    ■ワールド<3612>やTSI<3608>
    日本国内に生産回帰 コロナで物流混乱
     
    ■東和薬品<4553>
    原薬から連続生産 24年度めど導入 後発薬で国内初
     
    ■住友大阪セメント<5232>
    静電チャック生産2倍 半導体装置向け
     
    ■JFE<5411>
    鉄の副産物で海再生 企業と新興の協業最高へ
     
    ■リクルートHD<6098>
    インディードの国内利用、10月3850万人
     
    ■トヨタ<7203>
    EV投資4兆円 世界販売目標8割増350万台 30年までに
     
    ■第一生命<8750>
    独自に運用会社 中長期で利回り3%保狙う
     
    ■東京ガス<9531>と九州電力<9508>
    LNG火力発電2028年にも稼働 水素混焼
     
    ■関西スーパー<9919>
    最高裁が統合認める オーケーが買収断念
     

     
    14日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比106ドル77セント(0.3%)安の3万5544ドル18セントで終えた。
    新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大に対する警戒感が広がる中、続落した。
    オミクロン型に関しては、世界保健機関(WHO)がこの日、「これまでの変異株で見られなかった速さで広がっている」との見解を表明。英国では初の死者が確認され、近く「主流のウイルス」になるとみられており、世界的な市中感染の拡大が懸念されている。
     
    また、朝方発表された11月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.8%の上昇と、市場予想(0.5%)を上回った。前年同月比では9.6%の上昇で、伸び率は前月に続き、比較可能な2010年以降で最大を更新。インフレ懸念を強める内容となった。
    ハイテク株を中心に売りを促した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を15日に控え、押し目買いの動きも限られた。
     
    市場では「テーパリング(量的緩和の縮小)の加速を促す内容だ」(ウィンダム・ファイナンシャル・サービスのポール・メンデルソーン氏)との声が聞かれた。
     
    PPIを受け、米長期金利は前日終値(1.41%)を上回って推移した。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが4%安、ソフトウエアのマイクロソフトが3%安となった。2銘柄でダウ平均を140ドルほど押し下げた。
     
    ハイテク株以外では機械のハネウェル・インターナショナルや航空機のボーイングといった景気敏感株の一角も売られた。スポーツ用品のナイキや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連株も安い。ダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。
     
    FOMCではテーパリングの加速を決める公算が大きい。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で来年以降の利上げ回数の予想が引き上げられる可能性も高い。パウエルFRB議長の記者会見とともに内容を見極めたい雰囲気が強く、買いは手控えられた。
     
    その中で長期金利の上昇を受け、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われた。製薬のメルクやバイオ製薬のアムジェンといったヘルスケア株も高い。
     
    ナスダック総合株価指数も続落し、前日比175.642ポイント(1.1%)安の1万5237.640で終えた。主力株が軒並み下げた。アナリストが投資判断を引き下げたソフトのアドビは7%安と下げが目立った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の保有株の追加売却が明らかになった電気自動車のテスラは続落した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,544.18−106.77
    S&P500種
    4,634.09−34.88
    ナスダック
    15,237.640−175.642
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,772.30−16.00
    NY原油(ドル/バレル)
    70.29−1.00
    円・ドル
    113.73 - 113.76+0.02


     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    14日のシカゴ日経平均先物は続落した。3月物は前日比155円安の2万8270円で引け、14日の大取終値を70円下回った。14日発表の11月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びを示し、利上げ時期の前倒しを警戒する売りに押された。また、世界保健機関(WHO)がオミクロン変異型感染の速さを警告すると、さらに売りに拍車がかかり、終日軟調に推移した。
    市場は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表に注目している。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    28270 ( -70 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    28355 ( +15 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7218.64(−12.80)
    14日のFTSE100種総合株価指数は5日続落した。前日の終値に比べ12.80ポイント(0.18%)安の7218.64で引けた。
    米国や欧州の金融政策発表を控え、様子見ムードが強まる中、売りが優勢となった。指数構成銘柄のほぼ6割が値下がりした。
     
    個別銘柄では、レントキル・イニシャルは12%超下げた。米競合社に対する買収発表で早朝に最高値を付け、その後は利益確定の売りが進行した。通信のBTグループも安かった。14日に筆頭株主がBT株を買い増し、英当局が今後の買収に向けた動きに注視しているとの報道を受け、経営の先行き不透明感を懸念した売りが膨らんだ。
     
    一方、値ごろ感から前日に売られた銀行株や石油株は買い戻された。鉱業株も上昇した。ネット専業スーパーのオカド・グループの上げが目立った。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15453.56(−168.16)
    14日のドイツ株式指数(DAX)は5日続落した。終値は前日から大幅に下げ、168.16ポイント(1.08%)安の1万5453.56だった。米株安を反映して、引けにかけて売りが加速した。
     
    個別では、自動車のダイムラーの下げが目立った。料理宅配大手のデリバリーヒーローと食材・レシピ宅配のハローフレッシュも安かった。両銘柄は先週から売りが続いている。
     
    前日に下げが大きかった航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズは高かった。ドイツ銀行も上昇した。独長期金利の上昇で利ざや改善を期待した買いが入った。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6895.31(−47.60)
    フランスの株価指数CAC40は下げた。

12月15日 毎日コラム
【重要】株価急落時の心構え
・・・続き



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