【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


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    14日の日経平均は反落。207円85銭安の28432円64銭(出来高概算9億8000万株)で取引を終えた。英国で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者が初めて死亡したことで、「オミクロン型」を巡る懸念が再燃。米国株安を映して、ハイテク関連株中心に売り優勢の展開。また、岸田首相が午後、自社株買いでガイドライン設定の可能性に言及したことを嫌気した動きも見られ、後場取引開始直後に一時2万8309円67銭まで下げ幅を広げた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいと考える投資家も多く、売り一巡後は下げ渋る展開だった。
     
    あすもまだ不安定な地合いが続くことになるだろう。そのような中、マザーズ指数が1000ポイントを割り込み、取引時間中と終値の両方で年初来安値を更新してしまった。今月後半のIPOラッシュで新興市場の需給が悪くなりそうということは前々から意識はされており、直近でもマザーズ指数が象徴的に売られる場面があった。先週は1000ポイント割れを回避して切り返したが、売り出尽くしとはならなかったようだ。
     
    問題なのは、IPO以外の新興銘柄がどう扱われるか。足元では分かりやすく直近IPO銘柄が崩れているが、マザーズの売買代金上位の常連組もチャートが大きく悪化しているものが多い。
    新興銘柄は大きく下げたからといってPERやPBRで妙味が出てくる銘柄が一気に増えるわけではないためやっかいだ。マザーズ指数の3桁が常態化するようだと、新興銘柄は月末にかけてもう一段厳しい場面を見にいくことになるかもしれない。またその際には、大型株にも悪影響が波及する可能性があるだろう。
     
     
    明日15日の日経平均株価は見送りムードか。
    現地14−15日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、結果を見極めたいとの空気が強まろう。ポジション調整売りが続く可能性もあり、上値は抑制されよう。一方、新型コロナウイルス変異型「オミクロン型」への警戒感もくすぶる。
    イギリスで初めてオミクロン株による死者が確認され、13日の欧米株安や14日の日本株安につながった。WHO(世界保健機関)は同株についてデルタ株よりも重症化につながる可能性が低いというデータがあるものの、なお限定的で、一段のデータを見極める必要があるとしており、引き続き関連ニュースに揺れる可能性も残る。
     
    また、日本時間午前11時には中国11月小売売上高、中国11月工業生産などの重要経済指標の発表も予定されており、中国経済の動向を見据える上で注視しておきたいところだ。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
     
    29044.70  均衡表雲上限(日足)
    28958.00  13週移動平均線
    28901.19  25日移動平均線
    28882.58  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28869.74  200日移動平均線
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28774.77  均衡表基準線(日足)
    28674.62  26週移動平均線
    28612.39  均衡表雲上限(週足)
    28592.10  6日移動平均線
     
    28432.64  ★日経平均株価14日終値
     
    28308.05  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28248.45  均衡表転換線(日足)
    28214.64  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27753.37   新値三本足陰転値
    27746.59  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27658.10  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27528.10  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27008.15  ボリンジャー:-3σ(13週)
    26841.56  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26818.55  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    ローソク足が4本連続陰線を引き、終値は下向きに転じた5日移動平均線を下回り、短期的な下落圧力の強まりを窺わせた。ストキャスティクスは%Kが20.54%、%Dが56.01%にそれぞれ低下したが、水準自体は底値圏示唆まで下げていないため、株価は下値余地を残している模様だ。株価上方では、ともに下向きの25日線が200日線まで31.45円に迫ってデッドクロス形成を窺っており、中長期ベースの形状悪化が懸念される。
     

    【大引け概況】
    14日の日経平均株価は反落し、前日比207円85銭(0.73%)安の2万8432円64銭で終えた。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:41 容量:22.64M


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    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への警戒が再び意識され、欧米の株式相場が下落した流れから東京株式市場も売りが先行した。下げ幅は300円を超える場面があった。半面、米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の上昇をにらんだ押し目買いが入って午前には小幅な上昇に転じる場面もあった。
     
    英国でオミクロン型の感染者が初めて死亡したことを受け、感染拡大への警戒感が強まった。東京株式市場でも空運や鉄道などリオープン銘柄への売りが目立った。業種別は保険セクターが買いを集め全体指数を下支えしたが、半導体製造装置の主力株が下落したことで地合いが悪化した。
     
    また、岸田文雄首相は14日の衆院予算委員会で、企業の自社株買いに関連してガイドラインを作る可能性に言及したと伝わり、短期筋の仕掛け売りが出たとの見方も出ていた。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。14日からFOMCが開催される。米国時間15日午後に公表される決定内容やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見での発言によっては通過後の相場が大きく動く可能性もあり、様子見ムードも強かった。
     
    市場では「日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ方針を修正した今、日本株買いの最大の主体は事業会社の自社株買いで、需給が悪化する懸念がある」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)は反落し、4.32ポイント安の1973.81で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3251億円。売買高は9億8594万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1317と、全体の約6割を占めた。値上がりは766、変わらずは100銘柄だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)では、空運業、サービス業、陸運業の下落が目立った。上昇は保険業、医薬品、電気・ガス業など。
     
     
    個別では、売買代金で断トツとなったレーザーテックが1000円を超える下落となったほか、エムスリー、東京エレクトロンも値を下げた。リクルートホールディングス、日立製作所が軟調、ファーストリテイリングも下落した。日本航空、ANAホールディングスなど空運株の下げも目立つ。広済堂ホールディングスが急落、メドピア、gumiなども大きく水準を切り下げた。
     
    半面、トヨタ自動車が堅調だったほか、三井ハイテックも上値追い継続。村田製作所が上昇したほか、東京海上ホールディングスも買いを集めた。エイチ・アイ・エスも高い。Hameeが急騰、シンシア、トビラシステムズ、井筒屋なども値を飛ばした。日本ハウスホールディングス、モロゾフなども買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比48.16ポイント安の7450.01ポイントと反落した。
    出来高2億9965万株。値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は284となった。
     
    個別では、三井金属エンジニアリング、コーアツ工業、パシフィックネット、アゼアス、フライトホールディングスなど31銘柄が年初来安値を更新。アートスパークホールディングス、理研コランダム、川上塗料、Abalance、ウェルス・マネジメントが売られた。
     
    一方、東京ソワールがストップ高。さくらケーシーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本伸銅、中西製作所、日本パワーファスニングなど4銘柄は年初来高値を更新。フレンドリー、エヌリンクス、栗林商船、光陽社、パーカーコーポレーションが買われた。

     


     
    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比28円52銭(0.73%)安い3881円71銭だった。海外でオミクロン株への警戒が再度強まっていることから投資家心理が悪化している。新興企業市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで買いが手控えられる中、手じまい売りなどに押されて軟調な展開となった。ワークマンとフェローテクが下落した。一方でアンビスHDとフクダ電は上昇した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で568億円、売買高は6693万株だった。値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は405となった。
     
    個別では、ランドネットがストップ安。ルーデン・ホールディングス、ETSホールディングス、テノックス、出前館、JTPなど59銘柄は年初来安値を更新。アミタホールディングス、ユークス、オーエムツーネットワーク、第一商品、システム ディが売られた。
     
    一方、シンクレイヤ、クリエアナブキがストップ高。セキュアヴェイル、不二精機、大日光・エンジニアリングは一時ストップ高と値を飛ばした。ANAP、ユニバーサル園芸社など3銘柄は年初来高値を更新。アピリッツ、山大、トレードワークス、アルマード、fonfunが買われた。
     


    東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前日比29.89ポイント(2.92%)安い993.77と、2020年7月31日以来の安値だった。マザーズ指数は約4カ月ぶりに1000を下回った。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への懸念から前日の米株式相場が下落した流れを受け、幅広い銘柄に売りが出た。
    マザーズ銘柄は全体に信用取引の評価損率が高く、投資家心理が悪化する中、手じまい売りに押される銘柄が少なくなかった。
     
    新規株式公開(IPO)ラッシュを控えた換金売りも重荷だった。年末を前に、個人投資家が損出しを目的とした売りを出しているとの見方もあった。メルカリやビジョナルなど時価総額の大きい銘柄の売りが目立った。半面、ステムリムは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。ヘリオスやJIGSAWも買われた。
    新興市場では「米金融引き締めへの不安に加え、需給も株価の重しになっている」という。
    値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は326となった。
     
    個別ではENECHANGE、セルソース、イトクロがストップ安。ジーエヌアイグループ、イオレ、トランスジェニック、メディネット、アスカネットなど83銘柄は年初来安値を更新。サイエンスアーツ、フロンティアインターナショナル、アドベンチャー、スローガン、GRCSが売られた。
     
     一方、ステムリム、イーエムネットジャパン、Birdmanがストップ高。INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。フレクトなど2銘柄は年初来高値を更新。サマンサタバサジャパンリミテッド、SKIYAKI、エクストリーム、インフォネット、I−neが買われた。
     

     

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    [概況]
     
    14日、東京外国為替市場の米ドル円は113円台半ば付近で小動きとなっている。米ドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控え、様子見ムードといったところか。現在、米ドル円は113.610円付近で推移。
    この後は11月米生産者物価指数(予想:前年比9.2% 前回:8.6%)など米経済指標の発表が控えているが、FOMCの結果を見極めたいとの思惑から動意に乏しい展開となる可能性も考えられそうだ。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]


    14日午前の日経平均株価は反落した。午前終値は前日比136円34銭安の2万8504円15銭だった。
    前日の欧州株が総じて軟調だったことや米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って下落したことを受け、リスク回避の売りが優勢となった。新型コロナウイルスの変異型である「オミクロン型」の感染拡大が止まらず、改めて経済活動への影響を懸念する動きが優勢となった。英国でオミクロン型の感染者が初めて死亡したことを受け、改めて感染拡大への警戒感が広がった。
     
    市場では「国内では新型コロナの感染者数が極めて少ない状況が続くなか、オミクロン型の日本株への影響度合いを測りかねる国内投資家も多く、様子見姿勢を強めた側面もありそうだ」との指摘があった。
     
    半導体関連をはじめ値がさの主力輸出株に売りがかさみ、日経平均の指数を下押しした。
    途中下げ渋る場面もあった、主力銘柄に押し目買いが入って、上昇に転じる場面があった。
    14日から開かれるFOMCの決定内容やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見での発言次第では、株式相場が上昇するのではないかとの見方もあり、下値では押し目買いが入った。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに上昇した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆654億円、売買高は4億4488万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1334と、全体の約6割を占めた。値上がりは735、変わらずは111銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は空運業、陸運業、鉱業などが下落。上昇は保険業、医薬品、輸送用機器など。
     
    個別では、売買代金トップのレーザーテックが1000円を超える下落となったほか、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連が安い。日立製作所が軟調、ファーストリテイリング、ファナックも下落した。ANAHD、メドピア、gumiなどが大幅安だった。。
     
    半面、三井ハイテックが買い優勢、トヨタ自動車もしっかり。村田製作所が上昇したほか、東京海上ホールディングスも値を上げた。Hameeが急騰、シンシアも値を飛ばした。井筒屋、日本ハウスホールディングスが買われた。第一三共、塩野義も高かった。
     
    東証2部株価指数は前日比55.94ポイント安の7442.23ポイントと反落した。
    出来高は2億0605万株。値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は291となった。
     
    個別では、三井金属エンジニアリング、コーアツ工業、アゼアス、リスクモンスター、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートなど17銘柄が年初来安値を更新。アートスパークホールディングス、リミックスポイント、理研コランダム、バイク王&カンパニー、ウェルス・マネジメントが売られた。
     
    一方、さくらケーシーエス、東京ソワールが一時ストップ高と値を飛ばした。日本伸銅、中西製作所、日本パワーファスニングなど4銘柄は年初来高値を更新。光陽社、フレンドリー、栗林商船、天昇電気工業、宇野澤組鐵工所が買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比30円35銭安い3879円88銭だった。英国で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」による初の死者が確認され、感染抑制のための規制強化を懸念する売りが出た。翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の縮小ペースが加速する可能性も警戒され、終日軟調に推移した。本日の日経ジャスダック市場はこうした流れを引き継いでいる。FOMCを前に積極的な買いが手控えられる一方、持ち高調整の売りが出て軟調な展開となった。
    ハーモニックやワークマンが下落した。半面、アンビスHDやANAPが上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で328億円、売買高は3959万株。値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は396となった。
     
    個別では、ランドネットがストップ安。テノックス、出前館、イーサポートリンク、ミューチュアル、セリアなど43銘柄は年初来安値を更新。アミタホールディングス、オーエムツーネットワーク、第一商品、シーズメン、システム ディが売られた。
     
    一方、セキュアヴェイル、不二精機が一時ストップ高と値を飛ばした。ANAP、ユニバーサル園芸社は年初来高値を更新。シンクレイヤ、アルマード、トレードワークス、バッファロー、豊トラスティ証券が買われた。


    東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比24.22ポイント安い999.44だった。6日に付けた年初来安値(1008.97)を下回り、取引時間中として8月18日以来約4カ月ぶりに節目の1000も下回った。前日の米株式相場が下落した流れを受け、朝方から幅広い銘柄に売りが出た。
     
    新規株式公開(IPO)ラッシュを控えた換金売りが出た。市場では、年末を前に個人投資家を中心に損出しを目的とした売りが出ているとの声も聞かれた。メルカリやセルソース、プレイドが下落した。一方で、フリーやメタリアルは上昇した。
    値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は315となった。
     
    個別では、セルソースが一時ストップ安と急落した。ジーエヌアイグループ、イオレ、アスカネット、ジェイフロンティア、ファンデリーなど66銘柄は年初来安値を更新。フロンティアインターナショナル、サイエンスアーツ、ENECHANGE、プレイド、カラダノートが売られた。
     
     一方、フレクトが一時ストップ高と値を飛ばした。エクストリーム、メタリアル、I−ne、SKIYAKI、フィットが買われた。

    【寄り付き概況】

     
    14日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比85円63銭安の2万8554円86銭。
    前日の米国株市場ではNYダウが300ドルを超える下げとなったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も200ポイントを超える下げとなるなど主要株指数が揃って下値を探る展開となった。
    新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が止まらず、経済活動への影響を懸念する動きが再燃している。東京市場では日経平均株価の上値が重く2万9000円台を回復できない展開が続いているが、きょうも米国株の軟調を受け警戒ムードが漂うなか、戻り売りに押され2万8000円台半ばで強弱観を対立させそうだ。日本時間16日未明に判明するFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を確認したいとの思惑も買い手控え要因となりやすいだろう。
     
    業種別では、第一生命HD、東京海上などの保険株や、武田薬、中外薬などの医薬品株が上昇。中部電力、東ガスなどの電気ガス株や、トヨタ、ホンダなど自動車株も高い。アサヒ、JTなどの食料品株やオリンパス、HOYAなどの精密機器株やNTT、KDDIなどの情報通信株も上げている。
     


    「反落」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    「オミクロン型」の感染拡大への警戒感から景気敏感株を中心に売り優勢の展開。
    FOMCの結果発表を前に過去最高値圏で推移するNY株。
    「利益確定売りも出やすかった」との解釈だ。
    週末は「クアドルプル・ウィッチング」。
    「オプションのコールの建玉が多い一部ハイテク株は持ち高整理の動きが下落につながっている可能性がある」。
    そんな声も聞こえる。
    ファイザーが4.6%高。
    アップルは、JPモルガンが目標株価を引き上げたものの、2.1%安。
    10年国債利回りは1.41%。
    2年国債利回りは0.632%。
    ドル円は113円台半ば。
    WTI原油1月物は前週末比0.38ドル(0.53%)安の1バレル=71.29ドル。
    ビットコインは一時4万5750ドルと2週間ぶりの安値を更新。
    その後は7.2%安の4万6500ドル。
    イーサは9.8%安の3747ドル。   
    SKEW指数は149.66→147.34→146.07。
    恐怖と欲望指数は未着。

    週明けのNYダウは320ドル(0.89%)安の35650ドルと反落。
    高値は35958ドル、安値は35609ドル。
    NASDAQは217ポイント(1.39%)安の15413ポイントと反落。
    高値は15637ポイント、安値は15408ポイント。
    S&P500は43ポイント(0.91%)安の468ポイントと反落。
    高値は4710ポイント、安値は4667ポイント。
    ダウ輸送株指数は193ポイント(1.18%)安の16210ポイントと3日ぶりに反落。
    SOX指数は2.56%安の3814ポイントと反落。
    VIX指数は20.48と上昇。
    合算売買高は104億株(前日96億株、直近20日平均は114億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比225円安の28425円。
    ドル建ては大証日中比140円安の28510円。
    ドル円は113.58円。
    10年国債利回りは1.41%。
    2年国債利回りは0.632%。

    「空売り比率は26日ぶりに40%割れ」

    週明けの日経平均は寄り付き268円高。
    終値は202円高の28640円と3日ぶりに反発。
    メジャーSQ値28523円に対しては1勝1敗。
    日足は3日連続で陰線。
    TOPIXは0.13%高と3日ぶりに反発。
    東証マザーズ指数は0.67%安と3日続落。
    日経ジャスダック平均は0.09高3日ぶりに反発。
    東証1部の売買代金は2兆2226億円(前日2兆6680億円)。
    前日比17%減。
    値上がり918銘柄(前日481銘柄)。
    値下がり1144銘柄(前日1607銘柄)。
    新高値30銘柄(前日30銘柄)。
    新安値48銘柄(前日28銘柄)。
    騰落レシオは75.32(前日72.97)。
    NTレシオは14.48倍(前日14.40倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    下向きの25日線(28944円)からは▲1.05%(前日▲1.88%)。
    12日連続で下回った。
    横這いの75日線は29057円。
    12日連続で下回った。
    右肩下がりの200日線(28877円)からは▲0.82%(前日▲1.55%)。
    12日連続で下回った。
    右肩上りの5日線(28623円)から△0.06%。
    2日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.399%(前日▲15.362%)。
    買い方▲9.992% (前日▲10.053%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲4.480%(前日▲2.779%)。
    買い方▲28.732% (前日▲27.792%)。
    空売り比率は39.7%(26日ぶりで40%割れ:前日40.1%)。
    空売り規制なしの比率は8.4%(前日7.3%)。
    日経VIは19.78(前日20.76)。
    11月25日以来の水準に戻った。、
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.66倍(前日13.66倍)。
    12日連続で13倍台。
    前期基準では18.47倍。
    EPSは2096円(前日2083円)。
    225のPBRは1.25倍。
    BPSは22912円(前日22933円)
    日経平均の益回りは7.32%。
    10年国債利回りは0.045%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.27倍。
    前期基準では20.97倍。
    PBRは1.28倍。
    東証1部単純平均株価は4円高の2396円。
    東証1部売買単価は2326円(前日2394円)。
    東証1部時価総額は731兆円(前日730兆円)。
    78日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は252.34(前日252.82)。
    週明けのシカゴ225先物は大証日中比225円安の28425円。
    高値28730円、安値28380円。
    大証先物夜間取引終値は日中比220円安の28430円。
    気学では「良く動く日。相場の足取りについて駆け引きせよ」。
    水曜は「前日の仕成理に反して動く日」。
    木曜は「不時の高下を見せる日」。
    金曜は「突っ込み買いの日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28254円。
    マイナス2σが27565円。
    一目均衡の雲の上限が28994円。
    下限が28881円。
    12日連続で雲の下。
    21日に白ねじれる。
    勝手雲の上限は28777円。
    下限が28468円。
    12日連続で勝手雲の下。
    RSIが37.62(前日35.15)。
    RCIが533.30(前日39.84)。

    《今日のポイント12月14日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       10年国債利回りは1.41%。
       2年国債利回りは0.632%。
       ドル円は113円台半ば。
       SKEW指数は149.66→147.34→146.07。
       恐怖と欲望指数は未着。

    (2)ダウ輸送株指数は193ポイント(1.18%)安の16210ポイントと3日ぶりに反落。
       SOX指数は2.56%安の3814ポイントと反落。
       VIX指数は20.48と上昇。
       合算売買高は104億株(前日96億株、直近20日平均は114億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比225円安の28425円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆2226億円(前日2兆6680億円)。
       新高値30銘柄(前日30銘柄)。
       新安値48銘柄(前日28銘柄)。
       騰落レシオは75.32(前日72.97)。
       NTレシオは14.48倍(前日14.40倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)下向きの25日線(28944円)からは▲1.05%(前日▲1.88%)。
       12日連続で下回った。
       横這いの75日線は29057円。
       12日連続で下回った。
       右肩下がりの200日線(28877円)からは▲0.82%(前日▲1.55%)。
       12日連続で下回った。
       右肩上りの5日線(28623円)から△0.06%。
       2日ぶりに上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.399%(前日▲15.362%)。
       買い方▲9.992% (前日▲10.053%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲4.480%(前日▲2.779%)。
       買い方▲28.732% (前日▲27.792%)。

    (6)空売り比率は39.7%(26日ぶりで40%割れ:前日40.1%)。
       空売り規制なしの比率は8.4%(前日7.3%)。
       日経VIは19.78(前日20.76)。
       11月25日以来の水準に戻った。、

    (7)12日連続で13倍台。
       EPSは2096円(前日2083円)。
       BPSは22912円(前日22933円)
       日経平均の益回りは7.32%。
       10年国債利回りは0.045%。

    (8)東証1部時価総額は731兆円(前日730兆円)。
       ドル建て日経平均は252.34(前日252.82)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28254円。
       マイナス2σが27565円。
       一目均衡の雲の上限が28994円。
       下限が28881円。
       12日連続で雲の下。
       21日に白ねじれる。
       勝手雲の上限は28777円。
       下限が28468円。
       12日連続で勝手雲の下。
       RSIが37.62(前日35.15)。
       RCIが533.30(前日39.84)。

    今年の曜日別勝敗(12月13日まで)

    月曜27勝20敗
    火曜25勝21敗
    水曜19勝30敗
    木曜25勝20敗
    金曜25勝23敗

    米誌タイムの年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」.
    今年はテスラなどを率いる連続起業家のイーロン・マスク氏が選ばれた。
    世界の自動車業界に電動化の波を起こし、米国の宇宙開発の未来を担う存在になったマスク氏。
    「政府や産業界を自らの野心の力に従わせている」と指摘。
    時価総額は一時1兆ドル(約113兆円)を突破した。
    宇宙船やロケット開発を手掛けるスペースXは9月に4人の民間人を乗せた宇宙滞在飛行を成功。
    NASAからは月面着陸船の開発契約を単独受注した。
    タイム誌はマスク氏の性格について、発明王のトーマス・エジソンや19世紀の興行師P・T・バーナム、
    鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーらを掛け合わせたような「無鉄砲な人物だ」と評した。
    タイム誌は「2021年は元に戻れないことが分かった年だ。
    「古くさい慣習が捨てられ、前例のないことが論理的になった」と振り返った。

    FTSEのオール・ワールド指数の定期銘柄入替えの結果最終版。
    日本株は新規採用・除外ともにゼロだった。
    リバランスは17日引けで発生る。
    みずほ証券は株数・浮動株比率見直しに伴う日本株のパッシブ需要を下記の通り推計。
     
            銘柄略称        パッシブ需要(100万ドル) 売買日数
      5076  インフロニアHD           12.5             1.66
      3292  イオンリート               5.8              0.94
      7451  三菱食品                   1.8              0.81
      3279  API                     5.3              0.61
      4733  OBC                     5.6              0.57
      3088  マツキヨココカラ            13              0.48
    ※売買日数±0.3日以上


    またみずほ証券は来年年4月7日に東証が発表するTOPIX調整係数の解除銘柄を予想。
    入替えは22年2月末を基準日として選定される。
    現時点における各銘柄のパッシブ需要は下記の通りと推計。
                パッシブ需要
       銘柄略称     (100万円)  売買日数  確度
    3135 マーケットエンタ  42.1     0.37   High
    2933 紀文食品      476.5     4.96   High
    2929 ファーマフーズ   1773.8    0.70   High
    4373 シンプレクスHD   2352.7    1.00   High
    5074 テスHD       1051.7    0.69   High
    6523 PHCHD        2011.6    1.23   High
    7183 あんしん保証    71.7     2.28   High
    4432 ウイングアーク   930.2     4.92   High
    6254 野村マイクロ    1076.2    1.32   High
    4093 東邦アセチレン   164.0     3.96   High
    4483 JMDC        5920.1    1.88   High
    6787 メイコー      2597.0    2.92   High
    3923 ラクス       8739.1    3.45   High
    3994 マネーフォワード  8231.5    2.94   High
    3489 フェイスネット   92.6     12.55   High
    9048 名鉄        10934.6    7.00   High
    8285 三谷産業      288.2     9.34   Mid
    8167 リテールPT     1235.3    24.28   Mid
    7524 マルシェ      81.6     9.57   Mid
    9045 京阪HD       9089.7    5.95   Mid

    大和証券は「配当利回りに注目するニュースフローが増える傾向があるが、近年の配当利回りのファクター効果は定的ではない」。
    以下はTOPIXスモールをユニバースとした、高配当利回り株のスクリーニング結果。
    11月末時点で配当利回り上位20%、時価総額200億円以上、大和7業種でサービスの分類、増益かつ増配見通しの銘柄群。

    コード  銘柄略称
    8103    明和産
    9810    日鉄物産
    7414    小野建
    8150    三信電
    8075    神鋼商
    7433    伯 東
    4658    日本空調
    8141    新光商
    7593    VTHD
    8008    4℃HD
    7480    スズデン
    8014    蝶 理
    3156    レスターHD
    3548    バロック
    8130    サンゲツ
    8098    稲畑産
    8065    佐藤商
    8074    ユアサ商
    2715    エレマテック
    3036    アルコニックス
    7637    白 銅
    9622    スペース
    8096    兼松エレク
    7609    ダイトロン
    9699    西尾レント
    7628    オーハシテクニカ
    2734    サーラ
    9274    国際紙パ
    6183    ベル24HD
    8159    立花エレテ
    7607    進 和
    4423    アルテリア
    9882    イエローハット
    3183    ウインパートナ
    6073    アサンテ
    7570    橋本総HD


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    サーキュレーション(7379)・・・動兆

    経営やDXなどの分野で外部プロ人材の知見を企業にシェアする「プロシェアリング」を展開。
    22年7月期は柱のコンサル向けプロシェアリングが収益牽引。
    大企業、中堅、ベンチャー向けともに伸びる。
    DX分野も需要増。
    SKILLのプロの提供が中核。
    業績は好調。
    きっと日本企業を元気にしてくれる。


    (兜町カタリスト櫻井)

     



    14日の日経平均株価は反落後、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8300円−2万8600円を想定。
    NYダウ平均は320ドル安の35650ドルで取引を終えた。イギリスでオミクロン型の感染による死者が確認されたことから、警戒売りが優勢となった。
    きのう13日の日経平均株価は反発したものの、上値の重い動きとなっていたことや、現地13日の欧米株式が下落したことから、売り先行のスタートとなりそう。
    現地14日からのFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、協議内容を確認したいとして、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(13日は113円54−56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円19−23銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比225円安の2万8425円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■フィット <1436>
    今期経常を55%上方修正。
     
    ■日本ハウスホールディングス <1873>
    今期経常は72%増益、7円増配へ。
     
    ■モロゾフ <2217>
    22年1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■Hamee <3134>
    上期経常が24%増益で着地・8-10月期も51%増益。
     
    ■シャノン <3976>
    今期経常は27%増で2期連続最高益更新へ。
     
    ■ステムリム <4599>
    導出先の塩野義製薬 <4507> が再生誘導医薬開発品「レダセムチド」から創製したペプチド医薬の急性期脳梗塞を対象とした第2臨床相試験で主要評価項目を達成。
     
    ■タメニー <6181>
    婚礼衣装を手掛けるフォーシス アンド カンパニー、アイ・ケイ・ケイホールディングス <2198> 、結婚相談所やブライダル事業を展開するTMSホールディングスと資本業務提携。3社を割当先とする計319万1400株の第三者割当増資を実施する。発行価格は94円。
     
    ■サンオータス <7623>
    今期経常を一転12%増益に上方修正。
     
    ■FRONTEO <2158>
    AIレビュープラットフォーム「KIBIT Automator」が大規模な米国司法省調査案件で活用。
     
    ■マーチャント・バンカーズ <3121>
    エストニア子会社EJTCが同国で不動産事業を本格展開する。
     
    ■シーアールイー <3458>
    今期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■ネオジャパン <3921>
    今期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
     
    ■サーキュレーション <7379>
    8-10月期(1Q)経常は1.9億円で着地。上期計画の2.3億円に対する進捗率は81.6%となった。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    14(火)
    【国内】
    《決算発表》
    神戸物産、クミアイ化、Pアンチエイジ、ヤーマン、MSOL、エニグモ、MacbeeP、J.S.B.、巴工業、3Dマトリックス、銚子丸、Link−U、アールプランナ、バルニバーヒ、デリバリコン、アシロ、バリュゴルフ、LeTech、ジェイック
     
    【海外】
    FOMC(〜12/15)
    米11月生産者物価指数(22:30)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

    [株価材料]
     
      
    ■MonotaRO<3064>
    兵庫に最大級拠点 物流の在庫増で短納期化
     
    ■中外製薬<4519>
    コロナ重症者向け申請 リウマチ点滴薬 承認めざす
     
    ■サイバーエージェント<4751>
    無人店舗支援に参入 来春からレジなど提供
     
    ■富士フイルム<4901>
    ヘルスケア 30年売上高1.7兆円に、現状比2倍超
     
    ■日本製鉄<5401>
    タイ電炉2社を買収 来年、温暖化抑制へ脱・高炉依存
     
    ■ローム<6963>
    マレーシア工場に新棟 生産能力1.5倍
     
    ■日立造船<7004>やクボタ<6326>
    排せつ物から肥料用リン 供給不足に対応
     
    ■川崎重工<7012>
    30年にカーボンニュートラル実現へ
     
    ■岩谷産業<8088>
    LPガスに水素、CO2減 23年にも福島の家庭に
     
    ■読売や三井不動産<8801>
    東京ドーム大幅改装
     
    ■MS&AD<8725>
    インパクト投資200億円 脱炭素など、5年で
     
    ■大阪ガス<9532>
    インド参入 アジアの燃料転換後押し


    13日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比320ドル04セント(0.9%)安の3万5650ドル95セントで終えた。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒感から景気敏感株を中心に売りが優勢だった。15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、過去最高値圏で推移する米株には利益確定売りも出やすかった。
     
    英国のジョンソン首相は13日、オミクロン型に感染した死者が確認されたと明らかにした。同国では急速に感染が拡大しており、ロンドンでの感染の4割がオミクロン型によるものという。先週末には、再び在宅勤務を基本にするよう勧告するなど、感染防止策が強化された。
    米国でも感染者が再び増加しており、行動制限などによる景気への影響が懸念された。航空旅客数が減り、航空機の受注にも響くとの見方からボーイングが4%下落した。工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど景気敏感株が幅広く売られた。
     
    ダウ平均の構成銘柄以外では空運のアメリカン航空グループやクルーズのカーニバルなど旅行・レジャー株の下げが目立った。
     
    FOMCではテーパリング(量的緩和の縮小)の加速が決定される見通し。テーパリング終了後に予想される利上げの開始時期やペースをどうみているのか確認したい投資家が多く、積極的な買いは見送られた。
     
    一方、ディフェンシブ株には資金が流入した。アナリストが投資判断を引き上げた飲料のコカ・コーラが3%高。日用品・医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソンや製薬のメルクも上昇し、ダウ平均を下支えした。ダウ平均の構成銘柄以外では、新型コロナのワクチン需要拡大観測から製薬のファイザーが5%高で終えた。
     
    ナスダック総合株価指数は反落し、前週末比217.319ポイント(1.4%)安の1万5413.282で終えた。スマートフォンのアップルは朝方に上場来高値を更新したが、その後は売りに押された。電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが大幅安となった。
     
    17日は日本でのメジャーSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」の実施日に当たる。オプションのコール(買う権利)の建玉(未決済残高)が多い一部ハイテク株は「持ち高整理の動きが下落につながっている可能性がある」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)との見方もあった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,650.95−320.04
    S&P500種
    4,668.97−43.05
    ナスダック
    15,413.282−217.319
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,788.30+3.50
    NY原油(ドル/バレル)
    71.13−0.5413日 16:59
    円・ドル
    113.54 - 113.59±0.00
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】



    13日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前週末比135円安の2万8425円で引け、13日の大取終値を225円下回った。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒感が広がり米株とともに売られた。連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小ペースを加速する可能性も警戒され、終日軟調に推移した。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    28425 ( -225 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    28510 ( -140 )
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7231.44(−60.34)
    13日のFTSE100種総合株価指数は4日続落した。前週末の終値に比べ60.34ポイント(0.83%)安の7231.44で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
    午後に売りが優勢になった。英国で13日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」感染者の死亡が確認された。オミクロン型の感染拡大による影響が警戒され、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。
    原油安で石油株は売られ、景気動向に敏感な銀行株は全銘柄が下落した。鉱業株の一角も売りに転じた。
     
    個別では、航空大手のインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)をはじめレジャー・外食のウイットブレッドやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど旅行関連株の下げも目立った。
    一方で、金相場の上昇を受けて関連のフレスニージョは買われた。産業用ソフトウエアのアヴィバグループなどハイテク株も上げた。
     
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15621.72(−1.59)
    13日のドイツ株式指数(DAX)は小幅ながら4日続落した。終値は前週末と比べて1.59ポイント(0.01%)安の1万5621.72だった。
    米株安が波及し、引けにかけて下げた。
     
    個別では、航空機のエアバスや航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズの下げが目立った。料理宅配大手のデリバリーヒーローと食材・レシピ宅配のハローフレッシュは続落した。一方で、前週末に下落した高級車のポルシェやフォルクスワーゲン(VW)は上昇した。IT(情報技術)のSAPは、アナリストが投資判断と目標株価を引き上げたことを手掛かりに買われた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6942.91(−48.77)
     

12月14日 毎日コラム
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