【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント

12月03日 マーケットコメント

12月04日 マーケットコメント

12月05日 マーケットコメント


    週明けの日経平均株価は反落。終値は前週末比102円安の2万7927円だった。
    新型コロナ変異株拡大や欧米の株安を受けて序盤から売りが先行。一時335円安まで下げるなど再び2万7500〜600円の節目を試す展開となった。売り一巡後はマイナス圏でもみ合いながら方向感を探る状態。SBG株の下げがきつく日経平均を1社で90円以上も押し下げている。現状では上値2万8000円台、下値2万7500円近くの小さなボックス圏で様子を見ている状態だ。
     
    本日もオミクロン株に押される弱い展開。世界各国で感染が広がっており先行きが見通しにくい状況が続いている。下値2万7500円辺りの節目を何度か叩いて割れないことから、これ以上のオミクロン関連の悪材料が出なければ目先はボトム形成となるだろうが、なかなか反発できない状況からその可能性はまだ五分五分といえそうだ。今週も正念場の週となるだろう。
    ソフトバンクGやマザーズ指数など下に勢いがついているものもある。買われている方では海運株の動きが良かったが、その中で川崎汽船の上げが突出しているのは、経験則から一番値幅が出そうということで、短期トレーダーに好かれているのだろう。全体的に今は、急いで買わないとチャンスを逃すといった雰囲気がない分、超短期志向と思われるトレードが活況となっており、相場の質が低下傾向にあるだろう。
     
     
    あす7日の日経平均株価は上値の重い展開か。
    引き続き新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の動向にらみとなり、動きづらい。この変異株については感染力が強い一方で、判明分では軽症か無症状との報告がなされ、一部では警戒しすぎとの指摘もある。ただし、重症化リスクについて、専門家は拙速な判断はできないとし、「詳細が明らかになるまで様子見にならざるを得ない」との声は多い。
    また、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会、14−15日)を控え、「米国では金融引き締めの方向にあり、上は買いづらい」との読みもある
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
     
    29077.77  13週移動平均線
    28977.78  75日移動平均線
    28917.47  均衡表雲上限(日足)
    28915.07  200日移動平均線
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28774.77  均衡表転換線(週足)
    28774.77  均衡表基準線(日足)
    28751.62  新値三本足陽転値
    28675.43  26週移動平均線
    28673.33  均衡表転換線(日足)
    28567.31  均衡表雲上限(週足)
    28411.36  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28283.63  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27958.60  6日移動平均線
     
    27927.37  ★日経平均株価6日終値
     
    27736.53  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27704.69  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27489.48  ボリンジャー:-2σ(13週)
    26998.01  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26797.63  ボリンジャー:-2σ(26週)
    26695.34  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     
    終値は再び節目の2万8000円を下回ったが、2日連続で5日移動平均線を上回った。ローソク足は上ヒゲが極端に短い「陰の寄り付き坊主」に似た形状を描いて売り圧力の強さを窺わせる一方、長い下ヒゲは先週末安値を上回っており、下値での一定の買い需要も確認された形。RSI(14日ベース)は23.09%とほぼ下限に到達しており、短期的には自律反発の材料を待つ相場が予想される。
     
     
     

    【大引け概況】
    6日の日経平均株価は反落し、前週末比102円20銭(0.36%)安の2万7927円37銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:10 容量:15.88M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前週末の米株式市場でPER(株価収益率)の高い成長株の下げが大きかった流れを受け、東京株式市場でも成長株の下げが目立った。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への懸念もあって、株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万7693円91銭(同335円66銭安)まで下落した。
    一巡後は後場終盤に向けて下げ渋ったが、大引けにかけてはやや上値が重くなった。

    なかでも、ソフトバンクグループは投資戦略への不透明感も意識され、8.2%下落。日経平均を約96円押し下げた。東京市場の市場心理の悪化にもつながったとの見方があった。
     
    オミクロン型の感染者が確認された国・地域が増えている。経済活動への影響が見極めきれず、積極的に運用リスクを取りにくいムードが続いた。

    東証株価指数(TOPIX)は反落し、前週末比10.32ポイント安の1947.54で終えた。JPX日経インデックス400も反落した。

    市場からは「11月末にかけてドーンと下げた割には戻りが鈍い。『オミクロン型』は重症化しないとの見方が強まっているが、依然として不透明だ。米国では金融引き締めの方向にあり、上は買いづらい」との声が聞かれた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5071億円。売買高は10億8694万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1245と、全体の6割弱を占めた。値上がりは835、変わらずは104銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、情報・通信業、医薬品、精密機器、サービス業などが下落した。鉱業、パルプ・紙などは上昇した。
     
    個別では、売買代金トップのソフトバンクグループが大きく水準を切り下げたほかレーザーテックも下値を探る展開。第一三共や中外薬など医薬株の下げが目立った。ソニーグループも冴えない。日立製作所、SUMCOも安い。マネックスグループ、マネーフォワードなど仮想通貨関連株が急落したほか、IMAGICA GROUP、JMDCも大幅安となった。大真空が大きく売られたほか、リクルートやネクソン、オリンパスも売られた。
     
    半面、川崎汽船が商いを伴い上昇、商船三井も堅調。ファーストリテイリングが買われたほか、ミネベア、デンカ、ダイキン工業もしっかり。ファナック、日本製鉄もプラス圏で引けた。内田洋行、日本CMKが急伸、クロスキャットも値を飛ばした。井筒屋、日本瓦斯なども上値を追った。

     
    東証2部株価指数は前週末比9.12ポイント安の7366.10ポイントと反落した。
    出来高2億6088万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は210となった。
     
    個別では日本調理機、バナーズ、オーミケンシ、サイバーステップ、広栄化学など17銘柄が年初来安値を更新。松尾電機、ビーイングホールディングス、いい生活、川本産業、アートスパークホールディングスが売られた。
     
     一方、SDSホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、メタルアート、セコニック、ヨネックス、カンダホールディングスは年初来高値を更新。ナガホリ、川上塗料、カクヤスグループ、マーチャント・バンカーズ、FRACTALEが買われた。
     


    東証マザーズ指数は前週末比39.81ポイント安の1008.97ポイントと反落した。2020年8月以来およそ1年4カ月ぶりの安値を付けた。
    新興市場も東京株式市場全般に連動して反落商状となった。「近く新規上場する銘柄に投資するため換金売りに押されるマザーズ銘柄が多かった」という。
    前週末に米ナスダック総合指数が下落した影響で、成長株への投資を見送るムードも強かった。12月の新規株式公開(IPO)が相次ぐのを前に換金売りも出た。
    11月のPOS(販売時点情報管理)レジ導入店舗数で前月からの伸びが鈍化したスマレジが下落した。アドベンチャも売られた。一方、弁護士COMやサイエンスAは上昇した。
     
    個人投資家の投資マインドが悪化しており、引き続き追い証(追加証拠金)回避の売りも観測されている。
    値上がり銘柄数は94、値下がり銘柄数は284となった。
     
    個別ではジーエヌアイグループ、イオレ、フルッタフルッタ、駅探、ディジタルメディアプロフェッショナルなど47銘柄が年初来安値を更新。ENECHANGE、リファインバースグループ、ココナラ、プロジェクトカンパニー、プラスアルファ・コンサルティングが売られた。
     
    一方、グローバルウェイ、AI inside、リボミック、INCLUSIVEがストップ高。サイエンスアーツ、AB&Companyは年初来高値を更新。FRONTEO、メタリアル、リベロ、夢展望、GMOメディアが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価も反落した。終値は前週末比17円97銭(0.46%)安い3851円31銭だった。ジャスダック市場は軟調な展開となった。前週末3日の米株式市場のダウ平均は反落。オミクロン変異株感染が拡大、11月雇用統計で雇用者数が予想の半分の伸びにとどまり失望感から下落した。上場廃止への懸念を受けた中国ハイテク株の下落が重しとなりナスダック総合指数は大幅に反落した。米ハイテク株安を引き継ぎ、本日のジャスダック平均は下落してスタートした。日経平均が寄り付き直後にマイナスに転じて急落するとジャスダック平均も連れ安に。売り一巡後は下げ渋ったものの、下げ幅を縮小する動きは見られず本日安値付近でのもみ合い展開に、終日マイナス圏での推移となった。
    フェローテクや田中化研が下落した。半面、ウチダエスコは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。菊水電子も上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円と10月22日以来の低水準。売買高は5160万株と10月19日以来の低水準だった。値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は348となった。
     
    個別ではアミタホールディングス、トミタ電機がストップ安。ルーデン・ホールディングス、ソフトフロントホールディングス、シダー、出前館、イーサポートリンクなど41銘柄は年初来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、シンバイオ製薬、壽屋、京極運輸商事、極東産機が売られた。
     
    一方、シーズメン、ウチダエスコがストップ高。かんなん丸は一時ストップ高と値を飛ばした。新東、菊水電子工業、サコスは年初来高値を更新。SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、ユーラシア旅行社、ウルトラファブリックス・ホールディングス、麻生フオームクリート、ホロンが買われた。



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    一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
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    6日午前の日経平均株価は反落し、前週末比162円76銭安の2万7866円81銭で終えた。一時300円超下落した。
    きょう前場は寄り付きこそ日経平均が高く始まったものの、買いは続かずすぐにマイナス圏に沈み下値を模索する展開となった。前週末の米国株市場でナスダック総合指数が大きく売り込まれたことで、投資家のリスク回避の姿勢が強まった。
    新型コロナウイルスの変異株である「オミクロン型る。
     
    前週末の米株式市場では主要3指数がそろって下落し、ナスダック総合株価指数は1.9%安だった。東京株式市場でもハイテク関連銘柄の一部が売られた。ソフトバンクグループ(SBG)は7.4%安となり、日経平均を約87円押し下げた。投資戦略を巡る先行きの不透明感も強く、朝方から売りが先行し、東京市場の投資家心理を悪化させたとの見方があった。
     
    新型コロナのオミクロン型をめぐっては、感染者が確認された国・地域は広がっている。感染拡大や各国・地域の制限強化の動きなどを見極めたいという雰囲気もある。投資家は運用リスクを取りにくく、市場の予想変動率が高まっている。
     
    一方、一部の主力銘柄には買いが入っている。「投資尺度の面から日本株の割高感は薄れており、下値を拾う投資家の買いが相場全体の底堅さにつながっている」との見方があった。朝方は高く始まっていた。
     
    市場からは「朝高後に急落するなど荒っぽい動きだ。短期筋の先物売買に揺さぶられているとしか言いようがない。オミクロン型は大したことないとの詳細が判明すれば、相場も落ち着いてくるだろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落。東証株価指数(TOPIX)も反落し、0.48%安だった。
    個別では値下がり銘柄数が全体に占める割合が5割にとどまっており、TOPIXの下げは9ポイント強となっている。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2694億円、売買高は5億4608万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は993にとどまった。値上がりは1071、変わらずは120だった。
     


     
    業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、サービス業、医薬品などが下落。上昇は鉱業、海運業、鉄鋼など。
     
    個別では、売買代金トップのソフトバンクグループが大幅安に売られたほかレーザーテック、第一三共や中外薬が下落した。ソニーグループも軟調でSUMCO 、ZHD、ネクソンも安い。マネックスグループ、マネーフォワードなど仮想通貨関連株が急落、大真空、日本電波工業なども大きく売られた。
     
    半面、川崎汽船が商いを伴い上昇、ファーストリテイリングもしっかり。デンカや日本製鉄も買いが優勢。内田洋行、日本CMKが急伸、井筒屋も値を飛ばした。
     
    東証2部株価指数は前週末比12.34ポイント安の7362.88ポイントと反落した。
    出来高は1億5984万株。値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は217となった。
     
    個別では、オーミケンシ、サイバーステップ、広栄化学、鶴弥、エルアイイーエイチなど9銘柄が年初来安値を更新。ビーイングホールディングス、松尾電機、いい生活、川本産業、光陽社が売られた。
     
    一方、SDSホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、メタルアート、セコニック、ヨネックスは年初来高値を更新。ナガホリ、ジーエルサイエンス、レオクラン、TONE、マーチャント・バンカーズが買われた。

     


     
    日経ジャスダック平均株価も反落した。前引けは前週末比18円89銭(0.49%)安い3850円39銭となった。
    日経平均が高く始まったものの、買いは続かずすぐにマイナス圏に沈み下値を模索する展開となった。ジャスダック市場も売り優勢の展開となった。
    前週末の米国株市場でナスダック総合指数が大きく売り込まれたことで、投資家のリスク回避の姿勢が強まった。特
    フェローテクや田中化研が下落した。半面、ウチダエスコは、親会社の内田洋がTOB(株式公開買い付け)を実施して完全子会社にすると発表し、気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)まで切り上げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で257億円、売買高は3110万株。値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は329となった。
     
    個別では、アミタホールディングス、トミタ電機がストップ安。ルーデン・ホールディングス、ソフトフロントホールディングス、シダー、出前館、イーサポートリンクなど29銘柄は年初来安値を更新。のむら産業、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、シンバイオ製薬、壽屋、Speeeが売られた。
     
    一方、新東、菊水電子工業、サコスが年初来高値を更新。SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、麻生フオームクリート、キタック、オーエムツーネットワーク、ティビィシィ・スキヤツトが買われた。


    東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比38.91ポイント(3.71%)安い1009.87だった。一時は1006.57まで下落し、年初来安値を更新した。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒や米国の金融政策が早期に正常化に向かうとの見方から、3日の米株式相場は下落した。投資家心理が悪化し、6日の東京株式市場でマザーズ銘柄の売りに及んだ。
    欧州やアジアなどの海外市場で新規株式の発行などを実施すると発表したアドベンチャが売られた。弁護士COMも下落した。一方、フロンテオやサイエンスAは上昇した。
     
    市場では「12月は新規株式公開(IPO)が相次ぐため新規資金を捻出するための換金売りが出やすい」との指摘があった。
    値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は280となった。
     
    個別では、ジーエヌアイグループ、イオレ、フルッタフルッタ、駅探、フィーチャなど33銘柄が年初来安値を更新。ENECHANGE、プロジェクトカンパニー、ココナラ、リファインバースグループ、ツクルバが売られた。
     
    一方、リボミックがストップ高。グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。サイエンスアーツ、AB&Companyは年初来高値を更新。夢展望、メタリアル、ワンキャリア、リベロ、シノプスが買われた。

    【寄り付き概況】

    6日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比40円39銭高の2万8069円96銭。下値の堅さを確認したとして、景気敏感銘柄の一部に買いが先行した
     
    前週末に270円あまりの上昇で高値引けとなった日経平均だが、きょうは前週末の米国株市場でナスダック総合指数が300ポイント近い下げをみせたことを受けリスク回避ムードが予想されたが、足もとでは2万8000円台近辺で強弱観を対立させている。
     
    米国ではインフレ警戒感が強く、足もと米10年債利回りは急速に低下基調にあるものの、FRBがテーパリング加速や利上げ前倒しに動くとの思惑が売りを誘発している。東京市場でも米国株市場の動向を横目に不安定な動きとなりやすい。きょう取引時間中はアジア株市場のほか、米株価指数先物の値動きに左右されそうだ。
     
    強弱材料が混在する状況のなか、週末には先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、その後はマイナスに転じるなど方向感に欠ける展開になっている。 
     
    売買代金上位では、川崎汽船、商船三井、日本郵船などが上昇する一方、レーザーテック、ソフトバンクG、ZHD、ベイカレントなどが下落している。

    「雇用統計通過」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    雇用統計で非農業部門雇用者数が前月より21万人増加。
    NASDAQの下落がきつかった印象。
    55万人増を見込んでいた市場予想を大幅に下回り、昨年12月以降で最も低い伸びとなった。
    失業率は4.2%と10月の4.6%から改善。
    2020年2月以来の低水準となった。
    ISM非製造業景気指数は69.1と予想外に上昇。
    1997年の調査開始以降の過去最高を更新した。
    10月は66.7だった。
    週間でNYダウは0.92%下落。
    4週続落。
    NASDAQは2.62%下落。
    2週続落。
    S&P500は1.2%下落。
    2週続落。
    VIX(恐怖)指数は一時35超に上昇した場面があった。
    10年債利回りは、一時9月23日以来の低水準となる1.335%まで低下。
    10年国債利回りは1.356%。
    2年国債利回りは0.593%。
    財務省は半年に1度の外国為替報告書を公表。
    台湾とベトナムは為替操作国の認定基準を引き続き満たしていると指摘、
    いかなる主要貿易相手国も為替操作国と認定しなかった。
    ただ影響は限定的。
    ドル円は112円台後半。
    WTI原油1月物は前日比0.24ドル(0.36%)安の1バレル= 66.26ドル。
    SKEW指数は155.21→151.38→149.64。
    恐怖と欲望指数は25→20。

    週末のNYダウは59ドル(0.17%)安の34580ドルと反落。
    高値は34801ドル、安値は34264ドルと反落。
    NASDAQは295ポイント(1.92%)安の15085ポイント。
    高値は15470ポイント、安値は14931ポイント。
    S&P500は38ポイント(0.84%)安の4539ポイントと反落。
    高値は4608ポイント、安値は4495ポイント。
    ダウ輸送株指数は18ポイント(0.11%)高の15967ポイントと続伸。
    SOX指数は0.16%安の3804ポイントと反落。
    VIX指数は30.67と上昇。
    合算売買高は138億株(前日142億株、直近20日平均は115.2億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比280円安の27790円。
    ドル建ては大証日中比280円安の27790円。
    ドル円は112.80円。
    10年国債利回りは1.356%。
    2年国債利回りは0.593%。

    週間ベースでNYダウは0.9%安、4週続落(累計48%下落)。
    NASDAQ総合指数は2.6%安、2週続落(同9.1%下落)。
    S&P500指数は1.2%安、2週続落(同3.4%下落)。

    「日足は3日連続陽線」

    週末の日経平均は寄り付き88円高。
    終値は276円高の28029円と高値引けで反発。
    日足は3日連続で陽線。
    週間では722円下落。
    週足は4週連続で陰線。
    週間では日経平均が2.5%安。
    TOPIXは1.4%安。
    TOPIXは1.63%高と反発。
    東証マザーズ指数は1.95%高と8日ぶりに反発。
    日経ジャスダック平均は0.88%高と8日ぶりに反発。
    東証1部の売買代金は2兆9347億円(前日3兆1477億円)。
    値上がり2015銘柄(前日687銘柄)。
    値下がり138銘柄(前日1431銘柄)。
    新高値9銘柄(前日6銘柄)。
    新安値89銘柄(前日240銘柄)。
    騰落レシオは76.56(前日69.23)。
    NTレシオは14.32倍(前日14.41倍)。
    サイコロは5勝7敗で42.67%。
    下向きの25日線(29153円)からは▲3.85%(前日▲4.94%)。
    6日連続で下回った。
    横這いの75日線は28971円。
    6日連続で下回った。
    右肩下がりの200日線(28923円)からは▲3.09%(前日▲4.07%)。
    6日連続で下回った。
    右肩下りの5日線(27964円)から△0.23%。
    8日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.891%(前日▲13.988%)。
    買い方▲11.080% (前日▲12.699%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲3.846%(前日▲3.189%)。
    買い方▲27.265% (前日▲28.472%)。
    空売り比率は45.4%(20日連続で40%超:前日46.9%)。
    空売り規制なしの比率は10.2%(前日9.7%)。
    日経VIは25.00(前日26.21)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.57倍(前日13.39倍)。
    6日連続で13倍台。
    前期基準では18.16倍。
    EPSは2065円(前日2072円)。
    225のPBRは1.27倍。
    BPSは22604円(前日22748円)
    日経平均の益回りは7.37%。
    10年国債利回りは0.050%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.14倍。
    前期基準では20.77倍。
    PBRは1.27倍。
    東証1部単純平均株価は44円高の2360円。
    東証1部売買単価は2279円(前日2334円)。
    東証1部時価総額は723兆円(前日712兆円)。
    72日連続で700兆円台。
    ドル建て日経平均は247.61(前日245.47)。
    6日ぶりに反発。
    週末のシカゴ225先物は大証日中比280円高の27790円。
    高値28175円、安値27570円。
    大証先物夜間取引終値は日中比280円安の27790円。
    気学では「逆行性強き日。逆向かい方針で駆け引きせよ」。
    火曜は「押し目にある時は一時高を見る日なり」。
    水曜は「人気に逆行し前後場仕成を変える日」。
    木曜は「高下荒く初め高いと後安の日。戻り売り良し」。
    金曜は「高下しても結局安き日。吹き値売り狙え」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28486円。
    マイナス2σが27819円。
    マイナス3σが27152円。
    一目均衡の雲の上限が28927円。
    下限が28875円。
    6日連続で雲の下。
    勝手雲の上限は29552円。
    下限が29208円。
    6日連続で勝手雲の下。
    9日(木)に黒くねじれる。
    RSIが27.43(前日28.57)。
    RCIが4.67(前日3.30)。

    《今日のポイント12月05日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       10年国債利回りは1.356%。
       2年国債利回りは0.593%。
       ドル円は112円台後半。
       SKEW指数は155.21→151.38→149.64。
       恐怖と欲望指数は25→20。

    (2)ダウ輸送株指数は18ポイント(0.11%)高の15967ポイントと続伸。
       SOX指数は0.16%安の3804ポイントと反落。
       VIX指数は30.67と上昇。
       合算売買高は138億株(前日142億株、直近20日平均は115.2億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比280円安の27790円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆9347億円(前日3兆1477億円)。
       新高値9銘柄(前日6銘柄)。
       新安値89銘柄(前日240銘柄)。
       騰落レシオは76.56(前日69.23)。
       NTレシオは14.32倍(前日14.41倍)。
       サイコロは5勝7敗で42.67%。

    (4)下向きの25日線(29153円)からは▲3.85%(前日▲4.94%)。
       6日連続で下回った。
       横這いの75日線は28971円。
       6日連続で下回った。
       右肩下がりの200日線(28923円)からは▲3.09%(前日▲4.07%)。
       6日連続で下回った。
       右肩下りの5日線(27964円)から△0.23%。
       8日ぶりに上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.891%(前日▲13.988%)。
       買い方▲11.080% (前日▲12.699%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲3.846%(前日▲3.189%)。
       買い方▲27.265% (前日▲28.472%)。


    (6)空売り比率は45.4%(20日連続で40%超:前日46.9%)。
       空売り規制なしの比率は10.2%(前日9.7%)。
       日経VIは25.00(前日26.21)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.57倍(前日13.39倍)。
       EPSは2065円(前日2072円)。
       BPSは22604円(前日22748円)
       日経平均の益回りは7.37%。

    (8)東証1部時価総額は723兆円(前日712兆円)。
       ドル建て日経平均は247.61(前日245.47)。
       6日ぶりに反発。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28486円。
       マイナス2σが27819円。
       マイナス3σが27152円。
       一目均衡の雲の上限が28927円。
       下限が28875円。
       6日連続で雲の下。
       勝手雲の上限は29552円。
       下限が29208円。
       6日連続で勝手雲の下。
       9日(木)に黒くねじれる。
       RSIが27.43(前日28.57)。
       RCIが4.67(前日3.30)。

    今年の曜日別勝敗(12月3日まで)

    月曜26勝19敗
    火曜24勝21敗
    水曜17勝30敗
    木曜25勝19敗
    金曜25勝22敗

    どうも気になるのがマネタリーベースの減少。
    前月が過去最高だったとは言えグラフは右肩下がりに転じた。
    10月が天井だったとすると株式市場には悪影響となる。
    11月のマネタリーベースの平均残高は前年比9.3%増の659兆円。
    残高は過去最高を記録した10月の660兆7426億円からは減少。
    ただ緩和的な金融環境が続く中で過去2番目の高水準。
    金融機関向けのコロナオペが導入された前年の反動は継続。
    伸び率は2020年6月以来の低さとなった。
    平均残高の内訳は、日銀当座預金が同10.9%増の536兆6367億円。
    過去最高となった前月より減った。
    紙幣は同3.1%増の117兆3108億円。
    貨幣は同0.7%増の5兆0525億円だった。
    11月末のマネタリーベース残高は660兆4444億円と前月末より減少。
    マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値。
    日銀がETFを買わないだけでなくず知らず知らずのうちに資金供給を渋っている格好。
    これは良くない傾向だ。

    11月26日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.66%(前週▲7.87%)。
    6週連続で悪化。
    11月26日時点の信用売り残は366億円増の7839億円。
    4週連続で増加。
    同信用買い残は1608億円増の3兆7401億円。
    2週連続で増加。
    信用倍率は4.77倍。
    4週連続で4倍台。
    11月26日時点の裁定売り残は450億円増の458億円。
    2週ぶりに減少。
    裁定買い残は1800億円減の4801億円。
    2週ぶりに減少。

    11月第4週の海外投資家動向。
    現物2483億円売り越し(3週連続売り越し)。
    先物4064億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
    合計6548億円売り越し(2週連続)。

    週間ベースで日経平均株価は2.5%安、2週続落(累計5.8%下落)。
    TOPIXハ1.4%安、ともに2週続落(同4.2%下落)。
    東証マザーズ指数は7.1%安、2週続落(同9.1%下落)。
    日経ジャスダック平均は2.0%安、2週続落(同3.6%下落)。
    東証2部指数は1.9%安、3週続落(同4.1%下落)。
    東証REIT指数は2.2%安、2週ぶりの反落。



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ヒビノ(2469)・・・動兆

    コンサート、放送局等の音響・映像サービス提供するファブレスメーカー。
    東証アローズの金魚鉢のLED表示「チッカー」は同社が納入。
    業績復調。
    東京オリンピック・パラリンピックの売上をほぼ計画通りに計上。
    新型コロナの影響をより強く受けた前年同四半期から大きく改善。 
    連結売上高450億円を達成し中期経営計画「ビジョン2020」完遂。
    医療用映像事業などにも期待感。


    (兜町カタリスト櫻井)


     
    6日の日経平均株価は反落後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万8000円を想定。
    米11月雇用統計では、非農業部門雇用者数が21.0万人増と、市場予想の55.0万人増を大きく下回った。一方、失業率は前月の4.6%から4.2%に改善。これらを受けた米国株は下落。NYダウ平均は59ドル安の34580ドルで取引を終えた。
    日経平均株価は、前週末3日に大幅反発した反動や、現地3日の欧米株式が下落した動きもあり、売り先行スタートとなりそう。手がかり材料に乏しいなか、新型コロナ変異株「オミクロン型」の世界的な流行懸念から、リスク回避姿勢が強まる場面も想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(前週末3日は113円37−38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同128円03−07銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には、重しになるとみられる。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同3日の大阪取引所清算値比280円安の2万7790円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ファーマフーズ <2929>
    8-10月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
    ■夢展望 <3185>
    東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     
    ■ウチダエスコ <4699>
    内田洋行 <8057> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株4130円で3日終値を91.2%上回る水準。買い付け期間は12月6日から22年1月24日まで。
     
    ■月島機械 <6332>
    JFEエンジニアリングと水エンジニアリング事業の統合に向けた協議を開始。
     
    ■INCLUSIVE <7078>
    東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
     
    ■内田洋行 <8057>
    8-10月期(1Q)経常は7.3倍増益で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    6(月)
    【国内】
    臨時国会召集
    《決算発表》
    ACCESS
     
    【海外】
    ユーロ圏財務相会合


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■自動車など7業種改善 1〜3月産業天気図
     
    ■ビットコイン20%超の下落、一時4万2000ドル付近
     
    ■アサヒGHD<2502>
    サステナビリティー事業で新会社
     
    ■旭化成<3407>
    環境配慮型変性ポリフェニレンエーテルを相次ぎ投入
     
    ■宇部興産<4208>
    半導体洗浄薬液2倍 生産能力増強
     
    ■塩野義製薬<4507>
    ワクチン「一定の有効性」 初期治験でデータ
     
    ■ENEOS<5020>
    次世代車向けに高機能エラストマー
     
    ■月島機械<6332>
    JFEエンジと上下水道統合で協議
     
    ■シスメックス<6869>
     認知症の兆候、血液で発見 23年にも実用化
     
    ■川崎重工<7012>
    大気からCO2回収 温暖化対策 25年にも実用化
     
    ■オリンパス<7733>
    使い捨て内視鏡に参入 コロナで需要
     
    ■兼松<8020>
    新興投資40億円 新事業創出へVCと提携
     
    ■松屋<8237>
    仮想通貨で決済 若者取り込み狙う
     
    ■中京銀<8530>
    三菱UFJが<8306>保有株売却へ 資本関係解消
     

12月06日 毎日コラム
 株式投資は定年退職が無い
・・・続き



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》12月 第1週
     
    29日(月):
    週末のNY株式市場は感謝祭の祝日明けで半日取引。南アフリカでの新たな変異株「オミクロン」確認を警戒し急落した。NYダウは今年最大の下落。VIX(恐怖)指数は28ポイント台と3月以来の水準に上昇。カーニバルは10%超の下落。ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空なども急落。「ブラックフライデー」だったが新変異株への懸念からが小売株は2.04%下落。一方モデルナは21%高。ファイザーは過去最高値を更新した。
     
    日経平均株価は467円安の2万8283円と続落。10月13日以来およそ1カ月半ぶりの水準。「オミクロン型」の感染拡大への警戒が続いた。日経平均の下落幅は一時560円を超える場面があった。東証1部の売買代金は3兆39422億円。アドバンテスト、オムロンが上昇。ファストリ、テルモが下落。新高値6銘柄。新安値542銘柄。
     
     
    30日(火):
    明けのNY株式市場では「安値拾いの買い」が広がり主要3指数は反発。変異株「オミクロン」についてバイデン大統領は「懸念すべきものだがパニックにはつながらない。ロックダウン再導入にはつながらない」とコメント。これが安心感につながったとの解釈。週末に大きく低下した長期金利が小幅の上昇にとどまり1.5%台前半で推移。これを受けて高PERのハイテク株が買われた。アップル、マイクロソフトが上昇。一方、製薬大手メルクは続落しダウを圧迫。
     
    日経平均株価は462円安の27821円と3日続落。前場は前日のNY株高を受けて400円ほど上昇した場面もあったが後場オミクロンへの警戒から値を消した。東証一部の売買代金は5兆4893億円。MSCIの銘柄入れ替えに伴う商いが大引けで約2兆円あった。オリンパス、JPXが上昇。ファーストリテ、アステラスが下落。
     
    1日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。FRBのパウエル議長が次回の政策会合で大規模な債券買い入れプログラムの縮小加速を検討する可能性を示唆。新たな変異株に加えて悪材料視された。予定原稿の方向性が市場を詠み誤り、市場を混乱させたとの見方もある。ビオンテックはファイザーがと共同開発したワクチンについて「オミクロン株に対して重症化を防ぐ効果が高い」。
    一方、モデルナのバンセルCEOは「オミクロン株へのワクチンの効果はデルタ株と比べて低下する恐れがある」。これを受けてモデルナ株は4.4%下落。S&P総合500採用銘柄で上昇したのはわずか7社。月間ではNYダウは3.7%安、S&Pは0.8%安、NASDAQは0.25%高。
     
    日経平均株価は113円高の27935円と4日ぶりの反発。上昇幅は一時280円を超えた場面があった。売られすぎからの買いとの解釈。東証一部の売買代金は3兆2144億円。ダイキン。ファナックが上昇。エムスリー、中外薬が下落。
     
    2日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。新変異株「オミクロン」の感染者が米国内で初めて確認されたことで不安感が拡大。S&P500は午前中に一時1.9%高まで買われた。ただ午後終盤にNYダウ、NASDAQと共に下落。引け際の下落幅が大きかった印象。「市場の懸念材料はオミクロン株と予想よりタカ派的なパウエル議長」という見方だ。NYダウ終値は2020年7月13日以来の200日移動平均線割れ。S&Pは10月13日、NASDAQは10月14日以降初めて50日線を下回る水準。VIX(恐怖)指数は14.5ポイント上昇の31.12。一時32.61まで上昇し2月以来の高水準を記録した。
     
    日経平均株価は182円安の27753円と反落。10月7日以来約2ヶ月ぶりの安値水準に沈んだ。もっとも一時300円安の場面もありボリンジャーのマイナス3σ水準がサポートした格好。東証一部の売買代金は3兆1477億円。ダイキン、川船が上昇。SBG、東エレが下落。
     
    3日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は反発。このところの売りで値下がりした銘柄に買いが入った。NYダウはボーイングの上げに支えられ、3月5日以来の大幅な上昇率を記録した。新規失業保険申請件数は予想より小幅な増加にとどまり、労働市場の需給逼迫を示した。ボーイングが7.5%急伸。中国航空当局が「737MAX」の運航再開に向けた耐空性改善命令を出したことが支援材料。通期の売上高・利益見通しを上方修正したスーパーマーケットチェーンのクローガーは11%高。日経平均株価は276円高の28029円と高値引け。自律反発との解釈だ。東証一部の売買代金は2兆9347億円。川船、高島屋が上昇。任天堂、塩野義が下落。
     
    (2) 欧米動向
     
    ISM製造業景気指数は61.1と10月の60.8から上昇。
    「旺盛な商品需要を背景に、製造業の持ち直し」との解釈。
    市場予想は61.0だった。10月のインフレ率は年率ベースで約31年ぶりの大幅な上昇。
    新規受注指数は61.5となり10月の59.8から上昇。雇用指数は53.3と7カ月ぶりの高水準。10月の52.0から上昇した。
     
     
    (3)新興国動向
     
    中国配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)はニューヨーク証券取引所からの上場廃止手続きと香港上場準備に着手すると発表。
    これを受けて中国企業の米上場株が週末に大幅安となった。
    「中国規制当局による厳格な調査や緊迫する米中関係を巡る懸念が高まった」との解釈だ。
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
     
    【12月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
         気学では「政局次第で不況相場に。来春に夢を見る相場で納会」
     
    6日(月)臨時国会召集(予定)
    7日(火)景気動向指数、家計調査、毎月勤労統計、米消費者信用残高。貿易収支、独ZEW景況観、中国貿易収支
    8日(水)景気ウオッチャー調査、GDP確報値、米JOLT求人件数
    9日(木)10-12月期法人企業景気予測調査、マネーストック、都心オフィス空室率、中国消費者生産者物価、
    10日(金)メジャーSQ、国内企業物価指数、米消費者物価、ミシガン大学消費者信頼感、財政収支、株安の日、変化日、鬼宿日
     
    世界半導体市場統計(WSTS)の予測。
    2022年の半導体市場が前年比9%増の6014億ドル(約67兆円)と過去最高になると発表。
    6月時点予測(5734億ドル)から280億ドル上方修正。
    社会のデジタル化が進展し、通信や情報端末などで半導体需要が伸びる。
    演算を担うロジック半導体が21年見通し比11.1%増。
    データを記憶する半導体メモリーが8.5%増となる見通し。
    通信や産業機器などでロジック半導体の需要は拡大する。
    メモリーは価格下落が響き、市場が減速するもよう。
    電力変換などに使うパワー半導体の需要も急増。
    仮想現実(VR)サービスの普及も半導体需要をけん引。
     
    新興市場に上場する企業の7?9月期決算で純利益の合計が前年同期比2.2倍に回復。
    新型コロナウイルスワクチンの普及で経済再開が進み、需要急増した半導体関連など製造業がけん引。
    非税増業では企業のIT投資を取り込んだ企業が利益伸ばす。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

12月07日 マーケットコメント



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