【市況一覧】
日経平均株価
41,820.48 +761.33 08/08
TOPIX
3,024.21 +36.29 08/08
マザーズ
780.53 -0.92 08/08
NYダウ平均
43,968.64 -224.48 08/08
ナスダック総合
21,242.70 +73.27 08/08


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント


     
    今週は、軟調となった。
    アフリカでのコロナ変異型が「オミクロン型」と命名され、これに対する警戒から急速にリスクオフの様相が強まった。前週末にダウ平均が900ドルを超える下落となったことから、日経平均は11月29日、30日と連日で400円を超える下落。節目の2万8000円を割り込んだ。一方、12月に入ると、直近の急落に対して押し目を拾う動きも出てきた。1日は前日の米国株が大幅安となったにもかかわらず3桁の上昇。3日には幅広い銘柄が上昇して2万8000円台を回復した。週間では大幅安となったが、後半の上昇で底打ちへの期待も高まった。日経平均は週間では722円の下落となり、週足では4週連続で陰線を形成した。
     
     
    来週も神経質な展開か。
    翌週(12/14〜15)にはFOMCが控えている。今週、議会証言でパウエルFRB議長がテーパリングの加速を示唆したことから、無風通過と思われた12月FOMCは大きく注目を集めるイベントとなった。「オミクロン型」の世界各国の感染状況にも注意を払う必要がある。米国株も荒い値動きが続いており、日々の指数の振れ幅は大きくなりそう。
    ただ、今は高いところでのやれやれ売り、安いところでの押し目買い、どちらも入りやすい局面だろう。派手な動きが続いても、行き過ぎた分は修正され、週を通して水準は大きく変化しないと予想する。
     
    テクニカル面では2日時点の騰落レシオ(25日移動平均)が69.23%の水準となっていた。騰落レシオは80%割れが売られ過ぎの水準と言われており、69%というのは「陰の極」との見方もある。この日、東証マザーズ指数が8日ぶりに反発したことも安心感を呼んでいる。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(3日現在)
     
    28917.47  均衡表雲上限(日足)
    28875.30  均衡表雲下限(日足)
    28875.30  均衡表基準線(週足)
    28774.77  均衡表基準線(日足)
    28751.62  新値三本足陽転値
    28714.71  26週移動平均線
    28697.55  均衡表転換線(日足)
    28627.28  均衡表転換線(週足)
    28589.58  均衡表雲上限(週足)
    28486.69  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28476.62  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28095.98  6日移動平均線
     
    28029.57  ★日経平均株価3日終値
     
    27819.64  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27786.63  ボリンジャー:-1σ(26週)
    27686.66  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27152.59  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26896.71  ボリンジャー:-3σ(13週)
    26858.54  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    ローソク足は上ヒゲのない「陽の大引け坊主」から長い下ヒゲを出したほか、終値は5日移動平均線上方に復帰し、短期的な底打ちの可能性を示唆している。しかし、一目均衡表では基準線とその下を走る転換線がわずかに下降。5日線や25日線も下向きで引け、根強い売り圧力を意識させている。
    週足では13週線が上向きから下向きに転換し、26週線と52週線のデッドクロスも迫っており、本日の2万8000円回復がダマシに終わるリスクにも留意したい。
     
     

    【大引け概況】
    3日の日経平均株価は反発し、前日比276円20銭高の2万8029円57銭と、この日の高値で終えた。
    本日のマーケット動画
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    最近の急ピッチの相場下落を受けて自律反発を見込んだ買いが優勢となり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄に買いが入った。
     
    前日の米株式市場では、NYダウが617ドル高と急反発。これを受けた、東京株式市場で日経平均株価は、寄り付きでは値を上げてスタートしたが、上値では売りに押され前場は一時160円を超す下落となるなど軟調に推移した。日経平均への寄与度の大きい銘柄で悪材料が重なったため、午前は下げる場面も目立っていた。
     
    ただ、後場に入る買いが優勢となり、日経平均は2万8000円を回復し高値引けで取引を終えた。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を巡る状況が警戒されているが、前日までの大幅な下げで値頃感が強まっていた。
     
    今晩は米11月雇用統計が発表されることもあり、その結果も注目されている。
    日本時間の3日昼前には「米議会上院が新たなつなぎ予算案を可決した」と米メディアが報じ、政府機関の一部閉鎖がひとまず回避された。午後には「米製薬大手メルクの日本法人がコロナの治療薬候補の製造販売承認を厚生労働省に申請した」とも伝わり、日経平均は騰勢を強めた。
     
    東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が2日に底値の目安とされる70%を割り込むなど、「売られすぎ」を示すテクニカル指標も多かった。
     
    市場からは「おおむね米株先物に連動した動きで、それに日経報道が後押しした印象だ。ただ、自律反発にしては戻りが弱い。マーケットは調整継続派と先高期待派が二分しているようだ」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発し、終値は31.49ポイント(1.63%)高の1957.86で終えた。JPX日経インデックス400も反発した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆9347億円。売買高は12億3333万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は2015と、全体の約9割を占めた。値下がりは138、変わらずは31銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は空運業、海運業、陸運業など32業種が上昇。その他製品は下落した。
     
    個別銘柄では、日本郵船や川崎汽船、商船三井など海運株が大幅高となったほか、ソニーグループやトヨタ自動車、ダイキン工業、高島屋、三越伊勢丹が買われた。日本航空やANAホールディングスが急伸し、日産自やIHI 、JR東日本やJR東海も値を上げた。
     
    半面、ソフトバンクグループやファーストリテイリング、富士フイルム、塩野義が安く、レーザーテックや東京エレクトロン、任天堂が軟調。FRONTEOやリボミックが急落した。
     
    東証2部株価指数は前日比98.73ポイント高の7375.22ポイントと8日ぶり反発した。
    出来高2億6532万株。値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は113となった。
     
    個別では栗林商船が一時ストップ高と値を飛ばした。メタルアート、ヨネックス、ビーイングホールディングスは年初来高値を更新。ウェルス・マネジメント、アルチザネットワークス、コメ兵ホールディングス、三精テクノロジーズ、松尾電機が買われた。
     
     一方、マーチャント・バンカーズがストップ安。三井金属エンジニアリング、大盛工業、ギグワークス、日本ケアサプライ、日本食品化工など23銘柄は年初来安値を更新。ナガホリ、光陽社、川本産業、インスペック、森尾電機が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は8営業日ぶりに反発した。終値は前日比33円74銭(0.88%)高い3869円28銭だった。
    東証1部の主力銘柄が堅調に推移し、個人の投資家心理が改善。新興企業株にも買いが向かった。前日まで続落基調だった反動もあり、自律反発を見込んだ買いが入りやすかった。
    シンバイオやウエストHDが買われた。一方、最近まで上昇していた田中化研には利益確定売りが出て制限値幅の下限(ストップ安)まで下げた。東映アニメは3カ月ぶり安値を付けた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で546億円、売買高は6311万株だった。
    値上がり銘柄数は427、値下がり銘柄数は182となった。
     
    個別では白鳩がストップ高。のむら産業は一時ストップ高と値を飛ばした。アミタホールディングス、新東、サコスは年初来高値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、メディアリンクス、ABホテル、菊水電子工業、トレイダーズホールディングスが買われた。
     
    一方、アミタホールディングス、田中化学研究所がストップ安。ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、セーラー広告、ソフトフロントホールディングス、シダーなど57銘柄は年初来安値を更新。Mipox、中京医薬品、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、ネクスグループ、テーオーホールディングスが売られた。
     


    東証マザーズ指数も8営業日ぶりに反発。終値は前日比20.04ポイント(1.95%)高い1048.78だった。自律反発狙いの買いが広がり、堅調な展開となった。
    連日の下落により値頃感が出ていた銘柄も多く、マザーズ銘柄中心に買いが優勢となった。
    直近に上場したGRCSやサイエンスAの上昇が目立った。人工知能(AI)を用いた創薬支援事業を始めると発表したフロンテオは、朝方買いが優勢だったが、その後に急落した。
    ただ、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに依然、10月の安値を下回っており、「信用評価損を抱え、押し目買い意欲が強まらない個人投資家は少なくない」とされる。朝方大きく上昇した後伸び悩むといった値保ちの良くない銘柄が散見されるなど、資金の逃げ足は速かった。
    値上がり銘柄数は334、値下がり銘柄数は60となった。
     
    個別では、サイエンスアーツ、AI inside、メドレックス、INCLUSIVE、リファインバースグループがストップ高。リボミックは年初来高値を更新。ファンペップ、GRCS、タスキ、コアコンセプト・テクノロジー、ワンキャリアが買われた。
     
    一方、FRONTEO、グローバルウェイがストップ安。ジーエヌアイグループ、ASJ、アスカネット、イントランス、アンビション DX ホールディングスなど41銘柄は年初来安値を更新。フーバーブレイン、アスタリスク、ビーブレイクシステムズ、ペイロール、Photosynthが売られた。



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    一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
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    3日午前の日経平均株価は続落し、前日比61円03銭安の2万7692円34銭だった。
    前日の米株式市場では、NYダウが617ドル高と3日ぶりに大幅反発した。これを受け、東京市場で日経平均株価は、寄り付きでは値を上げてスタートしたが、上値では売りに押され買い一巡後はマイナス圏に沈み一時、160円を超す下落となった。
    ただ、下値では押し目買いも入り再びプラス圏に浮上する場面があった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を巡る報道が注目されているほか、今晩は米11月雇用統計が発表されることもあり、積極的な売買は控える動きも出ている。
     
    指数寄与度の大きい銘柄に悪材料が重なり相場の重荷となった。
    ソフトバンクグループ(SBG)は傘下ファンドを通じた出資先の中国配車アプリ大手、滴滴出行(ディディ)が米国市場の上場廃止手続きを開始すると日本時間3日に発表した。ファストリは2日に発表した11月の既存店売上高が振るわなかった。いずれの株価も下落し、2銘柄で前場の日経平均を60円超押し下げた。値がさの半導体関連銘柄の下落も響いた。
     
    オミクロン型を巡っては米国では初めて感染が確認されたカリフォルニア州に続き、2日にはニューヨーク州などでも感染が確認された。世界で感染者が相次いで見つかり、経済活動の制限に対する懸念は投資家心理に影を落とす。
     
    一方、上昇銘柄数を下落銘柄数で割って算出する東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が2日に底値の目安とされる70%を割り込むなど、「売られすぎ」を示すテクニカル指標も多い。値ごろ感から下値では買いが入った。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4292億円、売買高は5億9038万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は334銘柄と全体の2割に満たなかった。値上がりは1797銘柄、変わらずは52銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、その他製品、電気機器などが下落。上昇は空運業、海運業、陸運業など。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループが売られ年初来安値を更新したほか、富士フイルム、SUMC、ファーストリテイリング、レーザーテックが値を下げた。安川電、ファナック、キーエンス、ルネサスエレクトロニクス、エムスリーが下落し、FRONTEOが急落した。
     
    半面、川崎汽船や商船三井など海運株が高く、IHI、日本航空やANAホールディングスが上昇。ソニーグループやダイキン工業、シチズンが値を上げた。
     
    東証2部株価指数は前日比41.15ポイント高の7317.64ポイントと8日ぶり反発した。
    出来高1億7749万株。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は152となった。
     
    個別では、栗林商船が一時ストップ高と値を飛ばした。メタルアート、ヨネックス、ビーイングホールディングスは年初来高値を更新。ウェルス・マネジメント、アルチザネットワークス、コメ兵ホールディングス、玉井商船、松尾電機が買われた。
     
    一方、マーチャント・バンカーズが一時ストップ安と急落した。三井金属エンジニアリング、大盛工業、ギグワークス、日本ケアサプライ、STIフードホールディングスなど20銘柄は年初来安値を更新。ナガホリ、光陽社、川本産業、いい生活、アドテック プラズマ テクノロジーが売られた。

     


     
    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比6円25銭(0.16%)高い3841円79銭となった。東証1部の主力銘柄が堅調に推移し、個人を中心に投資家心理が改善。新興企業株にも買いが向かった。前日まで下落が続いたため、自律反発を見込んだ買いが入りやすかった。
    シンバイオや出前館が買われた。一方、田中化研やフェローテクは安い。東映アニメは約3カ月ぶり安値を付けた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で341億円、売買高は3746万株。値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は230となった。
     
    個別では、のむら産業が一時ストップ高と値を飛ばした。アミタホールディングス、新東は年初来高値を更新。白鳩、ブロッコリー、菊水電子工業、シダックス、川崎地質が買われた。
     
     一方、アミタホールディングス、田中化学研究所がストップ安。ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、セーラー広告、シダー、出前館など53銘柄は年初来安値を更新。Mipox、中京医薬品、フルヤ金属、テリロジー、コックスが売られた。
     


    東証マザーズ指数も反発。前引けは前日比比2.62ポイント高い1031.36だった。
    連日の下落を受けた値ごろ感からの押し目買いが優勢となっている。
    ただ、香港ハンセン指数が下落しているほか、時間外の米株価指数先物も軟調に推移。今晩の米雇用統計を前に様子見ムードが強まりやすいなか、持ち高調整や手仕舞い売りに押されやすいだろう。
    最近上場したサイエンスAが大幅高となった。そーせいも高い。フロンテオは、朝方は買いが優勢だったが、下げに転じた。GRCSも下げた。値上がり銘柄数は268、値下がり銘柄数は110となった。
     
    個別ではAI insideが一時ストップ高と値を飛ばした。リボミックは年初来高値を更新。メドレックス、INCLUSIVE、サイエンスアーツ、リファインバースグループ、いつもが買われた。
     
    一方、FRONTEOが一時ストップ安と急落した。ジーエヌアイグループ、ASJ、アスカネット、イントランス、アンビション DX ホールディングスなど36銘柄は年初来安値を更新。フーバーブレイン、ビーブレイクシステムズ、弁護士ドットコム、ペイロール、JTOWERが売られた。

    【寄り付き概況】

    3日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比87円68銭高の2万7841円05銭。
     
    前日の米株式市場では、NYダウが617ドル高と3日ぶりに大幅反発。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」は依然として警戒されているが、自律反発狙いの買いが流入した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。
    また、為替は1ドル=113円00銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がりは空運、繊維、不動産、サービス、陸運など。値下がりは電力・ガス、医薬品、その他製品など。
     
    業種別では、中部電力、東ガスなどの電気ガス株、アステラス薬、中外薬などの医薬品株が下落。ヤマハ、任天堂などのその他製品株や、キーエンス、村田製などの電機株も安い。オリンパス、HOYAなどの精密機器株や郵船、商船三井などの海運株や、住友鉱、古河電工などの非鉄金属株も下げている。


    3日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万7900円を想定。
    NYダウ平均は617ドル高の34639ドルで取引を終えた。直近の下げに対する押し目買いが優勢で、小高く始まった後に上げ幅を広げ、ほぼ高値圏で取引を終えた。国内でも直近でアフターコロナ関連が売り込まれており、これらへの押し目買いが全体を上に押し上げることになるだろう。
    ただ、週末要因や現地3日、米国では11月の雇用統計が発表される。米国株のボラティリティを高める材料となり得るため、高くなったところではリスク回避の売りも出てくると思われる。買い一巡後は動意が限られ、様子見ムードが強まるだろう
    引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに影響を受ける場面も想定され、注意したい。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円の前半(2日は113円26−28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円10−14銭)と、やや円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比145円高の2万7895円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■大和コンピューター <3816>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.03%にあたる4万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月3日から22年3月31日まで。
     
    ■アルチザネットワークス <6778>
    8-10月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■トレイダーズホールディングス <8704>
    子会社トレイダーズ証券の第一種金融商品取引業の変更登録が完了。暗号資産CFDサービスの開始に向けて準備を進める。
     
    ■FRONTEO <2158>
    アクセリードとAIで創薬ターゲットを評価する共同事業「Druggable Target 1000」を開始。
     
    ■ユーグレナ <2931>
    ジーンクエスト、東北大学病院総合感染症科と共同で、新型コロナワクチン副反応の起こりやすさとの関連が示唆される遺伝子多型を日本で初めて同定。
     
    ■大黒屋ホールディングス <6993>
    中国子会社がアリババ<BABA>グループの「盒馬鮮生」(フーマー)内に買取店を出店。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    3(金)
    【国内】
    《決算発表》
    アインHD、ファーマフーズ、日駐、内田洋、ロックフィール、ポールHD、モロゾフ
     
    【海外】
    米11月雇用統計(22:30)
    米11月ISM非製造業指数(12/4 0:00)
    米10月製造業受注(12/4 0:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■塩ビ輸出価格、上昇一服 12月積み インド向け1割安
     
    ■宇部興産<4208>
    PA系エラストマーを5割増強
     
    ■ENEOS<5020>
    廃プラを「原油」に 埋もれた技術、脱炭素で脚光
     
    ■住友電工<5802>
    フッ素テープ 貼るだけで部品を高耐久に
     
    ■京セラ<6971>
    半導体・車載部品、内外で設備投資
     
    ■トヨタ<7203.T>
    欧州販売車、2035年に排出ゼロ EU環境規制に対応
     
    ■ワタミ<7522>
    すし事業に初参入 すし居酒屋と宅配を展開
     
    ■愛知銀<8527>と中京銀<8530>
    来年にも統合へ 総資産6.4兆円
     
    ■JPX<8697>
    災害時に証券各社の株取引継続支援
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    出資先のグラブ ナスダック上場初日に株価急落
     

     
    2日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比617ドル75セント(1.8%)高の3万4639ドル79セントで終えた。1日の上げ幅としては今年最大だった。
     
    ダウ平均は新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」をめぐる懸念や、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の量的緩和策縮小に関する発言を受けて、前日までの2日間で計1100ドル超下落していた。2日はその反動から、エネルギー、金融、資本財などの景気敏感株を中心に買われ、ダウの上げ幅は一時730ドルを超えた。
     
    オミクロン型に対する既存のワクチンの効果や、同変異型が景気に与える影響は依然不透明な状況。ただ、既存のワクチンが一定の保護効果があるとの見方や、これまでの変異型よりも危険性が高いことを示す証拠はないとの発言が当局者らから聞かれる中で、過度の懸念が後退した。
     
    航空機のボーイングが前日比8%近く上げた。1銘柄でダウ平均を90ドルあまり押し上げた。中国当局が主力小型機「737MAX」の運航再開に向けて必要な修正事項を航空会社に指示した。中国での運航が再開されるとの期待が高まった。インドの空運会社と航空機の受注で協議していると伝わったことも買いを後押しした。
     
    朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は22万2000件と前週(19万4000件)より増えたが、市場予想(24万件)以下だった。3日発表の11月の雇用統計でも堅調な雇用者数の伸びが見込めるとの期待につながった。労働市場の改善基調を背景に個人消費の回復観測からクレジットカードのアメリカン・エキスプレスとビザが4%強上昇した。
     
    建機のキャタピラーや石油のシェブロン、機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株も軒並み買われた。金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースも高い。ダウ平均の構成銘柄以外ではクルーズ船のカーニバルや空運のデルタ航空など、足元で下げがきつかった旅行・レジャー関連株への買いが目立った。
     
    投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は27台後半と、10カ月ぶりの高水準だった前日から1割ほど低下した。もっとも、不安心理が高まった状態とされる20は上回ったままだった。
     
    ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、前日比127.268ポイント(0.8%)高の1万5381.320で終えた。検索サイトのアルファベットが高い。エヌビディアやインテル、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の一角も買われた。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,639.79+617.75
    S&P500種
    4,577.10+64.06
    ナスダック
    15,381.320+127.268
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,762.70−21.60
    NY原油(ドル/バレル)
    67.37+1.80
    円・ドル
    113.15 - 113.21−0.11
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】



    2日のシカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比475円高の2万7895円で引け、2日の大取終値を145円上回った。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の状況は依然として警戒されているものの、前日までの2日間でNYダウは1100ドル超の下落となっていたことから、自律反発狙いの買いが流入した。米株式相場が大きく反発したのを受け、日経平均先物にも買いが波及した。
     
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    27895 ( +145 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    27905 ( +155 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7129.21(−39.47)
    2日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前日の終値に比べ39.47ポイント(0.55%)安の7129.21で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
    新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が欧州で拡大している。景気への悪影響が懸念され売りが優勢となった。鉱業株と医薬品株の下げが株価指数を押し下げた。
     
    個別では、12月後半に構成銘柄から外れるサイバーセキュリティのダークトレースが約9%安と目立った。郵便大手のロイヤル・メールは配当権利落ちで5%近く下げた。
     
    一方、石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(A株1.6%高、B株1.3%高)や通信大手BT(1.6%高)、資源大手BHPグループ(1.2%高)は堅調だった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15263.11(−209.56)
    2日のドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日と比べて209.56ポイント安の1万5263.11だった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大に警戒感が広がり売られた。
     
    個別では、料理宅配大手のデリバリーヒーローは7%超下がった。ファッション通販のザランドも大幅安だった。不動産のボノビアは買われた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6795.75(−86.12)

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