【市況一覧】
日経平均株価
37,965.10 -467.88 05/30
TOPIX
2,801.57 -10.45 05/30
マザーズ
745.24 +4.85 05/30
NYダウ平均
42,215.73 +117.03 05/30
ナスダック総合
19,175.87 +74.93 05/30


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03月28日 マーケットコメント


    今週は、軟調展開となった。
    欧州の経済指標軟化を受けて欧米で長期金利が急低下。米国で10年債の利回りが3カ月物を下回る「逆イールド」が発生し、景気後退が強く意識された。これへの警戒から日経平均は週初から600円を超える大幅下落。
    28日にも300円超の下落となるなど日本株は他市場と比べても動きが鈍く、反発局面での戻りも限られた。
    日経平均は週間では約421円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。
     
     
    日経平均は3月最終日を上昇で終えたが、米国株高や円安の後押しがあった割には今ひとつの動き。月間上昇を達成できなかった(179円安)上に、先週上回った26週線も下回って終えた。
    一方、個別では、非常に強い動きが見られるものも少なくない。マクロ環境は不透明だが、その分、好材料のある銘柄や業績期待の高い銘柄は買いを集めやすく、「森を見ずに木を見る」相場となっている。
    3月は全体としては上昇一服となっただけに、その中で月間の動きが良かった銘柄に関しては、4月に入ってもその勢いが続く可能性が高いだろう。
     
    来週は、上値の重い展開か。
    来週の日経平均株価の想定レンジは、2万800〜2万1600円とする。
    週初から新元号発表というビッグイベントがあるが、株式市場への影響は未知数。
    “新元号関連銘柄”などが個人投資家の物色対象となりそうだ。その一方で、国内景気の失速が取りざたされるなか発表される日銀短観3月調査の内容が、想定を下回った場合は売り優勢となりそうだ」との見方が出ていた。
     
    元号公表日の4月1日には10-12月期法人企業統計など注目の指標も多く、結果次第では祝賀ムードに水が差される可能性もある。
    米中通商協議は米国に舞台が移り、進展次第では買いも入るであろう。ただ、週末に3月米雇用統計を控える点が警戒材料となる。
    直近では弱い経済指標が長期金利の低下および株安を促した。これらのことから、週中に強い場面があったとしても、週末にかけてはリスク回避の売りに押される可能性もある。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
     
    21856.21  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21822.04  新値三本足陽転値
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21640.95  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21469.92  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21425.70  25日移動平均線
    21385.98  均衡表基準線(日足)
    21358.56  26週移動平均線
    21312.42  均衡表転換線(日足)
    21275.19  6日移動平均線
    21210.45  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    21205.81  ★日経平均株価29日終値
     
    21087.85  均衡表転換線(週足)
    20995.19  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20978.69  75日移動平均線
    20934.33  均衡表雲上限(日足)
    20901.63  13週移動平均線
    20823.69  均衡表雲下限(日足)
    20779.94  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20437.30  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20333.34  ボリンジャー:-1σ(13週)
    19765.06  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
     
    ローソク足は陰線を引き、下向きの5日線を超える水準では上値が重くなった。
    昨日に下向きに転じたばかりの25日線が本日も下降したこともあり、来週の相場下落が警戒される。一目均衡表では、基準線と転換線はともに横ばいをキープしたが、遅行線は株価の下方にとどまって弱気シグナル発生を継続した。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では、終値が‐1σを下回り、引き続き売り手ペースの相場展開を示唆している。
     
     
     

    【大引け概況】
    29日の日経平均株価は前日比172円05銭高の2万1205円81銭、東証株価指数(TOPIX)は8.79ポイント高の1591.64と、ともに3日ぶりに反発した。
    本日のマーケット動画
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    米中閣僚級会議で貿易交渉が進展しているとの観測が好感され、前日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要指数が上昇、さらに外国為替市場ではドルが買われ1ドル=110円90銭前後まで円安に振れたことなどを受け東京株式市場も買い優勢で始まった。
    寄り付き後すぐに前日比233円49銭高の2万1267円25銭まで上昇した。
     
    一巡した後、いったん上げ幅を縮小、中国・上海株をはじめアジア株市場が総じて強い動きを示したことも投資家心理を支えた。
    後場は、3月期末に月末・週末が重なったため手控えムードに傾き、再び上値の重い展開となった。
    4月3日にはワシントンに舞台を移して継続される米中閣僚級協議や、31日発表の3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の結果を見極めたいとして、徐々に買い手控え気分が強まった。
     
    市場では、「新年度入りする4月は、海外投資家が18年連続で日本株の買い越しを続ける「特異月」。2、3月と売り越し傾向にある海外勢が基調転換すれば、「株価上昇の先導役になる」という。1日には新元号公表といった「気分を高揚させるイベントもある」と、株高期待を高める声が上がっていた。
     
    東証1部の出来高は11億7475万株、売買代金は2兆390億円。騰落銘柄数は値上がり1199銘柄、値下がり857銘柄、変わらず83銘柄。
     
    業種別では、医薬品、食料品、情報・通信業が上昇した。電気・ガス業、銀行業、輸送用機器が下落した。
     
    個別では、29日朝に英アストラゼネカとがん治療薬での提携を発表した第一三共が急伸し、1銘柄で日経平均を25円程度押し上げた。塩野義も大幅に反発した。ソフトバンクグループが堅調、楽天、NTT、KDDIも強い動き。ファナック、安川電機、日立が買われ、ダイキン工業も大きく上昇した。住石ホールディングスが高水準の商いをこなし値上がり率トップに買われ、システムインテグレータ、ワイヤレスゲートも物色人気となった。スカラ、JAC Recruitmentも高い。
     
    半面、任天堂、キーエンスが軟調、ファーストリテイリングやコナミHD、電通が冴えない。SUBARUやスズキも売りに押された。ワタベウェディングが大きく値を下げ、バリューコマース、前田工繊も急落。ジャパンベストレスキューシステム、アイモバイルが下落、ストライクも下値を探った。
     
    東証2部株価指数は前日比16.04ポイント高の6776.21ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高4210万株、値上がり銘柄数は213、値下がり銘柄数は201となった。
     
    個別では、価値開発が一時ストップ高となった。エスプール、イムラ封筒、カワセコンピュータサプライ、光陽社は昨年来高値を更新した。
    キャピタル・アセット・プランニング、ネットマーケティング、相模ゴム工業、フュートレック、ウェルス・マネジメントが買われた。
     
    一方、KHC、アシードホールディングスが昨年来安値を更新した。
    野崎印刷紙業、大和重工、東京コスモス電機、DNAチップ研究所、丸尾カルシウムが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比10円97銭高の3444円19銭だった。米国株高など外部環境の落ち着きを受け日経平均株価が上昇したほか、中国・上海株式相場も大幅高で推移したことで投資家心理が改善。好材料の出た銘柄を中心に個人投資家の買いが入った。
    既存の交通インフラを変革する「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」関連が市場の注目を集めており、26日にアプリの企画切符や高速バス切符などの機能スマホで完結できる新MaaSサービスを5月より提供すると発表したジョルダンが連日の急騰だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で413億円、売買高は8579万株だった。
    値上がり銘柄数は305、値下がり銘柄数は280となった。
     
    個別では、ハピネス・アンド・ディ、アクセスグループ・ホールディングスがストップ高となった。ジョルダン、菱友システムズ、精工技研、ホウライ、ディーエムエスは昨年来高値を更新した。光ビジネスフォーム、医学生物学研究所、国際チャート、共同ピーアール、地域新聞社が買われた。
     
    一方、夢の街創造委員会が一時ストップ安と急落した。クルーズ、大木ヘルスケアホールディングス、イハラサイエンス、エヌ・シー・エヌ、初穂商事など6銘柄は昨年来安値を更新した。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、NaITO、グリムス、日邦産業、Nutsが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比0.19ポイント高の955.84ポイントと反発した。
    前日の米国株の上昇、為替の円安など外部環境の落ち着きを背景に日経平均が反発して始まり、投資家心理の改善に伴いマザーズ市場にも買いが波及した。朝方から創薬や人工知能(AI)などに関連する銘柄が活発に取引された。
    ただ、マザーズ市場では週末とあってこのところ人気化していたアンジェスなどに利益確定の売りが出て、マザーズ指数が下落した。
    一方、材料株やテーマ株、直近上場銘柄を中心に個人投資家の物色は引き続き活発で、マザーズ指数も売りが一巡すると値を戻した。
    値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は118となった。
     
    きょうマザーズ市場に新規上場した2銘柄はいずれも買い気配のまま売買が成立せず、初値は週明け以降に持ち越しとなった。大引け時点の気配値はエードットが2553円、Welbyは1万1960円で、いずれも公開価格の2.3倍だった。
    市場からは「IPO銘柄の初値形成が4月1日に持ち越されたことも、投資家心理の改善につながった」との声があった
     
    個別では、シリコンスタジオ、日本ホスピスホールディングスがストップ高。駅探は一時ストップ高と値を飛ばした。エニグモ、ソフトマックス、ロックオン、リックソフト、メドピアなど12銘柄は昨年来高値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、旅工房、PKSHA Technology、ギフト、SKIYAKIは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、メディアフラッグ、GameWithがストップ安となった。AmidAホールディングスは一時ストップ安と急落した。
    gooddaysホールディングス、ピアラ、フロンティアインターナショナル、フレアス、NATTY SWANKYは昨年来安値を更新した。
    プロパティデータバンク、アイリックコーポレーション、キャンバス、システムサポート、霞ヶ関キャピタルが売られた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    29日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比195円09銭高の2万1228円85銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、10.94ポイント高の1593.79で始まった。
    手掛かり材料難に加え、週末、月末が重なり、様子見ムードが強くなっている。
    ただ、昼休み時間中に中国・上海株式相場が上げ幅を一段と広げたのをはじめ、アジアの主要株式相場が軒並み上昇基調で推移していることが投資家心理を支えている。
    外国為替市場では、1ドル=110円70銭台の推移。
     
    個別では、第一三共がストップ高で買い気配となり、エーザイが上伸。トヨタは小じっかり。村田製、信越化は値を上げる。ソフトバンクG、KDDIは堅調で、楽天が大幅高となっている。
     
    半面、任天堂は軟調。キーエンス、東エレクは弱含み、ソニーが小幅安。武田は甘い。ファーストリテが小安く、ガンホーが売られている。
     
    ランチバスケットは26件、358.11億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
     

    29日前引けの日経平均株価は3日ぶり反発し、前日比199円17銭高の2万1232円93銭だった。
    東証株価指数(TOPIX)は10.73ポイント高の1593.58と、ともに反発した。
     
    前日の米株高に加え、為替がドル高・円安方向に振れたことで広範囲に買い戻される流れとなった。再開された米中閣僚級会議で貿易摩擦解消に向け交渉が進展しているとの観測が追い風となっている。
    為替相場もリスクオフムードの和らぎを受けて、1ドル=110円台後半と円安に振れた。
    これら外部環境の好転により、日経平均は寄り付き直後から上伸、買いが優勢となった。
    一時230円超と上げ幅を広げたが、受け渡し日ベースで実質的に新年度入りし、国内金融機関から期初の益出し売りが出ていることなどが相場の重荷になったため、買い注文が一巡した後は上値の重さが目立つ展開となった。
     
    取引開始前に発表された2月の鉱工業生産指数も、「電子部品など分野別で判断すると基調は強いとは言えない」とされ、株価押し上げには力不足であった。
    市場関係者は、「期待されていたドレッシング買いも、まったく気配がない」という。
    17年度末の日経平均終値は2万1454円30銭。3年連続の年度末株価上昇は、厳しい状況となりそうだ。
     
    ただ、前引けにかけて中国・上海株式が上昇の勢いを強め、投資家心理を強気にした。
    英製薬大手アストラゼネカとがん治療薬の開発・販売で提携すると29日朝に発表した第一三共など、医薬品株の堅調さも株価指数の上昇に寄与した。
    第一三共は制限値幅の上限まで買われ、1銘柄で日経平均を25円程度押し上げている。
     
    東証1部の出来高は4億9110万株、売買代金は8529億円だった。
    騰落銘柄数は値上がり1153銘柄、値下がり898銘柄、変わらず88銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、医薬品、鉱業、海運業が上昇し、下落は電気・ガス業、石油・石炭製品、鉄鋼。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)が堅調、楽天も強い動き。第一三共はストップ高カイ気配に買われ、塩野義は反発した。ファナックやリクルートも上昇した。安川電機、ダイキン工業なども高い。住石ホールディングスが急騰、ワイヤレスゲートが物色人気となった。
     
    半面、キーエンスが軟調、SUBARUも安い。ファストリ、出光興産が安い。電通やサイバーも下落した。ワタベウェディングが大幅安、前田工繊も急落した。東京機械製作所が大きく利食われ、ストライクなども売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比4.94ポイント安の6755.23ポイントと3日続落した。
    出来高2608万株。値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は192となった。
     
    個別では、KHCが昨年来安値を更新した。野崎印刷紙業、インスペック、岡山県貨物運送、マーチャント・バンカーズ、東京コスモス電機が売られた。
     
    一方、価値開発、カワセコンピュータサプライが一時ストップ高なった。エスプール、光陽社など3銘柄は昨年来高値を更新した。キャピタル・アセット・プランニング、ネットマーケティング、セメダイン、平和紙業、パスが買われた。



     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前日比7円3銭高の3440円25銭となった。日経平均株価の上昇を受け、新興株市場でもマクドナルドなど主力株や好材料銘柄に買いが入った。個人投資家の中小型株物色は依然活発だった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で227億円、売買高は4805万株。
    値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は275となった。
     
    個別では、ジョルダン、菱友システムズが昨年来高値を更新。医学生物学研究所、国際チャート、光ビジネスフォーム、ビーマップ、fonfunが買われた。
     
    一方、クルーズ、大木ヘルスケアホールディングス、イハラサイエンス、エヌ・シー・エヌ、初穂商事が昨年来安値を更新。夢の街創造委員会、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、NaITO、元旦ビューティ工業、セプテーニ・ホールディングスが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比8.12ポイント安の947.53ポイントと続落。
    外部環境の落ち着きから買い戻しや押し目買いが先行していたが、英国の欧州連合(EU)離脱問題やトルコの信用不安への警戒感が強まり模様眺め気分の強い展開なった。
    ラクスルやアンジェスなど、最近まで堅調だった銘柄への利益確定売りが指数を押し下げた。
    値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は147となった。
     
    新規上場した2銘柄はいずれも買い気配のまま売買が成立しなかった。前引け時点の気配値はエードットが1894円、Welbyは8840円と、それぞれ公募・売り出し価格(公開価格)を70%上回った。
     
     
    個別では、メディアフラッグがストップ安。GameWithは一時ストップ安と急落した。gooddaysホールディングス、ピアラ、フロンティアインターナショナル、フレアス、NATTY SWANKYは昨年来安値を更新。ラクスル、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、AmidAホールディングス、ビープラッツ、キャンバスが売られた。
     
     一方、駅探、日本ホスピスホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。エニグモ、ソフトマックス、ロックオン、リックソフト、メドピアなど10銘柄は昨年来高値を更新。シリコンスタジオ、ギークス、PKSHA Technology、旅工房、and factoryが買われた。

     

    【寄り付き概況】


    29日の日経平均株価は、前日比194円75銭高の2万1228円51銭と3日ぶりに反発してスタート。
    前日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要指数が上昇、外国為替市場でも足もと1ドル=110円台後半の推移と円安含みで東京市場でもリスクを取る動きが優勢となっている。前日に日経平均は一時400円を超える下げをみせるなど波乱含みの下げとなったが、きょうはその反動もあって切り返しに転じている。
    28日から再開された米中閣僚級会議で貿易交渉が進展しているとの観測が全体相場にポジティブに作用している。きょうは3月期末で機関投資家のドレッシング買いによる浮揚効果を見込む声もある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、石油を除き高い。値上がり上位に紙パルプ、保険、情報通信、機械、ガラス土石など。
     
    個別では、ソフトバンクG、KDDIが値を上げ、任天堂、トヨタが高い。三菱UFJ、三井住友は底堅い。ファーストリテが強含みで、塩野義は反発している。
     
    半面、キーエンスが下落し、ソニーは値を消し、SMC、村田製、太陽誘電も売り物がちで、SUBARUが軟調。武田は甘く、旭化成が小安くなっている。
     
     
    225先物は、アムロ・UBS・ソジェン・みずほ・JP・メリルが買い越し。
    クレディ・野村・ドイツ・モルスタ・GS・HSBC・大和が売り越し。
    TOPIX先物はみずほ・JP・ソジェン・日興・三菱が買い越し。
    バークレイズ・GS・クレディ・メリル・アムロ・UBSが売り越し。
     
    テクニカル的には、ベネ・ワン(2412)、ラクーン(3031)、システム情報(3677)、スカラ(4845)、ソディック(6143)、アトラエ(6194)、フォスター(6794)、スマートバリュ(9417)が動兆。

     

    「自信の有無」
     
     
    NY株式市場は反発。
    国債利回りの上昇や米中通商協議を巡る楽観的な見方が買い材料との解釈。
    2018年第4四半期の実質GDP確報値(季節調整済み)は年率換算で前期比2.2%増。
    2月公表値の2.6%増から下方修正となった。
    市場予想は2.4%増だった。
    「四半期の成長トレンドは明らかに弱まっている。
    労働市場は、少なくとも年内のリセッションを先送りするのに十分な強さを持っているが、利幅は縮小。
    マイナス成長になるのにさほど時間はかからないだろう」という解釈だ。
    18年通期のGDPは2.9%増だった。
    トランプ政権は年間のGDP目標を3%増とし、1兆5000億ドル規模の減税や景気刺激策を導入した。
    目標には届かなかったが成長率は15年以来の大きさ。
    17年の2.2%増から加速した。
    ウィリアムズNY連銀総裁は「世界経済鈍化を示す兆しはあるものの米経済は非常に良い環境にある。
    リセッションについてそれほど懸念していない」とコメント。
    これは好感された格好だ。
    10年債と3ヶ月物財務省短期証券の逆イールドは解消せず。
    10年債利回りは2.39%台に上昇(価格は下落)。
    ドル円は110円台後半。
     
    木曜の日経平均は寄り付き187円安、大引け344円安と続落。
    一時400円以上の下落で21000円を割れ込んだ場面もあった。
    3月になって3度目の21000円割れで日足は3日ぶりの陰線。
    「北京で始まった米中閣僚会談、迷走が続く英国議会、トルコ通貨安を軸にした新興国の混乱など。
    外部環境の不透明感は増すばかり」という解釈だ。
    一方で「底堅い」という珍妙な解説もあった。
    「アドバンテストや富士通、村田製作所など。
    朝方売られて安く始まっても大引けかけてはプラスに引き戻す銘柄が表れている」という指摘もあった。
    値上がり229銘柄、値下がり1878銘柄。
    新高値14銘柄、新安値75銘柄。
    騰落レシオは92.41まで低下。
    NT倍率は13.29倍。
    25日線(21436円)からは0.3%マイナスかい離。
    200日線(21946円)からは2.6%のマイナスかい離。
    75日線(20989円)がサポートしてくれていた。
    5日線が21289円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.180%。買い方▲11.702%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.951%。買い方▲16.023%。
    空売り比率は46.5%で17日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は9.6%。
    日経HVは19.3、日経VIは18.4。
    日経平均のPERは12.24倍でEPSは1718円。
    PBRは1.11倍に低下した。
    シカゴ225先物終値は大証日中日比145円高の21205円。
    高値21220円、安値20965円。
    大証夜間取引終値は日中比140円高の21200円。
    13週線(20888円)と26週線(21351円)のレンジでの戦い。
    24か月線(21538円)が遠い。
    昨年3月末終値は21454円というのが記録だ。
    ボリンジャーのマイナス1σが21257円。
    一目均衡の雲の白いねじれに期待したい日。
    3月高と3月安では大きな違い。
    最低でも2月末終値21385円が欲しい。
    気学では「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
    月曜は「突っ込んでも戻す日。悪目あれば押し目買い良し」。
     
     
    株式市場における「変なこと」はいろいろある。
    例えばチャート至上主義の台頭。
    米の値動きも卵の値動きも原油も金も為替も株も同じ罫線で語られる。
    コレに意義を唱える向きはほとんどない。
    北半球なら春に田植えをして秋に収穫する米の価格変動と企業の業績と景気要因。
    そして受給に左右される株価。
    これが一緒の図形になるというのは何か不自然だ。
    株式市場はどちらかといえば「数理解析」が主役の場。
    あるいは「確率論の世界」と言っても良いかも知れない。
    しかし罫線の世界は幾何学の世界。
    幾何学は「空間内の物体や諸現象の観察を通してそこから得られた図形の性質を研究する必要性から起った学問。
    古典的な平面幾何学や立体幾何学ばかりでない。
    現在では、最も抽象的な思考や想像の産物までが幾何学的に表現され」。
    「図形が株なのか」という根源的な疑問はなかなか解決しにくいものである。
    幾何学の父であるユークリッドの名言は「学問に王道なし」。
    「株式に王道なし」と連想されてしまう。
     
    市場関係者のメールにあった名言。
    「世の中には二つのタイプの人がいる。
    自信をもって生きている人とおびえて生きている人である。
    自信のある人は、憂うつからも、不機嫌からも、不必要な懐疑からも自由である。
    自信のない人は自らの弱点の犠牲になる。
    いざ、という時に存分に力を発揮する人と、
    いざ、という時にひけこむ人がいる。
    この決定的な違いはどこから生まれるのか。
    心の弱さはどう克服すべきなのか」。
    相場人として、これは核心を付いていると思う。
    所詮は「運」があるかないか。
    ここに最終的には尽きると思うが「運」を呼び込むか突き放されるかはココロ持ち方だろう。
     
    NYダウは91ドル高の25717ドルと反発。
    NASDAQは25ポイント高の7669ポイント。
    S&P500は10ポイント高の2815ポイント。
    ダウ輸送株指数は121ポイント高の10319ポイント。
    SOX指数は0.19%の下落。
    VIX指数は14.41。
    3市場の売買高は62.7億株。
    225先物CME円建ては大証日中比145円高の21205円。
    ドル建ては大証比165ポイント高の21205ポイント。
    大証夜間取引終値は日中比140円高の21200円。
    ドル円は110.62円。
    10年国債利回りは2.391%。
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    29日(金):失業率、鉱工業生産、米個人所得・個人支出、シカゴ購買部協会景気指数
    週末:中国製造業PMI
    1日(月):日銀短観、新元号発表、米小売売上高、ISM製造業景況感
    2日(火):マネタリーベース、米耐久財受注
    3日(水):米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況指数
    4日(木):台湾休場
    5日(金):家計調査、景気動向指数、米雇用統計、消費者信用残高、中国・香港休場
     
     
    29日(金)プロ野球開幕
    31日(日)ウクライナ大統領選、欧州夏時間に移行
     
    【4月】(8勝6敗で6位、陽線確率57.1%)
     
    1日(月)エープリールフール、政府が新元号発表、働き方改革関連法施行、改正出入国法施行、日銀短観、米小売売上高、ISM製造業景況感、ハノーバー・メッセ(〜5日)、新日鉄住金が「日本製鉄」社名変更、上げの特異日
    2日(火)マネタリーベース、米耐久財受注、大幅高の日
    3日(水)米ISM非製造業景況感、ADP雇用レポート、インドネシア休場、変化日
    4日(木)良品計画が銀座にホテル開業、台湾休場
    5日(金)景気動向指数、家計調査、米雇用統計、消費者信用残高、G7外相会議(仏・ディナール)、新月、鬼宿日、清明節
    6日(土)株安の日
    7日(日)統一地方選
    9日(火)イスラエル選挙、下げの日
    10日(水)ECB理事会
    11日(木)G20財務省・中央銀行総裁会議、ゴルフマスターズ開幕、木星逆行、天赦日、株安の日、変化日
    12日(金)SQ、IMF・世銀春季総会(ワシントン〜14日)
    15日(月)
    16日(火)上海国際自動車ショー(〜25日)
    17日(水)インドネシア大統領選、下げの特異日
    18日(木)上げの日
    19日(金)NY休場(グッド・フライデー)、変化日、満月、変化日
    21日(日)衆院沖縄3区補選、統一地方選
    22日(月)ロンドン休場(イースター・マンデー)
    23日(火)株高の日
    24日(水)日銀金融政策決定会合(〜25日)
    25日(木)変化日、株安の日
    26日(金)経済同友会通常総会、米GDP速報値発表
    27日(土)10連休開始
    29日(月)昭和の日で休場
    30日(火)天皇陛下が退位、休場 米FOMC(〜1日)、ユーロ圏GDP速報値発表、土星逆行
     
    月内:郵貯限度額が2600万円に倍増、OPEC総会、一帯一路フォーラム
    3月期企業の決算発表、
    東京五輪チケット発売開始
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    カゴメ(2811)・・・動兆
     
    カゴメに注目する。
    同社はトマト加工品の国内最大手。
    飲料が拡大基調。
    農事業を育成も手掛ける。
    スムージーや若年層向け新製品も投入。
    個人株主約20万人で個人株主比率99%。
    今後の手本だ。


    (兜町カタリスト櫻井)


    29日の日経平均株価は、28日の米国株式が反発した動きや、シカゴ日経平均先物高に連れて堅調なスタートが予想される。反発後はもみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1100円-2万1300円。
     
    為替市場では、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(28日終値は110円07-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同123円69-73銭)と円安に振れている。
    日経平均はきのう他市場に比べて大きく下げている分、為替相場の落ち着きもあり、輸出関連銘柄を中心に戻りを試す場面も想定される。
    週末ではあるが、来週には新元号が発表されることもあり、市場のセンチメントも楽観に傾くと期待できるだろう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比145円高の2万1205円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■パス<3840>
    傘下のブロックシャイン・シンガポールが仮想通貨交換業者向けカストディ業務用管理システムなどの使用許諾権を取得。カストディは仮想通貨の保管、管理を行う業務。
     
    ■アクリート<4395>
    地方自治体向けSMS配信プラットホーム開発でケイスリーと業務提携。
     
    ■SAMURAI&J PARTNERS <4764>
    大手自動車メーカーから異種DBレプリケーションソフト「FC Replicator2」ライセンスを追加受注。
     
    ■イントランス <3237>
    京都市にインバウンド向け宿泊施設開発用地を取得。2020年夏までの開業を目指す。また、同市内でインバウンド向け宿泊施設を取得する。
     
    ■ストライク <6196>
    上期経常が54%増益で着地・12-2月期も2倍増益。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    【国内】
     29(金)
    2月完全失業率(8:30)
    2月有効求人倍率(8:30)
    3月都区部消費者物価指数(8:30)
    2月鉱工業生産指数(8:50)
    2月商業動態統計(8:50)
    《決算発表》
    トシンG、YE DIGIT、パレモ・HD、ハニーズHLD、スター・マイカ、クラウディアH、岡山製紙、日本エンタ、ERI HD、マルマエ、宝印刷、ヤマシタヘルケア、日プロセス、ジャステック
     
    【海外】
    米2月個人所得(21:30)
    米2月個人支出(21:30)
    米3月シカゴ購買部協会指数(22:45)
    米2月新築住宅販売(23:00)
    《米決算発表》
    カーマックス
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    欧州市場序盤に当日安値110.015円まで下げたドルは其の後欧州株式市場や米国債利回りの上昇に買われて値を戻し、更に対ユーロで買われた為に対円でも上値を伸ばした。そしてNY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より減少し、第4四半期GDP確報値は予想を下回ったがドル買いは続き、NY株式市場が反発で始まると序盤にドルは当日高値110.845円まで上昇した。
     
    しかし続いて発表された2月中古住宅販売成約指数は予想を下回ってドルの上値は重くなり、NY株式市場の下げと共にドルも110.515円まで反落したが、110円半ばを維持して揉み合いとなり、最後は前日比+17銭高の110.685円と110円後半を維持して引けた。
     
    米経済指標はマチマチだったがNY株式市場は反発し、米国債利回りの上昇にドルも買われて小幅高となる一方、EU離脱問題が長引くポンドは大幅安(-1.73円)となり、トルコリラは20.53円から18.91円まで乱高下を繰り返した。ドルの上値は重いが下値も堅く、やはりドル買いが無難ではないか。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■パソナG<2168>
    インフルエンサーの求人サービス 「美人時計」運営企業と組む
     
    ■ネクソン<3659 >
    国内事業を強化 19年内に「ゴジラ」題材のスマホゲームを配信
     
    ■安川電<6506 >
    統合コントローラー開発 産業用ロボとサーボモーターを1台で制御
     
    ■洋エンジ<6330 >
    IT投資などでコスト競争力を向上 ファンドから150億円調達
     
    ■明電舎<6508 >
    電動車用試験システムで独FEVと業務提携 開発を効率化
     
    ■シモジマ<7482 >
    見た目を引き立てるデザインの容器を相次ぎ投入 竹・紙製など
     
    ■菱電商<8084 >
    ファームシップと提携 植物工場の省人・省力化システムを開発


    28日のNYダウ工業株30種平均は前日比91ドル87セント高の2万5717ドル46セントと反発で終えた。
    米中両政府はこの日、閣僚級協議を約1カ月ぶりに再開。双方の対立が続く中国による知的財産権侵害などが議論される。株価は反発して寄り付き、中国市場への依存度が比較的高い建機のキャタピラーや工業製品のスリーエム(3M)などの銘柄が買われた。
     
    ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官が訪中し、28日に米中の閣僚級協議が再開された。ロイター通信が「中国政府がIT技術の移転などでこれまでにない提案をした」と報じ、合意に向け交渉が前進しているとの期待が広がった。
     
    米長期金利の指標である10年物国債利回りが前日比で上昇した。利ざや縮小への警戒感が後退し、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が買われた。「金利低下が世界景気への懸念につながっていたが、やや和らいだ」という。
     
    ただ、朝方に発表された一連の経済指標が軟調だったため上値は重く、一時前日終値を挟んで小動きとなった。米商務省が発表した2018年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)確定値は前期比2.2%増と、速報値(2.6%増)から下方修正され、市場予想(2.4%増)も下回った。同四半期の税引き後企業利益も前期比横ばいにとどまり、米経済の減速懸念を強める結果となった。
     
    また、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米中協議について「交渉を数週間から数カ月延長する用意がある」と述べたと伝わった。協議の難航を意識した売りを誘った。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は前日比25.789ポイント高の7669.166で終了した。アマゾン・ドット・コムやアップルなど主力株の一角が上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,717.46+91.87
    S&P500種
    2,815.44+10.07
    ナスダック
    7,669.166+25.789
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,295.30−21.60
    NY原油(ドル/バレル)
    59.50+0.20
    円・ドル
    110.64 - 110.65+0.
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅反発した。
    6月物は前日比15円高の2万1205円で引け、28日の大取終値を145円上回った。
    米メディア報道を手掛かりに、28日に再開した閣僚級の米中貿易協議を巡る進展期待が広がり、日経平均先物は米株とともに買われた。円相場の反落も支援材料になった。
    この日の6月物高値は2万1220円、安値は2万0965円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21205 ( +145 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21225 ( +165 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7234.33(+40.14)
    FTSE100種総合株価指数は反発した。前日の終値に比べ40.14ポイント高の7234.33で引けた。
    英国の欧州連合(EU)離脱が混迷を深めているが、これを受けて通貨ポンドが急落しているため、株式相場には追い風となった。とはいえ、上値は重かった。
    27日夜にメイ首相が離脱後の辞任を表明し、離脱合意案への支持を呼び掛けたが、打開にはつながらないとの見方が広がった。一方、英議会は代替案を模索する投票を行ったが、全ての選択肢に「ノー」が突き付けられた。指数構成銘柄全体の約7割が上昇した。
     
    個別銘柄では、医薬品株が上昇した。たばこのインペリアル・ブランズは2.3%高とブリティッシュ・アメリカン・タバコが2.0%高とともに、アナリストによる投資判断引き上げも好感され上がった。資源株も高くなった。
    総合ヘルスケアのNMCヘルスは前日に急落した反動で買われた。新しいバッテリーの材料を製造する用地をポーランドに取得した鉱業・化学のジョンソン・マッセイの値上がりも目立った。オンライン食品販売オカド・グループが5.3%高と急伸。最近1カ月間の株価上昇は際立っていた。
     
    半面、保険株と住宅建設株は下落した。保険のプルーデンシャルと資産運用のシュローダーズ、不動産投資信託(REIT)のブリティッシュ・ランドはそれぞれ配当権利落ちで売られた。アナリストが株価目標を引き下げた航空のイージージェットも大幅安、アイスランドの格安航空WOWエアが事実上の経営破たんとなり、連れ安した格好となった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11428.16(+9.12)
    ドイツ株式指数(DAX)は小反発した。終値は前日と比べて9.12ポイント高の11428.16だった。
     
    個別銘柄では、工業用ガスのリンデは、UBSが株価目標を引き上げたことを受けて買われた。医薬・化学大手の独メルクも上昇した。バイオ医薬品の生産能力を拡大するための投資を発表したことが好感された。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアの値上がりも目立った。
    一方で、ドイツ銀行が大幅安となった。半導体のインフィニオンテクノロジーズは前日に続いて、この日も売られた。複数のアナリストが株価目標を引き下げたことが影響した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5296.54(-4.70)
     

03月29日 毎日コラム
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