【市況一覧】
日経平均株価
37,965.10 -467.88 05/30
TOPIX
2,801.57 -10.45 05/30
マザーズ
745.24 +4.85 05/30
NYダウ平均
42,215.73 +117.03 05/30
ナスダック総合
19,175.87 +74.93 05/30


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    [概況]

    19日の東京外国為替市場は、豪ドル円が小幅ながらだが下落した。きっかけは、発表された豪住宅価格指数の結果が予想を下回ったことだ。これにより、豪ドル円は本日の安値78.880円まで下落した。
     
    また、この日は今月の豪中銀理事会の理事要旨が発表されたが、こちらの結果を受けた反応は軽微だった。反応に乏しかった理由としては、議事録の内容が「変更する状況ではない」とされ、このところの豪経済減速を受けた市場の利下げ観測を、強めるものではなかったからだ。欧州時間での豪ドル円は動意に薄く、現在は79.00円を挟んで取引されている。
     
    さて、注目の英離脱問題は、離脱案を巡り首相と議会の溝が埋まらず、手詰まり感が否めない。具体的に伝わった報道としては、英下院議長による「議会で否決した離脱案を再度採決にかけるには中身が大幅に異なる必要がある」との発言だ。なお、離脱案が可決されない場合は、先週に可決された6月までの期間延期は反故となり、離脱問題は一層と長期化する恐れが出てくる。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    【大引け概況】
    19日の日経平均株価は3営業日ぶり反落した。前日比17円65銭安の2万1566円85銭で終えた。
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    3月期末の配当に絡んだ買いが入ったものの、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日まで連騰していたため、材料難の中、朝から利益確定売りが優勢となった。

    日経平均は下げ幅を一時150円あまりに広げた。2月以降は日経平均が2万1500円を超えると上値が重くなっていたため、前日までの上昇で利益確定売りが増えた。海外ヘッジファンドなど短期スタンスの投資家が株価指数先物に断続的な売りを出したことも相場の重荷となった。
     
    2019年2月期の決算発表を前に、ユニファミマやセブン&アイといった小売株に先行きを警戒した売りが出たことも相場全体を下押しした。
    上海総合指数が時折マイナス圏に沈むなど最近強さが目立っていた中国株にもこの日は上げ一服感が見られ、東京株式市場は午後も買いが強まらなかった。
     
    市場からは「特段の材料もなく、配当取りの動きが下値を支えているイメージだ。日経平均は2日続けてほぼ十字足となり、見送り現象と言えよう。要は材料待ちであり、市場エネルギーの回復待ちでもある」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶり反落した。終値は前日比22.69ポイント安の1万4331.86だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、前日比3.45ポイント安の1610.23で終えた。
     
    売買は低調で、東証1部の売買代金は概算で1兆8954億円と目安の2兆円を下回った。売買高は11億401万株。東証1部の値下がり銘柄数は1464、値上がりは597、変わらずは74だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、小売業、電気・ガス業、陸運業などが下落した。上昇は保険業、その他金融業、パルプ・紙など。
     
    個別では、断トツの売買代金をこなしたZOZOが急落となったほか、売買代金2位の任天堂も安い。キーエンスが売りに押された。NTTデータやコナミHD、キッコマンが安い。セブン&アイ・ホールディングスが下落、エーザイや中外薬、楽天も値を下げた。メガチップス、TATERU、インターアクションなども大きく値を下げている。ツルハホールディングス、ユニー・ファミリーマートホールディングスなどの下げも目立った。
     
    半面、ダイキンのほか、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調。日立製作所や安川電が買われたほか、東京海上ホールディングスも買いが優勢だった。ファンコミュニケーションズが値を飛ばし、東亜建設工業も物色人気化。ジャパンエレベーターサービスホールディングスが高く、阪和興業なども値を上げた。
     
    東証2部株価指数は前日比2.08ポイント安の6861.69ポイントと反落した。
    出来高6528万株。値上がり銘柄数は212、値下がり銘柄数は202となった。
    この日、東証2部に上場したKHCは初値を22円(2.6%)下回る810円で取引を終えた。
     
    個別では、ウィル、ジー・スリーホールディングス、ラピーヌ、アシードホールディングスが昨年来安値を更新。松尾電機、ストリーム、価値開発、ピーエイ、富士ソフトサービスビューロが売られた。
     
    一方、デュアルタップ、大和重工がストップ高。東洋刃物、理経は昨年来高値を更新。Oak キャピタル、萬世電機、野崎印刷紙業、栗林商船、アマテイが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。
    終値は前日比52銭安の3448円62銭だった。19日の日経平均株価が下落し、新興企業株にも売りが優勢になった。
     日経平均株価が軟調に始まったため、新興企業市場でも「前日までに上昇した銘柄に売りが目立った」。ただ、値動きの良い銘柄には押し目買いも入り、売買代金上位では値上がりした銘柄の方が目立った。
    売買代金は概算445億円、売買高は7879万株だった。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は336となった。
     
    個別では、テノックス、大木ヘルスケアホールディングス、ハマイ、共栄セキュリティーサービス、マックハウスなど7銘柄が昨年来安値を更新。プリントネット、santec、リバーエレテック、アルファクス・フード・システム、ETSホールディングスが売られた。
     
    一方、シライ電子工業がストップ高。ハイパー、キムラは一時ストップ高と値を飛ばした。プロトコーポレーション、澤田ホールディングスは昨年来高値を更新。GFA、ユビキタス AIコーポレーション、UTグループ、ピクセルカンパニーズ、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。


    東証マザーズ指数は前日比4.10ポイント安の937.60ポイントと反落した。
    マザーズ市場は、前日に上昇した反動で利益確定売りが優勢だった。
    東京株式市場全般が不安定な値動きとなり、マザーズ市場も方向感ない動きだった。ただ、バイオ関連株の一角などには押し目買いも入り、底堅く推移した。
    個人投資家による中小型株に対する下値拾いの動きは散見された。これにより、マザーズ指数はマイナス圏での推移となったものの、後場にかけて下げ渋る展開となった。

    売買代金は概算で1386.59億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり157銘柄、変わらず9銘柄となった。
     
    マザーズ市場に19日に上場したミンカブの終値は1327円で、初値を5%下回った。同日上場したコプロHDの終値は2218円で初値を7%下回った。
     
    個別ではタイセイ、DELTA-Fly Pharma、中村超硬、アクアライン、MTGなど6銘柄が昨年来安値を更新。レントラックス、アイリックコーポレーション、リボミック、リネットジャパングループ、リーガル不動産が売られた。
     
    一方、G-FACTORY、Mマート、窪田製薬ホールディングスがストップ高。シルバーエッグ・テクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。エニグモ、ラクスル、EduLab、リンク、リックソフトなど11銘柄は昨年来高値を更新。霞ヶ関キャピタル、トランザス、レアジョブ、ギフト、アライドアーキテクツが買われた。
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比42円17銭安の2万1542円33銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.82ポイント安の1609.86で始まった。
    前日まで上昇が続いていた半導体関連株などを中心に利益確定売りが広がっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに弱含み。
    外国為替市場では、1ドル=111円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調
     
    個別では、楽天、7&iHDが下押し、ZOZO、ツルハHDは大幅安。任天堂、ガンホーが値を下げ、ソフトバンクG、ファーストリテは弱含み。武田、資生堂、東エレク、SUMCO、キーエンスは下落した。
     
    半面、三菱UJが買われ、東京海上は堅調。トヨタ、ブリヂストンは強含み。日立は大幅高。富士通が値を上げ、安川電、ダイキンはしっかりだった。
     
    日経平均は日中、海外株や為替の動向睨みで上下に振らされるものの、結局は2万1500円近辺でこう着が続いている。2万1500円を上回る水準では世界経済や企業業績の先行きを警戒した機関投資家、また保有株の縮減に動く金融機関などの売りが出る一方、日足チャート上の25日移動平均線レベル(2万1400円付近)では3月期末の配当権利取りや配当再投資の思惑からの買いが入っているものとみられる。
     
    本日から開催される米FOMCの内容を見極めたいなどとの思惑も加わり、後場の日経平均はマイナス圏でややこう着感を強める可能性があるだろう。
     

    19日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比56円12銭安の2万1528円38銭だった。
    東証株価指数(TOPIX)は4.78ポイント安の1608.90と、ともに小反落した。

    朝方は、きのう終値でフシ目となる2万1500円を超えていたこともあり、利益確定を目的とした売りが優勢だった。株価指数先物にまとまった売り物が出たのをきっかけに下げ幅を拡大し、一時2万1425円79銭(前日比158円71銭安)まで下落した。

    一方、3月期末配当の権利取りを狙った買いや中国・上海株式相場が小幅高で始まったことが支えとなり、上げに転じる場面もあった。小売業やガスが下落し、保険や石油が上昇した。
    その後は再びマイナス圏入りし、前引けにかけてさえない展開となった。
     
    市場関係者は、様子見ムードの中、相場全体を動かす材料もなく、後場も動意に乏しい展開となりそうだ。ただ「出来高や売買代金が少ない分、先物の仕掛け的な売り買いに振られやすく、注意は必要だ」という。
     
    東証1部の売買代金は概算で9204億円、売買高は5億5722万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1522、値上がりは531、変わらずは82だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、小売業、電気・ガス業、精密機器、サービス業などが下落。保険業、パルプ・紙などは上昇した。
     
    個別では、ZOZOが売買代金トップで株価は急落、任天堂、東京エレクトロンなども売りに押された。ユニファミマやセブン&アイ、楽天も値を下げた。テルモなど精密機器株のほか、NTTデータやキッコマンが下落した。メガチップス、TATERU、ツルハホールディングスなどが大幅安となった。
    半面、トヨタ自動車がしっかり、ファナックや安川電は上昇。日立製作所が買われ、三菱UFJや東京海上ホールディングスといった金融株も高い。ジャパンエレベーターサービスホールディングスが物色人気となり、東亜建設工業、ファンコミュニケーションズなども高い。
     
    東証2部株価指数は前日比20.30ポイント安の6843.47ポイントと反落した。
    出来高3361万株。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は192となった。
     
    この日、東証2部に新規上場したKHCは公募・売り出し(公開)価格を2.1%下回る832円で初値をつけた。同社は子会社を通じて戸建て住宅を設計・施行する。
     
    個別では、ウィル、ジー・スリーホールディングス、アシードホールディングスが昨年来安値を更新。価値開発、松尾電機、ストリーム、ピーエイ、富士ソフトサービスビューロが売られた。
     
    一方、東洋刃物、理経が昨年来高値を更新。アマテイ、大同信号、FDK、ウインテスト、いい生活が買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸し、午前の終値は同51銭高の3449円65銭だった。前日の米国株高を映して買いが先行して始まった。投資家心理の改善につながり、ジャスダック市場にも好影響を及ぼした。ハーモニックやワークマンといった主力銘柄に買いが入り、相場全体を支えた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は4837万株だった。
    値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は306となった。
     
    個別ではキムラが一時ストップ高と値を飛ばした。プロトコーポレーション、澤田ホールディングスは昨年来高値を更新。GFA、シダー、サカイホールディングス、UTグループ、ユビキタス AIコーポレーションが買われた。
     
    一方、大木ヘルスケアホールディングス、ハマイ、共栄セキュリティーサービス、星医療酸器が昨年来安値を更新。エヌ・シー・エヌ、リーダー電子、アイレックス、santec、細谷火工が売られた。

     

    東証マザーズ指数は前日比6.71ポイント安の934.99ポイントと反落した。
    好業績株やIPO銘柄、材料発表の相次ぐバイオ関連への物色されているものの、個人投資家の一部の中には利益確定売りがでている。マザーズ市場全体としては、上値の重い展開となった。
     
    値上がり銘柄数は99、値下がり銘柄数は169となった。
     
    19日にマザーズ市場に上場したコプロHDとミンカブはいずれも初値が公募・売り出し(公開)価格を上回った。午前終値はコプロHDが初値を4%下回る2300円、ミンカブは2.9%下回る1360円だった。
     
     
    個別では、タイセイ、DELTA-Fly Pharma、中村超硬、アクアライン、MTGなど6銘柄が昨年来安値を更新。オンコリスバイオファーマ、レントラックス、ライトアップ、キャンバス、バリューゴルフが売られた。
     
    一方、シルバーエッグ・テクノロジーがストップ高。G−FACTORY、Mマート、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。エニグモ、ラクスル、EduLab、リボミック、レアジョブなど8銘柄は昨年来高値を更新。霞ヶ関キャピタル、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、GMOメディア、JMC、カイオム・バイオサイエンスが買われた。

    【寄り付き概況】

    19日の日経平均株価は、前日比26円07銭安の2万1558円43銭と3日ぶりに反落してスタート。
    前日のNYダウなど主要指数が揃って高く、リスク選好の流れが続いているが、外国為替市場では足もと1ドル=111円台前半の推移と円高方向に振れており、東京市場では日経平均が直近2営業日で300円近い上昇をみせていることもあって、目先利益確定の売りも出やすい。
     
    一方、国内機関投資家の決算対策売りはほぼ終了したとの見方も強く、株式需給面から上値は軽くなっている。3月決算期末を控え、高配当利回り銘柄などを中心に配当権利取り狙いの買いなどが下値を支えそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に保険、鉱業、その他金融など。一方、値下がりで目立つのは精密機器、電力ガス、化学など。
     
    個別では、東エレク、信越化、SUMCOが値を下げ、ソニー、キーエンス、ファナックは安い。スズキが下押し、コマツは小反落。ソフトバンクG、ファーストリテがさえず、ANA、JALは軟調。ZOZO、7&iHDが売られ、武田、資生堂、任天堂も下落している。
     
    半面、楽天が小高く、三井住友、東京海上、オリックスは小幅に値を上げている。日立が堅調で、ホンダ、トヨタはしっかり。
     
    225先物はアムロ・JP・モルスタ・ソジェンが買い越し。
    UBS・野村・大和・ドイツ・GSが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・アムロ・モルスタ・ソジェン・日興が買い越し。
    みずほ・GS・大和・HSBCが売り越し。
     
    テクニカル的には、長谷工(1808)、矢作建(1870)、M&A(2127)、日駐(2353)、オエノン(2533)、アルコニックス(3036)、丸善CHI(3159)、ビーロット(3452)、コーエー(3635)、メディアドゥ(3678)、eBASE(3835)、コムチュア(3844)、ニチバン(4218)、メディカルシス(4350)、花王(4452)、楽天(4755)、Dガレ(4819)、資生堂(4911)、出光(5019)、日立金(5486)、大紀アルミ(5702)、三井金(5706)、三井海洋(6269)、アイモバイル(6535)、リオン(6823)、イントラスト(7191)、ワタミ(7522)、キャノン(7751)、メニコン(7780)、SHOEI(7839)、廣済堂(7868)、プロネク(7893)、図書印(7913)、ミズノ(8022)、日立ハイテク(8036)、商事(8058)、SRS(8163)、ロイヤル(8179)、Eギャラ(8771)、NECキャピ(8793)、阪急阪神(9042)、名鉄(9048)、東電(9501)、東ガス(9531)、スクエニ(9684)、CEC(9692)、船井総研(9757)、福井コン(9790)、オートバクス(9832)が動兆。

     


    「もうすぐ青空」
     
     
    週明けのNYダウは4日続伸。
    19〜20日開催予定のFOMCでFRBが利上げに慎重姿勢を示すとの観測が相場の支えとの見方だ。
    OPEC加盟国とロシアなど非加盟の有力産油国がアゼルバイジャンで会合。
    6月末で終了する予定の協調減産の延長を協議。
    減産延長の可能性が高まり原油先物相場がほぼ4カ月ぶりの高値。
    これも相場の支えとなった。
    経営再建中のドイツ銀行と独大手のコメルツ銀行との統合交渉進展も好材料視。
    エネルギー、金融などのセクターが上昇のけん引役となった。
    2015年以来となる小型タブレット端末「iPad mini」の新機種を発表したアップルも上昇。
    一方ボーイングが下落し1銘柄でNYダウを約45ドル引き下げている。
    NASDAQも続伸。
    昨年10月9日以来5か月ぶりに7700ポイント台を回復した。
    もっとも「FOMCを控えて方向感に乏しい展開」というのが正し解釈だろう。
    NYダウの日中値幅は139ドルで膠着感が強かった。
    先週末は3月の第3金曜日。
    株価指数先物・オプション取引、個別株オプション・先物の取引が精算される「クアドルプル・ウィッチング」だった。
    クアドルプルウィッチングの週の米株は強いというのがアノマリー。
    1983年以降、S&P500はクアドルプルウィッチングの日に上昇22回、下落が14回。
    週間では上昇24回、下落が12回。
    NYダウはクアドルプルウィッチングの日に上昇19回、下落が17回。
    週間では上昇25回、下落が10回。
    10年国債利回りは2.6%台。
    ドル円は111円台前半。
    VIX(恐怖)指数は13.10。
     
     
    週明けの日経平均は続伸。
    金曜の「陽の坊主」が暗示していた格好だ。
    3月8日から上ヒゲが21600円近辺に伸びており売り圧力の高さはうかがえる状況。
    昨年12月メジャーSQ値21618円が抜けない格好だ。
    もっとも上値は重かったがこれで今年の月曜は9勝1敗。
    2勝8敗の木曜とは対照的だ。
    「高値圏で一進一退はいずれ売ってもダメなら買ってみな」につながる可能性があろうか。
    「上げ下げは外部環境次第という」つまらない状況ではある。
    寄り付き126円高、大引け133円高で日足はかすかながら2日連続の陽線。
    12月第1週以来の26週線(21469円)上抜けだ。
    13週線が先週から上向いてきたのは悪くない。
    昨年3月月中平均(21395円)、3月終値(21454円)ともに上抜けてきたのも悪くない。
    12日の戻り高値(21568円)も上抜いた。
    25日線(21373円)は完全に上向き。
    1.0%のプラスかい離。
    75日線(21058円)はかすかに上向いた。
    200日線(21978円)ももうすぐ上向いてくる。
    マイナスかい離は1.0%まで縮小してきた。
    値上がり1695銘柄、値下がり385銘柄。
    新高値16銘柄、新安値14銘柄。
    大引けで4000億円近く商いがあり、東証1部の売買代金は1兆9134億円。
    騰落レシオは113.70。
    むしろ120を超えた方が相場に弾みが付こうか。
    NT倍率は13.38倍。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.927%。買い方▲10.857%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.341%。買い方▲16.233%。
    空売り比率は41.4%で10日連続の40%超。
    空売り規制ナシ銘柄の比率は8.1%。
    日経HVは13.3、日経VIは15.87。
    日経平均採用銘柄のPERは12.57倍でEPSは1725円。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の21405円。
    高値21450円、安値21310円。
    大証夜間取引終値は日中比10円安の21400円。
    勝手雲の上限(21647円)を抜ければ青空。
    22日の黒いねじれは気にせず一目均衡の雲が白くねじれる29日に期待だろうか。
    ボリンジャーのプラス1σが21608円で月足陽線基準の21601円と近似値。
    プラス2σは21843円だ
    気学では「気味の急変を見せる日。後場の足取りに注意」。
    水曜は押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
    金曜は「数日来高いと吹き値売り方針で駆け引きせよ」


    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]

    ドルはNY市場に入るまで非常に狭いレンジでの小動きが続いたが、NY株式市場がマイナスで始まり、ダウが序盤に-63.21ドルまで落ちる下げや米国債利回りの低下にドルも売られて、NY市場序盤過ぎに当日安値111.300円まで下落した。
     
    しかし其の後株価がプラスを回復する上昇にドルも買い戻されて揉み合いとなり、最後は前週末比-7銭の111.440円と111円半ばを割れて引けた。また英国のEU離脱に対する不透明感にポンドは売られる(-56銭)一方、ユーロは買われる(+15.5銭)など、主要通貨はマチマチな動きで引けた。
    週明けのドルは上下高安の変動幅がわずか34銭しかなく、下値は堅い反面、上値も重い状況が続いているが、目先はFOMC(19〜20日)の結果待ちか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    19日の東京株式市場は、上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1700円。
    現地18日の米国株式が続伸した動きを受けて、堅調な展開が期待される。
    昨日は2万1500円を割り込んでおらず、下はあってもこの辺りまでか。グローバル市場の落ち着きを支えに、底堅い地合いが続くと予想する
    ただ、手掛かり材料難のなか、足元では戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好が続いており、停滞商状となる可能性もありそう。
     
    為替相場は。ドル・円が1ドル=111円台の半ば(18日終値は111円48-49銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円51-55銭)とやや円高に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比5円安の2万1405円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■デュアルタップ<3469>
    マレーシア政府系企業のサイバービュー社と提携。マレーシア経済特区「サイバージャヤ」への日本企業進出を支援する。
     
    ■プロトコーポレーション<4298>
    東証が25日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■JMC<5704>
    JMC初となる医療機器の薬事を取得したカテーテル被覆保護材「セキュアポート IV」を販売開始する。
     
    ■三井松島ホールディングス<1518>
    シュレッダー国内最大手の明光商会株式を取得し子会社化する。
     
    ■AFC−HDアムスライフサイエンス<2927>
    今期配当を5円増額修正。
     
    ■ディー・ディー・エス<3782>
    多要素認証基盤「EVE MA」でシンクライアントデバイスの認証強化を拡充。仮想化環境での顔認証や指静脈認証を実現。
     
    ■エス・ディー・エス バイオテック<4952>
    今期経常を32%上方修正。
     
    ■ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>
    TATERU <1435> 子会社で不動産投資家向け情報サイトを運営するインベストオンラインの株式80%を取得し子会社化する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    19(火)
    2月訪日外客数(16:00)
    20年国債入札
     
    【海外】
    独3月ZEW景況指数(19:00)
    FOMC(〜3/20)
    米1月製造業受注(23:00)
    《米決算発表》
    フェデックス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■前田建<1824>
    環境配慮型の施工技術で建築受注拡大に注力 国際認証で最高位
     
    ■熊谷組<1861>
    無人化施工を高度化 ICT活用でオペレーターが建機を遠隔操作
     
    ■サッポロHD<2501>
    機能性の健康食品事業に参入 独自乳酸菌で睡眠改善を確認
     
    ■テイカ<4027>
    岡山工場に工場棟新設 化粧品向け機能性微粒子製品を増産
     
    ■DIC<4631>
    耐久性に優れた高機能樹脂の生産拠点を米国に新設 投資額5億円
     
    ■WNIウェザー<4825>
    スマホアプリで居住地域の地震の危険度を診断する事業
     
    ■パナソニック<6752>
    2022年発売を目指して水素製造装置を開発 滋賀で実証実験
     
    ■HIOKI<6866>
    電線に取り付けて電流を測定する電流プローブの新製品発売
     
    ■ローム<6963>
    IoT向けの国際無線通信機器の最新規格に適応したモジュール開発
     
     

    18日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前週末比65ドル23セント高の2万5914ドル10セントで終えた。
     
    この日は、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国による協調減産が下半期も続き、需給が逼迫するとの思惑が広がる中で買われ、米国産標準油種WTIの清算値は約4カ月ぶりの高値を更新。エクソンモービルやシェブロンなどのエネルギー株に業績向上を期待した買いが膨らみ、ダウを押し上げた。
    また、ドイツ金融大手のドイツ銀行とコメルツ銀行は17日、合併交渉を進めていることを正式に表明。アドバイザリー業務でそれぞれ支援を行っていると伝えられたゴールドマン・サックスやシティグループに買いが入り、他の金融株もつれ高となった。
    米連邦準備理事会(FRB)が20日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げに慎重姿勢を示すとの観測も相場を支えた。
     
    一方、2度目の墜落事故を起こした「737MAX」について、米運輸省が米連邦航空局(FAA)の機体認証手続きに問題がなかったか調査していると伝わったボーイングが下げ、相場の重荷になった。ボーイング1銘柄でダウ平均を45ドルあまり押し下げた。
     
    セクター別では、エネルギーや小売が上昇する一方でメディアや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、25.951ポイント高の7714.478と昨年10月9日以来ほぼ5カ月ぶりに7700台を回復した。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、ネットフリックスなど主力株の一角が買われた。一方、アナリストが投資判断を引き下げたフェイスブックが売られ、指数の上値を抑えた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,914.10+65.23
    S&P500種
    2,832.94+10.46
    ナスダック
    7,714.478+25.951
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,301.50−1.40
    NY原油(ドル/バレル)
    59.00−0.09
    円・ドル
    111.41 - 111.42−0.07


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
    6月物は前週末比75円高の2万1405円で引け、18日の大取終値を5円下回った。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で将来の利上げに慎重姿勢が示されるとの見方や、原油高を支えに米株が上げ、日経平均先物にも買いが及んだ。
    この日の6月物高値は2万1450円、安値は2万1310円。

     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21405 ( -5 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21435 ( +25 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7299.19(+70.91)
    FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンド安を好感して6日続伸した。前週末の終値に比べ70.91ポイント高の7299.19と、終値ベースで2018年10月上旬以来、約5カ月半ぶりの高値で引けた。
    構成銘柄の約8割が上昇した。
    英議会が20日までに欧州連合(EU)からの離脱案を採決する可能性があり、先行き不透明感は残るものの、買いが優勢だった。資源株が買われ、株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、原油高を背景に、石油株の値上がりが目立った。ドイツ銀行とコメルツ銀行が統合に向け交渉を進める方針を示したことを背景に、銀行株も高くなった。ポンド相場の下落を受けて、通貨安で恩恵を受けるとみられる多国籍企業銘柄のたばこと医薬品株も買われた。スーパーマーケットのセインズベリーが5.0%高と品質試験サービスのインターテック・グループは3.1%高の値上がりが大きくなった。
     
    半面、賭け屋大手パディー・パワー・ベットフェアーと英オンライン食品デリバリー大手ジャストイートは各1.5%。外食・ホテル大手ウィットブレッドとアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの民間医療サービス最大手NMCヘルスケアはいずれも1.2%安とふるわなかった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11657.06(-28.63)
    ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末と比べて28.63ポイント安の11657.06だった。
    個別銘柄では、半導体のインフィニオンテクノロジーズと素材メーカーのコベストロ、アディダスの値下がりが目立った。
    一方で、ドイツ銀行は4%超上がった。同行が17日にコメルツ銀行と統合の交渉を進める方針を正式に発表したことが好感された。鉄鋼のティッセン・クルップも大幅高。同社がエジプトの化学・肥料の製造業者から大型の受注を獲得したことが好感された。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5412.83(+7.51)
     

03月19日 毎日コラム
考える習慣でボケ防止に一石二鳥
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