|<    <   page 1/1   >    >|

[6188]富士ソフトサービスビューロ

[4月19日更新]

富士ソフトサービスビューロは急伸の反動一巡、18年3月期2桁増収増益予想で19年3月期も収益拡大期待

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQ)は、コールセンターサービスやBPOサービスなどを展開している。18年3月期2桁増収増益で再増額の可能性が高いだろう。そして19年3月期も収益拡大が期待される。株価は急伸した4月4日高値から反落したが、反動が一巡して上値を試す展開が期待される。

■トータル・アウトソーシング企業

富士ソフト<9749>グループのトータル・アウトソーシング企業として、年金相談やITヘルプデスクなどのコールセンターを構築・運営するコールセンターサービス、および事務代行や人材派遣などのBPOサービスを2本柱としている。

年金業務など官公庁関連に強みを持ち、16年10月には全国7地域での日本年金機構事務センター案件が稼動した。17年10月以降は受託地域が拡大する。

17年10月には女性活躍推進法に基づく優良企業認定マーク「えるぼし」で、最高評価「3段階目」の認定を受けた。

■18年3月期2桁増収増益予想で再増額の可能性

18年3月期の非連結業績予想(10月25日に増額修正)は、売上高が17年3月期比13.5%増の97億円、営業利益が22.1%増の3億30百万円、経常利益が16.1%増の3億30百万円、純利益が14.5%増の2億40百万円としている。新規案件稼動に伴って人件費が増加するが、需要が高水準に推移して売上高、利益とも過去最高更新見込みである。

第3四半期累計は、売上高が前年同期比21.5%増の72億136万円で、営業利益が2.7倍の2億87百万円、経常利益が2.7倍の2億89百万円、純利益が2.7倍の2億03百万円だった。コールセンターサービスが18.9%増収、BPOサービスが24.0%増収と好調に推移した。官公庁案件が拡大し、衆院選のスポット案件も寄与した。

通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.6%、営業利益が87.0%、経常利益が87.6%、純利益が84.6%と高水準である。通期会社予想は再増額の可能性が高いだろう。そして19年3月期も収益拡大が期待される。

■株価は急伸の反動が一巡して上値試す

株価(18年2月1日付で株式3分割)は急伸した4月4日の上場来高値1189円から反落したが800円近辺で下げ止まる形だ。利益確定売りが一巡したようだ。4月18日の終値は847円、前期推定PERは約24倍、時価総額は約57億円である。

週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。急伸の反動が一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
|<    <   page 1/1   >    >|

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv