[4384]ラクスル
[04月05日更新]
ラクスル<4384>(東マ)は、印刷ECサービスを提供する印刷事業、および荷主と運送会社を繋ぐ運送事業を展開している。19年7月期は売上高と売上総利益で30%以上の成長を目指している。株価は3月の上場来高値から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■印刷事業と運送事業を展開
18年5月東証マザーズに新規上場した。印刷シェアリングプラットフォーム「ラクスル」で印刷ECサービスを提供する印刷事業、および物流シェアリングプラットフォーム「ハコベル」で荷主と運送会社を繋ぐ運送事業を展開している。印刷や物流という伝統的産業にインターネットを融合させた。また一般貨物を取り扱う運送会社向け新サービス「ハコベルコネクト」を19年2月開始した。
なお印刷事業は第3四半期、運送事業は第2四半期と第3四半期が繁忙期となる。
■19年7月期売上高30%以上成長目標
19年7月期の非連結業績予想は、売上高が18年7月期比30.2%増の145億50百万円で、各利益は黒字予想(具体的な金額予想は非開示)としている。企業価値向上の源泉となる売上総利益、および売上総利益の前提となる売上高で30%以上の成長を目指すとしている。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比52.9%増の74億95百万円、売上総利益が47.0%増の18億03百万円で、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。印刷事業が46.7%増収、2.3倍増益と牽引した。運送事業は3.3倍増収だが、営業赤字だった。なお19年1月末の「ラクスル」累計ユーザー数は18年1月末比22万8705増加の78万3755となった。通期もユーザー数および注文件数の増加で収益拡大が期待される。
■株価は上値試す
株価は3月19日の上場来高値5340円から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月4日の終値は4200円、時価総額は約1163億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。
(C)ilogos / Eimei.tv