そもそもGDPってなんだっけ??
そこで今回は、今更聞けないGDPについて、具体例をもとに簡単に説明したいと思います。
GDPって何の略語かというと、
Gross(グロス)というのは「総」とか「合計」という意味です。
Domestic(ドメスティック)は「国内」という意味です。
Product(プロダクト)は「生産」「うみだされたもの」という意味です。
なのでGDPは「
国内総生産(こくないそうせいさん)」と訳されています。
GDPの意味で検索すると、
国内で新たに生産されたサービスや商品の付加価値の総額って言われていますが、イマイチピンとこないですよね。
なんで、GDPを一言で表すと、
「
日本で、日本人が働いて稼いだ儲けのトータル」ってことです。
例えば、あなたが万年筆を1000円で買いました。
文具店は、その万年筆を売るために、万年筆を製造している人から万年筆を買ったり、家賃がかかったり、500円かかりました。
文具店の「もうけ」は500円です。(1000円-500円)
文具店はこの500円で、働いている人にお給料を払います。
あなたがコンビニで肉まんを100円で買いました。
コンビニはその肉まんを売るために、80円かかっています。
コンビニの「もうけ」は20円です。
コンビニはこの20円で働いている人にお給料を払います。
あなたが英語塾に月謝を1万円払いました。
塾は授業をするために8000円のお金を使いまいた。
塾の「もうけ」は2000円です。
塾はこの2000円で働いている人にお給料をはらいます。
こうして、日本中の会社の「もうけ」の合計が日本のGDPです。
もし日本に、上の文具店さんとコンビニと塾しかなければ、GDPは500円+20円+2000円の 2520円です。
これと同じことがいろんな業界でも言えるわけで、
例えば、
新型の国産車が発売される
→お客が増える。海外からも人気殺到!
→車の生産がハンパなく増加。工場は毎日忙しい。
→生産が間に合わないからもっと従業員増やそう。
生産アップのために工場の機能をアップ!
→GDPもアップ、雇用も増える、従業員の給料もよくなってお金を使うようになる
→経済力が増してより景気が良くなる ってな感じです。
GDPが上がれば、なんだかんだあって景気が良くなるのか!
GDPが下がると景気減速、上がると景気回復という具合に・・・
しかし、GDPが上がると国民は幸せになるのか?という疑問が残ります。
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