株式投資するなら覚えておきたい指標の種類
企業の安全性を図る財務指標として
有利子負債
株式投資指標とは、企業の株価水準を分析するツールの一つです。業績や資産状況などにより現在の株価と比較することでその会社の株価水準が割高であるのか割安であるのかを判断します。ここでは、財務指標についてそれぞれの指標の意味と分析の方法、計算の方法までを分かりやすく説明していきます。
有利子負債がない企業は極めて健全な経営ができていると言えます。
逆に有利子負債の割合が大きい企業は、銀行などからの支援が経たれると経営維持が厳しくなります。こちらの有利子負債も注意してみてみましょう。
有利子負債
有利子負債比率 = 有利子負債残高 ÷ 自己資本
有利子負債比率とは、有利子負債を自己資本で割ったもので、企業の資金調達において、有利子負債の依存度合を示す指標となります。従い、有利子負債比率が高いほど、企業が返済の必要な資金に依存していることになります。
返済を必要としない自己資本が多いのであれば、企業として安心なのですが、有利子負債が自己資本より多い(有利子負債比率が100%以上)場合は、株主資本以上のお金を借りていることになり、企業にとっては資金面でリスクの高い状態にあると言えます。
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