「ゴールデンウィーク」は和製英語です。
みなさんは、何気なく「ゴールデンウィーク」と呼んでいますが、名前の由来をご存知ですか?
所説ありますが、一つに、映画業界由来とするものがあります。
1948年、「国民の祝日に関する法律」が施行されました。
これによって4月末〜5月初めが連休となり、映画館の入場者数が大幅に増加しました。
1951年、この期間に上映された映画「自由学校」が正月・盆の興行をしのぐ大ヒットを記録しました。
これを受けて、当時の大日本映画製作株式会社(通称:大映。1942-2002)専務であった松山英夫氏が、より多くの人に映画を見てもらおうと、放送業界用語である「ゴールデンタイム」をヒントに「黄金週間」と命名したそうです。
のちに、よりインパクトの強い「ゴールデンウィーク」と呼ぶようになったそうです。
1952-1953年には一般に定着し、広く使われるようになりました。
「ゴールデンウィーク」という表現は新聞、テレビ、ラジオでも使われ、一般化していますがNHKだけは「大型連休」を使っているようです。
そんな映画業界ですが、映画の興行収入は、ここ数年伸長を続けています。
日本映画も、世界展開を視野に入れた作品が増えてきており、巨大マーケットを背景に一大コンテンツ産業としても注目されています。
そんな映画にまつわる関連銘柄をピックアップしたのでご紹介いたします。
映画製作・配給が主力の
東映<9605>は、アニメ・戦隊物などテレビ映画で首位級。海外で動画配信・ゲーム強化しています。
アニメ関連は北米向け映像配信権の販売が好調で国内外でも「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が好調です。
関連して東映系のアニメ制作老舗は、
東映アニメーション<4816>。
テレビアニメのヒット作多数。版権収入も収益の柱で、プリキュアやドラゴンボール、ワンピースなどの映像制作や版権ビジネスを展開しています。
映画・演劇の名門の
松竹<9601>。歌舞伎公演などが主力。不動産事業が収益の柱です。
昨年末に、VRやAR、MR及び人工知能(AI)など先端技術を活用した新コンテンツ・サービスの開発を本格化すると発表しています。
阪急系の邦画配給最大手の
東宝<9602>。テレビ局との連携に強み。映画事業、演劇事業、不動産事業を行っています。
特撮が強く、漫画実写化映画やドラマ映画など日本映画興行成績ランキング上位の実績。名探偵コナンなど定番アニメの多さも強みをもっています。
カドカワ<9468>は、出版大手で動画配信も手掛け、人工知能(AI)分野へも経営資源を注ぐなど幅広い展開力を強みとしています。
4月1日に新元号が「令和」に決まったことで、その関連銘柄を物色のターゲットとする動きが出ており、同社株もその一角として思惑買いを引き寄せています。
新元号の出典が万葉集であることから、各地で同関連書籍の売り上げの伸びが早くも観測されている状況で、同社も収益恩恵を享受するとの見方が買いの根拠となっているようです。
ゴールデンウィーク後も疲れがたまり、ゆっくりリフレッシュしたい時がありますよね。
そんな時には、座席予約のできる映画館でゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。
観たい映画作品が決まっているのなら、座席の指定もチケットの予約購入も映画館へ行く前にインターネットで全部済ませてしまうのが便利でオススメです。
最近は、動画配信サービスで映画を観る方も増えてきました。
家で、家族そろって映画を楽しむのも良いかもしれませんね。
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