毎日コラム
更年期障害のよるうつ病に朗報
タレントの渡辺正行さんがあるテレビ番組に出演した際、約8年前の50歳頃、更年期障害によるうつ病を患っていたことで話題になりました。
男性更年期障害によるうつ病であると診断され、薬を服用して今は完治したという。

男性更年期障害によるうつといえば、吉田拓郎さんや漫画家の故・はらたいらさんも患ったことで一般的に知られるようになりました。

最新の研究では、「男性更年期障害」は潜在患者が約600万人と言われています。
深刻なケースになると「認知症」「うつ」「心臓病」などを引き起こす恐れがあることがわかっていいます。

更年期障害は女性だけの悩みではなく、最近は男性にも更年期障害があることがわかっています。しかも男性の場合、骨折という思わぬ災難を引き起こすことがあるようです。
一方、女性にも更年期障害によく似た症状の恐ろしい病気が、ちょうど更年期の前後に起こる。放っておくと死に至るそうです。

そんなうつ病に朗報です。
株式市場でもうつ病関連として、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>が3連騰となっています。

チャート出典:ストックウエザー株式会社

同社は22日取引終了後に、17年3月期決算説明資料を公表しています。
この中で、うつ病をPEA(血中エタノールアミンリン酸)で測定する研究用試薬キットを18年3月期中に発売する計画を示したことが材料視されています。

この研究用試薬キットは16年11月に発表。このほど一般的な検査室で測定できる十分な品質であることを検証したとして、今年度下期の発売に向けた生産体制の構築を開始したとのことです。なお、この資料によれば、うつ病患者は国内で100万人以上、世界では3億5000万人以上に上ると言います。

画像出典:ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
17年3月期決算説明資料より

また、1月に大塚ホールディングス<4578>の100%子会社大塚製薬が、統合失調症の治療薬として「ブレクスピプラゾール」の日本国内での製造販売承認申請を行ったと発表しています。
同剤は、米国では、成人の統合失調症と大うつ病補助療法の2つの適応で15年8月から「レキサルティ」として販売しています。

チャート出典:ストックウエザー株式会社

うつ病対策は、今や企業にとっての喫緊の課題です。 
うつ病を未然に防ぐには、発症の兆候をつかむことが必要です。この意味で期待されているのが、従業員50人以上の企業でのストレスチェックです。

アドバンテッジリスクマネジメント<8769>は、メンタルヘルスケア業界における国内トップで唯一の上場企業です。不調者の予防・対応から復職支援までのサポートプログラムを提供しています。

チャート出典:ストックウエザー株式会社

うつ病対策への関心が高まっており、関連銘柄の代表格として注目を集めています。

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