毎日コラム
【目標設定】半年後の未来予想図を描く

ただ上がりそうだからと買って、外れたら売るなんて売買をしていたら、いつまで経っても儲けられません。 
株で儲けるには、それなりの作法が必要です。 

まずは買いにしても売りにしても、半年後の未来予想図を描きましょう。 
これがはじめの一歩。 
そして二歩目は「会社をよく知ろう」。 
業績はいいか、売り上げと利益は伸びているか、来期も伸びそうか、その会社の業態は世間が必要としているか。これらを確認しましょう。 

買うと決めたら、上がったらいくらで売るかを目標設定しましょう。 
まずは2割上昇、次は5割上昇でしょうか。 
「下がった時はどうするか」もしっかり考えておきます。 
安いから買い増しするのか、戦いに負けたとして損切りするのか、損切りするとしたらいくらまで我慢するのか。 

この繰り返しの経験から「記憶と自分のクセ」が生まれてきます。
 

あるセミナー後の投資家さんとした会話が思い出されます。 
最初の質問は「値上がりランキング上位に載る銘柄が事前にわかる方法はありませんか」。 
未来のことなどわかるはずもないので、これには驚きました。 
そして「売買していたら1000万円くらい損してしまいました。やはり売ったり買ったりでなく、じっくり持つべきですか?」とも。 
「あなたには無理でしょう」とお答えしたら「そうなんです」。 
こうなると、ほぼ株病の領域です。 
私「せいぜい5銘柄くらいを縦に追うのがいいと思いますが、これも無理でしょう」。 
投資家さん「その通りです。やはり株価が安くなったら買うべきですかね」。 
私「そんなことできますか?」 
投資家さん「いえ、無理だと思います」。 
この方は何を求めて質問されてきたのか、理解することができませんでした。 

この様な「株で儲からない典型的な投資家さん」にならないために、行き当たりばったりでなく、未来を見て目標設定する「楽しくしっかり儲ける方法」を知りましょう。 

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