「何年も持ち続けるかは、わからないよ」
そんな場合でも、配当はチェックしておきましょう。
株式市場全体の配当利回りは年間2%程度。
中には年間配当利回りは4%、5%という銘柄もあります。
たったこれだけ、と思いますか?
年間配当利回り4%が継続されるなら、元本を倍にするのに必要な時間は18年。
1%にも満たない定期預金で元本を倍にしようなんて考えたら、それこそ何百年もかかりますから、悪くありません。
利益に対しどれ程を配当に回しているか(配当性向)も知っておくといいでしょう。
今は多くの会社が配当性向30%を目標にしています。
つまり利益が上がれば、それだけ配当が増える可能性があるということ。
大昔の1970年代頃までは、配当利回りを基準にして株の売買をしていた資産家さんも多くおりました。
バブルのころに配当よりも値上がり益を重視するようになってしまった為、最近では配当利回りを最重要視する事がなくなりました。
しかし、着実に配当をもらえるのは魅力です。
多くの企業の配当は年2回。
3か月ごとに配当を支払う企業も登場してきましたから、大切な収益になります。
株価が低迷していたころに登場してきた株主優待。
本来は電鉄会社の優待チケットなどが主流だったのですが、今はQUOカード、お米、ギフトカタログなどが主流で本業とほぼ関係のない優待が増えています。
優待よりも配当、配当よりも株価ではありますが、優待は本業に絡んでいるかどうかを投資指標として見ておきましょう。
愛した会社と、ずーっと付き合うというのも、1つの投資です。
【株式名言】
強弱より運用を学べ
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