本格的な乾燥シーズン到来だ。女性はピカピカ肌でいたい。
美肌効果が期待できるだけでなく、乾燥肌もカバーしてくれる、まさに冬のお助けアイテム。
圧倒的な支持で人気No.1となっているのが美顔器。
美容家電市場でも美顔器の売り上げは右肩上がり、美顔器の普及率も、だいたい3割から4割くらい。
30代から60代の女性を中心に幅広い層のニーズがあるのが特徴だ。
興味は持っていても手を出しにくく感じている女性も多い。
最近 美顔器は、喜ばれるプレゼントになっている。
女性へのプレゼントといえば、ジュエリー、バッグ、花束などが王道だった。
美容家電をプレゼントするのが流行っている。
クリスマスも近く、プレゼントに悩む男性は多い。
比較的高価なプレゼントとして特別感が出るので、女性への贈り物としてもよく選ばれているようだ。
株式市場でも「美容家電のパイオニア』のヤーマン <6630> の株価の快進撃が続いている。
株価は、連日で上場来高値を更新している。
11日の「独身の日」セールでは売上高が前年比で約7割増えたとの報道があった。
20日に18年4月期上期(5-10月)の連結経常利益を従来予想の19.6億円→33.1億円に69.0%上方修正したことが引き続き材料視されている。
上期は免税店や家電量販店といった店販部門を中心に主力の美顔器などの販売が好調だった。
また、原価低減やコスト削減が奏功し、採算が改善したことも利益を押し上げた要因。
通期の同利益も36.4億円→45.7億円に25.4%上方修正した。
このように絶好調なヤーマンだが、気になるのは競合の動きだろう。
美容家電を強化しているのが家電の最大手であるパナソニック <6752> 。
美容家電を使ったエステを無料体験できる専門ショップ「Panasonic Beauty SALON」を銀座にオープンするなど、美容家電に対して積極策を打ち出している。
美容家電の需要は着実に増えている。
働く女性や育児をする女性を中心に自宅で手軽にできるエステとして人気があり、高価格帯でも売れる傾向にあるそうだ。
今後さらに手放せない存在になっていくだろう。