最近、「老後破産」という言葉をよく耳にします。
65歳からの年金だけでは豊かな老後を過ごすのに生活資金が不足しているということを聞いたことがあるかと思います。
定年になって老後の生活を安定させようと再就職を考える人は多いです。
何不自由なく健康でいられれば、何もいう事はないでしょう。
若い世代とは違い、年齢を重ねるごとに、病気・ケガで医療費にお金は掛かります。
仮に、重い病気になり介護が必要になったりしたら、生活は恐らく、厳しいものになるでしょう。
一気に老後破産になる可能性があります。
基本の生活費以外に掛かる費用は意外に大きなものです。
老後の生活に必要な資金を確保するために、どうやって貯めていけばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
当然ですが、生きていくためには多かれ少なかれお金は必要です。
そこで、老後資金計画を真剣に考えるための投資術を紹介しましょう。
「今更、資金計画なんて」と考えていませんか?
充実した老後を迎えるためには、現在注目されている資金形成の一環として、不動産投資信託(REIT)投資をオススメします。
REITとは、不動産投資信託:
Real Estate Investment Trustの略称です。
投資家から集めた資金で不動産に投資し、賃貸や売却などによって得られた利益を投資家に分配する仕組みの投資信託で、比較的高い分配金利回りが期待できます。
いま、REIT分配金利回りの魅力が増しているのをご存知でしょうか
日銀のマイナス金利導入で、高い利回りが見込める金融商品として注目されています。
なぜREITの分配金は、株の配当金よりも利回りが高くなるのでしょう。
REITが高い分配金利回りを出せる理由は「法人税の支払いを免除されている」からです。
分配可能な利益の90%を超える額を投資主に分配するかわりに法人税が免除されているので、相対的に高い利回りが期待できます。投資法人ならではの強みになります。
これらが、REITが比較的安定的に、かつ高い分配金を実現できる仕組みです。
利回りが高いほど相対的なリスクも高いとされますが、REITを分散投資の一部として活用すれば、長い目で見た場合、安定した収益が期待できると考えます。
銘柄分散しながら平均で4%程度のポートフォリオを組めば安全性も高まるでしょう。
REIT投資をするうえでの注意点ですが、株と同様、価格変動が激しくなります。
日銀の金融緩和次第で上下変動する傾向にあります。
また、株価が上昇する場面では、REIT価格は上昇しやすく、 株価が下落する場面ではREIT価格は下落しやすい傾向があります。
ただし、物価上昇時には、不動産や賃料も上昇しやすいことから、インフレに対するヘッジ資産として、不動産やREITなどへの投資に注目が集まります。
高利回りでありながら、キャピタルゲイン(値上がり益)も狙えるのがREITの魅力です。
5年、10年後には値上がり益も期待できる可能性もあります。
注意すべき点を理解しておくことが重要です。リスクをしっかり理解した上で投資するようにしてください。
自分がどんな生活をしたいか、それにはどれぐらいお金が掛かるのか。
老後破産しないために今から出来る老後資金づくりの準備が大切です。
タラネバ・オジサン オバサンにならないために!!