毎日コラム
株式投資はギャンブルではない

株式投資をカジノのようなギャンブルと考えていませんか。
たとえば、ルーレットであれば赤と黒がでる確率は一緒です。
リターンも当たる確率と見合っています。
赤黒は1/2の確率なので当たれば2倍になって戻ってきます。
流れや運という要素はあるものの基本的には確率のゲームです。

競馬や宝くじの場合はどうでしょうか。
集まった金額を勝者が取るので、手数料などを抜きにすれば、勝ちの総額と負けの総額は一緒になります。ゼロサムゲームです。
勝つ人がいれば必ず負ける人がいます。
 
しかし、株式市場は確率のゲームでもゼロサムゲームでもありません。
株式投資はどうなのかと言うと、これはプラスサムゲームであるといえます。
この点においてギャンブルとは大きく一線を画しています。企業が成長し、株価が右上がりを続けているなら、短期投資家も長期投資家もすべての投資家が勝つということもあり得えます。
 
したがって、株式初心者でも相場観やファンダメンタルズやテクニカルなどを研究、勉強して経験値をあげていけば、「勝つ確率を上げることが可能なのが、株式投資」といえでしょう。
 
株式投資を行う際に気を付けるべきこととして、投資先を分散させることにあります。
これは、投資先がひとつしかない場合にその企業が何かしらの問題を起こして株価が暴落した時に、大きな損失を出すことになるからです。
分散して投資を行うことによって、どこかひとつが暴落しても大きな損失にはならず、安定した資産運用を行うことができます。

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