毎日コラム
この時季、女性は肌の不調を感じる。●割も!
株式投資での銘柄選びのヒントは、身近なところにたくさん転がっています。

私たちは、無意識に街を歩いたり、テレビを観たりしていますが、意識していないだけで、たくさんの情報が飛び込んできます。

働く女性が増える中、家電量販店で飛ぶように売れているのが、食器洗い乾燥機と乾燥機付きの洗濯機。家事の負担を少しでも減らしたい{時短}というニーズに応えている点が支持されているからです。

食器洗い乾燥機は、パナソニック(Panasonic) <6752>、リンナイ(Rinnai) リンナイ<5947>が人気です。夕方のデパ地下のお惣菜店は、常に仕事帰りの女性で溢れています。

女性に優しい付加価値をつけた商品が売れていくと言われています。こういった企業にも注目するのも銘柄選定の一つです。
たとえば、最新のオーブンレンジで、お任せ調理に早くから取り組んできたのが、シャープ<6753>です。

さて、猛暑と冷房の利き過ぎなどで寒暖差が生まれがちなこのシーズンや、秋冬への季節の変わり目などでは、肌荒れをするということがあります。
肌の不調について気にしていることがあるかを調査した結果では、ほぼ全女性ともとれる9割(91.0%)もの女性たちが肌の不調を感じていることが明らかとなっています。

気になる"肌の不調"、1位は「毛穴」、2位に「シミ」、そして3位「ハリ・弾力がない」と女性の肌を悩ませているそうです。
また、8月7日は「鼻の日」。
顔の中心に位置する「鼻」。やはりこの時季は、気温や紫外線、汗などにより、テカリや毛穴が気になる方も多いそうです。 ポツポツが目立つ鼻の毛穴「汚鼻」に、非常に多くの女性が悩まされているそうです。

これらから連想する銘柄は、スキンケア関連銘柄です。
スキンケア製品の市場は拡大を続けています。

スキンケアは、シワやたるみ、毛穴の開きなどの加齢に伴う症状と、シミ・ソバカスだけでなく加齢に伴う黄ぐすみのケアも複合的に訴求した抗老化美白ブランドやラインの投入が相次いだことで、好調が続いています。

個別企業では、ファンケル <4921>、シーボン<4926>、ポーラ・オルビスホールディングス <4927>、ヤ―マンヤーマン<6630>、ミルボン<4919>、コーセー<4922>、資生堂<4911>、アイケイ<2722>などがあります。

1つの銘柄では、リスクが・・・と思う方もいるだろう。
複数の銘柄に分散して投資したい方は、投資信託も選択の一つだろう。
美容関連銘柄の投資信託があるのはご存知だろうか。

三菱UFJ国際投信は、世界の美容関連銘柄で運用する投資信託「ワールド・ビューティー・オープン」を設定している。
化粧品やスキンケアなどの市場は新興国でも拡大しており、中長期的な運用に適していると判断、国内外の関連銘柄から個別に成長性などを分析し、30〜70銘柄程度に絞り込んでいる。

化粧品や美容機器のほか、医療機器企業も対象にしているようです。海外銘柄では、フランスのロレアルや米エスティ・ローダーなど。国内銘柄は、資生堂<4911>や花王<4452>などが組み入れ対象になっています。

化粧品やスキンケアなどの市場は、アジアなどでも拡大しているとのことで、しっかり成長しそうなマーケット、ということでしょう。
銘柄選びのヒント、身近な会社(銘柄)に着目するメリットはたくさんあるでしょう。
身近な会社ですから、自分自身でその企業の魅力を掘り下げて考えることができます。

日常生活において馴染みのある商品が存在すると思います。
そこから、投資のヒントにつながるでしょう。

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