6月は、すかいらーくやマクドナルド、ブロンコビリーなど食べ物系の優待銘柄が多くなっている。
株主優待では、自社商品を贈呈してより商品の理解を深めてもらいたい企業も多く様々な優待が存在する。
今回は、6月の株主優待として自社商品が贈呈される企業を紹介しよう。
日本たばこ産業(2914)
日本国内のたばこ製造を独占し、海外展開も拡大中。 たばこ以外にも自社商品として、冷凍食品、調味料・スープなどの加工食品やオリジナル新薬などの医薬品事業も行っている。
株主優待では、自社商品 か 寄付を選択できご飯詰め合せやカップ麺などがある。
公式HP:株主優待より
【権利確定日】6月末日、12月末日
【必要投資額】293,550円
キングジム(7962)
業界用品大手企業。厚型ファイルで圧倒的シェアを持ち「テプラ」や今年10周年となる「ポメラ」など人気商品多数。 『円周率ノート』などユニークな商品展開も行っている。
株主優待では、キングジムまたはグループ会社の商品がもらえる。
公式HP:株主優待より
【権利確定日】6月20日
【必要投資額】111,100円
小僧寿し(9973)
持ち帰り「小僧寿し」を展開。18年4月にアスラポートなどとの業務提携を発表しデリバリー事業の強化を図る。
株主優待では、自社商品100円割引券100枚+小僧寿しおせち特別割引券(20%引き)、3,000円相当のセレクト商品(5000株以上)となっている。
自社商品100円割引券は、500円毎に1枚利用可であるが、投資金額49,000円で毎年10,000円分の優待がもらえるのは大きい。
画像:公式HPより
【権利確定日】6月末日
【必要投資額】49,000円
カゴメ(2811)
トマト加工品の国内最大手企業。飲料が稼ぎ頭で独自ブランドの生鮮トマトの生産・販売にも注力している。 米国などで業務用トマトを積極展開を行っている。
株主優待では、保有株数に応じて自社商品の詰め合わせがもらえる。
公式HP:株主優待より
【権利確定日】6月末日、12月末日
【必要投資金額】377,000円
一正蒲鉾(2904)
水産練り製品2位、カニ風味かまぼこ主力で首位。マイタケも生産。新潟地盤に販売地域を拡大している。
株主優待では、かにかま、かまぼこ、おでんなどの練り物やスナック菓子がもらえる。
画像:公式HPより
【権利確定日】6月末日
【必要投資金額】142,200円
小林製薬(4967)
家庭用品製造販売が主軸。トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」や「サワデー」など芳香剤、消臭剤TOP。 医薬品、健康食品もあつかいニッチ製品開発に定評がある。
株主優待では、5,000円相当の自社製品詰め合わせセット と 自社通信販売製品の10%割引がある。 12月末日には、東日本大震災 復興支援 選べるギフトを追加進呈(300株以上かつ3年以上保有)される。
公式HP:株主優待より
【権利確定日】6月末日、12月末日
【必要投資金額】930,000円
自社商品が優待として贈られると、よりその会社に対して愛着が湧いてくるというのが人情であろう。
長期保有により優待拡充される銘柄や企業の特色を反映した優待もあり、これも株式投資の一つの醍醐味であろう。