解説

■下値三本同時は買い

この格言は、投資経験の長い方ならご存じかもしれません。

罫線を勉強している方は、知っていると思います。とても役に立つ格言だと思います。

「下値の三本同事は買い」ですが、「下値の三点同時は買い」とも言います。

日足で終値が3日間同じ値段が続いて終わるような状況になったら、迷わず買いなさいと教えています。

また、週末の終値でも3週同じ値段が続いて終わるような場合にもあてはまります。

この格言は、個別の株価でも、日経平均などの指数でも、先物でも為替でも同じように使えるので、覚えておいてくださいね。

なぜ、こういう状況になった時に買うべきなのかというと、相場が下げてきて3回も同じ終値となるような状況になったということは、底値が固まったと判断できるのです。

チャートで底入れの確率が高いものに「二番底」というのがあります。

この「二番底」と同じくらいの確率だそうです。

「終値」というのは、日足ならその日の最後の値段。週足なら週末の最後に取引された値段です。

その日の最後の取引、その週の最後の取引は、明日につながる大切な値段なのです。大切な意味合いを持つ終値が3日間(あるいは3週間)同じ値段が続くというのは、下値に対する抵抗力がついたと判断できるのです。

日足のローソク足チャートをざっと眺めてみてください。2本までは揃うことがありますが、3本揃うというのはなかなかないですね。3本揃うというのは確率的に少ない事なのだと思います。

逆に言うと、こういう状況が起きたら、上昇を始める確率が極めて高いと考えられるということです。

テクニカルチャートだけでなくローソク足も見ることもお勧めします。

こういう格言は知っていて損することはないので、しっかり覚えておいて下さい。

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