解説
■見切り千両
株式投資においては、買いよりも売りのほうが難しいと言われますが、特に難しいのが「損切り」なのです。
買う前に「損切りラインを決めておき、それを確実に実行する」と自分に言い聞かせていても、実際に買った後に値下がりすると、「きっと戻るはずだ」という根拠のない願望が人間の心を支配するようになりがちです。
人間の心理というものは難しいもので株価が上昇している時はなかなか利益を確定できず、逆に下降していくときは反転を期待して保有し続け損切りが出来ない状態に陥ってしまいます。
損という事に変わりはないが損切りによって更なる大損が避けられるのであればその行動に千両の価値があるといった意味合いもあると思います。
この格言ほど、自分で理解していても実行出来ないものはないと考えます。
損失の大小には投資家の力量も問われますが、損を食い止めるのに最も重要なことです。
参考になる株式情報サイト、もっと知りたい方に「株式投資のイロハ! Eimei for スゴ得」にアクセス!
関連記事
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。
(C)ilogos / Eimei.tv