東証グロース(大引け)
値下がり優勢、資金が入りづらい状況
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、資金が入りづらい状況

 
東証グロース市場は日経平均株価が最高値を更新して東証プライム市場の大型株に関心が移るなか、新興株に資金が入りづらい状況が続いた。
 
市場では「日米の関税交渉を巡る問題に注目が集まっていた時期には海外景気の影響を受けにくいグロース市場銘柄に資金が流れる場面もあったが、関税交渉がまとまったことでこの流れが一巡し、新興銘柄には買いが入りにくい状況となっている」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.69ポイント安の761.79だった。
グロース250は小幅安。グロースCoreは反落
グロース市場ではタイミーやMTG、テンシャルが下落した。一方、トライアルやフリー、カバーは上昇した。値上がり銘柄数219、値下がり銘柄数354と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではアールプランナー、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。Institution for a Global Society、オンデックは一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、LAホールディングス、GA technologies、リネットジャパングループ、ブロードエンタープライズなど18銘柄は年初来高値を更新。関通、オプロ、INTLOOP、ヘリオス、アディッシュが買われた。
 
 一方、イオレ、デジタルグリッド、イメージ情報開発、データセクションがストップ安。はてなは一時ストップ安と急落した。PRISM BioLab、ROXX、ペルセウスプロテオミクスは年初来安値を更新。タイミー、コンヴァノ、VALUENEX、ブランジスタ、TENTIALが売られた。
 

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