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来週は不安定な展開か |
【日経平均】
39091円17銭(▲304円43銭=0.77%)
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【TOPIX】
2727.22(▲15.02=0.55%)
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【グロース250】
634.03(▲4.69=0.73%)
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【プライム売買高】14億4671万株(▲3億9565万株)
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【売買代金】3兆5595億円(▲6555億円)
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【値上がり銘柄数】677(前日:967)
【値下がり銘柄数】905(前日:611)
【新高値銘柄数】36(前日:55)
【新安値銘柄数】42(前日:33)
【25日騰落レシオ】98.83(前日:103.42)
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■ポイント
1.日経平均は304円安と5日ぶり反落、一時3万9000円割れ
2.前日のNYダウは248ドル安でナスダック指数も下落
3.半導体関連や大手重工、電線株などに利益確定売りが膨らむ
4.ディスコやレーザーテク、三菱重、フジクラは売り優勢に
5.日産自やホンダが高く、さくらネットや三井E&Sが買われる
今週は堅調となった。
12月相場に突入し、初日の2日は不安定な動きとなったものの主力株に買いが入って300円を超える上昇。
3日は半導体株買いが盛り上がり、700円を超える上昇となった。
この日に節目の3万9000円を上回ったことで投資家のセンチメントが強気に傾き、5日まで4日続伸。米国株も主要3指数が史上最高値を更新し、株高を後押しした。
6日は米国株安を受けて300円を超える下落となったが、39000円は上回って週を終えた。
日経平均は週間では約883円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
来週は不安定な展開か。
翌週にFOMC(12/17〜18)と日銀会合(12/18〜19)が控えており、11日には米国の消費者物価指数(CPI)が発表される。
FOMCでは利下げの有無、日銀会合では利上げの有無が焦点となるが、どちらも両方の可能性が考えられる状況で、経済指標や関連ニュースに神経質となる状況が続くだろう。
メジャーSQ週で指数の動きは荒くなる可能性があるが、日米中銀イベントを前にポジションを一方向には傾けづらい局面。上げ下げを繰り返す1週間になると予想する。
円高メリットも期待される外食や百貨店、スーパー、専門店などを含む「小売り株」は堅調な値動きを続けている。
東証33業種別の「小売業」セクターは、きょう1992.67と年初来高値をつけた。小売業の年初からの上昇率は21%となり、日経平均株価の17%やTOPIXの15%を上回る頑強ぶりだ。外食関連では、牛丼チェーンでは吉野家ホールディングス傘下の「吉野家」やゼンショーホールディングス傘下の「すき家」などの月次売上高は堅調に推移している。
また、衣料など専門店ではファーストリテイリングや良品計画、しまむらなどが月次売上高の伸びを材料に株価は上昇している。ニトリホールディングスを含め、当面は為替動向を横目に見ながら、小売り株の株価動向を注視する展開が予想されるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
40261.53 ボリンジャー:+3σ(25日)
40256.21 ボリンジャー:+2σ(13週)
39910.55 新値三本足陽転値
39865.90 ボリンジャー:+1σ(26週)
39753.52 ボリンジャー:+2σ(25日)
39399.35 ボリンジャー:+1σ(13週)
39245.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
39091.17 ★日経平均株価6日終値
38984.77 均衡表転換線(週足)
38955.51 6日移動平均線
38842.82 均衡表基準線(日足)
38759.62 均衡表雲上限(日足)
38737.50 25日移動平均線
38716.96 均衡表転換線(日足)
38677.58 200日移動平均線
38542.49 13週移動平均線
38472.37 26週移動平均線
38349.51 75日移動平均線
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