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売り一巡感が出てくるかに注目 |
■本日のポイント
1.日経平均は急反落、急激な円高を嫌気
2.前日の決定会合の追加利上げが円高を呼ぶ
3.先物主導の売り仕掛けが全体相場押し下げ
4.一時1300円超の暴落、後場は下げ渋る展開
5.個別株は全体の94%が下落する全面安商状
あすの米国では7月の雇用統計が発表される。為替を刺激しやすい指標であるだけに、この結果を見極めるまでは腰の入った買いは期待しづらい。ただ、きょうはさすがに下げ過ぎの感もあり、円高の負の側面だけがクローズアップされたような売られ方でもあった。日本株が5月末や6月中旬に押した際には、日経平均は3万8000円、TOPIXは2700p近辺で切り返している。1日の終値は日経平均が3万8126円、TOPIXが2703pで、まさに今が踏ん張りどころ。あすも為替にらみで不安定な地合いにはなりそうだが、大崩れを回避して売り一巡感が出てくるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
40088.89 ボリンジャー:+1σ(13週)
40076.84 ボリンジャー:+1σ(26週)
40018.98 均衡表転換線(週足)
40018.98 均衡表基準線(日足)
39972.62 25日移動平均線
39594.39 新値三本足陽転値
39140.70 均衡表基準線(週足)
39060.70 13週移動平均線
39006.91 75日移動平均線
38984.33 26週移動平均線
38792.20 均衡表転換線(日足)
38786.12 均衡表雲上限(日足)
38735.41 ボリンジャー:-1σ(25日)
38293.28 6日移動平均線
38260.85 均衡表雲下限(日足)
38126.33 ★日経平均株価1日終値
38032.52 ボリンジャー:-1σ(13週)
37891.82 ボリンジャー:-1σ(26週)
37498.21 ボリンジャー:-2σ(25日)
37004.33 ボリンジャー:-2σ(13週)
36837.63 200日移動平均線
36799.30 ボリンジャー:-2σ(26週)
36261.00 ボリンジャー:-3σ(25日)
35976.14 ボリンジャー:-3σ(13週)
35706.79 ボリンジャー:-3σ(26週)
25日移動平均線や25日線下の75日線が株価上方で下降角度を増し、売り圧力の強まりを示唆している。ローソク足は上ヒゲのない陰の寄り付き坊主で強い売り圧力を窺わせたが、下ヒゲは7月26日の直近安値3万7611.19円に届かず、3万8000円以下での一定の買い需要を窺わせた。一目均衡表では終値が雲下限を下回って再び三役逆転を形成した。下向きの転換線が下落トレンド延長リスクを意識させているほか、遅行線の応当日株価が上昇局面に入って弱気シグナル増大が予想されるため、地合い悪化がさらに進むリスクにも警戒が必要となろう。
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