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【オープニングコメント】
堅調展開か |
11日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(10日終値3万8211円51銭)
米国株は上昇。ダウ平均は105ドル高の42866ドルで取引を終えた。
現地10日の米国株式が上昇した流れを受けて、買いが先行するとみられる。ただ、戻り待ちの売りも警戒されるなか、新たな買い材料に乏しいこともあり、上値が重くなる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(10日は144円74-76銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の半ば(同164円88-92銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比145円高の3万8375円だった。
【好材料銘柄】
■アスカネット <2438>
今期経常は2.5倍増益へ。
■スタンレー電気 <6923>
発行済み株式数(自社株を除く)の23.47%にあたる3500万株(金額で800億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から26年3月31日まで。非開示だった今期経常は17%減益、未定だった配当は20円増配。
■日野自動車 <7205>
三菱ふそうトラック・バスと26年4月1日に経営統合。また、トヨタ自動車 <7203> を割当先とする2億7091万5798株の第三者割当増資を実施する。発行価格は448円。
■ミロク <7983>
上期経常は2.8倍増益・通期計画を超過。
■ASIAN STAR <8946>
今期経常を17%上方修正。また、中期経営計画を策定。27年12月期に営業利益4億円(24年12月期実績は0.5億円)を目指す。
■トライト <9164>
カーライル傘下のTCG2505がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株880円で10日終値を34.6%上回る水準。買い付け期間は6月11日から7月23日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
11(水)
【国内】
5月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
ANYCOLOR、GENDA、シーイーシー、テンポスHD、サトウ食品、アイモバイル、pluszero、gumi、あさくま、サムコ、リッジアイ、神島化、イムラ
【海外】
米5月消費者物価指数(CPI)(21:30)
米5月財政収支(6/12 3:00)
米10年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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