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反転攻勢の展開に期待 |
Market Data
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【日経平均】
40290円70銭(▲508円90銭=1.25%)
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【TOPIX】
2916.20(▲32.45=1.10%)
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【グロース250】
762.45(△0.18=0.02%)
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【プライム売買高】20億1787万株(▲2億0120万株)
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【売買代金】4兆8036億円(▲8113億円)
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【値上がり銘柄数】473(前日:1300)
【値下がり銘柄数】1096(前日:291)
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【新高値銘柄数】131(前日:357)
【新安値銘柄数】5(前日:3)
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【25日騰落レシオ】125.86(前日:135.47)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続落、一時4万円大台を下回る場面も
2.7月米雇用統計を嫌気し、欧米株の全面安を引き継ぐ
3.急速な円高も警戒、朝方はリスクオフ一色の地合いに
4.売り一巡後は、押し目買いや買い戻しなどで下げ渋る
5.好決算株や不動産など内需の一角買われ、全体支える
米雇用統計ショックとなったが、節目の40000円は維持することができた。
しかし、雇用環境の悪化を背景に米国の早期利下げ観測が再燃している一方、関税政策の影響で物価上昇圧力が強まる可能性がある。
12日の米消費者物価指数(CPI)が大きく上振れることになれば、一段と株価調整のきっかけになることが予想されるため、米国の物価動向が注目されそうだ。国内では決算発表がピークを迎えるだけに、好決算銘柄を中心とした個別物色が一段と強まることになりそうだ。
米雇用統計の反応がイレギュラーで、今後、それが修正されるのであれば、国内では本日嫌われた金融株や自動車株に見直し買いが入りやすくなる。米国株、為替、長期金利などに振り回されたとしても、どこかには資金が向かう要素がある。
日経平均は終値(4万290円)では4万円を大きく上回り、25日線(4万215円、4日時点)も上回った。しっかり耐性は示しただけに、反転攻勢の展開に期待したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
41794.39 ボリンジャー:+2σ(13週)
41792.43 ボリンジャー:+2σ(26週)
41542.27 ボリンジャー:+2σ(25日)
40958.18 均衡表転換線(日足)
40878.82 ボリンジャー:+1σ(25日)
40747.94 6日移動平均線
40677.37 均衡表基準線(日足)
40464.71 ボリンジャー:+1σ(13週)
40290.70 ★日経平均株価4日終値
40215.38 25日移動平均線
40150.79 新値三本足陰転値
39832.97 ボリンジャー:+1σ(26週)
39803.02 均衡表転換線(週足)
39551.94 ボリンジャー:-1σ(25日)
39135.03 13週移動平均線
38918.41 均衡表雲上限(日足)
38888.50 ボリンジャー:-2σ(25日)
38525.00 均衡表雲上限(週足)
38284.77 75日移動平均線
38272.29 200日移動平均線
5日移動平均線を下放れ、25日線割れで寄り付いたが、ローソク足は陽線を描き、終値は25日線上方に復帰した。一方、株価上方では5日線が下降を続けていることに加え、パラボリックが売りサイン点灯を開始して短期的な売り圧力の強まりを示唆している。プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は125.86%と(先週末135.47%)に低下したが、8営業日連続で過熱ラインの120%を上回っており、依然として売り圧力の強い状態にあると推察される。
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