 |
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人マネーの流入加速
|
東証グロース市場は米国株式市場の大幅高を背景に日経平均株価が3万8000円台を回復する好地合いの中で投資マインドが改善しており、その恩恵を受けている。
新興市場銘柄に個人投資家のマネーの流入が加速した。
グロースCoreは堅調、東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比7.82ポイント(1.14%)高の696.68で、2月12日に付けた年初来高値を更新した。
市場では「4月上旬に相場全体が大幅下落した際、信用取引をしていた個人は損失覚悟の換金売りを出してポジションを解消していたとみられ、高値を付けても戻り待ちの売りが出にくい」と、良好な需給環境を指摘する声が聞かれた。
グロース市場ではユニポスやQPS研究所が上昇した。一方、カウリスやジェリビンズは下落した。
値上がり銘柄数348、値下がり銘柄数219と、値上がりが優勢だった。
個別では、アスタリスク、NexTone、いつもがストップ高。ASJ、勤次郎、Unipos、トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。カウリス、ライスカレー、ランディックス、ジェリービーンズグループ、BRUNOなど33銘柄は年初来高値を更新。フェニックスバイオ、アミタホールディングス、ホットリンク、サンバイオ、レナサイエンスが買われた。
一方、日本ホスピスホールディングスが年初来安値を更新。ユナイテッド、トランスジェニックグループ、坪田ラボ、博展、ヒューマンクリエイションホールディングスが売られた。
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。
(C)ilogos / Eimei.tv