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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り
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東証グロース市場は利食い売りが優勢となり、指数は終日マイナス圏で推移した。
国内の長期金利が上昇するなか、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)銘柄が多い新興市場では、金利上昇で相対的な割高感が意識された。グロース250指数はこのところ上昇が続いていたことから、利益確定売りも出やすかった。
グロース250指数が前日まで、連日の最高値更新となるなど、新興市場も高値圏で過熱感がある状況だった。20日の東京市場全体では、ディフェンシブ銘柄に買いの資金を向かわせる動きが見られたが、「大きく上がったら、その分売りが出ることは新興市場も一緒だ」との指摘があった。
東証グロース市場250指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比13.27ポイント(1.66%)安の787.35だった。
グロース市場ではカバー、テンシャルが下落した。一方、トライアルやバイセル、シェアテクは上昇した。
値上がり銘柄数182、値下がり銘柄数401と、値下がりが優勢だった。
個別ではビーマップ、AppBank、フューチャーリンクネットワークがストップ高。イオレ、トランスジェニックグループ、LAホールディングス、クリアル、フォーライフなど34銘柄は年初来高値を更新。ピアズ、W TOKYO、リックソフト、ミクリード、コージンバイオが買われた。
一方、オルツが年初来安値を更新。キッズウェル・バイオ、アルファクス・フード・システム、TENTIAL、インフォメティス、ジェリービーンズグループが売られた。
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