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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、自律反発狙いの買い
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東証グロース市場は前日大幅安となって1月に付けた年初来安値に迫っていただけに、自律反発狙いの買いが優勢になった。日銀がきょうまで開いた金融政策決定会合で金融緩和策の現状維持を決め、グロース(成長)株の一角に見直し買いが入った流れが波及し、午後に上げ幅を拡大する場面があった。
グロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。東証マザーズ指数の終値は前日比14.09ポイント(1.98%)高い726.61だった。東証グロース市場では、カバーやビジョナルが上昇した。一方、GENDAやペルセウスは下落した。
値上がり銘柄数409、値下がり銘柄数114と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したファーストAは公開価格(1320円)を1034円(78.33%)上回る2354円で初値を付けた。終値は初値比401円(17.03%)安の1953円だった。
個別では、セカンドサイトアナリティカ、揚羽がストップ高。デジタリフト、グラッドキューブは一時ストップ高と値を飛ばした。アズーム、霞ヶ関キャピタル、フレクト、JMC、インテグラルなど9銘柄は年初来高値を更新。INFORICH、トラストホールディングス、NexTone、サンワカンパニー、NANO MRNAが買われた。
一方、ケアネット、トランスジェニック、アスカネット、メディア工房、JIG-SAWなど47銘柄が年初来安値を更新。ペルセウスプロテオミクス、セキュアヴェイル、プロディライト、フリークアウト・ホールディングス、プロパティデータバンクが売られた。
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