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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米中の対立緩和に期待
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【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比193円95銭高の3万7697円28銭。
前週末の欧州株式市場は主要国の株価が総じて上昇、独DAX、仏CAC40はいずれも続伸しDAXは約2カ月ぶりに史上最高値を更新している。米国と中国や欧州との関税を巡る協議が進展することへの期待が根強い買いにつながっている。ただ、米国株市場ではNYダウがここ短期急騰の反動で前週末は利食い優勢となった。一方、10日からスイスで行われた米中協議は、ベッセント財務長官が中国との協議に大きな進展があったことを明らかにしており、12日に米中共同声明を発表する見通しでこの内容が注目される。
足もと外国為替市場で円安に振れていることから、東京株式市場では日経平均の上値が重い一方で輸出セクターを中心に下値に対しても抵抗力を発揮しそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ファストリやアドテスト、東京海上が上昇している。一方、コナミGやスクリン、第一三共は下落している。
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