東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、持ち高整理の売り
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、持ち高整理の売り

 
東証グロース市場は売り買いが交錯する展開となった。東証プライム市場の大型株と比べて新興銘柄は相対的に値動きが鈍いとあって、個人投資家による持ち高整理の売りが優勢になった。売却資金は、一方的な上値追いを続けているプライムの半導体関連株などに向かっているとの見方が多い。
市場からは「生成AI(人工知能)関連株が相場全体をけん引しているが、新興市場は関連銘柄が少ないため、日経平均と比較しても弱い動きとなっている」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.96ポイント(0.26%)安の761.53だった。グロース250、グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではGENDAやタイミーが下落した。一方、SynsやAiロボは上昇した。
値上がり銘柄数280、値下がり銘柄数292と、売り買いが拮抗した。
 
個別では、カウリス、Institution for a Global Society、AB&Companyがストップ高。D&Mカンパニー、オプロ、キッズスター、サンクゼール、勤次郎など19銘柄は年初来高値を更新。Fusic、STG、ビーマップ、MTG、エクサウィザーズが買われた。
 
 一方、ROXX、ベストワンドットコムが年初来安値を更新。Def consulting、コンヴァノ、メドレックス、TORICO、トゥエンティーフォーセブンホールディングスが売られた。
 

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