東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、押し目買い
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、押し目買い

 
東証グロース市場は4日ぶりに反発。前日まで3日続落したことで目先的に売り需要が後退しているようだ。
東証グロース市場250指数の終値は前日比0.88ポイント(0.12%)高の710.59だった。
グロース250は小幅高。グロースCoreは続落。
日米関税交渉の不透明感から大型株が手掛けにくいなか、米関税影響が比較的少ない中小型株に物色が広がった。前日まで3日続落していたことから、押し目買いも入りやすかった。市場では「航空や宇宙関連などのテーマ株が総じて買い直された。新規上場銘柄にも資金が向かった」との声が聞かれた。
グロース市場ではトヨコーやデータセクが上昇した。一方、QPS研究所やトライアルは下落した。
値上がり銘柄数271、値下がり銘柄数297と、売り買いが拮抗した。
 
4日に東証グロース市場に新規上場したヒットは公開価格(1500円)を666円(44.4%)上回る2166円で初値を付けた。午後に初値比500円(23.08%)高の2666円と、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇。その後買い気配となり、終値は同水準で配分された。
 
個別ではヒット、データセクション、ビーマップ、ブライトパス・バイオがストップ高。いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、農業総合研究所、リップス、バリューゴルフ、rakumoなど12銘柄は年初来高値を更新。トヨコー、Synspective、ブルーイノベーション、GreenBee、ELEMENTSが買われた。
 
 一方、Chordia Therapeutics、GMO TECH、みらいワークス、日本ホスピスホールディングス、ステムセル研究所など6銘柄が年初来安値を更新。トランスジェニックグループ、ソフトマックス、エータイ、ナイル、モンスターラボが売られた。
 

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