株ちゃんの明日読み
来週も堅調展開か

来週も堅調展開か
 







Market Data
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【日経平均】
37965円10銭(▲467円88銭=1.22%)
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【TOPIX】
2801.57(▲10.45=0.37%)
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【グロース250】
745.24(△4.85=0.66%)
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【プライム売買高】27億1183万株(△8億4204万株)
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【売買代金】6兆5107億円(△1兆7584億円)
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【値上がり銘柄数】939(前日:1117)
【値下がり銘柄数】632(前日:437)
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【新高値銘柄数】89(前日:88)
【新安値銘柄数】8(前日:3)
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【25日騰落レシオ】126.34(前日:128.44)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は467円安と反落、3万8000円台を割り込む
 2.トランプ関税の不透明感と円高進行を嫌気し売り優勢の展開
 3.ハイテク株を中心に売りが膨らみ積極的な買いは手控えられる
 4.ディスコやアドテスト、東エレクといった半導体関連株が反落
 5.三菱重や川重、三菱UFJ、ディーエヌエ、楽天銀は値を上げる
 
 
今週は、堅調となった。
日経平均は26日、27日と連日で3桁の上昇。EUに対して高関税を課すことを示唆したトランプ大統領が早々に発動延期を表明したことで、リスク選好ムードが強まった。28日は大幅高スタートから失速して小幅に下落したが、29日は決算を発表した米エヌビディアの時間外の大幅高や円安進行を好感して、700円を超える上昇。節目の3万8000円を上回り、38400円台まで水準を切り上げた。30日は円高進行を受けて400円を超える下落となり、週末値では3万8000円を下回ったものの、日経平均は週間では約804円の上昇。週足では陽線を形成した。
 
来週も堅調展開か。
日米国時間30日には第4回目の日米関税交渉が見込まれており、その結果が注視されているが、来週からは6月相場に突入する。
当面のスケジュールで注目されるのは「主要7カ国首脳会議(G7サミット)での日米首脳会談だろう」との声が出ている。
15日から17日にカナダで開催されるG7サミットでは日米首脳会談が予定されており、どこまでトランプ関税の協議が進むかが注視されている。
市場には「状況次第では相互関税措置の一部停止措置が終了する7月9日近辺まで、交渉の妥結はない可能性もある」との見方も出ている。
いずれにせよ、ハイテク株など外需銘柄の本格反騰に入り、日経平均株価が3万8000円台を一気に突き抜けるためには、トランプ関税の先行きが見え視界不良相場が一掃されることが待ち望まれているだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
 
40774.46  ボリンジャー:+3σ(13週)
39901.89  ボリンジャー:+3σ(25日)
39543.03  ボリンジャー:+1σ(26週)
39330.49  ボリンジャー:+2σ(13週)
38965.36  ボリンジャー:+2σ(25日)
38028.84  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
37965.10  ★日経平均株価30日終値
 
37888.11  均衡表雲上限(週足)
37886.52  ボリンジャー:+1σ(13週)
37794.55  200日移動平均線
37777.21  26週移動平均線
37756.10  6日移動平均線
37654.95  均衡表転換線(日足)
37503.33   新値三本足陰転値
37092.32  25日移動平均線
36791.45  均衡表雲下限(週足)
36790.21  75日移動平均線
36442.55  13週移動平均線
36301.96  均衡表基準線(日足)
36155.79  ボリンジャー:-1σ(25日)
36011.40  ボリンジャー:-1σ(26週)
 
 
ザラ場200日移動平均線割れを経て終値は200日線上方に戻してローソク足は小陽線を描き、200日線処での押し目買い需要を確認する形となった。200日線を上抜いた5日線の上方で取引を終えたこともあり、短期的な上昇基調継続も示唆されている。
週足では、2月3週を直近ピークに下降を続けてきた13週線が株価下方で上向きに転換するとともに2月2週以来の26週線越えで大引けを迎えたことから、中長期ベースでの地合い改善が推察される。
 
 

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