東証グロース(大引け)
値上がり優勢、投資家心理改善
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、投資家心理改善

 
東証グロース市場は個人の買いが新興企業株などの小型株を支えた。
先週末に発表されたプライム銘柄の決算では、業績見通しが芳しくない企業も多く、「大型株は戻りにも限界があったため、新興市場でポジションをとる個人もいた」との指摘があった。もっとも、買いは値動きの良い特定銘柄に集中しており、グロース銘柄の4割は値下がりして終わった。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比4.60ポイント(0.67%)高の688.86だった。年初来高値を付けた2月12日以来、3カ月ぶりの水準に上げた。
グロース市場ではアイスペース、トライアルが上昇した。一方、GENDA、カバーが下落した。
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数227と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、カウリス、テックファームホールディングス、yutori、Uniposがストップ高。フォースタートアップス、タカヨシホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、クリアル、dely、ジェリービーンズグループ、BRUNOなど25銘柄は年初来高値を更新。ispace、Birdman、QPS研究所、フェニックスバイオ、INGSが買われた。
 
 一方、日本ホスピスホールディングスがストップ安。いつも、イシン、スマサポ、kubell、マイクロ波化学が売られた。
 
 

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