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不安定な展開か |
Market Data
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【日経平均】
37053円10銭(△263円07銭=0.72%)
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【TOPIX】
2715.85(△17.49=0.65%)
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【グロース250】
659.26(△9.54=1.47%)
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【プライム売買高】19億1685万株(△1億4166万株)
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【売買代金】4兆8369億円(△4206億円)
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【値上がり銘柄数】958(前日:816)
【値下がり銘柄数】600(前日:747)
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【新高値銘柄数】28(前日:24)
【新安値銘柄数】10(前日:3)
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【25日騰落レシオ】100.63(前日:100.31)
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■本日のポイント
1.日経平均は263円高と反発、朝安後は後場にかけ値を上げる
2.前日の米国はNYダウが537ドル安と昨年9月以来の安値圏に
3.日経平均は円安に加え値頃感の買いで3万7000円台を回復
4.ディスコやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連株が高い
5.リクルートやセブン&アイ、アシックスは売り先行の展開に
今週は、方向感は定まらなかったが週間では上昇した。
週明け10日の日経平均は米国株高を好感して上昇したが、11日は場中に4桁安となって一時3万6000円を割り込むなど底割れに対する警戒が高まった。この日にある程度戻して終えたことから、12日は米国株安を受けても小幅高。
一方、13日は一時500円超上昇したにもかかわらず、後場に崩れて小幅な下落と強弱感が入り交じった。メジャーSQ日の14日は売りが先行したものの、早々にプラス転換して200円を超える上昇。節目の3万7000円を上回り、週間でもプラスを達成した。
日経平均は週間では約165円の上昇。週足では4週ぶりに陽線を形成した。
来週は不安定な展開か。
18日〜19日に日銀金融政策決定会合とFOMCが開催される。今回はどちらも政策変更はないとの見方が多く、結果発表前には手がけづらさが意識されそう。
トランプ政権の関税政策がインフレを招くリスクがあるだけに、FOMC後のパウエル議長の会見ではリップサービスは期待しづらいだろう。
日本は企業が賃上げに積極的であることから、仮に日銀が今回利上げを見送ったとしても、早期の利上げに対する警戒はくすぶり続ける。東京株式市場は20日が休場で、FOMCの結果を現物市場で消化するのは金曜21日となる。日銀会合後の植田総裁会見で為替が大きく動く可能性もあり、21日の値動きが週の方向を大きく左右することになるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
38786.24 75日移動平均線
38760.54 26週移動平均線
38756.39 13週移動平均線
38600.32 200日移動平均線
38133.46 均衡表転換線(週足)
38113.39 均衡表基準線(週足)
38107.84 25日移動平均線
37862.11 ボリンジャー:-1σ(26週)
37784.30 均衡表基準線(日足)
37679.84 ボリンジャー:-1σ(13週)
37189.68 ボリンジャー:-1σ(25日)
37155.50 新値三本足陽転値
37053.10 ★日経平均株価14日終値
36963.68 ボリンジャー:-2σ(26週)
36930.76 均衡表転換線(日足)
36895.13 6日移動平均線
36603.29 ボリンジャー:-2σ(13週)
36457.22 均衡表雲上限(週足)
36271.53 ボリンジャー:-2σ(25日)
36178.05 均衡表雲下限(週足)
36065.25 ボリンジャー:-3σ(26週)
35526.74 ボリンジャー:-3σ(13週)
ローソク足は上下に短いヒゲを伴う大陽線で終了。
上向きに転じた5日移動平均線(36896.72円)や節目の37000円、パラボリック陽転値(37020.72円)を終値が上回り、反転局面入りを示唆した。週足では長い下ヒゲを回収する小陽線で終了。先週までの黒三兵の後のため、底値到達とその後の反転を示唆する形状となった。
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