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上値の重い展開か |
【日経平均】
39190円40銭(▲414円69銭=1.05%)
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【TOPIX】
2714.12(▲21.80=0.80%)
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【グロース250】
644.72(△1.30=0.20%)
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【プライム売買高】17億3622万株(▲1億1202万株)
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【売買代金】4兆2835億円(▲391億円)
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【値上がり銘柄数】438(前日:332)
【値下がり銘柄数】1132(前日:1277)
【新高値銘柄数】15(前日:15)
【新安値銘柄数】43(前日:37)
【25日騰落レシオ】91.79(前日:97.76)
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■本日のポイント
1.日経平均は414円安と3日続落、3万9100円台に下落
2.今晩の米雇用統計発表や東京市場の3連休を控え買い手控えも
3.ファストリが決算発表を受け大幅安となり日経平均を押し下げる
4.海運や銀行、自動車などが安い一方、半導体関連の一角は堅調
5.セブン&アイは米投資会社がMBOへ出資検討の報道で後場急伸
今週は、軟調となった。
東京市場が休場の間の米国株が均せば軟調で軟調であったことから、大発会1月6日の日経平均は500円を超える下落。
7日は半導体株が目を見張る上昇となったことで700円を超える上昇となり、終値で4万円を上回った。
しかし、節目に乗せた後は買いが続かなかった。半導体株以外には売られる銘柄が多く、8日から10日までは3日続落。
10日は決算を発表したファーストリテイリングが大幅安となり、指数を大きく押し下げた。日経平均は週間では約704円の下落となり、週足では陰線を形成した。
来週は、上値の重い展開か。
月曜が休場で立ち合いは4日。翌週20日に米国でトランプ氏の大統領就任式が予定されており、就任式が近づくにつれて身構える動きになっていくと思われる。
国内はやや材料難。米国では決算発表がスタートするほか、12月の消費者物価指数(CPI)や小売売上高など注目の経済指標がいくつか出てくる。
そのため、米国要因に振らされる場面が多くなるだろう。米指標がインフレへの警戒を和らげる内容となれば、米国株には追い風となる。
ただし、その場合には米長期金利が低下して為替は円高(ドル安)に振れる可能性が高い。逆にインフレへの警戒が高まって円安(ドル高)が進むケースでは、介入に対する警戒が浮上してくる。色々と気を揉む要素が多く、日本株は買い手控えムードの強い地合いが続くと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
40525.46 ボリンジャー:+3σ(25日)
40336.49 ボリンジャー:+2σ(13週)
40148.85 ボリンジャー:+2σ(25日)
39772.23 ボリンジャー:+1σ(25日)
39691.64 ボリンジャー:+1σ(26週)
39676.91 6日移動平均線
39662.70 均衡表転換線(日足)
39638.02 ボリンジャー:+1σ(13週)
39539.53 均衡表雲上限(週足)
39395.62 25日移動平均線
39190.40 ★日経平均株価10日終値
39178.39 均衡表基準線(日足)
39099.93 均衡表転換線(週足)
39019.01 ボリンジャー:-1σ(25日)
38939.55 13週移動平均線
38909.93 75日移動平均線
38704.00 200日移動平均線
38642.40 ボリンジャー:-2σ(25日)
38613.07 均衡表雲上限(日足)
38412.42 26週移動平均線
38265.78 ボリンジャー:-3σ(25日)
38241.08 ボリンジャー:-1σ(13週)
1月限の先物・オプションSQ値(39343.19円)を割り込むと下へのバイアスが強まり、一時39166.05円まで下げ幅を広げた。ローソク足は大陰線で終了。足もとで支持線として機能していた25日移動平均線を割り込み、ボリンジャーバンドの-1σに接近してきた。週間形状では13週線を上回っており、中期的なトレンドは崩れていない。ただし、週足の一目均衡表では雲上限を割り込んで終えた。転換線が支持線として意識されるが、強弱感が対立しやすくなった。
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